TOPPINGから、パワーアンプの上位機『B200』が登場した。
TOPPING大型機の最新機だ。
今回は特長と購入リンク。 便利な周辺機器を紹介する。
■ 『B200』とは
同社パワーアンプの上位機。
モノラルアンプであることからB200を2機揃えると、ハイエンド機を上回る価格だ。海外では599$
モノラルパワーアンプだ。200Wの出力を持つTOPPINGの最新NFCA（Nested Feedback Composite Amplifier）ディスクリートパワーアンプを搭載する。
同社旗艦機である「LA90」からノブを除いたデザインだ。B200は日本では2024年7月から販売が開始された。
LA90はモノもしくはステレオモード、そしてインテグレーテッドアンプでも利用可能だが、B200はモノラルアンプだ。
■ 特長と性能
旗艦機『LA90』と同様に、アナログ出力に絞っており高い性能を持つ。
筐体サイズは同社では最大クラス。同社旗艦機と揃うサイズだ。
同社製品では大型だが、他社製品と比べると小型なアンプだ。
● 梱包
黒い紙箱でTOPPINGのロゴが入るだけのシンプルなデザインだ。中にはくり抜かれたウレタンに本体が収まる。
説明書は中、英、そして日本語で記載。
付属品は、電源アダプターとAC電源ケーブル 12Cトリガーライン
■ 外観と内容
外観は近年のTOPPING新型が採用する、端部に緩やかな曲面を持つデザインだ。筐体はLA90と似ている。
大きさは同社製品中でも大きめだ。幅は同社のハイエンド機が採用するサイズだ。22㎝でハーフコンポサイズとなり、CDケース2枚分くらいだ。高さは9㎝と同社製品では最大だ。奥行きは18.5㎝。
本体はアルミシャーシで、CNC加工。シャーシにパネルが前後面、側面を兼ねる大型フィンがつく構造だ。
部品点数が少ないのが同社製品の特長だが、B200ではステレオアンプLA90とほぼ同じ凝った筐体構造になっている。
● 前面
前面はシンプル。電源スイッチと表示インジケータのみ。
電源スイッチは短押しでオン、長押しでオフ。電源ONの際に短押しでソース切り替え。
インジケーターは3系統を表示する。
● 内面
内部写真や構造。部品等をトッピングは公開していない。トッピングらしい秘密の多いモデルだ。海外サイトを参考に紹介する。
実際には、内部は2チャンネルの構造で、中央で別れる左右対称デザインとなっている。構造はおおむねLA90と似ている。左右には大型のヒートシンクを装備。ただしB200はコンデンサー類は正面から見て 中央から左に位置している。
LA90ではコンデンサーも左右対称だ。
新型機の特長がディスクリートNFCA（ネストフィードバックコンポジットアンプ）回路だ。
同社70～90番台の高級機が搭載、一部小型機にも応用されている回路だ。LA90でNFCAと書かれた部品だが、B200では直立した黒い部品が位置している。
・ 出力
モノラルモード
200W x 1 @ 4Ω THD+N <1%
200W x 1 @ 8Ω THD+N <1%
240W x 1 @ 8Ω THD+N <10%
● 背面
背面にバランス入力を3系統装備。XLRとTRS（6.35mm）のコンボ端子であり、どちらでも使える。
12Vのトリガーイン端子を装備する。電源オンとスタンバイの操作が可能。
ファームウェア更新用端子も装備。
右下のスイッチでゲイン設定（HIGH,LOW）が可能
● 底面
底は放熱用の穴が開いてる。インシュレーターは4つ装備でゴム付き。
● 電源
電源は背面の専用端子に接続する。
・付属品：本体,AC-DC電源アダプター,ジャンパーケーブル,ACケーブル,取り扱い説明書,保証カード
色: 黒、銀
● お勧めポイント
• 電源部別体でコンパクト
X 弱点や気になる所
• アンバランス入出力は無い。
• プリ機能はない。
■ 感想
TOPPING からパワーアンプの新型が登場しました。
豪華なシャーシを使用。リモコンは無い、バランス入力に絞る、電源が別体など構成も大胆なモデルです。
同社高級機が搭載していたディスクリート化が行われて 高音質も受け継がれています。
■ 購入用リンク
amazon Yahooに取り扱い有り。
楽天ショップには未入荷
■ 周辺機器
使う時に便利な用品
● Pre90
Toppingのプリアンプ旗艦機。B200とサイズやデザインが揃う。
＞ 通販サイト検索リンク
● Ext90
『Pre90』用の拡張ユニット。
単体発売もされているが、電源は『Pre90』から供給されるので『Ext90』だけの単独使用はできない
サイズは『Ext90』と同じ。外部接続端子を4系統備える。
『Ext90』には、『Pre90』と接続する拡張端子用ケーブルが付属する。
■ ケーブル
ケーブルを変えて高音質に。
買いやすい価格で人気もあるケーブルを紹介します。
• Topping ラインケーブル TCR1
2017年9月日本入荷。
純正のケーブル。
材質：金メッキ銅RCAヘッド＋銀メッキ無酸素銅線
長さ: 25cm、75cm、1m、1.5m、2m
■ 注意事項 ➤ ウェブサイトのご利用条件
■ データ
TOPPING（トッピング）はブランド名。中国は広東省の省都、广州市にある会社。 ～ ブランド名は”伸びる物、トップの品質である”から。 製品の品揃えは主に小型アンプとDAC。そして現在は高級機が主流となる。
中華アンプの中では高価格の部類で 品質や高性能を求める方にお勧め。販売傾向は同型をまめに部品を更新し磨き上げる。小型機では珍しく長寿機が多い。
■ 更新情報
2025年4月21日 作成
■ 関連SNS
■ 参考動画
■ 関連、参考サイト
・Topping B200 Monoblock Amplifier Review
https://www.audiosciencereview.com/forum/index.php?threads/topping-b200-monoblock-amplifier-review.61206/
内部写真を参考にした
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