
ヘッドフォンのケーブルを交換するために、新しくFOSTEXのテレオミニケーブルを買いました。
音質や使い勝手。購入用リンクや周辺機器も紹介する。
■ FOSTEXとステレオミニケーブル ET-RP1.2 について

ET-RP1.2 はFOSTEXの純正ケーブル。
RPシリーズには、2015年に発売されたT50RPmk3から付属している。そして現行のT50RPmk3gシリーズの発売時に改良されて金メッキタイプになった。 部品として単体販売もされている。
● RPシリーズとケーブルについて
FOSTEX平面駆動型ヘッドフォンRPシリーズの弱点が「ケーブルの接触不良」 ~ RPシリーズは特殊な機構があり、ヘッドフォンの側面にケーブル接続用のジャックを備えるのと、ケーブルに回転ロック機構が付く。旧型の純正付属品のケーブルは接触不良が起きやすいので有名だったがET-RP1.2は不具合が改善されている。
参考:従来型のケーブル
■ 外観

パッケージはビニール袋と紙のフタが付く簡素な物。
本体カラーはケーブル部が赤色だが写真で見るより薄めでややオレンジっぽい。表面はツヤ消しで、柔らいシリコン風の素材。ヘッドフォンと機器側がミニジャックでL型、金メッキされている。そして純正と同じくロック用の爪がある。面白いのはケーブルの両端がL型なのが珍しい。片方の爪を割ったり、接触不良になっても向きを替えて使えると思った。
● 使い勝手、装着感
![[atod][fostex_t20rpmk2n]DSC_0999.tibi.jpg](https://analog-to-digital.up.seesaa.net/my_pic/5Batod5D5Bfostex_t20rpmk2n5DDSC_0999.tibi-thumbnail2.jpg)
装着はFOSTEXのモニターヘッドフォン。TP20 Mk2で試した。
ケーブル『ET-RP1.2 』の重さは普通ですね。重いケーブルであるような頭を引っ張られるような感じはない。 ケーブルは柔らかめでとりまわしも普通。ケーブルの長さは1.2mで使いやすい長さです。タッチノイズは少なめ。
良い点はロック部がしっかりしているのと、端子が金メッキされており、RPシリーズで悩まされる接触不良が改善される。
■ 音質
『ET-RP1.2 』音質は純正らしい落ち着いた雰囲気。
抑えめでおとなしい・控えめな音質。刺激のある音は抑えられており、音色の色づけはなくてややこもったようにも感じる。音場は中央より。
外部ノイズは少ない。
価格相応の妥当な音質。派手目な音質の他社ケーブルと比べて、日常で長時間聴ける音質であり手堅い。
● まとめ
ヘッドフォンの純正ケーブルとしては、適正な価格であり買いやすい。
RPシリーズの旧型ケーブルを使ってる人には、接触不良が改善されるのでお勧め。
音質も落ち着いた純正らしいもの。 ただし音質だけを求めるなら、もっと高額な有名メーカーのケーブルや定番品を買った方が良いでしょう。
私は『ET-RP1.2 』を使ってみて、そつのないケーブルで、長く使っていけそうに感じた。
■ 購入用リンク
本体の購入リンクや便利な用品。
● 購入用リンクの使い方
商品写真と横の商品名リンクは基本としてamazonへのリンクです。
なお色違いや他の通販サイト、ショップ販売品を見たい場合は
○○で検索をクリックすると、通販サイト内からの検索結果を表示します。
・ ET-RP1.2
対応;RPシリーズ。 バランス型のT60RPには非対応。
■ 更新情報
2019年6月7日 作成
■ 関連URL、参考サイト