TOPPING社から新型ヘッドフォンアンプ『A90』が登場した。
今回は『A90』の特長と購入リンク。 便利な周辺機器を紹介します。
■ A90とは
TOPPING社の新型ヘッドフォンアンプ。プリアンプとしても機能する。
3月に公式Twitterで翌月に発売が予告された。やや遅れて5月18日に発売。日本では6月に発売された。
ヘッドフォンアンプでは、同社で旗艦機になる。特徴はバランス出力に対応。
■ 特長と性能
多くの入出力に対応しながらも、高い性能を持つ。
筐体サイズは同社ヘッドフォンアンプでは最大となる。「A90」にはプリ機能があり、同社DACやパワーアンプと組み合わせられる機種となった。
■ 外観と内容
TOPPING製ヘッドフォンアンプに多い、センターにヘッドフォン端子、右端にボリュームを配するデザイン。先行したDAC「D90」と揃うデザインとなった。そして最近のToppingモデルと同様に、A90でも端部が曲面加工されている。
大きさは同社製品ではやや大きめ。幅が22㎝でCDケース2枚分くらい。高さは4.5センチでカーオーディオの1DINよりやや小さい。
前面はヘッドフォン端子と、操作系はトグルスイッチとボリュームノブを持つ。ノブは薄めでテーパー部が広く取られて、美しいデザインだ。
スイッチで電源、プリとヘッドフォンアンプモードの切り替え。入力切替、ゲイン切り替えが可能。
内部にはNFCAモジュール(ネストフィードバックコンポジットアンプ)が搭載。0.2uVの超低ノイズと145dBの高ダイナミックレンジを持つ。
背面は、入出力端子で埋められている。バランスとRCAの入出力を装備。電源は背面の3ピン端子から供給可能で100V~240Vに対応する。主電源スッチあり。
色: 黒、銀
● A90のお勧めポイント
• 入出力が豊富
• バランス出力に対応
• プリアンプとして使用可能
X 弱点や気になる所
・価格はやや高め。
■ 感想
TOPPINGの旗艦ヘッドフォンアンプが登場。同社製品でもかなり高価格なモデルとなる。
同社ヘッドフォンアンプは小型モデルが多いが、「A90」は大きめの筐体を持つモデルになった。
最近では、Toppingは低価格なDACやDAC内蔵アンプで人気が高い。アンプに力を入れた「A90」の人気が出るか注目のモデルです。
■ 購入用リンク
初期はamazonに取り扱い有り。
後に楽天でも入荷した。
> 通販リンク
■ 周辺機器
使う時に便利な用品
・ DAC「D90」
Toppingの新型DAC。A90とサイズが揃う。
● 標準版
● MQA対応版
■ ケーブル
ケーブルを変えて高音質に。
買いやすい価格で人気もあるケーブルを紹介します。
• Topping ラインケーブル TCR1
2017年9月日本入荷。
純正のケーブル。
材質:金メッキ銅RCAヘッド+銀メッキ無酸素銅線
長さ: 25cm、75cm、1m、1.5m、2m
■ 動画
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■ データ
TOPPING(トッピング)はブランド名。中国は広東省の省都、广州市にある会社。 ~ ブランド名は”伸びる物、トップの品質である”から。 製品の品揃えは主に小型アンプとDAC。そして現在は高級機が主流となる。
中華アンプの中では高価格の部類で、品質や高性能を求める方にお勧め。販売傾向は、同型をまめに部品を更新し磨き上げる。小型機では珍しく長寿機が多い。
■ 更新情報
2020年6月5日 作成
■ 関連SNS
Ultra-High Performance Headphone Amp A90 available today. pic.twitter.com/KHuNxrtJCz
— TOPPING (@TOPPING2008) May 18, 2020
■ 関連、参考サイト
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