今回はLEPYアンプのカタログ。
新モデルの特長と購入リンク、そして便利な周辺機器を紹介。
■ LEPYアンプについて。 特長と人気
LEPYは中国広東省掲陽市にある Bukang Technology社の使うブランド。元々は”LEPAI”だったが商標名解決のため現在はLEPYに変更。
Bukang Technology社の規模は日本での町工場くらいの会社です。2005年に開始してHIFI DIYオーディオ製品とキットブランドを設立。2014年に中国、米国、欧州連合、カナダおよびその他の国々にlepyの商標を登録しました。LEPYは本国や日本,アメリカ,EU圏でも販売。
日本でLEPYは低価格なデジタルアンプ・ブームのけん引役となり、現在も人気が有る。そして多機能機種もあり、例えばFMチューナーを備えUSB/MP3/SDに対応した面白い製品もある。
■ LEPYの特長と使い方
現在はオーディオブームで小型機器が人気。TVやパソコンで音楽を聴いたり、ゲームや動画用に便利な小型アンプが普及した。なかでもLEPYは世界で人気が高い。家庭や車載用のアンプに使えます。日本だとオーディオ入門やサブシステム構築用やマニアのオモチャに人気が有る。amazonのパワーアンプ部門でも長く一位を取り人気が高い。
人気の高さはD級動作方式のアンプ(リーパイ公式は該当モデルをT級と呼ぶ。)が有りコンパクトで、音質も良く低価格。外観はアルミ部品も使い結構品がある。 机上でも使える小ささと省電力が強みで、現代の再生機器の主流であるタブレットやスマホ、パソコン等の多様な組み合わせでも力を発揮する。
● 世界と日本販売での経緯
2010年頃から日本で販売。初期は不具合が多かったが、NFJ社が取り扱い品質が向上して人気が出た。音の要部分に定評のあるTripathやJRCなどのチップを使用する時代も有りました。
弱点は、中国製らしいアバウトな所がある。日本では並行輸入が主体で、新型が日本に輸入されるまで時差が大きく一年くらい平気で遅れる。仕様や取り扱いも不安定。2016年頃から中国で公式サイトができたが更新が無い上に商品紹介も少ない。中国でネットストア取り扱いを開始したが一年ほどで中断。現在は最新機種が分からない状態です。
通販で一番人気でも、情報や発信が少なくていつまで経っても謎が多いメーカー。
● 2017~2018年の傾向
公式サイトで全6機種。ただし公式未掲載の新型が5つほど流通しており、12機種ほどが製造されてる現行モデルのようです。
アンプは以前の価格優先で音質を確保する作りから変化。ややデザインや素材が向上し、中華アンプで人気が高いSMSLやTOPPINGのように高級路線へ移行してるが、取り扱い店も少なくて余り人気は出てません。相変わらず20XX系とV3,168系が人気です。
■ LEPY機種紹介
各モデルの特長と性能、購入用リンク
基本は公式カタログに掲載されている、日本で販売されている機種を紹介。 なお公式サイトの更新が2年ほど停止しているので、LEPY製と思われる新型は注釈をつけて掲載。
前半はアンプ本体。後半は周辺機器集。
項目内は、上から上位機種や発売順に並べています。
● 購入用リンクの使い方
商品写真と横の商品名リンクは、基本としてamazonへのリンク。
なお他のネット通販販売品を見たい場合は、○○で検索をクリックすると、通販サイト内からの検索結果を表示。
■ 人気モデル
リーパイで人気が有るモデル。
大きく分けて旧来のデザインを保つもの、新デザイン。車載型風(1DIN)と3種類あります。
■ 20XX系
LEPYの主力。
■ 2024系
・新モデル Lepy LP-2024A+(ブラック) デジタルアンプ+ACアダプタ12V5A LP-2020A 後続機
LEPY
人気モデル2020Aの後継。2015年3月頃から国内で流通。2024AでもAmazonのパワーアンプ部門で一番人気。
LP-2024A+も2020Aとほぼ同じ仕様。 筐体はアルミ製。前面パネルはヘアライン仕上げで綺麗。機能は前面に音量,低高音調整,トーン回路のバイパスボタン有り。
