S.M.S.LのDAC「B2」の解説。低価格で小型、無線の高音質コーデックに対応

 B0D41W8BKW

今回はS.M.S.LのDAC「B2」の解説。安くて無線の高音質コーデックにも対応できるDACだ。

特長と購入リンク。 便利な周辺機器を紹介する。

■ B2とは 概略


B0D41W8BKW
S.M.S.L のDAC。
SMSLで「Bシリーズ」は小型機で無線機能を持つ機体に使われている。SMSLでは”その他”にカテゴリ分けされている。
一万円程度の買いやすい入門クラスのDACだ。同社のDACでは先行したMシリーズと同じでキューブ型を半分にした形状。特徴はディスプレイ装備と無線対応だ。

日本では2023年発売。価格は米国で79.99$


  ■ SMSLで兄弟機や似た機種

 ・兄弟機
SMSLでは2025年にB200が発売されている。無線主体でキューブ型のモデルだ。構成はB2とほぼ同じで、B200は液晶画面が大きい。
性能もほぼ同じだ。

 ・DDコンバーター B2
2019年発売 無線主体だがやや機能が多い。入力でI2S・AES・EBU装備、電源内蔵など。
部品もトロイダルトランスを搭載する等やや高級だった。

本機(2024年版)とは同名だがまるで違う機種だ。



■ 特長と性能


 B0D41W8BKW

 「B2」は、同社無線機能主体気で入門クラスだ。だが機能は多く、性能もまずまずだ。人気のある入出力に対応。Bluetoothに対応しておりLDACを使えば24bit 96㎑にも対応できる。

デザインも良く、価格もかなり安い。この価格で液晶搭載、無線でL-DAC対応だ。

同名機種が2002年に発売されているがやや高価なモデルだ。今回紹介したB2は入出力を絞って手頃な価格になっている。


■ 外観と内容

  B0D41W8BKW

 BやMシリーズと同様のデザインだ。外観はフラットな美しいデザインで筐体はアルミのCNC加工。筐体は新型だ。

大きさは同社製品内でも小さい。77x90x35㎜ 床面積だとカードサイズよりやや大きいくらいだ。端子サイズからするとギリギリの大きさだ。
本体があまりに小さいのでアンテナが大きく見える。

カラーは黒のみ。

 ● 梱包

梱包は白の紙箱に入る。SMSLロゴや本体のイラスト入り

中に黒の緩衝材と蓋が有り、本体や付属品が収まる。本体はさらに白い袋に包まれる。中英文マニュアルや検査証、付属品が同梱される。

 
■ 前面

前面はディスプレイと電源ボタンを備える。表示画面は1.9インチ。
ソース・ビットや周波数コーデックを表示。 Bluetooth表示なら曲情報も表示出来てなかなか豪華。

本体操作は電源ボタンで行う。
長押しで電源オンオフ。短押しで入力切り替えだ。



 ■ 内部

  B0D41W8BKW

DACはCirrus LogicのCS43131で最大128dBのRCA出力ダイナミックレンジがあります。

SMSLでの採用を調べた。同社では入門~上級機まで幅広く使わている。
アンプ『AL200』やキューブ型アンプM300SE、小型ヘッドフォンアンプDS100 USBヘッドフォンアンプD10、CDトランスポートPL100。キューブ型アンプM300SE、兄弟機B200に搭載されている。

USBサンプルレート:24bit、44.1~48kHz

 
■ 無線

 本機の魅力が無線機能。Bluetooth5.1。
おそらく型番の由来では無いかと推測する。Bluetooth=シリーズ名のB

このクラスでは高音質コーデックL-DACに対応しており豪華だ。外観ではアンテナ端子を装備。

規格:LDAC・APTX・APTX-HD・AAC・SBC

LDAC:24bit/96kHz (990kbps/660kbps/330kbps)、aptX-HD:24bit/48kHz_576kbps、aptX:16bit/44.1kHz_352kbps、SBC:16bit/44.1kHz_328kbps、AAC:16bit/44.1kHz_320kbps




■ 背面 電源

   B0D41W8BKW

入力;USB
出力;RCA、光、同軸

電源は背面のマイクロUSBから供給可能でUSB入力と兼用。バスパワーだ。

消費電力はなんと1Wと異様に少ない。

色: 黒

 ■ M300の長短所

● お勧めポイント


 • 安い
 • デザインがカッコいい。
 • 大型液晶画面装備。
 • 光、同軸出力に対応
 • 無線で高音質コーデックに対応

X 弱点や気になる所

 ・説明書が簡素。
 ・リモコンは非対応




 ■ 感想

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 低価格で無線対応。SMSLらしくデザインも良いDACです。
本体が小さくてもカラー液晶搭載で曲情報表示が可能であり、小型DACとしては魅力がある。

海外フォーラムでその費用対効果の良さと高音質で高評価を受けている。無線接続が主体で使うには良い機種です。
AV機器やPC、ゲーム機器と気楽に接続できる嬉しいモデルになりました。



■ 購入用リンク


 
amazonにYAHOOショップに取り扱い有り。

楽天と入荷待ち

>AMAZON SMSLとのコラボモデルも発売するAOSHIDAが参加しているページへのリンク

 SMSL B2 デジタルアナログコンバーター、HiFi Bluetooth LDAC コンバーター、CS43131 Type-C USB DAC、USB/Bluetooth5.1 から 光/同軸/RCA出力 PC/電話/タブレット用 アクティブスピーカー
SMSL B2 デジタルアナログコンバーター、HiFi Bluetooth LDAC コンバーター、CS43131 Type-C USB DAC、USB/Bluetooth5.1 から 光/同軸/RCA出力 PC/電話/タブレット用 アクティブスピーカー


> 通販リンク







■ 注意

 * 文章を読みやすくするため、敬称は略させて頂いている場合があります。

 • 注意点

仕様は変更される場合が有ります。一部にリンク先データを参考もしくは引用しています。なお引用先の誤記の場合でもそのまま転載し、記事中で修正されない場合が有ります。また仕様変更や取り扱い店で本体や付属品が変更される場合が有ります。 リンク先記載や購入時の疑問や不明点は、リンク先や購入会社窓口にお問い合わせ下さい。


■ データ

 S.M.S.L社は、中国は深圳市にある会社。社名は地名が由来。
(S.M.S.L =深圳市双木三林电子有限公司/ Shenzhen shuangmusanlin electronic Co., LTD)

 家庭とカー用音響製品企画から製造まで統合しておこなう企業。
製品はヨーロッパ、アメリカ、中東、東南アジアに20以上の国と地域に販売され日本でも販売。

AV機器はヘッドフォンアンプや小型アンプ、DACと小さく可愛い製品が主です。新製品とロングセラーモデルが混在するのも特長。


■ 更新情報

 2025年5月20日 作成
 
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