
TOPPING社で人気のDAC『DX3 Pro』に、LDAC版が登場した。
今回は『DX3 Pro』とLDAC版の特長と購入リンク。 便利な周辺機器を紹介します。
■ 『DX3 Pro』とLDAC版とは

TOPPING社のDACで『DX3 Pro』は2018年11月に発売された。同社ではめずらしい多機能が特徴でDACとプリアンプ機能、ヘッドフォン出力,無線入力が可能。
2019年3月頃にバリエーションでLDAC対応版が追加された。
■ 特長と性能

プリアンプやヘッドフォンアンプ機能を持ち、多機能なDACが欲しい人に向いている。
● 梱包
黒い箱の中に、型抜きしたスポンジへ本体や周辺部品が収められている。
■ 外観と内容


筐体は前面にヘッドフォン端子とノブ。RCA出力は可変と固定が選択可能で、プリアンプとしても使用可能。ACアダプターは15Vで専用コネクター採用。本体とリモコン操作が可能。

ハイレゾ対応機で部品や性能は高い。構成はUSBがレシーバーにXMOS XU208採用で最大32bit768kHz , DSD512に対応。光とデジタル同軸入力はAK4118使用で24bit192kHzまで対応。DACはAK4493を2機使用。 オペアンプはOPA1612、ヘッドフォン用にOPA2140。
Bluetooth5.0にも対応してBC, ACC, APTX, APTX-II, APTX-HDをサポート。チップはCSE8675。
リモコンも標準装備する。
● LDAC版
2019年9月に発売されたアップグレード版。
外観はほぼ同じ。 Blutooth部のチップがCSR8675になった。ヘッドフォンアンプはTPA6120に変更。
音質面ではHi-Res Audio Wirelessおよびソニーの高音質コーデックLDACの認証を取得しており、Bluetooth用にCSR8675チップセットを使用してLDAC / AAC / SBC / APTX / APTX LL / APTX HDプロトコルをサポートする。
外観の違いは上面のステッカーが一枚多くて「Hi-Res Audio Wireless認定」のシールが追加されている。

● DX3プロシリーズお勧めポイント
• 入出力が豊富
• 小型
• 高性能
X 弱点や気になる所
・電源は専用アダプタからの供給となる。
なお高音質化する電源ユニット「P50」がオプションで2019年に登場した。
■ 感想

TOPPINGでは珍しい多機能機種です。
DACやヘッドフォンアンプとしても使えるし、小型でも多様な機器と繋いで使いやすくなっている。
■ 購入用リンク
現在在庫は新型のLDAC版に置き換わっている。
・DX3 Pro
リンク先からカラー選択可能。
> 通販検索
■ 周辺機器

使う時に便利な用品
■ 新型電源


TOPPING社の新型電源でD50 / D50s / DX3pro/A50に対応する。
現行機では同社で唯一の電源アクセサリーとなっており日本では2019年9月に発売された。サイズは50シリーズと揃えられている。
● セットモデル : P50+D50s
■ ケーブル
ケーブルを変えて高音質に。
買いやすい価格で人気もあるケーブルを紹介。
• Topping ラインケーブル TCR1
2017年9月日本入荷。
純正のケーブル。
材質:金メッキ銅RCAヘッド+銀メッキ無酸素銅線
長さ: 25cm、75cm、1m、1.5m、2m
■ 動画
外観と機能、リモコンの操作方法が解説されている。
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■ データ
TOPPING(トッピング)はブランド名。中国は広東省の省都、广州市にある会社。 ~ ブランド名は”伸びる物、トップの品質である”から。 製品の品揃えは主に小型アンプとDAC。そして現在は高級機が主流となる。
中華アンプの中では高価格の部類で 品質や高性能を求める方にお勧め。販売傾向は同型をまめに部品を更新し磨き上げる。小型機では珍しく長寿機が多い。
■ 更新情報
2019年10月19日 作成
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