2024での変更は、外観は天板と前面パネルのメーカー表記がLEPYに変更。基本はNFJ別注モデルの変更を継承している。内面はTA2020からTA2024に変更と記載。2017年06月時点で内蔵チップ仕様は初期がTA2024だが、現在は公式にも未掲載。
仕様が時期によって変化する。初期はオペアンプIC部がNFJ販売版と同様にソケットだったが、後に直付けに変更。なお特定ショップによりソケット型も併売。 最近ではコンデンサーが変更された。あとオペアンプICが良く変わる。初期はJRCの5532Pだが、2016年半ば頃からROHMのBA4560。2017年にはJRC4580D。
登場時は5~6千円したが、最近は3千円台で安定してお買い得感が増した。
カラー: 黒、銀
> ACアダプタ付属タイプ
> 付属品が多いタイプ
ACアダプタ、RCAコード、ピンプラグアダプタ付。
> [NEW!] 新型 オペアンプ交換可能タイプ
・Aoki新モデル Lepy LP-2024A+(ブラック) デジタルアンプ+ACアダプタ12V5A(PSE認証取得済) LP-2020A 後続機(安心な6カ月保証付き)
LEPY
特定ショップ取り扱い品。初期はAoki、後に社名変更したSutekusストアで販売され人気のモデル。
オペアンプがNE-5532。オペアンプがソケット式で交換可能なタイプ。PSE認証取得12V5A電源アダプター及び中身確認のミニドライバー付属。
注意点: 時期やショップで仕様が変わる。オペアンプ交換タイプが欲しい場合は仕様をよく確認してくださいね。
[追記 2018年6月] 他ショップ製品が混在するようになった。購入時にSutekusストア(旧Aokiストア)を指定しましょう。
・ LEPY 新モデル LP-2024S(ブラック)最新版 デジタルアンプ 2024A+ の 改良版 オリジナル PSE認証 12V 5A (本体+高級RCA ステレオオーディオ ケーブル+ACアダプタ 12V5A +aux ケーブル) [並行輸入品]
2017年4月日本発売 [公式未掲載]
4月頃から、世界発売されはじめたモデル。2024+の後継機。
LP-2020から続く人気機種の血統でデザインはそのまま。価格帯も同じ。 違いは出力が25Wにアップし、LEPYが作ったACアダプターが付属するようになりました。
・ LP-2051
2016年2月日本発売 [公式未掲載]
新型で、LP-2X系の形状を保ちながらパワーアップ。
LEPYが最近の新型機 LP7498EやM系統で採用されているトグルスイッチやノブを使用する。 電源とダイレクトボタンがトグルスイッチ化。高低音の調整つまみは引き続き装備。出力は50WX2と大きめ。RCA端子が金メッキ化された。
人気が出るか注目のモデル。
■ 168系
オーバルとリブが印象強い168系。精悍な外観です。
◆・LP-168miniブルートゥース4.2デジタルオーディオアンプ50Wx2 HiFiアンプTPA3116 AUX/USB/Bluetooth +電源
日本発売:2018年10月
168の新型で大きく変わった。外観は最近人気がある形状になっている。ELEGIANTのBluetoothアンプに似ており、価格も近い。カラーは3色。
上面のつまみは電子ボリューム。操作は長押しで電源操作、押込みで入力切替。ランプ色で入力系統を示す。
出力は50Wとなり若干大きくなった。パワーICはTIIC-TPA3116。前面にAUX入力とにUSB端子を備えてPCと接続可能。
Bluetoothのバージョン:4.2
ブルートゥースプロトコル:AVRCP1.6、A2DP1.3
LP-168PLUSからの変更点: アンテナ端子を廃止、サブウーファー出力の廃止、マイクロUSBケーブルを追加。音質調整、表示画面、リモコンの廃止。
従来から受け継がれる機能:Bluetooth,USB再生機能。。3Aアダプタ、
出力:50W×2
◆・LEPY社コンパクトオーディオアンプ 出力45W+45W+68W 2.1chハイパワーアンプ Bluetooth接続対応 USBメモリ再生機能 5Aアダプター付属 LP-168PLUS
