今回はSMSLのDAC『PS100』を紹介する。
とてもコンパクトなDACで、PCやスマホ、TVやゲームなどに気楽に使えるに便利な機器だ。
特長と購入リンク。 便利な周辺機器を紹介します。
■ PS100とは
S.M.S.LのUSBDACがPS100シリーズだ。
2023年8月に日本にも入荷している。
用途はデジタル音声信号の変換でアナログ出力が主体だ。小さいのでPCやAV機器との組み合わせに便利だ。
■ 特長と性能
PS100はコンパクト。
そして有線は人気が有る端子が揃う。出力は同軸、光。そしてHDMI(ARK)出力が可能だ。無電でBlutetoothに対応しているのも強みだ。
● 梱包
梱包は白い紙箱で表はPS100のイラスト入り。おなじみの梱包だ。
紙箱の中に黒の緩衝材が有り、本体や付属品が収められている。本体はさらに袋に収められてる。中英日本文のマニュアルや検査証も同梱される。
HDMIケーブルが付いているのが親切ですね。
付属品;HDMIケーブル、USBケーブル
■ 外観と内容
PS100はSMSLのデスクトップなどに似て洗練されている。SMSLの小型機器は個性が有る外観を持つものが多いが、PS100は異なる。
操作部はボタン一個のみ。リモコンは無い。シンプルな構成だ。
筐体は樹脂製だ。
・サイズ
サイズは105X80㎜で小さい。面積はカードを2枚並べたくらいのサイズだ。厚みは22㎜で薄め。
重さは90g 牛乳石鹸一個分くらいで軽い。
■ 前面
ランプが5個あり、ソース表示だ。Bluetooth、同軸、光、HDMI ARC オーディオ、USB 入力
薄暗い白色 LED だ。
■ ボタン操作
キーを押し続けると電源がオフになり、キーを押すと電源がオンになります。
キーを押して、入力を「BT、光、同軸、HDMI、USB」に切り替えます。
● 内部や機能、性能
DACはESSのES9023を使用。最大24ビット192 kHzで動作する。
特許取得済みの HyperStream アーキテクチャとタイム ドメイン ジッタ エリミネーターにより、ES9023 はジッターフリーを実現している。
SMSLではあまり使用されていないDACだ。私の知る限りでは2026年発売のDAC『V2』に使用されていた。
サポートされているサンプリングレート USB : PCM 16~24bit 48~768kHz
■ 無線
小型機だが、Blutetoothに対応している。
対応は説明書に記載がない。どうもSBCのみのようだ。44.1khzで328kbpsとなる。
● 電源や入出力
入力はUSBタイプC。
出力は光、同軸、HDMI、RCA
HDMI(ARC)オーディオリターンチャンネル機能に対応し、テレビのHDMIインターフェースに接続し、テレビから音声出力が可能です。
電源はバスパワーで動作する。5V 200mAで省電力だ。
■ その他 スペック
色: 黒
USBの互換性;Windows 7/8/8.1/10/11 Mac OSX 10.6以降 Linux Android iOS
■ 感想
SMSLではかなり安い価格のDACです。機能や端子は多いが、筐体に樹脂を使ったり、無線形式を減らす等の工夫をして上手くコストダウンしています。
ちょっとDACが欲しい場合に向いている。
日常でTVやゲーム機器と組み合わせるには便利な機器です。
■ 購入用リンク
>通販各社リンク
■ 注意
* 文章を読みやすくするため、敬称は略させて頂いている場合があります。
• 注意点
仕様は変更される場合が有ります。一部にリンク先データを参考もしくは引用しています。なお引用先の誤記の場合でもそのまま転載し、記事中で修正されない場合が有ります。また仕様変更や取り扱い店で本体や付属品が変更される場合が有ります。 リンク先記載や購入時の疑問や不明点は、リンク先や購入会社窓口にお問い合わせ下さい。
■ データ
S.M.S.L社は、中国は深圳市にある会社。社名は地名が由来。
(S.M.S.L =深圳市双木三林电子有限公司/ Shenzhen shuangmusanlin electronic Co., LTD)
家庭とカー用音響製品企画から製造まで統合しておこなう企業。
製品はヨーロッパ、アメリカ、中東、東南アジアに20以上の国と地域に販売され日本でも販売。
AV機器はヘッドフォンアンプや小型アンプ、DACと小さく可愛い製品が主です。新製品とロングセラーモデルが混在するのも特長。
■ 更新情報
2024年6月2日 作成
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