amazonで詐欺か? マーケットプレイスで異常な値引きや偽出品が増加。買物に注意 ~傾向と対策。

Amazon Cardboard Boxes
Amazon Cardboard Boxes / Akira Ohgaki

 
 こんにちは。

amazonで販売される商品。マーケットプレイスで異常な値引きや偽出品が出ています。 現在でも治まってません。

 実行者が愉快犯か金銭目的か不明ですが悪意があるのは確か。詐欺に遭う,個人情報を盗まれるなど可能性があります。

  amazonからも公式発表や警告が無く、ほとんどの方が気付いてないでしょう。 ゴールデンウィークで買物をしたい、楽しみにしたい方もいるでしょうし改ざんの規模も大きめで深刻です。詐欺の被害が広がらないように取り急ぎ状況を俯瞰して記事にしてみました。

 最近の状況と、問題のある出品や偽店舗がどのようなものかの解説。そして傾向と対策を紹介します。

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■ 詐欺、偽出品について



 amazonの出品者で架空の住所や名前で異様に安い出品が出ています。
大多数は、amazonが販売代行しない出品で、買ってもほとんどの商品は届きません。



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 amazonで発生している詐欺の頻度について
 データを調べてみました。グーグル検索のグラフ。「amazon 詐欺」ワードが21日から上昇をはじめています。

  
 商品の価格データも同様に詐欺と偽出品に15日くらいから兆しがあります。
人気製品が急激に3分の一くらいの価格へ値下がりしたり。私も「おかしい。こんなに安くて良いのだろうか?」と思ってました。

 おもうに、今回の詐欺グループは10日くらいから行動を初め、商品の到着期限を過ぎお客さんからクレームが来る20日あたりから”なりふり構わず一気に行動をはじめている”よう見受けられます。

 騒ぎが大きくなってきて 27日夕方頃からTVニュースでも少し触れ始めましたが、amazonでは今も収束してない。
(追記 28日にNHKでも報道されました。)



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 これは異常な価格で販売されている商品。ここ一週間の価格と販売時期グラフ。
amazon直販価格では3万くらいする製品が25日から突然変動を初め、半額以下の出品が何度も出ています。
発売から期間も経ってますし、ワケあり品や叩き売りかと思って間違って買いそう。


● 被害について

 偽出品者から購入することで起こるのは『商品が届かない、問い合わせや来ない商品を待つ時間の損失。』
考えられる被害は『個人情報の流出、詐欺に利用される可能性』が有ります。

 正常な販売店舗も被害が大きく、乗っ取りを受けたり正規店以外で商品を出品されたりしています。



■ マーケットプレイスとは?
 
 今回、主に偽販売者が居るのはマーケットプレイスです。

 これはamazonにまだ慣れてないとわかりずらいので解説すると
amazonには、大まかに2通りの販売店があります。

 一つはamazonが販売する製品、加えてamazonが出品者の販売代行をする製品。見分け方で簡単なのは、発送方法で「この商品は、○○が販売し、Amazon.co.jp が発送します。」と記載。一部製品では検索時に価格横にプライムの文字が付きます。amazonが販売代行するので各種決済が可能。

 そして、もう一つはマーケットプレイスとよばれるamazonに出品して販売する業者や会社、個人。
簡単に言うと、市場やデパート内に出店しているようなもの。amazonに間借りしていますが発送は業者自身が行います。

 楽天でも、楽天が直接販売する商品と、個人店舗がありますが amazonも大体似たような構造。




● 詐欺や乗っ取りの原因

 価格の変動ですが、偽の新規出品者や正規業者、過去に販売していたアカウントの乗っ取りが原因のようです。
乗っ取りについては未発表。流出経路やクラック方法は分かってません


■ 詳しい状況


 偽出品の出ている時期ですが、ざっと見たところ4月10日くらいから目につき始めてます。
人気ランキング上位の品。ジャンルは家電、ゲーム、アウトドア用品が多いように感じます。

 ジャンルランキングの上位になる人気商品はかなりの確率で偽出品が出ています。
参考として、私がふだん買おうと価格変動をチェックしている製品で約3分の一の製品に異常な価格がありました。人気製品を登録しているのを差し引いてもかなりの確率です。



■ 参考例 偽出品の価格変動、最近の販売推移

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 不正出品と販売時期が分かるグラフです。

おかしな製品を選んでみました。単に人気ランキング上位なので選んでいます。

● グラフの見方

 縦(Y軸)が価格、横(X軸)が時間で販売日と時間。

 上端がアマゾンが販売する製品価格の推移。極端な変動は有りません。そして今回、問題が含まれるマーケットプレイスの価格。青の線で偽出品者が安値をつけるため、激しく上下しながら下降しています。



・I-O DATA Blu-ray ブルーレイ BDドライブ mac 外付け ポータブル USB3.0/バスパワー対応 薄型モデル EX-BD03K

 Blu-rayドライブで人気が有る製品。
19日頃から変動が始まり、現在は800円とあり得ない価格に。

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・ノートン セキュリティ プレミアム (最新) | 3年 3台版 | Win/Mac/iOS/Android対応
シマンテック

