ハイレゾ再生が得意な音楽プレイヤー「CurioSound」使用感想。 リアルタイムハイレゾ変換再生、保存も可能☆ [2019年5月更新] 

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最近はオーディオブームとなりました。そして高音質なハイレゾが人気です。

そうなると、手持ちのCDやMP3ファイルを「ハイレゾに変換して再生できるソフトは無いか?」と思います。 気楽に高音質化が出来たら嬉しいですね。

今回は、簡単にハイレゾ変換再生ができるプレイヤー「CurioSound」を紹介。


■ 「CurioSound(キュリオサウンド)」とDigiOn社とは

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 CurioSound キュリオサウンド V1.2 Windows 10対応版

 「CurioSound」は2017年4月発売。パソコン対応の音楽再生ソフト。
オンライン販売から始まり、後にパッケージ版と11月に体験版も登場しました。

 特長はハイレゾ再生が得意。独自技術「CQe」搭載で、音源をハイレゾ相当にリアルタイム変換と保存ができる。評価も良くて、第29回のベクター音楽部門でプロレジ大賞を受賞している。

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 ■ 特長


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 私が感じる特長を3つ紹介。



1, 綺麗な外観とシンプルな操作

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 外見はシンプルで綺麗。暗めのデザインでかっこいい。項目は固定で左端にカテゴリーパネルがあり内容はライブラリ、お気に入りリスト。主ウィンドウが曲リスト。上段がヘッダパネルでハイレゾ切り替えとコンテンツ、イコライザー設定。操作感は切り替えや再生も高速です。

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 [イコライザー操作パネル]

V1.2からアーテイスト情報を内蔵ブラウザで表示可能になった。Wikipediaの情報と楽天から同アーティスト作品を表示できる。
V1.3.15からスペクトラム・アナライザーが装備された。ONにすると別窓で表示され、ハイレゾ領域が確認出来るようになっている。

機器出力は選択可能。WASAPIは排他モードが基本で、再生不可な場合は共有に自動切換え。ASIOは対応予定。

<対応フォーマット>
再生フォーマット:WAV/AIFF/FLAC/ALAC(m4a)/AAC(m4a)/WMA/MP3/DSD
ハイレゾ変換・CD取り込みフォーマット:WAV/AIFF/FLAC/ALAC(m4a)





2. ハイレゾ再生と変換機能の概要。

 Dangerous (2015)

 気になるハイレゾ再生機能を確認する。

 ハイレゾデータ再生は標準で可能。 次に独自機能のリアルタイム変換を使ってみる。切り替えは上部のハイレゾスイッチから行う。 手持ちのCD音源のFLACやWAV、圧縮音源などが96khz/24bitになります。CQeの原理は元音源を拡張した領域に予測補完した波形を再現する。そしてV1.3.15から装備されたスペアナにより、補完領域も確認出来る。

  音響機器だとハードウェアでの音声波形補完や予測は古くからある技術でビクター「K2」、パイオニア「レガートリンクコンバージョン」。最近はソニー「DSEE HX」、TEAC「RDOT-NEO」などあるが、ソフトでは珍しい機能。 キュリオサウンドでは簡単にハイレゾ化可能で楽しい。元データの保存容量も節約できる。

 ・ 弱点: 2点気になった。1つは、一部のハイレゾデータの曲でノイズが入る。2つ目はリアルタイム変換は再生環境によって再生時に引っかかる場合が有る。外部DACでは少ないがオンボードサウンド使用時で多い。 PCにさほど負荷はかかっておらずCPU使用率は通常2%~ハイレゾ時5%、メモリは変化無しでSSDから再生しても解消せず。 私の環境に合ってないのでしょう。 ~ 対策は後述で使い方のコツ項目に記載した。




3. ハイレゾデータへ変換保存

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 [ハイレゾデータに変換後、保存し再生]

