S.M.S.Lから高級DACの新型「SU-9 Pro」が登場。VMVブランドを除けば、DACの最上位機

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 S.M.S.L 社の高級DAC「SU-9 Pro」が登場した。
VMVシリーズを除けば、同社内でSU-9はフラッグシップ機だ。

今回は全機の特長と購入リンク。 便利な周辺機器を紹介します。


■ SU-9 Proとは


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 S.M.S.L 社の新型オーディオDACがSU-9Pro。日本では2022年10月に発売された。
SU-9ProはSU-9のグレードアップ版であり、DACの変更や部品追加が行われた。またMQAが対応する端子も増加している。

なお名称だが、公式サイトでSU-9 PROやSU-9 Proなど記載されており、不確定のようだ。
発売してからもSMSLの公式サイトのDAC一覧に情報が無かったが、2023年3月3日に追加された。

● SU-9と8シリーズについて

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SU-8~9は、同社SUシリーズの高級機だ。
またSMSLのVMVシリーズを除けば、同社内でSU-8~9は上位クラスのDACだ。SMSLはSU-9は高性能機。SU-9はフラッグシップ機、SU-9nはサブフラッグシップ機と呼称している。

特徴は高性能でありバランス出力とBluetoothも搭載。そして高級DACを搭載する。 SU-9とSU-8sの外観はほぼ同じだ。部品やスペック、機能が若干異なる。アピールポイントは、SU-9はESSの旗艦DAC、SU-8sはAKMのDACを搭載する。

SU-8sとSU-9は2020年9月に発売。
SU-8sは同社DACのSU-8の後継で型番も似ているが、デザインは新しくなった。
SU-9はSU-8のアップグレードモデル。DACや回路が異なり、SU-9がSU-8より若干SN比などのスペックが良い。またサウンドフィルタ等の設定が僅かに多い
SU-9nは2021年10月に発売SU-9の廉価版。機能や対応規格(MQAやUAT)を省いて低価格化を実現した。部品もわずかに変更された。


■ 特長と性能


同社SUシリーズDACでは、SU-9PROは新型であり機能と性能は高い。
最新の部品やSMSLの自社開発部品が投入されている。



■ 外観と内容

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SU-9シリーズの外見は共通だ。

本体はアルミシャーシで、CNC加工。アルミブロックからくり抜かれた豪華な筐体だ。
大きさは幅184㎜。奥行きは139㎜でCDケースくらい。高さは41㎜でカーオーディオの1DINに近い。底面は足が3点タイプ。

前面はディスプレイと電源ランプ、回転ノブを備える。

強化ガラスと新型の1.9インチカラー表示画面を備える。さらにSU-9 PROでUIは刷新された。SU-9と比べて、シンプルで見やすい画面になっている。また新型液晶で見やすさも向上した。

項目は音量、ソース・ビットや周波数、デジタルソースの規格やアイコン(MQA、DSD,USB,光、同軸,Bluetooth)。メニューからはPCMサウンド・フィルター7種、サウンドカラー9種、DSDフィルター、位相設定。DPLL設定。表示で6段階の明度調整あり。ディマーが5~60秒。音量可変と固定のプリモードを利用可能。

注目点は本体操作がノブとキーで可能だ。 各種操作と音量を兼用する。
リモコンも付属しており、各種操作が容易になっている




 ● DAC 

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SU-9PROはESSの旗艦DACである9038MPROを搭載。
完全に再設計されたフラッグシップの32ビット8チャンネルDACだ。全世代より低消費電力で、高音質化を実現した。ES9039PRO には、ESS の特許取得済み Hyperstream IV DAC アーキテクチャを使用する、8つの統合DACを持つ。QUADモジュレータ アーキテクチャを使用して、世界クラスのチャンネルあたり +132dB DNR、+140dB DNR、THD+N -122dBの性能、モノモードで-140dBと前例のないオーディオ音質と仕様を実現した。 対応ビットレートや周波数は広めで最大でPCM768kHz、DSD512にも対応する。7種のデジタルフィルターやDSDフィルターを備える。

