ウィンドエアコンの一番人気機種を購入した。コロナ ReLaLa CW-1625


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 夏に涼しくなる機器と言えばクーラー。
そのなかで工事や取り付け場所に融通が利くのがウィンドエアコンです。

今回は通販などのウィンドエアコンのジャンルで長く人気一位のコロナ製を購入しました。
使い勝手や涼しさ。購入用リンクも紹介しますね😃✨


■ コロナ ReLaLa CW-1625とは


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 今回紹介するのはウィンドエアコン。
ウィンドエアコンは窓に取り付けるエアコンだ。
通常のエアコンより、工事が不要、省スペース等の利点がある。

紹介するCW1625はコロナ製で2025年に発売。内容は昨年モデルと同じで型番だけが変更。

■ 型番や兄弟機について

・最初の数字2桁が冷房出力。1.6KW 消費電力ではない。
・同一製品で型番が異なるモデルがある。販売ルートが異なるだけ。
CW-1625R〈一般ルート・ホームセンターモデル〉 CW-16A5 (通販ルート)

・型番内にDやFが付くモデルは10年交換不要フィルター搭載機。
 CW-F1625R〈家電量販店モデル〉

・兄弟機で出力の大きいCW1825がある。
・兄弟機で冷暖房対応機有。

  ■ CW-1625の特長

・冷房 除湿 送風 タイマー機能 リモコン付
・防カビフィルター、洗えるパネル
・ノンドレン
・日本製



  ■ ウィンドエアコンの特長

・価格があまり高くない。
・扇風機より邪魔にならない
・換気などに比べて虫が入りにくい。
・除湿、冷房が可能。梅雨時などに活躍。
・自分で取り付け可能
・室外機の場所が不要


 ■ 弱点

 ・ルームエアコンよりは稼動音が大きい
 ・ルームエアコンと異なり、細かい出力調整が出来ない。インバーターでは無いため
 ・ウィンドエアコンはあまり進化しておらず、サイズが大きい。





■ 入手のいきさつ

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  H34A8709 / Oo0茶葉0oO


夏用に涼しくする家電を検討していた。
今年から妹が仕事で毎月、実家に帰省することになったからだ。

そこでエアコンを購入することにした。
候補は引っ越しを予定しているのでウィンドエアコンにする。
 

 ● 選定から購入まで



CW-1625が目に留まった。
4万円程の手ごろな価格で評判も良い。価格コムやAmazonなどの通販サイトで一番人気の機種だ。
機能はクーラーとしては最低限だ。だが家族が使う際に迷わなくて済むだろう。


評判も良いので決定。 梅雨が明けると、品切れや値上がりすると予想して6月のスーパーセールで購入した。楽天で購入して商品は3日程で到着した。


■ 本体解説


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 外観や使い心地を解説。
実際に使った感想です。今回は、一番通販で見かけるCW1625を購入した。


 ● 梱包

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梱包は簡素だ。
緩衝材は上下に発泡スチロールが入る。段ボールは筒状で底面は無い。付属品や取り付け用品が収納されている。


■ 外観


 形は、窓用エアコンでは定番の形状だ。
見た目はまずまず。カラーは白系統で綺麗だ。形は洗練されている。

ウィンドウエアコンは歴史が長く、枯れた商品だ。デザインも機能も行きついている印象だ。

● 大きさ

窓用エアコンは大きさがほぼ同じ。

CW1625は 高さ750・幅335・奥行240mm/質量21.5kg

我が家に30年ほど前のエアコンがあるが、CW1625とほぼ同じだ。



■ 取り付け

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 取り付けは自分で出来る。
ルームエアコンのように業者に頼む必要もないし、工事費もいらない。

取り付け時間:私の場合、のんびりやって2時間半ほど。
凄く時間が掛かった。原因はテラス用部材を追加して取り付けしたから。説明書が標準枠とテラス用と2種あり、ややこしいから。また我が家の窓枠が説明書に記載されていない形状で、枠取り付けにかなり悩んだ。

取り付けの注意点;2人でやると良い。メーカーの商品解説写真などで女性が笑顔でエアコンを持っているが実際にはとても無理。本体は20㎏ほどあるが、重心が高いのかすごく重く感じる。、本体を支えながら窓枠へ固定するのは大変だ。