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 「CurioSound」の強みが、手持ちのCDや音楽ファイルをハイレゾ相当に変換して保存が可能。 私の環境下では一曲5分ほどで変換。 再生波形を測定しグラフで見ると確かにCDの限界値以上に伸びて補完されてる。 ~ハイレゾ化されないCDや曲はもう諦めてたのですが、ハイレゾ化で聴く楽しみが増える。 




■ 音質  キュリオサウンド自体の音質、各音源を比べる

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 [ハイレゾデータの通常再生]

 キュリオサウンド自体の音質は良い。ダイナミックレンジが広く、音は緻密で高音域が良く出る。分離感が高く音場は広め。音楽はクラシック向きでロックは不得手に感じる。 なおイコライザーを装備しており プリセットとユーザー設定の調整可能。

 ● CDからハイレゾ変換後の音質は?
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 まずCDからハイレゾへ変換した音源を聴く。 直ぐ分かるのが低音が膨らみ、高音に響きが追加される。潰れや濁りが取れて、ボーカルは微かに鼻づまりなのがハイレゾ化でスッキリした音になる。 分離も良くてギターやドラムもしっかり描き分ける。 CDで聴きこんだアルバムが、ハイレゾ化で楽器音が良く聞こえて気持ちが良い。


  ● MP3のCQeによるハイレゾ変換と ハイレゾ音源で聞き比べ。

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 真っ白なものは汚したくなる (Type-A)(DVD付)
 [視聴したアルバム]

 今度はMP3ファイルのCQeリアルタイム変換と、ハイレゾ販売データで同曲を聞き比べてみます。 「CQe」は低音質な音源にも効果がありました。MP3の高音域が補完され、MP3特有の崩れや甘さが隠されて綺麗な音になる。~ 圧縮音源の特長である削除された高音域が補完されるので、再生環境によってはCQeで補完した圧縮音源と、CDやハイレゾ音源と聴き分けるのは困難です。 

 補完の概要は公式Twitterのコメントによると、元信号に含まれる音声信号から倍音成分を合成し補完する。高音域が多く含まれる楽曲(楽器だと金管楽器やシンバルなど)では変化が増し楽しめるとのこと。


 ・気になる所

 全体は高音質です。ただ環境を選ぶのでしょうか。可逆圧縮ファイル(FLAC)の通常再生で微かに固有の響きがあるのが気になる。デジタル固有の響きで昔のCD再生機器でデジタルの処理が上手くできてない、一部のデジタルアンプにも似てる。微かにノイズっぽくエコーが付帯する。スペアナで見たところ、CDのカットオフ周波数の領域外に波形が出ていました。



 question-64.png■ 基本操作から特殊な操作方法 ~使い方のコツ 


 基本操作や特殊な部分の対処方法を紹介。



■ インストールについて

 今回はオンライン版を使用した。インストーラーは公式やベクターなどから入手できる。使用はライセンス購入が必要。今回はDegion社のご厚意により1年分のコードを使用した。


・ 2019年5月に体験版のインストールを試した。(V1.3.15)

Diximストアからインストーラーをダウンロード。インストールは32bitアプリとして認識する。
使用開始時に体験版を利用するにはDIXIMアカウントが必要だが、無料で登録できる。体験版用コードを取得して認証させる。



■ 基本操作

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・ 音楽ファイル再生方法

基本はPC内の音楽フォルダを指定した後、CurioSoundの左窓ツリーから選択。主ウィンドウから曲を選び再生する。 また”お気に入りリスト”に登録しての再生も可能。 現時点ではドラッグ&ドロップは非対応。

なおV1.2.32からアーテイストやアルバム、ハイレゾ音源のみなど分類表示、絞込検索、アーティスト情報表示が可能。


● リアルタイム・ハイレゾ変換で上手く再生できない時の対処法

出来ればメーカーで検証済みのDACを使う。あとWASAPI排他でも、他アプリを操作するとノイズが入る場合が多い。

 ~ ヘルプ、FAQによる対策
・エフェクターを設定している場合には、「エフェクト無し」に設定する
・ノートPCでは省電力モードを使わないように電源接続状態で使う。
・WASAPI 出力時に音が途切れる場合には、サウンドデバイスの設定を 96kHz/24bit に設定することで改善する可能性があります。
・解決しない場合は保存再生がお勧め