・サンプルレート

USB/サンプルレート:1-32bit、44.1~768kHz DSD最大サポート:DSD512 
光/同軸入力サンプリングレート:24bit 44.1~192kHz、
DSD:2.8224~22.5792 MHz
DoP:DoP 256(USB)、DoP 64(光/同軸)

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そしてMQAのハードウェアデコードも対応する。
NQAデコードはUSBと、新たに光と同軸でも対応する。

MQAデコーダー:USB/光/同軸/
MQACDデコーダー:光/同軸/


・内部、機能

USB受信部は第3世代となる「XMOS XU306」を搭載した。DoPとDSDネイディブ再生に対応。最大32bit / 768kHzのPCMサンプリングレートとDSDに対応する。

・オペアンプ:TI社のOPA1612Aを使用。SU-9とSU-9nの3基からSU-9Proでは11基に増加した。

・クロック :自社開発の新クロック処理回路CK-03を新たに採用。ジッターを低減した。

 ● Bluetooth

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BluetoothはクアルコムのBluetooth 5.0レシーバを採用。高音質コーデックに対応。
背面端子に小型アンテナの接続も可能。

・SU-9PROはLDACをサポート。

LDAC:24bit/96kHz_990kbps(990kbps/660kbps/330kbps )
aptX-HD:24bit/48kHz_576kbps
aptX:16bit/44.1kHz_352kbps
SBC:16bit/44.1kHz_328kbps
AAC:16bit/44.1kHz_320kbps


 ● ダイナミックレンジ、SNR

SU-9 PROは音質が向上した。
またハードでは、SU-9が電源にシールド付き低ノイズコンディショナーが実装。デジタルPLLジッター低減システムを備えるとアピールされている。

SU-9PRO Dynamic range = XLR 134db,RCA=128db |SNR=134db(XLR)
SU-9,9n Dynamic range = XLR 130db,RCA=123db |SNR=136db


● 背面、電源など。

背面は入力端子にUSB/光ファイバ/同軸/Bluetooth。出力にRCAとXLRを備える。

電源は背面の3ピン端子から供給可能。

電源:内蔵シールド、低ノイズ電源処理、電源効率の向上、低消費電力。
高性能電源チップES9311搭載。
特別に設計されたディスクリート コンポーネントのリニア調整電源と複数の低ノイズ調整電源により、アナログ回路に低ノイズ電力を供給する。



● お勧めポイント

 • ESSの旗艦DACを搭載
 • コンパクトで高性能。
 • 操作ノブとボタンを装備、リモコンにも対応
 • バランス出力に対応。
 • 入出力が多い、無線で高音質コーデックも対応

 X 弱点や気になる所

 ・I2Sは非対応




 ■ 感想

SMSLの旗艦機SU-9がグレードアップしました。

一見、外見は同じですがUIの刷新や部品の増加やアップデートが行われました。
バランス出力と、MQAや無線高音質コーデック対応機が欲しい場合に魅力があるモデルになっています。

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■ 購入用リンク



■ SU-9

現在はAmazonで取り扱いあり。

・Amazon


・通販リンク
[入荷待ち]楽天、YAHOO

■ 周辺機器


 使う時に便利な用品



■ ケーブル

◢・SMSL w6 Audiophilesオーディオ単一クリスタル銅RCAケーブル1ペア

 SMSL社のコンポであるパンダシリーズ用に作られたケーブル。オヤイデを使用している。







 ■ 注意事項 ・ウェブサイトのご利用条件
 
  * 文章を読みやすくするため、敬称は略させて頂いている場合があります。

■ スペック

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■ データ

 S.M.S.L社は、中国は深圳市にある会社。社名は地名が由来。
(S.M.S.L =深圳市双木三林电子有限公司/ Shenzhen shuangmusanlin electronic Co., LTD)

 家庭とカー用音響製品企画から製造まで統合しておこなう企業。製品はヨーロッパ、アメリカ、中東、東南アジアに20以上の国と地域に販売されて、日本でも販売。

AV機器はヘッドフォンアンプや小型アンプ、DACと小さく可愛い製品が主です。新製品とロングセラーモデルが混在するのも特長。 技術指向で尖ったモデルが多い。また綺麗なデザインを採用する。


■ 更新情報

2023年3月2日 作成


■ 参考動画


・ファン動画




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