マルチメディア・プレイヤー JRiver「Media Center 24」の使用感想と解説

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今回は、マルチメディア・プレイヤー JRiver「Media Center 24」を紹介。

音楽ではハイレゾ再生に対応し、アプコンも搭載。長い歴史を持ち人気がある音楽再生ソフトです。特長と使った感想を紹介。

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■ 「Media Center 24」とJRiver社とは


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 「JRiver Media Center 24」はパソコン対応のメディアプレイヤー。 Windows 、 Mac OS X 、Linux用がある。1998年に前身のMedia Jukeboxとしてリリースされ2003年に改名。なんと20年の歴史を持つ。

 統合型ソフトで多用途・多機能型。音楽、動画、画像。ネット配信サービスやSNSも対応する。音楽性能に力が入っており、オーディオファンに人気と評価が高い。高音質再生もアップサンプリング再生が可能。


・ JRiver社について。

1981年設立。米ミネアポリスの会社。エンドユーザーおよび企業パートナー向けにネットワーク化されたメディアソリューションを構築する。 製品には、オーディオおよびビデオコンテンツのストリーミング、ダウンロード、サブスクリプション、ポータブルデバイスサポート、P2P、DLNA、およびDRMが含まれる。


■ 使用 音質や操作感解説と感想


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 Windows用の体験版を使用。主に音楽と動画の再生・対応力をチェックする。


 ■ 特長


 歴史のあるソフトで、外観やGUIは完成している。

 私が感じる特長を3つ紹介。



1. 外観と操作

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 ライブラリ型と呼ばれる統合ソフト。現代で主流のデザインであり馴染みやすい。

左列にライブラリ。メディアのジャンル、サービス、プレイリスト。
上段にメニュー、操作パネル、動作パネル。右側が主窓となり、プレイリストやブラウザが表示可能。

 デザインはスキンに対応しており、既定では11種の綺麗なテーマが用意される。 操作画面の配置や表示は初心者向きで、細かく設定できないが、ふだん使うには十分なレベル。


• 再生について

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[画像] シアターモード

 プレイリスト表示が主体だが、フォルダツリー表示から再生も可能。曲名の前に、小さいアルバムジャケットのサムネイルが表示されるのが便利。再生はミニプレイヤーやフルスクリーン、シアターモードが選択可能。

 動画・静止画は主流形式に対応。動画もサムネイルが作成される。




2. 音楽のアップサンプリングが可能

 音楽再生で内部動作ビット数の設定が可能。規定は自動設定で64bit動作する。

 次にアップサンプリング再生。規定ではオフなので、自分で設定変更する。DACの上限までアップコンバート可能。CD音質のFlacやWAV,ハイレゾ音源もさらにアップコンバートが可能。


3. 多彩な機能

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 メディア対応も多い。動画、静止画、ドキュメント、ネット放送や動画など。インポートすると細かく分類する。 Media Centerのみで、ファイル再生や管理が完結しそうです。音楽ファイルのアルバムアートや情報検索と取得も可能で、高速かつ候補も多い。
 
ブラウザを搭載しておりAmazon,AMG,Google,Images ,Wiki,Youtubeに対応。例えば再生曲から、Wikiやamazon等から関連情報を検索出来る。

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[画像] 曲情報から画像を検索したところ



■ 音質 

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 全体の音質は良い。Win用音楽プレイヤーでは上質なランクです。

標準状態では普通の音質。ややノイズっぽい。既定はダイレクトサウンドなのでWASAPIやASIO等に変更するといいでしょう。DACに合わせてアップサンプリングすると音質が向上する。そしてSOXリサンプラーにも対応しておりONにするとやや高音寄りになるが音質が向上する。

 マルチスピーカーやDSP設定も多め。初心者向きで設定の階層が深いので、細かい調整をする人には不向き。例えば出力やイコライザーの設定が面倒。


 ● リアルタイム・ハイレゾ化や音楽ファイル再生

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 MP3,FLAC,ハイレゾ、WAV主流形式をリアルタイムでアプコン再生してみたがトラブルもなくあっさり再生する。

 基本はハイレゾへ高解像度化しながら再生する。音の遅延等は無く、正確に再生する。CPUパワーの要求スペックもさほど必要ないようで、多数のアプリを使いながらでリソースをメーターで確認したがCPUは2~5%しか使ってません。再生も安定しており、不具合は無し。



■ 動画再生、画質


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 動画の対応力をテスト。性能や画質を紹介。
 


 ● 動作

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 プレイヤーの動作は普通。高速ではなくて、ややワンテンポ置いて再生される感じ。トラブルは無い。

動画ファイルはサムネイル表示される。初回は読み込みが遅いが、2回目からは早い。リスト画面で小さいプレビュー窓で表示可能なのが便利。

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 ■ 画質

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 動画で気になる画質はファイル,DVDディスクとも普通。

やや甘めの画質。オプションで、[HQ]と[可能な場合はハードアクセラレートでデコードを行う]設定をONにしたが余り変わらない。



■ 各種再生 
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 ディスクや各種形式の再生と使用感。

DVDディスク再生: アクセス速度は普通。基本は一括再生で開始される。ルートやチャプターメニュー表示が分かりにくい。再開時に開始位置を記憶してるのが便利。

BDディスク再生 :  MC単体では再生出来ないようです。他アプリとの連携が必要。ANY DVD HD,DVD Fabが推奨される。PowerDVDでは対応出来ない。