■ 気になる点

 ・認識しないファイルがある。 私の場合は、指定音楽フォルダの階層が深いと、認識しないファイルが多い。 → [追記] V1.3.15のアップデートで改善された。

 ・曲切り替え&切り替わり時にノイズが入る場合が有る。



■ 販売情報


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 ダウンロード販売とパッケージ版が有る。



■ パッケージ版

 新たにパッケージ版が登場。
新旧版があるが、更新できるのでこだわらなくても大丈夫。

・ 新型

 バージョンが1.2となり、パッケージが黒になった。




・旧版 [販売終了]







■ オンライン購入 
 
 オンライン販売が拡大中。ベクターやJust MyShopで販売開始。 
そして2017年12月から、Diximストアで体験版が入手できるようになった。



・ 公式 DIXIMストア 
 
 > CurioSound https://store.dixim.net/products/list.php?category_id=12

買切りプラン : 4,298 円
年間プラン 購入から最大1ヶ月無料 : 1,598 円
CurioSound 優待プラン (CurioSound for I-O DATA ユーザー用): 3,758 円
体験版(14日間):0円 



・CurioSound(キュリオサウンド) - Just MyShop https://www.justmyshop.com/camp/curiosound/

  同社製品向けの優待版あり。



・ ベクター


 > ベクター Curiosound販売ページ
現在25%引き。Vectorプロレジ大賞 音楽 部門賞 を受賞。



・Microsoftストア >CurioSound
2018年4月5日発売

CurioSound ハイレゾ変換プレーヤー
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> Windows ストアギフトカード 
  Winアプリの購入やTuneBrowserUWP版購入に使用可能。






■ バンドル製品

・ハイレゾ対応 コンパクトUSBオーディオDAC PAV-HAUSB
2018年2月21日発売

USBメモリー形状のDAC。Curiosound6か月分ライセンスが付属。



> 楽天プリンストン直営店 ハイレゾ対応 コンパクトUSBオーディオDAC PAV-HAUSB



・ハイレゾ対応サウンドプレーヤー「CurioSound for I-O DATA」

 気になる方はI-Oデータ社の無料ダウンロード対象ドライブを買う方法もあります。現在同社25種ドライブが対象。一部機能は2カ月のお試し期間、無料で利用可能。制限後も有料版を購入可能





● 派生

「CurioSound for FUJITSU」
2017年7月4日発売の富士通 FMV「ESPRIMO FH90/B2」に搭載



■ まとめ

 ○良い所 

 ・ 高音質
 ・ ハイレゾ相当にリアルタイム変換再生と変換保存が可能。

 X 弱点: 

 ・機能面は進化中の印象だが、最近は更新が減っている。
 ・管理機能は弱い。
 ・ドラッグ&ドロップ非対応。

音質:80点
総合:67点

おすすめ点: 綺麗な外観も良いし高性能&高音質。さらに手持ち音源のハイレゾ化と再生も簡単。ハイレゾ化保存も可能で独自の強みがある。 管理面がやや弱いので、お気に入りアルバムやアーティストの再生に絞るなら活躍するでしょう。



■ 感想

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 ハイレゾ化する音楽プレイヤーやツールは、他にもあるけど「CurioSound」はハイレゾに特化したのが特徴。気楽に手持ちCDのハイレゾ化、再生がしやすいソフト。

 日本製なのも良いですね。そしてまだ発展途中でも充分高音質ですし、機能は追加予定があり楽しみ。
2017年2月時点での感想ですが、アップデートが重ねられ使い勝手や不具合もかなり解消されており、もう少しで満足できると感じる。