日本発売 2017年7月 [公式未掲載]
168の新型。音質調整が強化された。
LP-168USBからの変更点: 前面に高低音調節が追加、SDカードスロットの省略。表示画面の小型化とUSB端子の位置変更、背面アンテナ端子が金メッキ化。アンテナが黒色のバーアンテナに変更。
従来から受け継がれる機能:Bluetooth,USB再生機能。サブウーファー出力でレベルとクロスオーバーの調整が可能。3Aアダプタ、リモコン付き。
出力:45W×2 68W×1(サブウーファー)
◆・ LEPY社新作コンパクトオーディオアンプ USB/SDカード再生機能 Bluetooth接続対応 2.1chパワーアンプ 5Aアダプター付属 FM LP-168USB
[公式サイト未掲載] 2016年2月日本発売
168の新型。 168Sと比べると168USBは無線化されて、機能もかなり追加された。BluetoothとUSB/SDカード再生機能が追加。5Aとかなり大型のアダプタ、リモコンが付属する。
形がそっくりな269sとの大きな違いはラジオ対応。LP-168USBはラジオ非対応で、背面アンテナにBT用のみが装備される。
・Lepai LP-168S
2016/1/24発売
168HAのマイナーチェンジモデル。
黒い精悍な本体が魅力。168HAとの違いは出力が向上。あとACアダプターが付属する。
入力は2種類(3.5mmミニプラグ、RCA)あり便利。
特長としてバス用の出力付き。サブウーファー出力は、独立したつまみでアンプの前面にレベル調整やクロスオーバーの調整が可能。背面にはUSBポートがあり、スマートフォンやMP3プレーヤーなどデバイスへの充電が可能。
ステレオ出力:2×45W MAX・サブウーファ出力1×68W MAX
■ 3XXX系
新シリーズ。2018年頃に日本でも発売
◆・LP3116 Class-D級デジタルアンプ 50Wx2 ハイパワーアンプ
3000番台初のモデル。小型なデジタル・アンプです。
カラーはブラックで、機能にBluetoothを搭載する。従来機とM系を埋めるような存在。
筐体はアルミ。ICにはTexas Instruments製のClass-D TPA3116を使用。2012年に登場した新しめのチップでFX-AUDIO- FX-502Jにも使われている。出力は50Wx2と大きめ。カタログスペックだとSN比が少し狭い。嬉しいのは19V 3AのPSE認証済ACアダプターが付属する。
色:黒
■ M系
新シリーズ。こちらはカタログにもあるモデル。
デザインがシンプルになり、高級感が出ました。
・LP-M1 Class-D級デジタルアンプ 50Wx2 ハイパワーアンプ
M系列の一代目。小型タイプのアンプです。
筐体はアルミ。CNC加工。
ボリュームやスピーカー端子が少し質が向上。端子は金メッキ。今までのリーパイには無かった足が付いてます。
パワーアンプICにSTMicroelectronicsのTDA7492。
音量、バランス制御用にTI社のLM1036N。リレーはNEC製。
色:黒、銀
・LP-M2 Class-D級デジタルアンプ 100Wx2 ハイパワーアンプ
M系列の2代目。Bluetoothとアナログ入力に対応。
綺麗でシンプルな外観です。
系統では2015年に発売されたLP7498E+とほぼ同じ仕様とデザインで、単に名前を変えただけのようです。M1よりはやや大きめ。幅と高さはLP-2024と同じ位だが、奥行きが21cmとかなり長い。筐体はアルミでCNC加工。
ボリュームやスピーカー端子の質が良くなって端子が金メッキ化。今までのリーパイには無かった足が付いてます。パワーアンプICにSTMicroelectronicsのTDA7492。音量、バランス制御用にTI社のLM1036N。リレーはNEC製。
出力 100WX2
色:黒、銀
[未入荷] 海外での流通が少なく、日本では販売サイトを見かけない。
・LP-M3 Class-D級デジタルアンプ 50Wx2 ハイパワーアンプ
M系列の3代目。
M1とM2を足した仕様で、Bluetoothに対応し高低音調整つまみが付く。筐体はアルミでCNC加工。
