S.M.S.LからCDトランスポートのハイエンド「VMV T2」登場。

B0D7CDNDNT

 S.M.S.Lからミュージックシステム ハブ「VMV T2」が登場した。

今回は特長と購入リンク。 便利な周辺機器を紹介する。

■ 「VMV T2」とは


 B0D7CMQTMX

 VMV T2は同社のCDトランスポートのハイエンド機。同社の高級ラインを扱うVMVブランドで登場した。
同社はハイレゾデジタルメディアセンターと冠している、特徴は高性能。ハイレゾのデコード、無線やバランス入力にも対応する。 T2はCDトランスポートであり、VMVのDAC,D2Rとの組み合わせが想定される、

ハイエンドらしい装い。性能も高く、また独自開発の回路や機構も投入された。

日本では2023年10月に入荷している。価格は1000$


■ 特長と性能


 B0D7CMQTMX

SMSLらしい詰め込んだ内容。ハイエンド指向で作られており設計や部品が凝っている。高性能・多機能化されている。

外観も目新しい。機構で目立つのは独自開発のサーボやダンパー。部品では電源も高品質部品が投入されている。無線で高音質コーデックに対応している。

構成では同社の高級CDプレイヤーPL200と比較すると「T2」はCDトランスポートだ。デジタル入出力を強化、アナログ出力を廃した構成だ。またクロック入力が強化されている。



■ 外観と内容

 B0D7CDNDNT

 個性があるデザインで、最近のVMVの新型が採用する外観だ。

カラーはブラック。そして前面左部の階段状と金色のプレート部分が目立つ。

サイズは幅が28センチと大きい。奥行きは236㎜で高さは51mm。

筐体はアルミのCNC加工で、陽極酸化プロセスを施されている。脚部は4点式のインシュレーター。

全体の重量は1.7㎏ 

 ● 梱包

梱包は黒い紙箱に入る。イラストは無く、精悍な印象だ。

中に黒の緩衝材が有り、マニュアルや検査証も同梱される。緩衝材の一枚目はターンテーブルとウェイト部 リモコン部分がくり抜かれて収められる。さらに下へ本体や付属品(USBケーブル、BTアンテナ)が収められている。本体はさらに黒い袋に収められてる。

マニュアルは、日中英文だ、



■ 上面 プレーヤー部

 ターンテーブル部はディスクカバーが分離式だ。

CDはディスクプレッシャーという重りで押さえる。蓋はアルミなので不透明だ。

CDをセット後、discプレッシャーとカバーを戻すと、CDのTOCが読み込まれる。
なお、蓋を占めていない状態でも再生可能。再生ボタンを押すと開始、STOPボタンで停止となる、

液晶には蓋の開閉状態や再生モード、曲番号と曲数、再生時間が表示される。

 ・プレシジョンアクセスサーボシステム

 B0D7CDNDNT

2年以上かけて開発された SMSL のサーボ システムと独自開発の振動ダンパーと組み合わせている。


■ 前面

B0D7CN981R

ディスプレイと物理ボタンを備える。同社の高級機で最近多い液晶画面を左、ノブをセンターに配置する構成だ。

液晶パネルにリモコンの受光部と電源ランプ。表示部には強化ガラスを採用。新開発のフル・ラミネートIPS液晶だ。表示項目はソースやプレイヤー再生情報など。

電源は早送りボタンを一秒押すことでも操作可能だ。またリモコンや背面スイッチでも電源操作可能、

停止ボタンでソース選択が可能。

 ・メニュー

リモコンかキー長押しで画面を表示。キー短押しでメニュー。

 > ソース、出力切り替え
メニューからはソース切り替え(CD プレーヤー、USB 入力、Bluetooth AES/EBU入力)

出力は全ラインアウト、ヘッドフォン出力、バランス、アンバランス。

 > 設定項目
PCMサウンド・フィルター7種、サウンドカラー。DSDフィルター2種、HPAゲイン。出力はプリモードを利用可能。

外部クロックインピーダンス、I2Sモード MQA設定
表示ではディマーは5~60秒。明度は6段階設定が可能。

リモコン:付属。新型リモコンでオールアルミ製。背面はピラミッド状のデザインだ。



■ DAC、チップセット

 B0D7CDNDNT

MQA-CDのデコードも対応する。

・ サンプルレート
サンプリングレート
PCM:44.1~768kHz
DSD:2.8224~22.5792MHz

 ■ 回路 

 B0D7CDNDNT

高精度フェムト秒水晶発振器:低位相ノイズ、高精度フェムト秒ローカル水晶発振器を 2つ使用。


 B0D7CDNDNT


■ 背面、端子、電源部など

 B0D7CN981R

入力端子に USB /CD-ROM / BT / AES / EBU。そしてクロック(BNC)。
出力に 同軸/光ファイバ/I2S/ AES/EBUx2、クロック(BNC)

端子は金メッキ。背面端子に小型アンテナの接続も可能。

電源部は豪華だ。
大型のデュアル トロイダル電源トランスと複数セットのリニア電源を備える、




■ 無線機能

B0D7CDNDNT

クアルコムの最新Bluetoothチップを採用。高音質コーデックをサポート。
対応:5.1(SBC、AAC、aptX、aptX HD、LDAC)


 ■ 電源

  B0D7CN981R


電源: 3ピン端子。 

SMSL製のローノイズ電源を搭載。

消費電力は15W。スタンバイで0.5W



 
■ その他 スペック

消費電力:05W
スタンバイ電力:0.5W


● お勧めポイント

 • 個性あるデザイン
 • 多彩な入力。無線も対応する
 • 無線最新コーデックに対応
 • 新型リモコン付属

 X 弱点や気になる所

 ・無し 




 ■ 感想

 SMSLのハイエンド・トランスポートが登場。VMVのDACと組み合わせられる高級機だ。

SMSLらしく尖った内容のモデルとなった。


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■ 購入用リンク


 現在の所、amazonに取り扱い有り。

 > AMAZON 

S.M.S.L VMV T2 MQA CDプレーヤー Bluetooth 5.1 ハイレゾ デジタル メディアセンター 光・同軸・デュアルAES/EBU・I2S出力対応 クロック入出力対応 LDAC・APTX・APTX-HD・AAC・SBC対応 32bit/768kHz DSD512 リモコン付き
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■ 記事について

  • 注意点


■ データ

●  S.M.S.Lは、中国は深圳市にある会社。社名は地名が由来。
(S.M.S.L=深圳市双木三林电子有限公司/ Shenzhen shuangmusanlin electronic Co., LTD)

2009年に設立。家庭とカー用音響製品企画から製造まで統合しておこなう企業。製品はヨーロッパ、アメリカ、中東、東南アジアに20以上の国と地域に販売されて、日本でも販売。

AV機器はヘッドフォンアンプや小型アンプ、DACと小さく可愛い製品が主だ。新製品とロングセラーモデルが混在するのも特長。最近は高級モデルが増加している。 技術指向で尖ったモデルが多い。部品メーカーの新型部品の採用が早い、また独自の新回路の導入も積極だ。 また綺麗なデザインを採用するのも特徴だ。



■ 更新情報

2024年6月3日 作成


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