TOPPINGのアンプ『PA5』シリーズ解説 PA5,PA5Ⅱ,

 B09MF1XFWR

 TOPPINGで人気があるのがアンプ『PA5』シリーズ。

今回は特長と購入リンク。 便利な周辺機器を紹介する。

■ 『PA5』シリーズとは


 B09MF1XFWR

TOPPINGの新型フルバランスクラスDアンプ。日本では初代が2021年11月に発売。

PAシリーズの上位モデルとして登場。同社では高価格帯のモデルとなる。
PA5の特徴はやや大きめの出力を持つ。そしてバランス入力専用となっている。

B09MF1XFWR


・2代目 / PA5Ⅱ
PA5の後継機種。12Vトリガー端子が追加。入力系統が変更された。


・3代目 /  PA5ⅡPlus
2023年7月に日本発売。 PA5Ⅱで出力を強化したモデル。
海外では249$で発売。日本での販売価格はPA5Ⅱと比較して1万円程アップ。
なおPA5Ⅱは継続して販売される。

■ 特長と性能

 
 B0CC4M8XK4


  PA5シリーズを個別に紹介する。 

■  PA5ⅡPlus


 B0CC2J125T

 最新モデル。PA5Ⅱの強化版。
高出力化された。最大140W(4Ω/10% THD+N)

他の部分はPA5Ⅱと同じ。外観では、正面にPlusの文字が追加されたのみ。

 B0CC4M8RBN


■  PA5Ⅱ


 B0CC4M8XK4

 PA5のアップグレード版。

入力系統にRCAが追加された。
新たに12V トリガー インターフェイスを内蔵。Toppingが採用を進めており、他の接続デバイスとともに電源連動が可能。

 B0CC4M8XK4


■ PA5

 
 B09MF7T4ZD

PA5はPA3の小型・高性能路線を受け継ぎながら高性能化されている。初代PA5は2019年に登場した。
TOPPINGでPAシリーズは、2018年に「PA3」が新世代デスクトップアンプとして発表。ジャンルでは同社新型機とサイズが揃えられている。

 B09MF1XFWR

PA5はデザインもこだわってます。やや直線基調に戻ったデザイン。筐体は総アルミ製でフロントパネルからネジを排除するなど細部まで美しい。トグルスイッチの採用で直感による操作が可能になった。

D形式アンプで出力は140Wx2と大きめ。

 B09MF7T4ZD

性能も高い。
海外サイトオーディオシーンレビューによるSINADスコアでは、これまでにテストされた160を超えるアンプのリストで2番目の好成績をたたき出している。


 ● 梱包

 白い箱で、TOPPINGとハイレゾ認証のロゴが付く。中には型抜きしたスポンジへ本体や部品が印刷物が収められている。
本体はTOPPINGのロゴが付くビニールに入っている。書類では、Toppingの小さいカタログが付属するのが面白い。




■ 外観と内容

B09MF1XFWR

大きさは、やや小さめのクラス。先に発売された「PA3」とほぼ同じ大きさ。
幅13㎝でハーフコンポサイズの更に半分ほど。奥行きは16.8㎜でCDケースよりやや大きい。高さは4.1㎝カーオーディオの1DINに近い。


外観は新系統のデザイン。前面パネルと本体筐体部に分かれている。
最近のTOPPINGが採用する、ノブを右側に搭載する。また端部が現行のTOPPING製品で多い丸いカーブの物では無く、やや直線基調になっている、
を描いている。

天板部に放熱用の穴が無いが、側面部には開口されている。また底面部も開放部が開けられている。
天面には「Hi-Res Audio認定」のシールが貼られている。
カラーは、同社では珍しく4色用意された。筐体部とボリュームのエッジ部分が異なる、

● 前面

前面はシンプルなデザインで、ボリュームと入力セレクター、電源スイッチのみ。入力表記は(SE,BAL)。
PA3sと同様に、音質や左右バランス調整が無いシンプルなアンプだ。

● 内部

B09MF7T4ZD

内部構成はフルバランスのクラスD。チップは公式には公開されていないが、海外フォーラムによるとTPA325Xのようだ。*1

ボップアップノイズ対策が施される、また過電圧、低電圧、短絡、過電流、過熱の各保護機能を備える。


● 背面、出力、電源

B09MF1XFWR

出力は4オームの負荷で140Wx2、8オームで65Wx2と大きめ。
また背面に大きめの開口部がある。スピーカ端子が離れるので配線しやすくなっている。

入力:2×TRS×(L+R)
出力:バナナソケット、BTL出力

電源は背面の専用38V端子から供給可能。定格38V 4Aの専用アダプターが付属する。電源コードは一体型。


色: 黒、銀



● お勧めポイント

 • コンパクト。
 • バランス入力も対応した。
 • 電源部が独立。専用アダプターが付属する。

 X 弱点や気になる所

 • 特になし

● スペック表

 B09MF1XFWR
 


 ■ 感想

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PAシリーズに上位機が登場しました。

デザインが良く、性能も高め。海外フォーラムでも話題になっている機種です。
Toppingでは高価格帯のモデルであり、日本での人気が注目されます。


■ 購入用リンク


 通販では在庫はやや少な目。
AmazonやYahpp販売されている。楽天は取り扱い無し。


・ PA5ⅡPlus

amazon、Yahooで取り扱い中。楽天は在庫なし。

 >Amazon

 

 >通販リンク






・ PA5Ⅱ

amazon、Yahooで取り扱い中。楽天は在庫なし。

 > Amazon



 > 通販





・PA5

取り扱いは少な目。現在はamazonで販売中。
Yahoo、楽天ショップに取り扱い未だ。

> Amazon :

 


> 通販サイト検索リンク
[販売終了]


■ 周辺機器


 使う時に便利な用品



■ ケーブル

 ケーブルを変えて高音質に。
買いやすい価格で人気もあるケーブルを紹介します。



• Topping ラインケーブル TCR1
 2017年9月日本入荷。

 純正のケーブル。
材質:金メッキ銅RCAヘッド+銀メッキ無酸素銅線

長さ: 25cm、75cm、1m、1.5m、2m

 


 ■ 動画






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■ データ

TOPPING(トッピング)はブランド名。中国は広東省の省都、广州市にある会社。 ~ ブランド名は”伸びる物、トップの品質である”から。 製品の品揃えは主に小型アンプとDAC。そして現在は高級機が主流となる。

中華アンプの中では高価格の部類で 品質や高性能を求める方にお勧め。販売傾向は同型をまめに部品を更新し磨き上げる。小型機では珍しく長寿機が多い。




■ 更新情報

2023年9月6日 PA5Ⅱ、PA5ⅡPlus追加
2021年12月17日 作成 

■ 関連SNS

■ 参考動画

■ 関連、参考サイト

・diyAudio フォーラム
https://www.diyaudio.com/community/threads/topping-pa5-tpa325x-is-a-modification-worth-it.380233/

・Audio Sceneレビュー
https://www.audiosciencereview.com/forum/index.php?threads/topping-pa5-review-amplifier.28512

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