TOPPINGから新型USBアイソレーター「HS02」が登場した。
今回は特長と購入リンク。 便利な周辺機器を紹介します。
■ HS02とは
TOPPINGの新型USBアイソレーター。日本では2023年2月に発売された。
TOPPING初のUSBアイソレーターであるHS01から約1年3ヶ月ほどで、新型機HS02が登場した。特徴は小型で接続も簡単。HS02では入力端子が2系統、出力も2系統に増加した。価格は99$。HS01の69$から30$上昇した。
なおHS01の販売は継続される。
■ 特長と性能
HS02はノイズリダクション機器だ。効果だが、TOPPINGの場合はグランドループ分離に力を入れている。
対応はUSB2.0のみ。なお外部電源供給も対応している。補助電源をHS02経由で使用して、バスパワー機器に対応が可能だ。
● HS01との比較表
■ 外観と内容
外見はシンプルなデザインだ。LANアダプターに似た形状だ。HS01ではUSBメモリーのような長方形だったが、HS02ではサイズが大きくなっている。HS01を2個並べたようなサイズだ。
筐体の上面にTOPPINGのロゴが入る。また端子と回路の概略図が印刷されている。
サイズ;59×38×18mm(L*W*H)
● 梱包
白い紙箱でTOPPINGのロゴと側面にURLが入る。そして型抜きされたスポンジへ本体と付属品が収まる。
説明書は英日文が用意される。内容は簡素なもので機器の接続例。そして本体解説ではランプと端子の説明くらいだ。
■ 接続
入力側はUSB-のBタイプ(メス)とType-C。出力はUSBのAタイプ(メス)とType-Cだ。
入力と出力にはそれぞれ切り替えスイッチを備えており、選択可能だ。選択機能により、USB-のBとType-Cの変換が可能となる。
使用感ではセレクターは端子間にあるため、切り替えはやりずらい。
ケーブルは入力側のみ付属している。
USB2.0のオーディオ機器以外には対応しない。例えばUSB1.0のキーボードやマウスなどだ。
● 側面 左(入力側)
端子間にセレクターを備える。入力端子の選択が可能。
電源供給をする場合は、余った端子に電源からのケーブルを接続する。
● 側面 右(出力側)
出力側にはLEDインジケーターを備える。
端子間にセレクターを備える。出力端子の選択が可能。
● 内部、機能
機能としてはグラウンドループのノイズ防止が目的の機器だ。
ソース側の機器のグランド接続を流れる電流れる電力によって引き起こされるノイズからDACを電気的に分離する。
TOPPINGはスペックや一部の測定データを公開している。デイレイがHS01では0.29μsだったが、HS02では0.073μsとなり75%提言した、
オーディオ信号絶縁電圧はHS01の1000KVrmsから、 1500KVrmsに向上した。
なおTOPPINGらしく、細かい回路構成や使用部品などは公開されていない。
・高品質のUSB変換
最大32ビット/ 768kHz PCMをサポートし、ネイティブDSD512をサポートする、
USB2.0のロースピード、フルスピード、ハイスピード転送の自動認識に対応
● 背面、電源など。
電源供給は、USB-C端子から5Vが利用可能だ。
またHS02では補助電源が回路からアイソレートされた。
色: 黒
● お勧めポイント
• バスパワーと電源供給にも対応。
X 弱点や気になる所
• USB2.0のみ対応。
■ 感想
TOPPING製のオーディオアクセサリーに新型登場です。
USBのノイズ低減アクセサリーは接続も簡単。気になる人も多い機器です。今回は機能と性能を向上させて登場しました。そのぶんやや価格が上昇しているが抑え気味に感じた。人気が出るか注目のモデルです。
■ 購入用リンク
販売ショップはまだ少ない。AmazonやYahoo取り扱いショップが有る。
・Amazon
・通販リンク
■ 注意事項 ・ウェブサイトのご利用条件
* 文章を読みやすくするため、敬称は略させて頂いている場合があります。
■ データ
TOPPING(トッピング)はブランド名。中国は広東省の省都、广州市にある会社。 ~ ブランド名は”伸びる物、トップの品質である”から。 製品の品揃えは主に小型アンプとDAC。そして現在は高級機が主流となる。
中華アンプの中では高価格の部類で 品質や高性能を求める方にお勧め。販売傾向は同型をまめに部品を更新し磨き上げる。小型機では珍しく長寿機が多い。
■ 更新情報
2022年4月7日(木) 作成
■ 参考動画
・ fanの動画
■ スペック
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