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取り付けサイズや方法
付属のジョイント+サッシ(短)で窓枠高さ77~140㎝まで対応。窓の高さに合わせて、フレームと化粧板の高さが調整できる。木枠やアルミサッシに取り付けれるように金具等も付属する。

なお別売り金具の利用で掃き出し窓、テラス窓に取り付けも可能だ。
私の場合は180㎝の窓に取り付けた。WA-9とWA-9Lは両方対応する。小さいWA-9を使用したが、エアコン位置が低くなったのでWA-9Lにすればよかったと後悔した。大きさは標準枠が高さが可変、別売り枠は大きさが固定。つまり別売り枠では高さが変えられないのだ。

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・公式取り付け動画
 


● 設置後
今回は、窓の左側にエアコンを設置したので窓の開閉が可能。ウィンドファンを使わない時で、例えば冬や台風時は窓を閉められる。なおレール上に取り付けたので、右窓は全部開かない。


■ 使ってみて ~ 普通、消費電力から言えば涼しい。 


 結論から言えば「涼しさは普通」 
実際に梅雨のはじめからエアコンを使い始めた。夏の猛暑時期には長時間稼働させる予定だ。

 

 ● 涼しさ

涼しさは普通だ。 CW1625の冷房動作時は、ルームエアコンの弱くらいの涼しさだ。
暑い日は、エアコンの消費電力が低いため部屋を冷やすには時間が掛かる印象。消費電力が少ないので涼しさも少ないといったところだ。


■ 使用感


 実際の操作感や使用感を紹介する。
本体とリモコンの両方から本体操作が可能だ。

残念なのは表示。本体に温度表示が無いのはちょっと残念ですね。
あと吹き出し口方向が自働で可変しないこと。ちょっと貧相に感じる。



・本体操作
本体はボタン一つ。そしてランプが3つ。ボタンは自動運転開始と停止だ。温度操作はできない。ランプはモード表示。

・リモコン

リモコンから主要操作ができる。

機能は上手にまとまっている。項目は運転モード、送風切り替え。タイマー、温度調整だ。

運転モードや送風はボタンを押すこと項目を循環する。
リモコン感度は良い。本体位置が高いので確実に反応する。
 

■ 特長

 CW1625ならではの機能。
 
・低振動コンプレッサー

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 運転音は静か。眠れる程度の音だ。ルームエアコン程では無いが、我が家の古いウィンドエアコンよりは1/3くらいの印象だ
・内部乾燥モード搭載
 シーズンオフなどに内部のドレン水を乾燥させられる。



● 動作

タイマーか温度設定で動作可能。

・自動運転
自動運転が可能。温度に応じて冷房、除湿を切り替える

・自動送風
送風を自動で切り替え可能。強、弱を自動で切り替える。

・タイマー運転
タイマーは1~12時間で一時間ごとに設定可能。


 ■ 外部からの様子

 ドレン水がかなり多い。背面の1/3くらいは水滴が飛び散っている。
見た感じ、下部から水滴を排出するが、量が多くて乾燥せず垂れているようだ。

今後のカビや汚れが気になる。推測だが清掃やドレン水の乾燥処理は必須だろう。

古いエアコンでは、ほぼ外部にドレン水が出ていないのに比べて対照的だ。



● 風量と音

風量と動作音は普通だ。インバーターでは無いので、冷房の時は音は大きめ。扇風機の強より少し大きいくらい。


■ 消費電力 電気代

ワットチェッカーで電気代を測定した。
そこそこ使っているが、意外と安い印象だ。

・送風では10W、一時間0.2円。
・エアコンで電力消費が多い冷房時で、最大550Wほど。一時間に12円くらい。

5日程測定して 累計は127円となっていた。
梅雨時で暑い日もあった。おおむね毎日6時間ほど稼働させている。



■ 掃除

掃除はしやすい。工具なしでファンカバーとフィルターが外れる。カバーはワンタッチで外れるので、扇風機より楽だ。 

・ドレン水

 ドレン水はエアコン内部で処理分は除菌が可能だ。

 ドレン水の排水は、本体を窓枠から外して、ボルトを抜けば可能。

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■ 耐久性と修理


 あまり不具合のコメントは見かけない。
ただし耐用年数(10年)は持って欲しいところだ。

保証だが、私は楽天で5年保証を付けて購入した。

私は家電購入時は延長保証を付ける場合がほとんど。最近はAmazonで延長保証を見かけないので嬉しかった。



■ 長短所

 ● 良いところ

・乾燥と除湿が可能
・温度センサーで温度指定の運転が可能。
・換気、送風、循環。そして風量調整が可能と融通が利く。
・窓を開けるのに比べて、虫がほぼ入ってこない。
・取り付けに融通が利く。窓の大きさや材質等に対応可能。
・ルームエアコンより消費電力は少ない。インバーターでは無いので一定
 最大で550W(50Hz)、650W(60Hz)
 

