S.M.S.L「Sanskrit 10th」の歴代モデルを解説。

B085VG491R

 今回はS.M.S.L「Sanskrit」シリーズの紹介。
特長と購入リンク。 便利な周辺機器を紹介します。


■ Sanskritシリーズについて


B06WLMM1SX

 S.M.S.L 社のDACがSanskrit。日本では初代が2018年に発売された。Win、Mac、iOS機器に対応する。

SMSLの10周年記念バージョンとして作られたDACで、型番は「SK10」。 ”サンスクリット”の名前は、同社の歴代高級DACに冠されている。10周年記念モデルは外観を一新して登場した。

特長は洗練されたモダンなデザイン、そして買いやすい価格。SMSLらしい高性能と独自性を打ち出した尖ったモデルだ。



・第2世代 「Sanskrit MKII」

 

バージョンアップ版。2020年3月から日本でも流通している。
DACがアップグレードされた。


・第3世代 「Sanskrit MK3」

 B0BKG63X8F

バージョンアップ版。2022年12月から日本でも流通している。
中身を大きく更新して性能を強化。音質も向上した。主な変更点はDAC、USBレシーバー、新しいジッター クロック アーキテクチャ、パワー フィルタリング システム。


■ 特長と性能

 
  B0BKG63X8F

  Sanskrit SK-10を世代ごとに解説する。

■ 初代 Sanskrit SK-10


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 初代Sanskritは2018年に登場した。
コンパクトなDAC。そして高性能かつ綺麗なデザインで、発売当時は同社でも目新しい存在だった。



■ 外観と内容

 B06WLMM1SX

直方体の美しいデザインと鮮やかなカラーを持つ。現在SMSLで採用が増えた、キューブ型デザインの先駆となる。デスクトップに置いても見栄えがする外観となった。

筐体はアルミのCNC加工。大きさは同社製品内でもかなり小さい。縦横置きに対応し、表示画面が重力センサーを使用し回転する。

前面は表示画面とスタンバイLED、電源/入力ボタンを搭載する。起動時は画面に「S10(Sansklit10)」と表示され、その後は音量や周波数を表示する。そのほかソースやサウンドフィルタの状態等が表示可能。設定ではPCMフィルタ(6種類)を調整可能。

リモコンが付属しており、電源とソース切り替えや音量・消音など大部分の操作ができる。本体操作はボタンひとつで行う割り切りぶり。

B085VG491R

DACは旭化成の高級DACであるAK4490を採用した。USB受信部には第2世代XMOSを搭載している。

USBサンプルレート:1-32bit、44.1-384Hz DSD最大サポート:DSD256 
光/同軸入力サンプリングレート:1-24bit 32-192kHz

ダイナミックレンジは117dBとかなり広い。電源は背面のマイクロUSBから供給可能で、ノイズ対策のために信号用から独立している。



 ● Sanskrit 10th MKII 2020年3月発売

 B085TF124M

B085TF124M

B085TF124M

 バージョンアップモデル。
DACチップがAK4490から、AK4493EQにアップグレード。PCMサンプリングレートが最大32bit/768kHzに拡張された。ダイナミックレンジは118dBに拡大。

 B085TF124M


 ● Sanskrit 10th MKⅢ 2023年5月発売

 B0BKG843XV

 バージョンアップモデル。3年ぶりの更新となった。
部品や回路が更新されて、性能も向上している。

 B0BKG843XV

・DACチップがAK4493Sにアップグレード。PCMサンプリングレートが最大32bit/768kHzに拡張された。ダイナミックレンジは118dBに拡大。

・USBプロセッサーは、XMOS 第3世代XU316になった。

・CK-03 クロックシステム搭載

・高性能電源フィルタリング

・その他 
 海外販売価格139$
 カラーはブラックとグレー。

 B0BKG63X8F




● お勧めポイント

 • デザインが綺麗。
 • 音量操作も可能。
 • 価格がお手頃。
 • リモコン対応


X 弱点や気になる所

 • 世代が変わっても、外観の変更は無い。
 • 電源はマイクロUSB端子から供給。別途USB電源アダプタなどが必要。




 ■ 感想

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B06WLMM1SX

 Sanskritは、SMSLの機器らしさを持つ機種です。洗練されたデザインや鮮やかなカラー。最新の技術を盛り込むなど。

発売されて年月が経つが、アップグレードで強化された。まだまた活躍します。


■ 購入用リンク


 通販リンク。寿命の長い機種なので、モデル末期には在庫が少ない場合が有る。 


・Sanskrit MKⅢ

 AmazonとYahooに在庫有。楽天は取り扱い無し。

  

 > 通販サイト検索





・Sanskrit MK2

 初期のSanskrit 10thの在庫は減少している。なおAmazonではSanskrit 10thのページはそのまま、MK2に置き換わっている。

 > Amazon




 > 通販サイト検索




■ 周辺機器


 使う時に便利な用品



■ ケーブル

◢・SMSL w6 Audiophilesオーディオ単一クリスタル銅RCAケーブル1ペア

 SMSL社のコンポであるパンダシリーズ用に作られたケーブル。オヤイデを使用している。







■ 注意事項 ・ウェブサイトのご利用条件

■ データ

 S.M.S.L社は、中国は深圳市にある会社。社名は地名が由来。
(S.M.S.L =深圳市双木三林电子有限公司/ Shenzhen shuangmusanlin electronic Co., LTD)

 家庭とカー用音響製品企画から製造まで統合しておこなう企業。
製品はヨーロッパ、アメリカ、中東、東南アジアに20以上の国と地域に販売され日本でも販売。

AV機器はヘッドフォンアンプや小型アンプ、DACと小さく可愛い製品が主です。新製品とロングセラーモデルが混在するのも特長。


■ 更新情報

2023年9月7日 MKⅢ追加
2020年3月31日 作成

■ 関連SNS

■ 参考動画



■ 関連、参考サイト

 ・US AMAZON

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S.M.S.L製オーディオ機器の紹介 2018年版 [特長と購入リンク]