綺麗なデザインやシンプルな操作が素敵で、これから期待のソフトです。✨


・ 試聴について:私の環境下での感想です。今回は複数PCでのテストは無し。
 なお今回デジオン様から試聴機会をご提供頂きました。ありがとうございます。😊

・ 記載について:一部にリンク先データを参考もしくは引用しています。なお引用先の誤記の場合でもそのまま転載し、記事中で修正されない場合が有ります。また仕様変更や取り扱い店で本体や付属品が変更される場合が有ります。 リンク先記載や購入時の疑問や不明点は、リンク先や購入会社窓口にお問い合わせ下さい。


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・ DigiOn社について。

 DigiOnはマルチメディア、ホームネットワークに特化したソフト開発が主体。前身はジャストシステムの福岡研究所。インテル社の出資などを経て、現在はI-O DATAやメルコの関連会社。 私の記憶だとVAIOでプリインストールアプリもありました。最近ではDTCP-IP対応ネットワークメディアプレイヤーが有名。


■ 更新情報

2019年10月24日 採点と長短所を追加、画像位置調整。動画、会社概要を下部へ移動。
2019年5月9日 V1.2~1.3.15の機能、Diximストア体験版について追記 インストールについて項目追加
2018年4月19日 ストアアプリ版、ギフトカード 追加
2018年03月05日 パッケージV1.2版追加、画像位置とサイズ調整、スペアナ画像、画像注釈、再生時のFAQ引用追加 PAV-HAUSB、ベクター大賞追記2017年12月14日 1.2.32アップデートの機能解説と画像、体験版、ジャストシステム、アップデートへリンク追記、見出し画像を大きくした(400→600)。MP3試聴追記。試聴作品「真っ白なものは汚したくなる (Complete Edition)」追加。ファイル認識について追記
2017年10月03日 パッケージ版追加
2017年09月02日 オンライン販売拡大情報追記。ベクターリンク、試聴環境に枠追加。販売項目を整理。
2017年06月17日 作成 使用バージョン 1.0.38

■ 関連記事

[2017年2月更新☆] Windows用の音楽再生ソフト対決。使いやすくて高音質なソフトは? [有名、マイナーソフト対決]


■ 参考、関連リンク

・公式  デジオン

・CurioSound サポート 
アップデータ 
FAQ >「ハイレゾサウンドで聴く」を ON にすると再生時に音が途切れます。

プリンストン社製ハイレゾ対応USBオーディオDACにCurioSound 6ヶ月版をダウンロード提供 2018年02月22日


I-O News Release 2017年 > お知らせ 2017年 > ハイレゾ対応サウンドプレーヤー「CurioSound for I-O DATA」 対象ブルーレイ/DVDドライブ製品をお持ちの方に無料ダウンロード提供

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 > コメント ハイレゾ化解説 
Wiki

・ その他メモ: 私の環境ではNetFrameworkがインストールされました。 

■  ● 動画紹介

 
 ・CurioSoundの紹介~ハイレゾ化とエフェクトについて

ソフトの雰囲気は、公式動画を見るのが簡単。操作や機能が解説されている。


■ インスタグラム





■ 試聴機器、テスト用アルバム

・Core i7搭載機、Win10

  SSD化し、メモリーは16GB、HDD増設。電源を強化。
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・ FOSTEX ヘッドホン T20RPmk2n

 世界で愛されるロングセラー。スタジオ・モニターヘッドフォン。













■ 試聴アルバム 

  今回特に聴いた作品。 * CDとハイレゾ配信版含む。

・ マイケルジャクソン Dangelous



・欅坂46
 >真っ白なものは汚したくなる (Complete Edition) 


 > サイレントマジョリティー


・ Orff: Carmina Burana (Live) flac 44.1kHz/24bit

London Philharmonic Choir >, London Philharmonic Orchestra >, Hans Graf >, Rodion Pogossov >, Andrew Kennedy >, Sarah Tynan >, Trinity Boys Choir >LPO >2014/03/04 >
e-ONKYO販売 Orff: Carmina Burana (Live)


・Vivaldi Le Quattro Stagioni





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