スペックもM2とほぼ同様。
チップはST社のTDA7498E。音量、バランス制御用にTI社のLM1036N。
出力 100WX2
色:黒、銀
■ オールインワン - 一体型多機能機種
車載用デザインのモデルを紹介。
チューナーやメモリープレイヤー搭載機がある。
・Lepai LP-2020USB
現行リーパイ製品の中では、多機能機種。
外観の特長はディスプレイがあり動作モードや曲時間表示が可能。
2チャンネル・20W出力が可能、MP3デコーダーを搭載しSD,USBに対応。FMチューナーがありプリセットが可能だが、日本とバンドが異なる。
チップは TA2020採用。電子ボリューム採用。 新たにBluetoothに対応。
ACアダプター、リモコン付属。
■ アンプ+その他の機能
多機能系統のモデル。
FMラジオやメモリープレイヤー、リモコン機能などを搭載。
・Bluetooth4.0対応 LEPY製4CHコンパクトオーディオアンプ 出力45W×4CH USB/SDカード再生可 Hi-Fiステレオパワーアンプ 12V 5Aアダプター付属 LP-269S
[公式サイト未掲載] 2017年4月日本発売
LP-269FSの新型。無線化されました。
機能が多い機種で表示画面、FM,Bluetooth、USB/SDカード再生機能を搭載。5Aの大型のアダプタが付属。リモコン付き。
LP-168USBとの違いはラジオ対応。269SはFMに対応し、背面FMアンテナ端子とBT用アンテナが装備される。
FMは87.5 - 108MHz 対応で日本のバンドとやや異なる。
・Lepai LP-500
2016年9月追記
新型。上面中央部が膨らむ新しいデザイン。
LEPY製品の中では高さがあり、大きめの部類。
特長は、液晶表示パネルを持ち情報量が多くなってます。フロントは音量ノブと高低音調整有り。スイッチでモード切替、曲操作、ラジオ操作が可能。5バンドイコライザー搭載。
ステレオアンプと一緒にFMチューナー、SD / MMCカードやUSBスロットがありMP3再生が可能。赤外線リモコンを組み合わせて使用可能。FM用のロッドアンテナ付き。周波数は日本と少し異なる(87.5MHZ-108MHZ)
出力は20Wx2
リモコン、ACアダプターが付属する。
■ 周辺機器
LEPYアンプを使う時に便利な用品。
■ 電源
LEPY製品は電源のACアダプターは別売だったが、2016年ころから付属する場合も出てきました。
アダプターはLEPYの取り扱いに慣れているNFJ社によると動作は12V~13.5V。最低でも2Aで、4A前後が推奨。
出力の小さいアダプターだと、本体のICを破壊する可能性があるので注意。 高額なノートパソコンの電源を購入して使う強者もいます。ACアダプターは中国製品がほとんどで品質にムラがある。使用開始時は近くにいて様子を見ましょう。
・LEPY 高品質HIFI デジタルアンプ オーディオアンプ対応 ACアダプター
ASIAN: B015PWSVPS
LEPYのACアダプタ。最近発売される新型に付属。ラベルにLEPYブランドを作るBUKANGと記載。
13.5V 3A。
・【PSE規格品】12V5A 汎用 ACアダプター ノイズフィルターつき
TDS-Original
LEPY用のACアダプターで人気の有る製品。出力が5Aと大きめ。PSE規格準拠。
ただし、トラブルもあるので覚悟が必要。
■ ケーブル
LEPYは音声ケーブルが付いてないモデルが多い。
買い換えにも使えるように買いやすい価格で人気ケーブルを紹介。
・小柳出電気商会 ヘッドホンケーブル(3.5mmステレオミニ-3.5mmステレオミニ) HPC-35/
オヤイデ
ちょっと音質を向上させるのに、向いているケーブル。
価格に対して、性能が高いと評判が良い製品。
・audio-technica GOLDLINK Fine ステレオミニ(オス-オス) AT544A
オーディオテクニカ
ステレオケーブルで評価の良い製品。ケーブル部門で人気一位。携帯用音楽機器との接続用やヘッドフォン用ケーブルにも人気です。チタン配合シースOFC(無酸素銅)線。金メッキ接点。
