S.M.S.L からフラッグシップの新型ヘッドフォンアンプ「P2」が登場。各部解説や他モデルとの比較。

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 S.M.S.L からフラッグシップの新型ヘッドフォンアンプ「P2」が登場した。

今回はの特長と購入リンク。 便利な周辺機器を紹介する。

■ 「VMV P2」とは


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 ヘッドフォンアンプの「VMV P2」。SMSLのフラッグシップ・ヘッドフォンアンプだ。先代のP1から、なんと4年ぶりとなる後継機登場だ。プリアウト機能も持つ。

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SMSLの支店会社VMVのブランドが冠されている。同社のハイエンドとなるヘッドフォンアンプだ。
外観や構成を、P1から一新しての登場だ。構成は電源部分割型から一体型となった。特徴はバランス設計。そして高音質備品、回路が投入される豪華なモデルだ。

日本では2023年9月から発売。価格は海外で999$で発売。前代の769.99$より値上がりした。



● Pシリーズの歴史

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  ・VMV D1

「P2」の特長は、現代のオーディオ環境へ対応力強化と性能向上だ。
VMV製の初代DAC「P1」は電源分離構造を持つなど高級志向だった。P2はP1の理念を受け継ぎながら、外観や構成が大幅に変更された。なおP1はアンプだったが、P2はヘットフォンアンプとして販売されている。
ややこしいのだが、前代はアンプと言いながらもバランス出力が背面には無くて前面部のみ。ヘットフォンアンプの構成だった。P2ではヘッドフォンアンプと呼ばれているが、プリ出力を背面にXLRとRCAで一系統備えており、プリアンプとしての機能が強化されている。

DAC「D2R」と同時発売となり、サイズやデザインも揃えられた。



■ 特長と性能


 高級シリーズを扱う「VMV」ブランドで販売される。
「VMV P2」はバランス出力も備える。ハイエンド指向で作られており部品が凝っている。

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■ 梱包 付属物

マニュアルは不親切だ。スペックと機能、写真の各部解説があるだけだ。
設定方法などは記載されていない。




■ 外観と内容

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外観: デザインは一新されて個性があるデザインになった。前面が階段状に窪み、金の装飾が埋め込まれる。側面も金のラインがのぞく、独特の構成だ。

サイズは据え置き。幅が28センチで同社最大級だ。CDケースを2枚並べたくらいの幅と奥行きだ。

筐体はアルミのCNC加工で、陽極酸化プロセスを施されている。 脚部は4点式のインシュレーターで、P1より大型化された。

全体の重量は3.25㎏もあり、ヘッドフォンアンプとしては重量級だ。




■ 前面

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左側にヘッドフォン端子とボタン,ノブを備える。同社で最近多い、端子を左、ノブをセンターに配置する構成だ。

パネル部は強化ガラス。リモコンの受光部と電源ランプ、タッチスイッチを装備。
回転式ノブは新デザインだ、中央が窪んだ形状を採用している。リモコン非対応の分、操作性を向上させたのだろう。P1のようなフラットノブではない。

前面部のヘッドフォン端子は4.4mmバランスx1、6.35mmアンバランスx1、そしてXLRの出力端子。
公式解説や説明書ではXLRと書かれているが、XLR入力が前面にあるのは奇妙に感じる。明らかに誤記だ。P2ではヘッドフォンのマークなども無いため、分かりにくい。

表示部は廃止された。

リモコン:付属しない。



■ 内部、チップセット等

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出力は6 オームで 12 W、32 オームで 6 W。

・オペアンプ:並列構成で99個のオペアンプを備える。筐体内部の面積で半分近くを占めており、なかなか迫力だ。

・ 4 ウェイ超低歪み高精度リニア フィードバック回路(PLFC)搭載。

 
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■ 背面、端子、電源部など

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・端子:背面に入出力でバランスとRCA端子を一系統づつ備える。(前面にバランス出力一系統)
端子の構成は前代P1から変化している。P1は入力がRCAが2系統。出力は無かった。またXLR入力が一系統で出力は前面一系統のみだった。

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・セレクター
背面に装備される。切り替え式スイッチだ。
XLRとRCA、ヘットフォンアンプとプリモード、ゲインが中高低の3種。リモコン非対応機でゲインコントロールが背面に有るのは不便だ。


・電源;3ピン端子で電源スイッチ、ヒューズ取り出し口も装備する。 

・SMSL製電源ユニット; 自社製の電源部を搭載、

・包括的な保護機能;DC、過電圧、過負荷保護など

 色: 黒






● お勧めポイント

 • 個性あるデザイン
 • ヘッドフォンアンプも備えた。
 • バランス入出力に対応

 X 弱点や気になる所

 •リモコンには非対応
 •価格はやや高め。
 •ヘッドフォン端子の記載が間違えている。(誤)XLR入力→(正)XLR前面出力
 •不便そうな操作部がある。セレクターが背面、バランス入力が一系統前面に有る。



 ■ 感想

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VMVシリーズでパワーアンプが大きくリニューアルした。
外観や構成が大きく変化しています。リモコンや表示部を廃止するなど大胆に変更されました。

ただ旗艦機にしては端子解説に誤記があったり、セレクターが使いにくい等やや作りこみの甘さを感じる。

全体としては、価格が高くて機能も絞り込まれた。尖ったモデルです。
SMSLでは400番台のヘットフォンアンプが多機能なため、VMVブランドのP1はピュアオーディオとして、機能を削ぎ落された印象です。
ただし、400番台は価格が大きく安いので競合はしないようになっている。 ユーザーとしては選択肢が増えました。価格や機能で400番台とVMV p2と選択できる。

売れ行きがどうなるか注目してます。


■ 購入用リンク


 現在の所、amazonに取り扱い有り。

  




■ 周辺機器


 使う時に便利な用品



■ ケーブル

◢・SMSL w6 Audiophilesオーディオ単一クリスタル銅RCAケーブル1ペア

 SMSL社のコンポであるパンダシリーズ用に作られたケーブル。オヤイデを使用している。







■ 記事について

  • 注意点


■ データ

 S.M.S.L社は、中国は深圳市にある会社。社名は地名が由来。
(S.M.S.L =深圳市双木三林电子有限公司/ Shenzhen shuangmusanlin electronic Co., LTD)

 家庭とカー用音響製品企画から製造まで統合しておこなう企業。製品はヨーロッパ、アメリカ、中東、東南アジアに20以上の国と地域に販売され日本でも販売。

AV機器はヘッドフォンアンプや小型アンプ、DACと小さく可愛い製品が主です。新製品とロングセラーモデルが混在するのも特長。最近は高級機が増加している。

 同社の支店会社となるVMVテクノロジーは、2013年に香港で登録されている。


■ 更新情報

2023年9月28日 作成


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