今回はChrome用プラグイン「Windows Defender Browser Protection」の紹介。
chromeや互換ブラウザで使える保護機能です。
実際に使ってみて、導入~使用方法と感想も紹介します。

■ 「 Windows Defender Browser Protection 」とは
マイクロソフトが作ったChrome用プラグイン。無料で使えます。
マイクロソフトのEdgeブラウザに搭載されてる“Windows Defender SmartScreen”をchrome用プラグインにしたもの。
既知の悪質リンクを警告し、フィッシングを防止します。
Windowsでもchromeブラウザのシェアが高いため、作られたようです。
● 導入の経緯
chromeやVivaldiの保護機能を上げるために、無料だし使ってみました。
● 特長
chrome謹製の「セーフブラウジング」機能より、防御率が上がるようです。
・マイクロソフトの公開しているブラウザ毎のフィッシング保護率のデータ
Edge 99% 、chrome 87%、 Firefox 70%
ちなみにVivaldiもグーグルのURLリストを使ったフィッシング防止機能が搭載されています。
今回は、Windows機で「Chrome」と「Vivaldi」にインストールしました。
■ ダウンロードとインストール
Chromeウェブストアからダウンロード。
https://chrome.google.com/webstore/detail/windows-defender-browser/bkbeeeffjjeopflfhgeknacdieedcoml
Vivaldiも互換で動作する。なお互換ブラウザでの使用は、マイクロソフトは紹介してないので自己責任で。
■ 使用
「 Windows Defender Browser Protection」の設定はオンオフしかないので簡単です。アイコンをクリックすると、動作させるかどうか設定できます。日本語化も可能ですが、手間だし必要無いでしょう。
● テスト

デモサイトでテストしてみました。上が実際の動作画面です。危険なサイトにアクセスすると、真っ赤な画面で警告されます。その際、アイコンが赤色になり×マークが表示されます。マルウェアやフィッシング、危険なダウンロードページでも動作します。
実際に一ヶ月ほど使ってみましたが、私がブラウズしているサイトの範囲では、「 Windows Defender Browser Protection」が動作する場面は有りませんでした。
ただ私の場合は、アンチウィルスや他のブロックプラグインを使ってるので、「 Windows Defender Browser Protection 」が動作する前に抑止しているのも有りそうです。
■ 使用後の感想と評価
導入は簡単ですし、保険で入れておくのも有りとは思います。
暫く使ってみてまた感想を追記しますね。
■ 今回使った機器
・Acer Corei7搭載機。
SSD化し、メモリー、HDD増設。電源を強化。
・Vivaldi 1.15.1147.42 (Stable channel) 32bit
■ 更新情報
2018年6月1日 作成
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■ 参考、関連リンク
・ 公式 https://browserprotection.microsoft.com/learn.html
> Windows Defender SmartScreen
Demo Pages https://demo.smartscreen.msft.net/