
TOPPINGから新型DAC『D70 Pro SABRE』が『D70 Pro OCTO』登場。人気のDシリーズで高級機だ。ともに旗艦DACチップを搭載している。
今回は特長と購入リンク。 便利な周辺機器を紹介します。
■ D70 Pro SABREとD70 Pro OCTO
Toppigの新型DAC。チップメーカーの旗艦DACと新型回路を搭載する注目機種だ。
D70 Pro SABREとD70 Pro OCTOはほぼ同じ機種だ。DACが異なるのが大きな違いで、性能や価格に反映されている。
・D70 Pro SABRE

TOPPING社の新型DACで、プリアンプ機能も持つ。
ヘッドフォンアンプでは、同社では上級機になる。
日本では2023年5月に発売。 価格は日本で95000円。海外では699ドル。DACのD70proとのセット販売が1198
特徴はディスプレイ装備で、新たに操作ノブも備えた。DACとDAC+プリアンプのモードの利用が可能。さらにESSの新フラッグシップDACを搭載。無線対応も対応する。本体カラーは2色用意された。

ヘッドフォンアンプA70Proとの同時リリースとなった。デザインや大きさが揃う。
・D70 Pro OCTO

D70 Proの派生機種。
違いは、Cirrus Logics の CS43198 DAC チップを 8ユニット搭載する。その他は同じだ。
日本では8月に発売された。OCTOの価格は599$。D70 Pro SABREから値下げされている。
■ 特長と性能

筐体サイズは、同社DACでは大型に属する。
内容だが、現代で主流の入出力に対応しながらも高い性能を持つ。全体の構成や機能は「E70」に似ている。目立つ部分ではバランス出力に対応。なおMQA形式対応は省かれた。
薄型なので小型オーディオの構成や、リモコンも有るのでAV機器との組み合わせに向いている。 また同社製品との組み合わせもされている。ヘッドフォンアンプ「A70Pro」ならデザインやサイズも揃う。

■ 梱包
梱包は丁寧だ。黒いスポンジに収まる。
説明書は中英で記載。
■ 外観

同社で新しい系統の外観だ。デザインでは既存のDシリーズと比べて、D70では大型液晶画面を搭載する。また直線基調の筐体をもつ等の違いがある。画面を除くレイアウトなどはE70と似ている。上面には「Hi-Res Audio認定」と「Hi-Res Audio WIRELSS認定」のシールが貼られている。
筐体はアルミブロックから削り出し。前後を金属パネルで挟むユニボディだ。マーキングはレーザー彫刻。
インシュレーターはゴムと金属が組み合わされた。
既存Dシリーズとの違いは、まず大型の2.0インチ液晶画面だ。同社初のフルカラーを搭載した。そして注目が自社開発のAurora UIを採用する。再生状態やFFT(スペアナ)やVU(アナログメーター風)の表示が可能。同社でも初のデザインで、目を惹く部分だ。画面右側には3つのタッチ部分を持つのも目新しい。
操作系はシンプルで前面にはボタンが3つとノブがあるのみ。音量制御機能をオフにすることで純粋なDACとしても動作する。
サイズは同社では大きめ。ハイエンドの90番台よりも大きい。D50では電源が外部で、USBもしくは変換ケーブルからの供給だった。D70では電源が内蔵された。D70は幅が22.2㎝でCDケース2枚分くらい。奥行きが17.6㎝。そして高さは4.8センチでカーオーディオの1DINに近い。同社ハイエンドDACであるD90からわずかに大きいサイズとなっている。
● 前面

アルミ製の筐体に、液晶部が黒パネル。端部が曲面加工されているが最近のToppig製品と比べるとやや控えめになった。直線基調の筐体だ
た。
前面はディスプレイとボタンを備える。表示画面は左配置になった。
操作は本体ノブとボタン、リモコンから可能だ。
通電すると待ち受け状態に入る。電源はノブかリモコンで操作する。オンとスタンドバイが可能。トリガーケーブルで他機種と接続している場合は連動が可能だ。
入力は多機能ボタンかリモコンで切り替え。出力はノブからメニューで操作するか、リモコンを使う。循環切り替えが可能だ。
・表示パネルと設定項目

表示画面はフルカラー。初回起動時に言語を中英から選択する。
情報表示では音量を表示。入力チャンネル(USB)、出力モードとチャンネルm」、ソース・ビットや音量、周波数を表示。
項目は出力モード(ヘッドフォンアンプ、プリ)。そしてPCM,DSD形式、チャンネルバランス設定、音量、db表示、サンプリングレート単位(㎑、㎒)、入力チャンネル(USB.BT,COAX、AES,OPT)、出力チャンネル(RCA,XLR)、フィルターモード。レベルメーターも装備する。
クラシックVUモードはアナログメーターを表示。FFTモードでは周波数と音量、入出力モードを表示が可能。
・機能
マルチファンクションノブで電源操作や設定が行える。
設定ではラインアウトのモードが、プリアンプ(音量調整あり)とDACモード(音量調整無し)で指定可能。各種設定のオンオフも可能。

