マランツのネットワークCDレシーバー「CR612」。特長や魅力解説

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 マランツのシステムコンポの新型「CR612」は高音質と他の機能で人気がある機種です。

今回は特長と購入リンク。 便利な周辺機器を紹介する。


■ ネットワークCDレシーバー「CR612」とは


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 マランツで人気がある「M-CR」シリーズの最新機が「CR612」で2019年4月に発売された。 変化が激しいミニコンポの世界で堅実に進化して人気モデルとなっている。

 コンパクトな大きさでも外観は同社アンプが持つ綺麗なデザイン受け継ぐ。特徴は高音質と多機能。ミニコンポながら丁寧に繰り込まれており高音質。また最新ネット配信やスマホとの連携、アレクサ音声入力などにも対応して多彩な音楽再生に対応する。



 ● M-CR500~600シリーズの歴史

 初代「M-CR502」が2008年12月に発売。高音質再生を得意とする「プレミアムコンパクト」とアピールした。デジタルアンプ搭載でバイアンプ接続に対応した。25Wx4ch出力。

 

2010年の「M-CR603」でパワーアップ。ネットオーディオとUSB端子からのデジタル機器接続に対応した。欧州の有名雑誌で最高評価を獲得。

2013年に「M-CR-610」登場。現在とほぼ同じデザインとなった。内面でも新開発部品が投入、Wifiやファイル形式対応が増加した。

2015年の「M-CR611」で7万円に価格アップ、新部品の投入や対応形式、本体カラーが増加した。


■ 特長と性能


 
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  同社の現行機で唯一のシステムコンポでありネットワークオーディオにも分類されている。アンプ性能はハイレゾ性能でフルバランス・デジタルパワーアンプ。

 本体で約5万円とミニサイズコンポとしてはやや上級だが、各社ランキングで首位を争う。 




■ 外観と内容

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 同社のアンプ特有のデザインを持つ。左右対象デザインで色はシルバーゴールドと精悍なブラックの2種、CDトレイ部にマランツのスターマークも備える。トップにはハードコートされたアクリルパネルをほどこされる。

 大きさはW280 x H111 x D303 mmで、ハーフコンポサイズに近い。
画面はは有機ELで日本語表示対応、3桁表示可能。




 ■ 特徴

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 一台で多彩な音楽を楽しめるのが魅力。目立つ機能やお勧め部分を紹介する。


 ● 音質面

 フルバランス・デジタルパワーアンプ採用する。そして4Chバランス出力も可能。またM-CR612では新機能「パラレルBTLドライブ」に対応した。アンプ部のA、B出力をワイヤで接続して4組のアンプすべてを簡単に使えるようになった。また音声ステップが従来の60から100に増加した。電源の取り回しや部品構成も見直されており低ノイズ化が進んだ。

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 高音質ファイル対応。ファイルではDSD &ハイレゾファイル再生対応(ネットワーク/USBメモリー)。DSD(2.8 / 5.6MHz)、FLAC / WAV / Apple Lossless(192kHz / 24bit)に対応する。

 音質はCR611での視聴感想を紹介すると、「マランツらしい品のある音」です。


● ストリーミング対応。無線対応の強化

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ネット配信の再生が可能でAmazon MusicやAWA、Spotify、SoundCloudなど主流に対応出来る。また今年9月に開始した高音質ストリーミングの「Amazon Music HD」にも早速対応している。 そして音楽アプリ「AWA」に対応しておりストリーミングを気楽に楽しめる。

 Blutoothにも標準で対応する。Wifiでは新たに2.4 / 5 GHzデュアルバンド対応となった。IEEE 802.11 a/b/g/n規格に対応する。


● CDやラジオ 他機器との接続

 ラジオはAM,FM,そしてワイドFMも対応。CDプレイヤー部はデータディスク再生にも対応(MP3 / MWA)。

 光デジタル入力を2系統持つためオーディオ機器以外にもテレビなどからの入力にも対応。またソースからの入力信号を感知しての自動オン機能も備える。


● その他

 多機能リモコンが付属。


 色: シルバーゴールド、黒



● お勧めポイント

 • 高音質。
 • ネットワークオーディオ、Wifi、有線LAN対応。
 • バランス接続に対応
 • リモコンの機能が多い
 

 X 弱点や気になる所

 ・価格はやや高め。
 ・スピーカーは別売




 ■ 感想

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 コンパクトで高音質。マランツを所有しているという満足感もある。おすすめです。



■ 購入用リンク


 定価はやや高めだが、通販サイトでは5万円台まで下がり買いやすくなっている。







■ 周辺機器


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 今回紹介したマランツ製品に使いやすい製品を紹介。



■ スピーカー

 英国のB&W。長く日本でマランツが輸入販売している。



・B&W CM1(ペア) スピーカー

 Bower&Wilkinsのミニモニター。
モニタースピーカーで人気の有る機種。日本でB&W製品は、マランツの属するD&Mホールディングも取り扱ってます。

マランツの製品の試聴にも使われいる。








■ ヘッドフォン

・ Bowers & Wilkins PX ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン Bluetooth/aptX HD/AAC対応
 
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 名門B&Wから登場したワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン
aptX HD等高音質コーデックにも対応する。






■ 記事について

  • 注意点


■ データ

 ・ Marantzについて

Marantz PM 250
Marantz PM 250 / sn6200


 マランツは1953年にアメリカのソウル・バーナード・マランツが設立しました。日本との関わりも深く、スタンダード工業が日本マランツとなり変遷を繰り返して、現在日本ではD&M傘下となる。

 マランツと言えばシルバーゴールドカラーの本体と円形窓。名機や高額な製品もあるが、現行機種で購入しやすい価格の製品もある。オーディオ入門者も触れやすいメーカーです。最近ではAVアンプやネットプレイヤーの開発速度が上がり、新企画対応の新製品の登場が速いのも嬉しい所。



■ 更新情報

 2019年11月27日 作成

■ 参考動画



■ 関連、参考サイト

Marantz ネットワークCDレシーバー M-CR612


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