
今回紹介するのは、映画「アポロ13」
「アポロ13」の解説。 関連作品も数が多いので、購入用にカタログ化してみました。
■ はじめに アポロ13(サーティーン) とは

理解を深めるために 簡単に映画の概略を紹介。
1995年のアメリカ映画で、日本は約3週間後に公開。
原作はジム・ラヴェル船長のノンフィクション"Lost Moon"。
ロン・ハワード監督・脚本 音楽はジェームズ・ホーナー、アバターやタイタニックなどたくさんの映画音楽を手掛けた方。俳優は、トムハンクスやケビンベーコン、エド・ハリス。人気俳優や大物がたくさん出演。

Apollo 13 / NASA on The Commons
■ 映画のあらすじ
映画のジャンルは、ドキュメンタリー。
偉大なる失敗と呼ばれた、アポロ13号での事故と帰還を描きます。
■ 見方や見どころ

Explosive Evidence / NASA on The Commons
140分とやや長めの作品ですが、テンポが良くて見やすい。
ドラマや問題解決のリズムが子気味良い。
トラブルは、月に到達寸前での爆発事故という絶望するような状況が主題。爆発、電力不足、電気ショートの不安、酸素確保、寒さとの戦い、軌道調整、次々にドラマが展開されます。急ごしらえのチームでの、メンバーの不和も見どころ。
突破できるのかな?という問題をNASAとクルーが知恵を振り絞り、突破していきます。
一番カッコいいのが、大気圏突入前。機体は耐えられるのか、軌道は性格なのか?問題は山づみ。しかしもう打つ術はない。
準備を終えたジム船長が「諸君らは最高のクルーだ」と褒め称えます、不和もあったけど乗員が涙し、最後の試練に臨みます。

■ Tips
・ ストーリーはアポロ1号の悲惨な事故から始まります。作中にエドハリスが出ており
名作「ライトスタッフ」
の続編のような構成になってます。燃えるぞ。
・ CGが初期の頃の映画で、打ち上げシーンなどに使われてますが、違和感が無い。
そして合成やCGに見える無重力シーンですが、なんと航空機による無重力状態で撮影し、600回も飛行しています。すごい。
■ あとがき

2時間20分とやや長めの映画ですが、テンポに引き込まれあっという間に終わります。
音楽や映像も綺麗で、時代に流されない印象。いつみても面白い。
私のお気に入りシーンが、ジム船長のお母さんが孫を励ますために「あの子なら例え冷蔵庫でも着陸させるわ」と言う所。格好いい。
見た後はどんな困難でも乗り越えられる気がする。とても元気が出る作品です。
・視聴データ
DVD。及びプライムビデオで視聴、確認。
■ 関連商品

気になる方、「また観たい!」 あなたのために紹介。
■ 映画

・ アポロ13 (4K ULTRA HD + Blu-rayセット)
2017年12月発売。
4K版が登場です。通常のブルーレイも付属。
● アポロ13 [Blu-ray]
・アポロ13 20周年アニバーサリー・エディション ニュー・デジタル・リマスター版 [Blu-ray]
20周年版。初回生産限定。
2重梱包で日本オリジナル仕様。
デジタルリマスターで画質向上。傷も減りました。
特典も追加。
・ 2012年発売版。
2000円ほどで販売。
> DVD版
2012年発売版。定価1500円と買いやすい価格。
■ 配信
Amazonプライム
・Amazonプライムビデオ
配信版
> アポロ13
吹き替え http://amzn.to/2lqe4a2
字幕 http://amzn.to/2yUT29e
■ 書籍
・アポロ13 (新潮文庫)1995/6
ジム ラベル、 ジェフリー クルーガー 文庫
映画よりもトラブルが詳細に描かれています。
・アポロ13号 ― 奇跡の生還
アポロ事故について書かれてます。翻訳は立花隆。
■ 音楽

・アポロ13 サウンドトラック
時間軸順に収録。
映画音楽、仕様楽曲と劇中シーンの音声が挟んでます。
音楽はジェームズ・ホーナー。
大気圏突入前のセリフなどが入り、聴いていて盛り上がるアルバム。
> サントラ1000 期間限定版
2017年3月29日発売
最新版は、1080円で販売されてて買いやすい。
■ 関連作品

Cernan Jump Salutes Flag / NASA on The Commons
一緒に見ると楽しめる作品を紹介。
・ザ・ムーン (原題:In the Shadow of the Moon)
2007年のイギリス映画。 内容はアポロ計画のドキュメント。アポロ11号の月面着陸が主体で5分の3くらいを占める。
乗員達のインタビューと記録フィルムで構成。「アポロ13」風で、月着陸を実写版にした雰囲気。アポロ13で余り触れられなかったジム船長が親指で月を覆う仕草に触れるようなエピソードも語られます。
月着陸時の隊員達の心境が面白い。また宇宙に行って変わった価値観の変化など非常に興味深いトークがあります。初見の映像や、初めて聴く話も多い。音楽も豪華で盛り上がる。おすすめ。
>プライムビデオ版
・フロム・ジ・アース/人類、月に立つ
FROM THE EARTH TO THE MOON DVD【MOON BOX】2001
DVD
タイトルは、ジュール・ヴェルヌの小説『月世界旅行』が元。司会と製作総指揮、ナビゲーターはアポロ13に出演したトム・ハンクス。ロンワード監督も参加。
作品内容は、マーキュリー、ジェミニ、アポロ計画までが描かれる再現ドラマです。ソ連によるガガーリンの有人宇宙飛行成功に対し、アメリカでオリジナルセブンが選ばれたところからスタート。
ライトスタッフとアポロ13と、重ならないように作られており、補完するような作品になってます。
わたしもBOXを買いました。(^^)♪
・ライトスタッフ 製作30周年記念版2014 主演: サム・シェパード Blu-ray
アポロ13につながる内容の作品。非常に評価が高い映画です。
アポロ計画以前のアメリカ航空機と宇宙計画への挑戦が描かれます。
この版は30周年版。定価が2500円ほどと安い。
>DVD ライトスタッフ 2011
・宇宙からの帰還 1983年~
立花 隆 (著)
立花 隆著作。
宇宙飛行士の生い立ちやインタビューが描かれます。
宇宙体験による、宗教観や考えの変化が描かれており、非常に感銘を受ける作品。
ちょうどライトスタッフ公開同年に出版されており参考にも良いです。
■ 更新情報
2017年10月29日 作成
■ 関連 参考サイト
・Wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/アポロ13
https://ja.wikipedia.org/wiki/ザ・ムーン_(映画)