 アンチウイルスの人気製品。

こちらも25日から変動が始まり、アマゾン販売価格の3分の1くらいになってます。
安値を付けているのは、新規出品者。

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・VICTORINOX(ビクトリノックス) トラベラー PD 保証書付 1.4703 【日本正規品】

 アウトドア用品で人気の品。

17日の正午から異常値が出初め、現在は通常価格の5分の一くらい。

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■ 傾向


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 現在、行われている、目立つ詐欺、偽アカウントの傾向を紹介します。

・ 人気製品で、半額や9割引きなど異常なディスカウント。

 半額~9割引きなど、ありえない価格が付いてます。ただ、数割引きのものもあり、たちが悪い。


・ 人気店の乗っ取り

 タチが悪い。直近の評価を見るしか、確認方法が無い。

・ 休眠アカウントを使用する

 一見まともな業者、販売者。乗っ取りと思われます。見分け方は、出品者が長期間活動してない。数年出品を停止しているのに、最近突然安値で出品している。評価自体は良好であり、過去ログを見ないと気付かない。

・ 新規出品者

 不審な出品者。偽造もしくは流用したストア情報を記載しています。

・ 海外からの出品

 アメリカや中国から出品している。



■ 対策


 現在、amazonで買物をする時の注意。

1 不審な新規出品者から買わない。
 

 名前や住所が英語、中国語、おかしい日本語の場合はまず怪しい。
漢字で普通日本では使わない書体が使われたりします。

 海外の出品者は、ふだんの日本amazonは特殊な商品でない限りほんのわずかです。人気製品を安値で売る新規出品者や海外販売者はほとんどいません。

日本人名でも、大量に商品を持っているのに住所がアパートなど個人の場合だと不審です。ネットで電話番号を調べてみましょう。全く違う番号の可能性が高い。


・ コンデション(商品状態)の記載が無い。

 たぶん、実行犯側が日本語が書けないからでしょう。


2 評価に惑わされない

 トップには、古い評価でも表示されます。
高評価でも古い販売者のアカウントが乗っ取られている場合が有ります。何年も販売してない場合、乗っ取りの可能性が高い。最近商品を販売しているか確かめる。

 また、活動を続けて評価の良い業者でも乗っ取られているケースも出ています。直近の評価を確認しましょう。


3 大手を選ぶ

できれば、amazon取り扱い製品。amazon発送のマークが付いた商品にする。
もしくは、ふだんからよく利用する信頼のある店を選ぶ。

4 異様に安いものは買わない。 

 amazon取り扱いと比較して、半額以下はまず異常な額です。



■ 保証について

amazonの出品には、30日の保証が付きます。


● 対応方法

 到着を待ってる内に保証が切れる可能性が有ります。おそらく、真面目に商品を待っていても商品は届きません。

 今回の記事で不審な部分が該当する場合(例えば、電話番号が全く違う業者であるなど)明らかに不審な点があるのでしたら、その旨をカスタマーサービスに連絡しましょう。
電話だと、時間を浪費するし感情的になるので、チャットやメールが良いかもしれません。



■ 対策

 現在の所、乗っ取りの経路は明らかになってませんが、
考えられるのは、Amazon側の不備、他業者から過去に流出したデータからパスワードを推測したり、偽メールで偽サイトにアクセスさせて抜き取ってる、
などが考えられます。

 現時点では、対策として
売り手も、購入者側もセキュリティを強化したほうが良いです。
パスワードの変更、2段階認証の使用。10分もかからず出来ます。(^^)


・ amazon 
アカウントサービス›パスワードの再設定
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html/?nodeId=201945330

アカウントサービス › アカウント設定›2段階認証を有効にする
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=202073820




■ 推測

 海外amazonでは既に行われてきた手口のようです。

 実行犯に関しては、今回紹介した意外にも幾つか気になる傾向があります。
思うに、海外グループの仕業でしょう。特にアジア近隣諸国だと思います。



■ 注意と、私の意見。

 現在、原因や実行する側の目的も分かりません。今回は、色々気付く部分もあるのですがなるべく現状把握に努めました。

 あと誤って購入して被害が増えないように、記事中にamazonのリンクは入れてません。
良く知らないと『単にゴールデンウィークで値引きしてる』と思って勘違いする人がいそうですので。

 amazonはなぜおかしい出品や販売者のアカウントを閉鎖しないのか不思議。
日本国内企業だったら、1日~数日は閉鎖する状況だと思います。

 しかし、何よりゴールデンウィークで買物を楽しみにしている人が多いと思います。
真面目な業者さんも、凄く迷惑でしょう。 全く不愉快な状況です。


 消費者である私たちは、今の所は防衛しか有りません。気を付けて下さいね。

様子を見て、また追記したいと思います。





■ 更新情報

2017年4月29日 NHK報道を追記、現状を追記。

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