私も買ってみました。音質は高音寄りです。
長さ:1m、1.5m、3m
● ステレオ Y字ケーブル
・オヤイデ オーディオケーブル(3.5mmステレオミニ-RCA×2) HPC-35R
長さ:1.5m、2.5m
・audio-technica GOLDLINK Basic ピン×2-ステレオミニ
オーディオテクニカ
GOLDLINKのY字ケーブル版
チタン配合シースOFC(無酸素銅)線。金メッキ接点。
長さ 1.0m、1.5m
● 分配
・Victor ステレオミニジャックX2 - ステレオミニプラグ(0.25m) [TWC-12A]
JVCケンウッド
分配ケーブルで長く販売されている製品。
私も何個か使ってる。安価な製品より低ノイズで精度が良い。
■ スピーカーケーブル
・Belden ベルデン(BELDEN) 8460 スピーカーケーブル
定番ケーブル。フラットな音が持ち味。
・audio-technica GOLD LINK Fine スピーカーケーブル 3.0m AT567S/3.0
オーディオテクニカ
AVメーカー製のケーブルで一番人気。
素材はチタン配合被服、ケーブルはOFC。
長さは3mと100mリールが販売中。5m、10mは生産中止
■ バナナプラグ
スピーカーコードの接続を簡単にするためのアクセサリー。
(LEPYの旧製品は非対応。改造するか、スピーカー側で使える)
・audio-technica ソルダーレスバナナプラグ AT6302
バナナプラグで人気一位。コネクタ部分の後ろから、スピーカーコードを差し込み、外周リングを締め込むだけ。
4本セット。
・audio-technica ソルダーレス バナナプラグ AT6301
こちらは軸部にプラのカバーがありショートしにくい。初心者でも扱い易くなってます。
■ オペアンプ
オペアンプがソケット化されている初期モデルもしくは一部の対応機は、オペアンプが交換可能。
基本は前段増幅に使用します。トーンコントロール部分も交換したい場合は2セット必要。
■ バーブラウン OPA627
オペアンプで、有名な存在。
バーブラウン社製で、誘電体分離プロセスで作られました。価格が高いのが難点。OPA627の有名な逸話として、マークレビンソンにも使われたそうです。OPA627は流通している種類が多く、有名な品を紹介。
・OPA627AU
OPA627のSOIC(ちいさいサイズ)。OPA627AUは、一回路なのでDUAL DIP変換基板を使って2回路とし既存チップと交換可能。TA2024の場合はダイレクトとトーンコントロール部にオペアンプが使われており、ダイレクト部の交換だけでも構いませんが、トーンコントロール部も変えたい場合は2セット必要。
私も使用しています。音の解像度とスピード感が増す。改造としては簡単で価格も安い。効果も高くてお勧め。
*注意:差し替えが可能なのは、LP-2024Aの初期型や特定ショップ販売機のみ。オペアンプが基板直づけの場合は、基板改造が必要。
・ しろくま工房 OPA627AU
しろくま工房さん販売品がLEPAIの第9ロット/リミテッド・カスタムに使われているオペアンプと同一品と思います。
>新モデル
2016年末頃から基板が白になりました。
> 販売中
長く販売されているモデル。基板が緑。
・Burr-Brown社製 OPA627AU 2回路DIP化オペアンプ完成基板 実装品
NFJ 2018年7月発売
NFJの製品。同社組み立て型よりサイズが小型化されている。
● 工具
最近のリーパイは、ケースにトルクスネジが一部使われているのでケースを開ける場合は特殊工具が必要。
・AC6088A 38in1特殊ドライバーセット トルクス ヘクスローブ 六角棒 Y型 三角ネジ 五角 ペンタローブ プラス マイナス iphone5 アイフォン ハッピーセット コンパクト
アカウント株式会社
特殊ドライバーのセットで人気の品。
■ 販売と価格
日本で買う方法は主に輸入販売店からになります。最近はAOKIさんが評判が良いです。