■ 弱点

・扇風機などと比べると電気代は高い。

・本体はかなり厚みが有る。
・雨のあたる場所では、雨の日には使いにくい
・価格が高め。安いルームエアコンに近い。



 ■ おすすめの状況と使い方

 ・電気代を節約したい。
 ・今後、引っ越しがある場合 取り外しが可能。


● 感想


 価格は抑えてる。性能も必要な分は揃う。

機能は少ないと感じる。しかし価格が上がるとルームエアコンとの差がなくなるので仕方ないところだ。

機能が少ないのは、捜査が簡単ともいえる。さらに普段使うのに、便利な自動動作などの機能が付いている。

「とりあえずエアコンが欲しい」「安く冷房が欲しい」時には良い買い物だ。

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注意;商品説明に、写真は旧モデルや型番違いの同モデルも使用した。


■ 購入用リンク


価格は安定している。
通販では4~5万円くらいだ。

購入時期だが欲しい時は早めが良いでしょう。
現行型が高い場合。あまりこだわらないのであれば旧型を買う方法がある。同一製品が型番変更で販売されているからだ。

在庫;梅雨が明ける頃(7月くらい)から売り切れる場合が多い。
価格: 梅雨明けから値上がり初めて暑さがピークとなる盆に向けて高騰していく。
その後は在庫がなくなるためシーズンオフになっても高騰したまま。新型に切り替わる4月頃に安くなる。

● 購入用リンクの使い方 

 商品写真と横の商品名リンクはamazonへのリンクです。
なお色違いや他の通販サイト、ショップ販売品を見たい場合は、
○○で検索をクリックすると、通販サイト内からの検索結果を表示します。




・ CW-1625R(WS)

 型番末尾はカラー表示(ホワイトシェル)

 

・CW16-A4

 昨年モデル
 5千円~1万円程安い場合が多い。

 


 
■ 周辺機器 



・ CORONA 冷房専用窓用エアコン テラス窓用取り付け枠 140~190cm WT-9 コロナ

 窓枠140~190cm対応。

WT-9はエアコン本体の位置を低くしたい人向け。
(窓枠WT-9の高さがエアコン本体の底面高さとなる)

 対応機種:冷房専用窓用エアコンCWシリーズ
据付:テラス窓用
取り付け可能窓寸法:140~190cm
本体サイズ:幅37×奥行8×高さ64.5cm、本体重量2.2kg




・コロナ 冷房窓用専用テラス窓取付枠 WT-9L

 窓枠140~190cm対応。

WT-9Lはエアコン本体の位置を高くしたい人向け。WT-9より30センチ高い
(窓枠WT-9Lの高さがエアコン本体の底面高さとなる)

 対応機種:冷房専用窓用エアコンCWシリーズ
据付:テラス窓用
取り付け可能窓寸法:170~220cm
本体サイズ:幅37×奥行8×高さ94.5cm、本体重量2.9kg




● ウィンドエアコンの歴史

窓に着けるタイプのクーラーやエアコンは、現在は少ない。
だが昭和頃には、大手メーカー製も存在した。ナショナル(松下)や東芝などからも出ていた。

国産の家庭用エアコンは、ウィンド用エアコンから始まった。
当時は輸入品が販売されていたが、1953年(昭和28年)東芝が初となるウインド形エアコンを発売。*1

外観は今の窓用エアコンよりも無骨。古いものは家具調デザインが主流で大きさも巨大だ。ルームエアコンと似たデザインが多かった。簡単に言えばルームエアコンを縦型にしたような雰囲気だ。


■ 関連記事

*1 東芝ライフスタイル
https://www.toshiba-lifestyle.com/jp/air_conditioners/contents-list/history/

■ 更新情報

2025年7月4日 ドレン水について追記
2025年6月23日 電気代追記
2025年6月15日作成

■ 関連データ



■ 関連URL、参考サイト

公式サイト
・カタログ https://www.takasu-tsk.com/dcms_media/other/FMT-200S_201105.pdf

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