
TOPPING社から新型DAC『E50』が登場した。
今回は特長と購入リンク。 便利な周辺機器を紹介します。
■ E50とは

TOPPING社の新型DACで、プリアンプ機能も持つ。
日本では8月末に発売された。
「E」シリーズの上位クラスとして発売。ヘッドフォンアンプを持たないDACでは、同社では中級機になる。特徴はディスプレイ装備で小型。
カラフルなのも特徴で、本体カラーは4色用意された。

■ 特長と性能
現代で主流の入出力に対応しながらも、高い性能を持つ。全体の構成や機能は「E30」を強化したような内容だ。
目立つ部分では、DACチップにESSを採用する。そして新たにバランス出力に対応。そしてMQA形式にも対応した。
小型なのでデスクトップでの利用や、リモコンも有るためAV機器との組み合わせに向いている。
同社製品との組み合わせもおすすめされている。ヘッドフォンアンプ「E50」等ならデザインやサイズも揃う。

電源部はE30と同様に5V端子でUSBに対応する。よってモバイルバッテリーでの駆動も可能だ。

● 梱包
白い紙箱でTOPPINGとハイレゾ認証のロゴが入る。そして型抜きされたスポンジへ本体と付属品が収まる。
本体は白い袋に収められている。
■ 外観と内容

E50のデザインは、「E30と似ている。「E」シリーズは、同社で新しい系統のデザインだ。
アルミ製の筐体に、前面が黒パネル。そして最近のモデル同様に、E50でも端部が曲面加工されている。上面には「Hi-Res Audio認定」と「MQA」のシールが貼られている。
操作系はシンプルで前面にボタンが1つあるのみ。音量制御機能をオフにすることで純粋なDACとしても動作する。
大きさは、同社製品では小さめ。幅が12.9㎝と奥行きが15.5㎝で床面積はCDケースくらい。高さは4.1センチで1DINくらいのサイズ。
妹機のE30よりは若干大きくなっている。
● 前面

前面はディスプレイとボタンを備える。表示画面はセンター配置になった。液晶は数字部のセグメントが分割された新しいデザインになっている。
ソース・ビットや音量、周波数を表示。機能では3段階の明度調整やオートオン、オフあり。マルチファンクションボタンで電源操作や設定が行える。 リモコンも付属しており、設定や各機能を簡単に操作が可能。

● 内部

DACは、ESSの準旗艦DACであるES9068ASを搭載。SABRE 2チャンネルオーディオファン向けのDACで、世界初のMQAハードウェアレンダリングを備えている。

対応ビットレートや周波数は広めで、PCM最大768kHz、DSD512にも対応する。サウンドフィルタは、PCM用では6種類が切り替え可能。USB受信部はXMOSのXU216を採用した。
・入力
USB IN: 44.1kHz-768kHz/16bit-32bit DSD64-DSD512(Native) DSD64-DSD256(Dop) 、MQA:フルデコード
OPT/COAX IN: 44.1kHz-192kHz/16bit-24bit DSD:DSD64(Dop) MQA:レンダラーデコード
● 背面、電源他

出力はバランスと、RCAのアンバランスを搭載した。

通電するとスタンバイ状態で起動する。 電源は背面端子から供給可能。電圧は5Vで、モバイルバッテリーなどによる駆動も可能だ。
Thesyon社のWin10用にカスタマイズしたドライバーを使用する。
色: 黒、銀、赤、青

● E30のお勧めポイント
• 高性能。
• コンパクト。5V駆動も可能。
• 扱いやすい入出力端子が揃う
X 弱点や気になる所
・操作はリモコンでの使用に割り切られている。
● スペック

■ 感想


Toppingは、小型モデルも低価格かつ高性能で人気が高い。
人気のEシリーズで、新たにやや高級なE50が登場しました。
入出力も使いやすい端子が揃う。 TOPPINGのファンに人気が出そうな機種です。
■ 購入用リンク
amazonとYahooに取り扱い有り。
・Amazon
>通販サイト検索リンク
■ 周辺機器
使う時に便利な用品
・ヘッドフォンアンプ『L30』
「L30」にはコンパクトなヘッドフォンアンプ。
プリ機能もあり、E30との使用もおすすめされている。
L30は、今年5月に登場。特徴は旗艦機A90譲りの回路「NFCA」を搭載する。
■ ケーブル
ケーブルを変えて高音質に。
買いやすい価格で人気もあるケーブルを紹介します。
• Topping ラインケーブル TCR1
2017年9月日本入荷。
純正のケーブル。
材質:金メッキ銅RCAヘッド+銀メッキ無酸素銅線
長さ: 25cm、75cm、1m、1.5m、2m
■ 動画
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■ データ
TOPPING(トッピング)はブランド名。中国は広東省の省都、广州市にある会社。 ~ ブランド名は”伸びる物、トップの品質である”から。 製品の品揃えは主に小型アンプとDAC。そして現在は高級機が主流となる。
中華アンプの中では高価格の部類で 品質や高性能を求める方にお勧め。販売傾向は同型をまめに部品を更新し磨き上げる。小型機では珍しく長寿機が多い。
■ 更新情報
2021年12月17日(金) 作成
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■ 参考動画
■ 関連、参考サイト
・AK4493EQ Japanese Product Brief
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