楽天が一定額購入で送料無料化へ。対象店やメリット・デメリット解説
楽天が一定額購入で送料無料を開始します。
今回は楽天通販グループでの送料無料化や除外ショップを紹介。
■ 楽天の送料無料化とは?
一定額購入での送料無料化が注目されていた楽天だがついに開始する。3月18日(水)からスタート。
~ なお2月14日に”一定額で送料無料化”から”一定額で送料込み”に表現が変更されている。
● 対象になるケース
3,980円(税込)以上で送料無料。一部ショップ・地域を除く同一店での購入が対象
※ショップによっては、「3,980円(税込)未満で送料無料」の場合あり。
[追記] 3月6日の発表にて、18日開始の一定額で送料込が「一律実施」から「準備の整った一部店舗」に変更された。
● 対象外のケース
・クール便、大型便、特定送料の物
・沖縄・離島・一部地域への配送は9,800円(税込)以上で送料無料。
・商品の発送元が沖縄・離島・一部地域の場合は、送料無料対象外の場合がある。
■ 楽天市場
楽天市場トップ > 3,980円(税込)以上で送料無料
● 関連
・Rakuten BRAND AVENUE (Rakuten Fashion)
3980円以上で送料無料。 → 送料・配送について
■ その他 - 楽天関連で一定額購入額が異なる店を紹介。
今回の「3980円購入で送料無料より高い・安い店」を調べてみた。
● 安い店
「3980円購入で送料無料より安い店」。現在の所引き上げの告知は無いようです。
・楽天ブックス
楽天ブックスは、注文商品の金額、点数にかかわらず「無料」。*代引きやコンビニ店頭支払いを除く。
・楽天24
楽天公式ショップ。税込2,700円以上の買い物で送料無料。
● 高い店
「3980円購入で送料無料より高い店」。現在の所価格変更の告知は無いようです。
・楽天ビック(ビックカメラ×楽天)
ビックカメラと楽天が運営する家電の総合ショップ。
5,000円(税込)以上の商品は基本送料無料。5,000円(税込)未満のご注文で全国一律送料550円(税込)
■ 解説
#RakutenGourmet / influenZia
送料無料というとAmazonが先行したが、楽天もついに一定額での送料無料を開始する。しかしAmazonでも全商品が2千円以上で送料無料では無くて、Amazonが取り扱わないショップは送料が必要な場合が多い。そして有料会員でも全商品が無料ではなく、実は安価な商品や小物は除外されている。今回楽天の送料無料化への統一は随分思い切った決断だ。
楽天はまるで商店街のような多彩な店の集合体で、ポイントやクーポン,メールサービス等の情報量と雑多な印象が魅力であり弱点でもあったが、今回はシンプルな買い物が可能なAmazonを追う形となる。
● 購入者の利点
1 送料を各店毎に調べる手間が省かれる。総支払額が分かりやすくなる。 ~ 従来は商品価格が安くても送料が高い店があり、総支払額がわかりづらかった。
2 従来は楽天ショップでの送料無料は5千円くらいからが多かったので、少し設定額が下がる印象です。
● 気になる点
・ 送料が価格に転嫁される。
・ 楽天は一定額での送料無料設定が無かった店も結構多かったので、今後は総支払額がどう変化するか不明。
■ 更新情報
2020年3月7日 一律実施から一部店舗への変更を追記。
2020年2月15日 送料込み表現への変更を追記。
2020年2月10日 Rakuten BRAND AVENUE (Rakuten Fashion)、Rakuten bic,楽天24を追記
■ 関連記事
・楽天グループでの消費者還元キャンペーン解説。対応サービスとやり方。
■ 関連URL、参考サイト
•楽天市場
楽天市場トップ > 3,980円(税込)以上で送料無料