動画再生: 主流形式に対応。DirectShowフィルタのダウンロードは自動化されている。


 question-64.png■ 基本操作から特殊な操作方法 ~使い方のコツ 


 基本操作や特殊な部分の対処方法を紹介。

● インストールと使用。

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[画像] 初回起動画面

Windows版は32bit版と、8月に64bit版が登場している。インストール作業には難しい部分は無し。



■ 基本操作

 JRiver Media Center 24はライブラリにいったん登録して、その後に編集や再生をする。編集データはMedia Center側で保存され、元データに影響は与えない。

• 音楽ファイルの追加・再生方法

 基本はプレイリストでの再生。音楽ファイルの追加は以下の通り。

方法1 初回起動時に自動インポートされる。
方法2 ドラッグ&ドロップ対応。 リストにドロップすると曲が追加。
方法3 フォルダツリーから、音楽フォルダを開いて再生も可能。
 



■ 高音質化、おすすめ設定

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● 音質設定

• 再生デバイスを変える。 

 歯車マーク > 再生オプション > オーディオデバイス 
> ダイレクトサウンド → 対応しているデバイス、WASAPI等に変更が可能
> デバイスの設定 = デバイスを排他アクセスモードで起動[規定]ON、ビット深度で自働を選択[規定]
 

• アップサンプリングする

 歯車マーク > DSP出力設定 = サンプルレートから出力値を選択。DAC性能に応じてアッコンバートできる。右クリックで一括変更可能。

• 波形を見る: DSPスタジオ>アナライザー = 再生波形


■ Media Centerの長短所

● 良いところ

• デザインがこなれている、スキン変更が可能。
• 設定が簡単。
• 安定している。
• 多数の媒体に対応する。

● 気になる所、注意点

• 設定の階層が深い、表示で調整項目が少ない。



■ ダウンロードとソフトの種類


 ダウンロードはベクターから可能。

 ベクター JRiver Media Center 24 購入、体験版 
↑ 体験版も掲載されているページ。

ベクター JRiver Media Center 24

こちらは各種版が購入可能なページ。
新規、アップグレード版が販売中。対応はWinとMac版あり。+1,000円でバックアップメディアがついてくる。





■ ライセンス

継続使用にはライセンスを購入する。Amazon等で発売中。

● マスターライセンス 

複数台のPCやOSで使用可能な スーパー・ライセンス。
最新Ver.23~24の動作保証、Windows64bit/32bit版対応。Windows, Mac OSX,Linux版すべてのプラットホームで動作する。Windowsなど単一OSで、複数台のPCへのインストールも可能使用でリストア回数も年間20回。




● ライセンス 各OS専用 (Windows,Linux Ubuntu,mac)











■ 総評

音質: 82点
画質:52点
総合面:80点

お勧め点: 一本のソフトで色んなメディアを再生や管理したい、多用途に使える。音楽再生が主体に向く。


■ 感想

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 PCの入門者や気楽に音楽を楽しみたい方に向く。
マルチプレイヤーでも、音楽再生機能が強いので、音楽再生が主体の人に向いてる。動画主体の人には「PowerDVD」をお勧めします。

JRiver Media Centerは歴史の長いソフトだけあり扱いやすい。最新の 24を使ってみて完成しているソフトだと感じました。

30日の体験版が有るので、興味があれば体験するのも良いですね。


•  試聴について: 私の環境下での感想です。

• 記載について

 一部にリンク先データを参考もしくは引用しています。なお引用先の誤記の場合でもそのまま転載し、記事中で修正されない場合が有ります。また仕様変更や取り扱い店で本体や付属品が変更される場合が有ります。 リンク先記載や購入時の疑問や不明点は、リンク先や購入会社窓口にお問い合わせ下さい。


 ■ 試聴機器、テスト用アルバム

 使用バージョン : JRiver Media Center 24.0.45

• Core i7搭載機、Win10 1803
  SSD化し、メモリーは16GB、HDD増設。電源を強化。

•  FOSTEX ヘッドホン T20RPmk2n
  スタジオ・モニターヘッドフォン。

•  YAMAHA NS-10M PRO, Pioneer SP-A4


■ 試聴アルバム

• カルミナ・ブラーナ / CDと配信ハイレゾ版
• マイケルジャクソン BAD,DANGEROUS / CDと配信ハイレゾ版
• SKE48「あの日のチャイムを忘れない」 CD・DVD
• 欅坂48真っ白な物は汚したくなる(Complete Edition)、走り出す瞬間(Complete Edition) /配信ハイレゾ版


■ 更新情報

2018年8月24日 動画再生テスト、追記
2018年8月21日 作成 使用バージョン Ver24.0.4.5


■ 関連記事

[2017年2月更新☆] Windows用の音楽再生ソフト対決。使いやすくて高音質なソフトは? [有名、マイナーソフト対決]


■ 参考、関連リンク

• 公式 JRiver
WIki EN