S.M.S.L 社から新型DAC「M100」が登場した。
今回は「M100」の特長と購入リンク。 便利な周辺機器を紹介します。
■ M100とは
S.M.S.L 社の新型DAC。12月に突然発売された。
同社はハイエンドDACとアピールする。
■ 特長と性能
性能を重視し、機能やリモコンを省いてコストダウンしている。価格は一万円ほどで買いやすい価格。先行したサンスクリット10thとスペックが似ているがDACチップが異なるのと、本体での音量調整やリモコンが付属しない純粋なDACになっている。
■ 外観と内容
外観は直方体の美しいデザイン。筐体はアルミのCNC加工で前面パネルが樹脂。大きさは同社製品内でもかなり小さくて、サンスクリット10thよりも小型化されている。
前面はスタンバイLEDと電源/入力ボタンとシンプル。表示画面はブルーの数字でビットや周波数を表示。本体操作はボタンひとつで行う割り切りぶり。
DACは旭化成の高級DACであるAK4452。ネィティヴでDSDやDoPをサポートする。対応ビットレートや周波数は広めでDSD512にも対応した。価格からすると凄いスペック。
USBサンプルレート:1-32bit、44.1~768kHz DSD最大サポート:DSD512
光/同軸入力サンプリングレート:16~24bit 32~192kHz
USBデジタルインターフェィス部は第2世代XMOSであるXcore200 XU208を採用。電源は背面にデータ用から独立したマイクロUSB端子から供給可能。iOS機やandroidへのOTG接続にも対応する。
色: 黒、青
● お勧めポイント
• 安くて高性能。
• デザインがカッコいい。
弱点: 純粋なDACで、音量調整ボタンやリモコンなどは付属しない。
■ 感想
さすがS.M.S.L。新作も予想の上を行く尖ったモデルとなり凄い。 M100は形が格好いいし、同社らしく高性能であり人気が出そうです。
■ 購入用リンク
現在の所、ヤフーとamazonに取り扱い有り。
[追記 2019年3月] 楽天でも取り扱い店があります。
■ 周辺機器
使う時に便利な用品
■ アンプ
・SA100
M100と同時期に登場したパワーアンプ。Mシリーズとデザインが揃う。
アナログ入力と無線入力に対応する。注意点として奥行きがM100より少し大きいのとハイレゾ対応ではない。
● セット販売 DAC M100+パワーアンプSA100
■ ケーブル
◢・SMSL w6 Audiophilesオーディオ単一クリスタル銅RCAケーブル1ペア
SMSL社のコンポであるパンダシリーズ用に作られたケーブル。オヤイデを使用しているようです。
■ 注意
* 文章を読みやすくするため、敬称は略させて頂いている場合があります。
• 注意点
仕様は変更される場合が有ります。一部にリンク先データを参考もしくは引用しています。なお引用先の誤記の場合でもそのまま転載し、記事中で修正されない場合が有ります。また仕様変更や取り扱い店で本体や付属品が変更される場合が有ります。 リンク先記載や購入時の疑問や不明点は、リンク先や購入会社窓口にお問い合わせ下さい。
■ データ
S.M.S.L社は、中国は深圳市にある会社。社名は地名が由来。
(S.M.S.L =深圳市双木三林电子有限公司/ Shenzhen shuangmusanlin electronic Co., LTD)
家庭とカー用音響製品企画から製造まで統合しておこなう企業。
製品はヨーロッパ、アメリカ、中東、東南アジアに20以上の国と地域に販売され日本でも販売。
AV機器はヘッドフォンアンプや小型アンプ、DACと小さく可愛い製品が主です。新製品とロングセラーモデルが混在するのも特長。
■ 更新情報
2019年6月12日 SA100追加
2019年4月1日 取り扱い店について追記。電源端子の解説、モバイル機器の対応を追記。
2019年1月12日 作成
■ 参考動画
■ 関連、参考サイト
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・S.M.S.L製オーディオ機器の紹介 2018年版 [特長と購入リンク]