
今回はS.M.S.LのDAC「B200」の解説。安くて無線の高音質コーデックにも対応できるDACだ。
特長と購入リンク。 便利な周辺機器を紹介する。
■ B200とは 概略
S.M.S.L のDAC。
SMSLで「Bシリーズ」は小型機で無線機能を持つ機体に使われている。SMSLでは”その他”にカテゴリ分けされている。
一万円程度の買いやすい入門クラスのDACだ。同社のDACでは先行したMシリーズと同じでキューブ型だ。。特徴はディスプレイ装備と無線対応だ。
日本では2024年の10月頃発売。価格は米国で85.99$
・兄弟機
SMSLでは2024年にB2が発売されている。無線主体でさらに小型のモデルだ。
■ 特長と性能

「B200」は、同社キューブ型タイプで入門クラスだ。だが機能は多く、性能もまずまずだ。
人気のある入出力に対応。Bluetoothに対応しておりLDACを使えば24bit 96㎑にも対応できる。
デザインも良く、価格も良くここまでやすくしたという印象を受けた。
■ 外観と内容

Mシリーズと同様のデザインだだ。外観は直方体の美しいデザインで筐体はアルミのCNC加工。筐体は新型だ。
大きさは同社製品内でも小さい。Mシリーズの末っ子M100と比べると一回り大きくて、各辺で2センチ以上大きくなる。
カラーは黒のみ。
■ 前面

前面はディスプレイと電源ボタンを備える。表示画面は2.33インチカラー液晶を持つ。価格帯から考えると大きい。
ソース・ビットや周波数コーデックを表示。 Bluetooth表示なら曲情報も表示出来てなかなか豪華。
本体操作は電源ボタンで行う。
長押しで電源オンオフ。短押しで入力切り替えだ。
■ 内部

DACはCirrus LogicのCS43131で最大128dBのRCA出力ダイナミックレンジがある。
SMSLでの採用を調べた。同社では入門~上級機まで幅広く使わている。
アンプ『AL200』やキューブ型アンプM300SE、小型ヘッドフォンアンプDS100 USBヘッドフォンアンプD10、CDトランスポートPL100。キューブ型アンプM300SEに搭載されている。
USBサンプルレート:24bit、44.1~48kHz
USB受信部は第3世代となる「XMOS XU306」を搭載した。DoPとDSDネイディブ再生に対応。最大32bit / 768kHzのPCMサンプリングレートとDSDに対応する。
■ 無線
本機の魅力が無線機能。Bluetooth5.1。
おそらく型番の由来では無いかと推測する。Bluetooth=シリーズ名
このクラスでは高音質コーデックL-DACに対応しており豪華だ。外観ではアンテナ端子を装備。
規格:LDAC・APTX・APTX-HD・AAC・SBC、Adaptive
LDAC:24bit/96kHz (990kbps/660kbps/330kbps)、aptX-HD:24bit/48kHz_576kbps、aptX:16bit/44.1kHz_352kbps、SBC:16bit/44.1kHz_328kbps、AAC:16bit/44.1kHz_320kbps
■ 背面 電源

入力;USB
出力;RCA、光、同軸
電源は背面のマイクロUSBから供給可能でUSB入力と兼用。バスパワーだ。
色: 黒

■ 感想

低価格で無線対応。SMSLらしくデザインも良いDACです。
無線接続が主体で使うには良い機種です。
AV機器やPC、ゲーム機器と気楽に接続できる嬉しいモデルになりました。
■ 購入用リンク
amazonに取り扱い有り。
楽天とYAHOOショップは入荷待ち
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S.M.S.L B200 Bluetooth 光デジタル アナログ オーディオ変換 D/Aコンバーター 「CS43131」高性能 DAC IC搭載/LDAC・APTX・APTX-HD・AAC・SBC対応/USB Bluetooth から 光ファイバ 同軸 RCA 変換 Mini DAC
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■ データ
S.M.S.L社は、中国は深圳市にある会社。社名は地名が由来。
(S.M.S.L =深圳市双木三林电子有限公司/ Shenzhen shuangmusanlin electronic Co., LTD)
家庭とカー用音響製品企画から製造まで統合しておこなう企業。
製品はヨーロッパ、アメリカ、中東、東南アジアに20以上の国と地域に販売され日本でも販売。
AV機器はヘッドフォンアンプや小型アンプ、DACと小さく可愛い製品が主です。新製品とロングセラーモデルが混在するのも特長。
■ 更新情報
2025年5月20日 作成
■ 関連SNS
M300 pic.twitter.com/7U39Uh30yR
— S.M.S.L (@SMSL_Official) 2019年4月1日
■ 参考動画
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