PCMフィルタが7種。サウンドモードが2種。チャンネルバランス、リモコンとBluetoothのオンオフ。0dbFSでの最大出力設定(4V,5V)
機能では明度が3段階と自動調整とディマー(30秒)を持つ。オートオン、オフあり。Bluetoothやリモコンのオンオフ可能。
リモコンも付属しており、設定や各機能を簡単に操作が可能。
● 内部

DACと、DAC+プリアンプのモードの動作が可能だ。音量はプリモードでノブやリモコンで出力可変が可能。
・バランスXLR出力とRCA出力を搭載。
・新開発のI/V変換回路を採用。

● DAC
DACは、ESSのフラッグシップであるSABRE PRO DAC シリーズのES9039SPROを搭載。
ES9039PROは、PCM 768kHz、DSD1024 までのハイレゾ音源に対応する。8つの統合DACが搭載されている。ESS 社が独自開発した特許取得済みの D/A 方式Hyperstream4 (Hyperstream II からのアップグレード) を使用する。前世代より低電力、デジタルノイズも抑制した。ステレオ モードで最大 132 dB、モノラル モードで最大 140 dB のダイナミック レンジ
ステレオMQAレンダラーも内蔵。

・第3世代XMOS「XU316」を採用。 Thesycon カスタム ドライバーwを搭載。
・入力
USB IN: 44.1kHz-768kHz/16bit-32bit DSD64-DSD512(Native) DSD64-DSD256(Dop)
OPT/COAX/AES IN: 44.1kHz-192kHz/16bit-24bit DSD:DSD64(Dop)
■ 無線機能
LDACの認証を取得。Bluetooth5.1
対応:LDAC/AAC/SBC/aptX/aptX HD/aptX Adaptive
別体のBluetoothアンテナが付属する。
● 背面

出力はバランスと、RCAを搭載した。
電源部はD30、D50のUSBから変更されて内蔵電源となった。電源は、背面の3ピン端子から供給可能。主電源スイッチも装備した。
D90SEおよびDX7 PRO+と同じく、安定化リニア トロイダル トランスを Meanwell スイッチング モード電源に置き換えている。 そして小型の電圧レギュレータをより大型で高性能の絶縁トランス (DC/DC コンバータ) にアップグレードした。それにより大型の電解コンデンサの必要性を排除している。
機能では自動スタンバイを備えオフも可能。 ファームウェア更新用のUSBタイプC端子も搭載。

・12V TRIGGER機能 : トリガー端子を装備。他機器との連携が容易になった。
・ I2S 入力は廃止。
・付属品:リモコン、保証書
色: 黒、銀
■ バリエーションモデル / D70 Pro OCTO

D70 Pro SABREとの違いはDAC。名前の通り、8つのDACが注目点。
シーラス・ロジックのフラッグシップ・チップCS43198を8基搭載する。
CS43198はCS4399を進化させた製品だ。
■ 公式解説
CS43198は、バッテリ寿命を縮めることなく、より優れたシステムレベルのオーディオ性能を実現する、次世代の低電力オーディオDACです。このICにより、必要なボード面積を最小限に抑えながら、性能および機能面での設計の差別化を図ることができます。
CS43198は、600 Ωの高いインピーダンス、130 dBAのダイナミック・レンジ、-115 dBのTHD+N定格、および110 dB以上のチャネル間分離が特長です。
プリエコーとリンギング・アーティファクトを最小限に抑えるために、CS43198は、5つの選択可能なデジタル・フィルタ応答をサポートする当社独自のデジタル補間フィルタを使用して設計されています。フィルタ・オプションには、疑似的リニア相および高速/低速ロールオフによる低群遅延が含まれます。特許取得済みのオンチップDSDプロセッサは、ダイレクト・モードでDSD256までをサポートし、ソフト・ランプやScarlet Bookで推奨されている50 kHzフィルタリング機能を搭載した、デシメーションのないボリューム・コントロールによってオーディオの完全性を維持します。アナログ出力レベルのボリューム・マッチングおよびチャネル・ミキシングにより、DSD再生経路とPCM再生経路間でシームレスな移行が可能となります。CS43198は、40ピンQFNパッケージまたは42ボールWLCSPパッケージで提供されます。
● お勧めポイント
• 高性能。
• 電源は内蔵。
• プリアンプとして使用可能
• 豊富な出力端子。
• 「D70 Pro SABRE」はESSの旗艦チップを搭載。
「D70 Pro OCTO」はCIRRUS LOGICの旗艦チップを搭載。
X 弱点や気になる所
• 無し
● スペック