価格:人気製品で競争も激しく、海外で販売されている価格とほとんど差がない。 中国製で安いとはいえ、輸入の手間と出品手数料や送料。返品交換費用を考えると販売業者さんも大変そう。
■ 中国製アンプについて - 私の考え方とおすすめ
Sansui CA-3000 Preamplifier (54/365) / Chung Ho Leung
日本製品と中国製アンプは価格帯が多くの場合全く違います。LEPAIは2~3千円の製品が主体で、日本メーカー同様の品質を求めるのは無理がある。価格と品質のムラがあるのを予想し納得できる方へお勧め。中国の人が『安く組み立ててくれてる』と考えるといいでしょう。
商店街で、大手デパートやホテル並みの質とサービスを求めるのは無理。知人から買った中古車に大手ディーラー並みの対応を求めるのも。 価格には本体以外の付加価値も含まれてます。日本製品より価格が遥か下の商品やサービスに過剰な期待を持つ。顕微鏡で部品を眺めるような調べ方と買い方をされる方は、公式や正規で調べ納得して購入した方が良いでしょう。
『品質管理され初期不良がほぼ無い。キズ一つ無い、何年も使える、サポートも丁寧』など ~ 日本製品のレベルを求める方は”日本メーカー販売製品、正規店での購入”をお勧めします。
そして価格と現実を理解できるなら。 ガジェットは面白い素材にもアイテムにもなるでしょう。
■ あとがき
今回のLEPY記事は4年ぶりの新規作成となりました。
その間にオーディオ界は変化して小型アンプが普及。国産大手音響メーカーからも小型アンプが登場しています。
LEPYもてっきり製品情報が増えてると思ってたら、謎っぷりは相変わらず。公式サイトは更新せず、中国内でもまとまって商品を扱うストアがない。公式未掲載の謎の新型が流通し、現行品の仕様変更も激しい。海外サイトのデータ記載は適当で問答無用の難しさ。今回は新モデルが殆どを占めているので余計苦労しています。
さて現在は、人気の中華アンプメーカーは高級志向に移行しつつある。 LEPYも従来の他品種・多機能路線から、時流に合わせ新デザインや高級路線機種を投入し始めています。
2016年頃~2017年初頭頃は評判が落ちて、紹介を辞めようかと思ったが、最近はやや回復している。TOPINGやSMSL,FX-AUDIOも躍進する中で、LEPYがこれからどう闘うか注目してます。
・記載について
一部に、リンク先もしくは同製品公式や海外販売サイトデータを引用しています。なお誤記でもそのまま転載し、記事中で修正されてない場合が有ります。また仕様変更や取り扱い店で部品や付属品が変更される場合が有ります。外部サイトでの記載や購入時の疑問や不明点は、外部で問い合わせ下さい。
■ 更新情報
2019年07月22日 LP-168miniを追加
2019年01月14日 タイトルを2017~2018年版から2018年版に変更。
2018年10月22日 モデル画像追加、269sと168系解説追記。内部リンクミス修正、目次に詳細機種名追記、Bukang社の地名・設立データ追記
2018年09月12日 LP3116追加。文章調整
2018年02月20日 LP-168PLUS追加。ベルデンケーブル追加
2017年10月09日 LP-168S,269S追加。2024S 売り切れでリンク先変更。
2017年06月28日 目次追加、記事移管。
2017年06月11日 4:42 別記事上書き。再作成。商品名からTripath表記を削除。LP-2024+のリンク先をソケットタイプに変更。仕様が不安定なためチップ名を一部削除。チップ表記と公式の扱いについて追記。
2017年06月11日 旧記事移管分の整合性を確認と修正。解説や新商品での社名を公式に従いLEPYに変更。LP-2024S LP-2024 トライパス冠名もしくは社名紹介を一部削除、商品名から除去。データシートリンクを削除。引用および記載について追記。
2017年版作成。 文書追加修正、公式サイト未掲載モデル削除。未発表モデル ACアダプタ追加。
■ 関連URL、参考サイト
・ 公式
・ US、EU圏amazon。その他海外ECサイト。