TOPPING社から、新型アンプ『MX5』が登場した。
今回は特長と購入リンク。 便利な周辺機器を紹介する。
■ 『MX5』とは
TOPPINGの新型クラスDアンプ。日本では2021年12月に発売された。
MX3の後継機だが、デザインや性能は大きく変更された。また同社では中~高価格帯のモデルとなる。
特徴は豊富な入力と多機能。デジタルアンプでハイレゾ認証を持つ。そしてDACやヘッドフォンアンプも備える多機能機だ。またBluetooth入力も対応する。
■ 特長と性能
先代MX3は、2018年に新世代デスクトップアンプとして発表。ジャンルでは新系統のデザインで、同社新型機とサイズが揃えられていた。
MX5はMX3の多機能路線を受け継ぎながら高性能化されている。SNRも大きく向上した
MX5はデザインもこだわってます。端部やノブが緩やかな曲面となり、高級感が出た。
筐体は総アルミ製でフロントパネルからネジを排除するなど凝っている。目新しいのは上面と側面に放熱穴が追加されている。
MX5はD形式アンプで、本体サイズは小さいが出力は8Ωで42Wx2、4Ωで70Wx2と大きめ。
● 梱包
本体や部品が印刷物が収められている。アンテナやUSBケーブル、6.35㎜変換ジャック等が付属。
■ 外観と内容
大きさは、やや小さめのクラス。先代の「MX3」とほぼ同じ大きさ。
全体のサイズは1DINに近い。床面積はCDケースよりやや大きいくらいだ。幅が17.4㎝。奥行きは14.4c㎜で高さは4.5㎝。
外観は、最近のTOPPINGが採用する端部が丸いカーブの物だ。そしてノブを右側に搭載する。
天板部に放熱用の穴を持つのが珍しい。同社ではヘッドフォンアンプのA30が採用している。そして側面部も開口。
天面には「Hi-Res Audio認定」のシールが貼られる。
本体カラーは、同社定番の2色(銀・黒)が用意された。
● 前面
前面はシンプルなデザインで、操作部はノブのみ。
ディスプレイを備える。表示画面は左配置。液晶は同社新型機が採用を始めた、数字部のセグメントが分割されるデザインだ。
表示項目は入力チャンネル、高低音量、ゲイン、サンプルレートや音量、消音。
機能では3段階の明度調整や画面のオートオン、オフあり。マルチファンクションボタンで入力切替や設定が行える。 リモコンも付属しており、設定や各機能を簡単に操作が可能。
● 内部
パワーアンプはドイツのInfineon Technologies MERUS クラスDのMA12070を搭載。InfineonはライバルSMSLが昨年から使い始めたが、TOPPINGも採用した。
DACは、ESSのES9018Q2Cを搭載。対応ビットレートや周波数は、PCM最大384kHz、DSD256に対応。 サウンドフィルタは、PCM用では6種類が切り替え可能。USB受信部はXMOSとなり、のXU208を採用した。対応ビットレートや周波数は広めで、PCM最大768kHz、DSD512にも対応する。サウンドフィルタは、PCM用では6種類が切り替え可能。USB受信部はXMOSのXU216を採用した。
ヘッドフォンアンプ部はNFCA回路を採用する。
Bluetoothは新たに高音質コーデックのaptX / aptX LL / aptX-HDに対応した。
● 機能
・オートオンオフ機能:入力信号の有無を感知して電源がオンオフされる。設定はデジタルやアナログ毎にオンオフ、感度切り替えが可能。
・出力チャンネル設定:パワーアンプかヘッドフォン固定、両方での出力も可能。
・音質設定:高低音の調整。パワーアンプとヘッドフォンアンプのゲイン
・設定の記憶:2個の記憶が可能。リモコンのC1/C2が該当。設定項目は入出力選択、音量レベル、低音設定、高音設定、ゲイン設定
・その他:Bluetoothやリモコンの動作をオンオフ可能。
● 背面、出力、電源
出力は8Ωで42Wx2、4Ωで70Wx2。
入力:2×TRS×(L+R)、RCA、光、同軸、BT、USB
出力:バナナソケット付き端子
電源は背面の専用26V端子から供給可能。専用アダプターが付属する。電源コードは分離型。
色: 黒、銀
● お勧めポイント
• コンパクト。
• 入力形式が豊富
• リモコン対応
• バランス入力も対応した。
• 電源部が独立。専用アダプターが付属する。
X 弱点や気になる所
● スペック表
■ 感想
MXシリーズに後継機が登場しました。
入力が豊富で性能も高め。
Toppingではやや高価格帯のモデルであり、音質も向上した。日本での人気が注目されます。
■ 購入用リンク
取り扱いは少な目。現在はamazonで販売中。
Yahoo、楽天ショップに取り扱い未だ。
> Amazon :
> 通販サイト検索リンク
[入荷待ち]
■ 周辺機器
使う時に便利な用品
■ ケーブル
ケーブルを変えて高音質に。
買いやすい価格で人気もあるケーブルを紹介します。
• Topping ラインケーブル TCR1
2017年9月日本入荷。
純正のケーブル。
材質:金メッキ銅RCAヘッド+銀メッキ無酸素銅線
長さ: 25cm、75cm、1m、1.5m、2m
■ 動画
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■ データ
TOPPING(トッピング)はブランド名。中国は広東省の省都、广州市にある会社。 ~ ブランド名は”伸びる物、トップの品質である”から。 製品の品揃えは主に小型アンプとDAC。そして現在は高級機が主流となる。
中華アンプの中では高価格の部類で 品質や高性能を求める方にお勧め。販売傾向は同型をまめに部品を更新し磨き上げる。小型機では珍しく長寿機が多い。
■ 更新情報
2023年3月2日 動画追加
2022年1月6日 作成
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