■ 感想

Toppingは、小型モデルも低価格かつ高性能で人気が高かった。
だが最近は高級機の人気が高くなりました。
そして人気のDシリーズへ、新たに高級なD70 Proが登場しました。入出力も使いやすい端子が揃う。
性能も高く、海外レビューサイトでは各社製品の中でトップクラスのデータをたたき出し音質も高評価を受けている。最高級の賛辞を受ける場合も有り、これからの指針とまで言われています。
個人的にはアナログメーターやスペクトラムアナライザが良いですね。かなり興味を惹かれます。欲しいな。
すでに人気は上昇しており、品切れの店も出ている状態です。
■ 購入用リンク
『D70 Pro SABRE』『D70 Pro OCTO』は、人気となっており品薄です。
現在は、主にAmazonに在庫がある。
・D70 Pro SABRE
amazonとYahooに取り扱い有り。
・Amazon (リンク先からカラー選択可能)
>通販サイト検索リンク
Yahooは在庫有。楽天では入荷待ち。
・D70 Pro OCTO
amazonoに取り扱い有り。
・Amazon (リンク先からカラー選択可能)
>通販サイト検索リンク
Yahoo、楽天は入荷待ち。
■ 周辺機器
使う時に便利な用品
・ヘッドフォンアンプ『A70』
高音質なヘッドフォンアンプ。
プリ機能もあり、D70Proとの使用もおすすめされている。
注目点は、同社開発の新型モジュール『T'ang-ku-la 』が搭載。高音質化された。
>Amazon
>ネット通販リンク
Yahoo,楽天でも販売中。
■ ケーブル
ケーブルを変えて高音質に。買いやすい価格で人気もあるケーブルを紹介します。
・ ケーブル型番のルールと読み方
最初2桁のTCがトッピング性ケーブルの略。
3桁~4桁目がコネクタの形状。R=RCA、T=TRS、X=XLR
数字がケーブルの世代。ハイフォン後の数字がケーブル長。
例;TCRX1-25 = RCAとXRS混合型の第一世代。長さ25センチ。
● ラインケーブル
・ Topping ラインケーブル TCR2-10, 10cm RCA cable
純正ケーブル。10センチモデルのみ独立しており仕様が異なる。ややケーブルが細身だ。
コネクタ径と長さが小型化されている。そのためスタック(積み重ねた)機器等で、短距離の接続時に取り回しがしやすくなっている。(太く硬いケーブルだと短距離接続で曲げられない。)
ソフトX-9を採用、 X-9はMPSが2016年11月に発売した新設計のオーディオ信号ケーブル。。X-9 の外皮はまMPS開発の光沢のある黒糸を柔らかく織り目加工。内部構造は超高純度6N/OCC導体と6N/OCCS導体で構成される。外部電磁波やEMC干渉を遮蔽するネットを採用。21芯の0.06MM OCCSと40芯の0.05MM 0CCが使用されている。
金メッキプラグ採用。
長さ: 10cm
• Topping ラインケーブル TCR2-25/75/125, 25/75/125cm RCA cable
純正のケーブル。
新型でケーブル径が太くなった。コネクタやケーブルにメーカーロゴも入りカッコよくなった。
25センチ以上のモデルは、コネクタ径や長さ、ケーブル径が大きめになっている。またコードを束ねるベルクロや、片側の端子にプラスチックの保護チューブが追加されている。
ソフトX-9を採用、 X-9はMPSが2016年11月に発売した新設計のオーディオ信号ケーブル。。X-9 の外皮はまMPS開発の光沢のある黒糸を柔らかく織り目加工。内部構造は超高純度6N/OCC導体と6N/OCCS導体で構成される。外部電磁波やEMC干渉を遮蔽するネットを採用。21芯の0.06MM OCCSと40芯の0.05MM 0CCが使用されている。
長さ: 25cm、75cm、1.25m
● バランスケーブル
・Topping XLRケーブル TCX1
純正のケーブル。同社で採用が進んでいるバランスのXLRタイプだ。
25センチ以上のモデルは、コネクタ径や長さ、ケーブル径が大きめだ。またコードを束ねるベルクロや片側の端子にプラスチックの保護チューブが装備される。
6N単結晶銅ケーブルは、銀メッキされている。
長さ: 25cm、75cm、1.25m
■ 動画
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■ データ
TOPPING(トッピング)はブランド名。中国は広東省の省都、广州市にある会社。 ~ ブランド名は”伸びる物、トップの品質である”から。 製品の品揃えは主に小型アンプとDAC。そして現在は高級機が主流となる。
中華アンプの中では高価格の部類で 品質や高性能を求める方にお勧め。販売傾向は同型をまめに部品を更新し磨き上げる。小型機では珍しく長寿機が多い。
■ 更新情報
2021年12月17日(金) 作成
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■ 関連、参考サイト
・テクノロジー CS43198 > MasterHIFI搭載 オーディオD/Aコンバータ
https://www.jp.cirrus.com/products/cs43198/
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