
TOPPING社から、DAC『D10s』が登場した。
今回は『D10s』の特長と購入リンク。 便利な周辺機器を紹介します。
■ 『D10s』とは

TOPPING社で人気が高いDAC「D10」の後継機。
D10シリーズはヘッドフォンアンプを持たないDACで、同社では低価格でとても人気が高いモデル。特徴はディスプレイ装備で小型。
『D10s』では同社がマイナーチェンジ機に与えている「s」の記号が付いた。

■ 特長と性能

小型DACだが、かなりの高性能機。DACのみに機能を絞り込んで、高性能ながら低価格で人気機種になっている。D10の入力はUSBのみ,出力はデジタルとアナログ対応。PCとの使用と、出力にパワーアンプやヘッドフォンアンプとの組み合わせが推奨されている。
■ 外観と内容

大きさは同社製品では小さい。床面積はCDケースくらい。高さは3.7センチと薄い。

外観は「D10」から継続されて、オレンジの表示部を搭載するデザイン。上面に「Hi-Res Audio認定」のシールが貼られている。「D10」と外観はほぼ同じで「D10s」では機種名の書体が変わっているぐらいだ。

画面は、周波数と入力形式を表示可能。自働ディマー機能も有り。

特長はXMOSを搭載しDSD対応。USB入力にはXMOSのXU208チップを使う。DACは「D10」が使用していたESS TechnologyのES9018K2Mから、「10s」ではES9038Q2Mへ更新されており低ノイズ化されている。対応ビットレートや周波数は広めで、PCM最大768kHz、DSD512にも対応する。
USB DAC対応: 44.1kHZ-384kHZ/16bit-32bit、DSD64-DSD256(Native)、DSD128(Dop)
光 / COAX OUT対応:44.1kHz-192kHz / 16Bit-24Bit。DSD64(Dop)
デジタル出力:OPT / COAX。アナログ出力:LINE OUT

オペアンプ部はD10と同様にソケット化されており、LME49720NAを使用する。
最近の同社DACと同じく、カスタマイズされたThesyconドライバ(Windows)を採用。
電源は機能はPCと電源連動可能。バスパワー供給。
色: 黒、銀

● D10sのお勧めポイント
• 高性能ながら価格がとても安い。Toppingでは最安クラス。
• コンパクト。
• バスパワーで駆動する。
• ESSのオーディオ用DACを搭載する
• 扱いやすい入出力端子が揃う
X 弱点や気になる所
・リモコンは非対応。
■ 感想

低価格で人気が有る「D10」がパワーアップしました。小型で高性能、また入出力も使いやすい端子が揃う。
後継機でも、TOPPING入門に人気が続きそうな機種です。
■ 購入用リンク
amazonに取り扱い有り。
価格は1万円程で、とても安い。
>通販サイト検索リンク
■ 周辺機器
使う時に便利な用品
■ ケーブル
ケーブルを変えて高音質に。
買いやすい価格で人気もあるケーブルを紹介します。
• Topping ラインケーブル TCR1
2017年9月日本入荷。
純正のケーブル。
材質:金メッキ銅RCAヘッド+銀メッキ無酸素銅線
長さ: 25cm、75cm、1m、1.5m、2m
■ 動画
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■ データ
TOPPING(トッピング)はブランド名。中国は広東省の省都、广州市にある会社。 ~ ブランド名は”伸びる物、トップの品質である”から。 製品の品揃えは主に小型アンプとDAC。そして現在は高級機が主流となる。
中華アンプの中では高価格の部類で 品質や高性能を求める方にお勧め。販売傾向は同型をまめに部品を更新し磨き上げる。小型機では珍しく長寿機が多い。
・D10との比較表

■ 更新情報
2020年8月28日 作成
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