画像: プレイヤー画面
今日は、「YouTube Music」を紹介。
無料でも好みのアーティストの音楽やPVを楽しめる、便利なサービスだ。
実際に使った感想や使用方法を解説する。
■ YouTube Musicについて
「YouTube Music」は、YouTubeの音楽サービス。2015年にアメリカで開始されて、日本では2018年11月からスタートした。
・画像: プレイヤー画面は動画再生にも対応しており、MV再生に向いている。
音楽ストリーミングサービスでYouTubeの機能だが、内容は音楽再生や検索に特化されている。アーティストの公式PVや動画を楽しめる。無料と有料版が有るが、無料版で大部分の機能や再生は可能だ。
● 二つのバージョン
・「 YouTube Music」通常版使用は無料。広告動画やバナーが挿入される。
・「YouTube Music Premium」は有料サービス。機能が追加されておりバックグラウンド再生、広告なしの音楽、音声のみモードなどの利用が可能だ
■ 使用のいきさつ
YouTubeで公式PVなどを見ていると、ポップアップで良く「YOUTUBE MUSICを使ってみませんか?」と出てくる。 ~ 私はYouTubeは単に大手だから使っている面が大きくて、YouTube自体での音楽鑑賞が便利とは思っていなかった。
そこで使い勝手が良くなることを期待して 「 YouTube Music」を試しに使用したら、かなり便利で気に入った。
■ 使用方法 解説
サービス解説。
再生はブラウザやアプリから可能。PCやスマホで利用可能で、グーグルアカウントからデータの同期も出来る。好みの音楽を,手持ち機器で共有したり続き見再生も可能で、新しい音楽体験が可能だ。
■ 使い方と使用感
使用にはブラウザやアプリからアクセスする。今回はPC版を主体に使用した。 なおPCアプリ版もほぼ同じ画面だ。
使い方は簡単で,YouTubeから特定ページに移動するだけ。YOUTUBE MUSICはYouTube内のコンテンツであり利用は容易だ。
➤ ・YouTube Music - https://music.youtube.com/
■ 外観
「YouTube Music」にアクセスすると専用ページとなる。
特徴はYouTubeよりも画面が整理されており、プレイヤーやリスト機能に絞り込まれて見やすい。
■ 操作画面や機能
ホームやプレイヤーの画面は主流のもので、AMAZON MUSICやGROOVE MUSIC等に似ている。画質はブラウザーに左右されるが、YouTubeよりはコンテンツが整理されている分だけ高速で快適だ。音質も公式PVが多いため利用には十分だ。
プレイヤー画面:音楽用に特化されており、動画画面とキューリスト、操作パネルに絞り込まれる。プレイヤー部分にYouTubeのような画質設定は無い。設定で標準と低音質の2種のみが選択可能。
フルスクリーンでの利用も可能だ。大画面で好みのPVなどを楽しめる。
■ 機能
「YouTube Music」で使える主な機能を解説する。
検索:お気に入りの楽曲、アーティスト、アルバムを探せる。
ホーム : 基本画面。カスタマイズしたステーションや、気分、アクティビティ、再生履歴に基づいたおすすめを確認できる。Google アカウントで YouTube Music にログインすると、後述するお気に入りアーティストやYouTube で視聴した音楽やに基づいたおすすめも表示される、。
ホットリスト : YouTube で注目されている、もしくは現在人気の音楽が見つかる。自分の好みにはあまり関係ないようだ。
ライブラリ :お気に入りや再生リストの管理ページ。 ライブラリに追加した楽曲、プレイリスト、アルバムが表示される。
なおYouTube Music Premium のメンバーになると、最近再生した音楽やプレイリスト、オフラインに一時保存した音楽も表示されます。
■ 使用感
使用感だが、速度や音質は十分使えるレベルだ。
そして強みが音楽の自動最適化。自分の好みにかなり適格な音楽が自動再生の場合に用意される。好みのアーティストを選び一曲再生すると、キューリスト(再生リスト)には自動で音楽が追加される。候補の音楽は同系列や同年代アーティストや用意される。
例えば「乃木坂46」の曲を再生すると、キューリストには公式PVが主体で追加され、音楽ジャンルが似たけやき坂(日向坂)や日向坂、AKB48が3~4割くらい混じる。
