今回はS.M.S.Lのアンプ「A50」シリーズの解説。
「AO100」の特長と購入リンク。 便利な周辺機器を紹介します。
■ A50シリーズとは
・公式動画
S.M.S.Lの新型デジタルアンプ。
日本では初代が2023年10月に発売された。小型で買いやすい価格だが、ハイレゾ規格を取得。機能では無線入力も備えている。またエントリークラスには珍しいリモコンも付属する。
最近は高級機に力を入れているSMSLでは久しぶりの小型機だ。価格は8千円程度で従来モデル並みに抑えている。
■ 特長と性能
コンパクトなD級アンプ。
入出力は最低限の端子に絞られているが、表示画面や無線機能を搭載している。
サイズはSMSLデスクトップ用のアンプでは最小クラスだ。
● 梱包
白い箱で上面にSMSLのロゴそしてA50イラストが描かれている。おなじみのデザインだ。
中には型抜きしたスポンジへ本体や部品が印刷物が収められている。
付属品はリモコン、Bluetoothアンテナ、マニュアル、保証書。説明書は中、英で記載。
■ 外観と内容
デザインはカッコいい。
フラットな前面パネルが綺麗なデザインだ。同社で多い液晶画面は左、ノブが右配置だ。シンプルなデザインは初期のSMSLアンプを彷彿とさせて懐かしい雰囲気だ。
本体サイズはコンパクトだ。幅が97㎝。奥行きは107㎜、高さは3.9㎝。床面積はCDケースより小さい。
重さはたったの300gでアルミ缶の飲料位だ。
■ 前面
前面:ディスプレイとノブを備える。
A50PROはなんとリモコンも付属している。全操作が可能だ。
リモコンによりメニューと設定にアクセスできる。サラウンド、EQ、高低音などが調整可能。
・画面
表示画面は見やすいセグメント表示を採用。入出力や音量表示が可能。ただし各設定は省略表示でやや分かりにくい。またイコライザーは番号表示で、これも直読しにくい。 例:E2=スーパーバスモード
・設定項目
ノブは音量調整やメニュー移動や決定を行う。
入力切替;ラインとBlutetooth。
音量は0~99で表示。機能では8種類のイコライザーを持つ。トーンコントロールにより、BASSとTREBLEを別々に7段階調整可能。明度調整は2段階。
● 内部や機能、性能
パワーアンプチップにはTexas InstrumentsのパワーアンプデジタルアンプチップTPA3116を採用。2基搭載している。Dクラスアンプだ。
2x70W 4Ωの出力が可能。スペックはハイレゾではなく 20Hz~20kHzに対応。
音量調整はデジタルだ。
・ポップ音防止 ;ボップ制御回路を搭載。電源オンオフ時のノイズが無い。
● 電源や入出力
入力はRCA、無線を装備。端子は金メッキされる。スピーカーはステレオバナナプラグ対応端子を備える。
電源は外部でACアダプタを使用する。大きくて容積は本体くらいありそうだ。
● 無線
無線はBluetoothを搭載。5.0対応。
対応コーデックがカタログや公式サイトにも無く、不明だ。
■ その他 スペック
色: 黒
入力:RCA、BT
出力電力:100W×2(2Ω)80W×2(4Ω)40W×2(8Ω)
消費電力:26W
スタンバイ電力:0.5W
容積:W97×H32×D107mm
重量:300g
■ 感想
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買いやすい価格だが、しっかりと洗練されたSMSLの機器らしいデザイン。
小型でリモコンもあり、扱いやすいアンプになりました。
無線入力も対応しており、実用性の高いアンプになっています。
■ 購入用リンク
現在の所、amazonに取り扱い有り。ヤフーショッピング、楽天ショップは入荷待ち。
>amazon
S.M.S.L A50 アンプ Bluetooth 小型 2チャンネル パワーアンプ100Wx2 アンプIC「TPA3116」x2搭載/EQ・高低音調節可能/リモコン操作 2.0ch クラスD オーディオ デジタルアンプ
・通販各社リンク [入荷待ち]
■ 注意事項 ・ウェブサイトのご利用条件
■ データ
S.M.S.L社は、中国は深圳市にある会社。社名は地名が由来。
(S.M.S.L =深圳市双木三林电子有限公司/ Shenzhen shuangmusanlin electronic Co., LTD)
家庭とカー用音響製品企画から製造まで統合しておこなう企業。
製品はヨーロッパ、アメリカ、中東、東南アジアに20以上の国と地域に販売され日本でも販売。
AV機器はヘッドフォンアンプや小型アンプ、DACと小さく可愛い製品が主です。新製品とロングセラーモデルが混在するのも特長。
■ スペック
■ 更新情報
2024年6月1日 作成
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