海外バンドで「QUEEN」の曲を選ぶと、フレディーマーキュリーやデビットボウイ、80年代バンドでa-haなどの曲が追加される。
YouTubeの膨大なリストから選択される上に、アーティストや音楽企業の公式動画が主体で選択されており、ほぼ好みの音楽が用意されるので流し聞きには最適だ。YouTubeで検索した際に発生する一般ユーザーのライブ撮影動画や、唄ってみた・弾いてみた動画が混じることは稀だ。
残念に感じる部分もある。それはCMが多いこと。1~2曲に一回CMが入る。また再生が進むと広告頻度が増えたり5分ほどの長いCMが挟まれる。スキップは可能だが、CMの回数も長さも多すぎる印象だ。 例えると,TV音楽番組をCMの多い時間帯に見ているような感覚。せっかく企業やアーティストがPVを無料提供しているのに残念だ。
まとめると音楽やPV視聴には「YouTube」で聴くより、「YouTube Music」のほうがおすすめが正確で便利だ。「YouTube Music」の無料利用では、CMの多さに耐えれるかが、使用の分かれ目だろう。
■ 好みの音楽を楽しむ
YouTube Musicで楽しいのは自分好みの音楽を集めていくこと。便利な機能・操作がある。
● おすすめの音楽を管理する
自分の関心に合った音楽を楽しむには:Googleアカウントでログインすると「YouTube Music」と「YouTube」で視聴した音楽に基づいたおすすめが表示される。
また、設定から「おすすめをもっとカスタマイズ」で[好きなアーティストの選択]を行うと、自分の好みを登録が可能。
■ 長所と短所
■ 良いところ
・無料でも十分楽しめる
・好みの音楽が楽しみやすい。
■ 弱点
・CMが多い。
・画面サイズが小とフルスクリーンで両極端。
・プレイヤー部分にYouTubeのような画質設定は無く、切り替えにくい。
・ライブなどの動画寄りコンテンツは余り再生されない。検索にもヒットしにくい。
・PC版のアプリは存在しない。ブラウザーを利用したアプリ風画面が起動可能なのみ。
■ 注意点と対策
利用に当たってはグーグルアカウントの使用が可能だ。再生履歴やお気に入りが補完される。これはYouTube用のデータ,プレイリスト等だけが共有されている。
注意点だが、YouTubeで作った古いプレイリストが動作しない、使用できない場面が有った。対策は、今は未公開になった古い曲を整理するか、リストを再作成すると良い。
● まとめ
・画像:PV再生に向く、便利な新世代プレイヤーだ。
無料サービスでも十分楽しめる。
通常のYouTubeで音楽を再生すると、画面構成が煩雑で例えばコメントやメニューが多くて、音楽試聴には集中しにくい。しかし「YouTube Music」を使えば、音楽再生に集中しやすい。好みもしぼりやすくて、流し見やながら聞きには最適だ。機器に依存せずにモバイルで外出していても使える。
新しい音楽の楽しみ方が出来る新世代のサービスとプレイヤーだ。
■ 更新情報
2020年4月3日 作成
■ 関連動画
■ 関連URL、参考サイト
・YouTube Music - music.youtube.com https://music.youtube.com/
> YouTube Music スタートガイド - YouTube Music ヘルプ
support.google.com › youtubemusic › answer https://support.google.com/youtubemusic/answer/6313529?hl=ja
・YouTube Music - 公式楽曲から最新 MV まで楽しめる音楽アプリ ...
play.google.com › store › apps › details › id=com.google.android.app... https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.apps.youtube.music&hl=ja
・「YouTube Music」をApp Storeで
apps.apple.com › app › youtube-music https://apps.apple.com/jp/app/youtube-music/id1017492454
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