今回は、人気のTOPPING紹介の2017年版。
オーディオブームで、小型アンプの人気がとても上昇していますが、中でもTOPPINGは買いやすい価格で人気が高いブランド。
今回の2017年版記事は新モデルの追加。カタログ掲載機をまとめました。
製品特長と種類、購入リンク。そして便利な周辺機器を紹介します。
■ TOPPINGについて。 特長と人気
TOPPING(トッピング)はブランド名。
お店がつくる製品で、日本の大会社のようなAV製品ではありません。
中国は広東省の省都、广州市にある 关于拓品电子(TPDZ.net)が使っているブランドがTOPPING。 ~ ブランド名は”伸びる物、トップの品質である”から。
製品の品揃えは主に小型アンプとDAC。
人気製品を見ると現在は高級機が主流。TOPPING自体も人気に合わせ下位製品を終了させ高級志向へ路線変更しています。
中華アンプの中ではモデル数が整理されて分かりやすい。
ジャンルは、基本がプリメインアンプ。機能と性能で上手く棲み分けされてる。 ~例えば『アナログ入出力が多い、デジタル入力が多い、DACが内蔵されてるモデル』など。好みや用途で選別できます。
● TOPPINGの使い方
中華アンプの中では高価格の部類で 品質や高性能を求める方にお勧め。
価格幅は広く、据え置き型は高性能機から安めの小型機器がありポタアンも販売。使い方や予算に合わせて選びやすい。
デジタルアンプならではの小ささと、ずうっと電源を入れておけるような省電力が魅力。スマホなどの小型機器やスピーカーと組み合わせてオーディオセットを作るのにも向いてる。またデジタル入力の豊富さから、PCやタブレットなど組み合わせ新形態のオーディオも楽しめます。
● 中華アンプの中でトッピングが優れている点
シンプルで美しいデザイン。外装は質が高くてアルミ筐体とレーザー彫刻採用が多い。内面は基板も綺麗。加えて部品選択に凝るメーカーで、日本メーカーや有名な音響チップが使われ評判も良い。
TOPPINGは意欲があり性能と品質向上に力を入れてます。新型機で高級DACを使用したり、ポータブルアンプなど新ジャンルも成功し、すっかり人気メーカーになりました。2016年には、注目のXMOSチップ搭載DACも登場。新機能も多くて、押し込みで切り替え出来る音量ノブや入力で変化する音量ランプなど「むっ、そう来たか」と感じる個性機能を搭載。2017年も次々に新機種を投入し活発。
高い性能でも価格は大手メーカーに比べて安い。ポタアンでも遅延リレーを入れたりマメだし、デザインの良いアクリルラックも発売。
デザインや性能機能面で中華アンプの中では頭一つ出ている感じ。
■ 各モデルの特長と性能。 購入用リンク
現行機で、日本販売されている機種を紹介します。
● 型番解説
Toppingの商品は、現時点で販売終了品も含め21種類。
パワーアンプが9機、DACが4機。ヘッドフォンアンプが2機。ポタアンがNXシリーズが6機。
頭の型番で英字がジャンルを表し、数字は発売順にナンバリングされ系統毎では無い。人気モデルはバージョンアップがあり”Mk2”や”s”などが末尾に付加されます。
■ 注目機
新型、構成が新しいもの。
[New!]・Topping DX7 バランスアンプ ヘッドホンアンプ デコーダ ESS9018K2M*2 XMOS DAC opa2134 TPA6120*2 DSD 32BIT/384KHz 2017/7/6発売
新型ヘッドフォンアンプ。高級機でXMOSを搭載しフルバランス構成。DACとしても使用可能。
同社ではいきなり登場した高級機で同社初のバランス入出力端子装備。
SMSLのハイエンド機やバランスヘッドフォンアンプにぶつけてきた感じ。
デザインは薄型筐体で美しい。そして機能が詰まっています。
薄型アルミ筐体にOLED画面を持つ新デザインで画面にはソースや音量サンプリングレートなどを表示。
前面はヘッドフォン端子、バランス出力、操作&音量調整ノブを持ちます。
チップ構成はUSBがXMOS。以降がバランス構成でESS Sabre ES9018K2M そしてTIのOPA1612とTPA6120A2。USB対応はDSD64 & DSD128 、PCM 24bit/384k。デジタル同軸,光, AES/EBU端子が PCM24bit/192k対応。
文句なしの豪華仕様。
・ スペック
入力:USB / OPT / AES / COAX デジタル出力:COAX
ラインアウト:XLR / RCA ヘッドフォン出力:6.35mm /バランス
リモコン付属。
■ 新世代デスクトップ・アンプ
昨年登場した新シリーズ。本体の大きさやデザインが揃えられ、組み合わせに便利。専用ラックも発売中。Toppingはセット購入や使用をお勧めしてます。
明快な区分が無いのですが現在は型番内に”3”が含まれます。
・[New!]TOPPING MX3 デジタルアンプ ヘッドホンアンプ DAC Bluetooth/USB/光/同軸/AUX入力 (シルバー)
多機能デジタルアンプ。同社は新世代デスクトップアンプとして発表。
PA3の特長は、無線に対応、DACも搭載しPCやスマホとの使用をアピール。
筐体は総アルミ製。PA3と同様曲面形状を持つ。前面に大きな表示画面搭載。明度調整あり。電子ボリューム搭載、スイッチ自動ON/OFF、信号自動検出、自動出力切り替え機能あり。
D形式アンプで、チップ構成はパワーアンプにTDA7498E、ヘッドフォンアンプにLMH6643、DACはPCM5102A出力は38Wx2。無線はBluetoothとNFC搭載。リモコン付き。
入力:BT / USB / OPT / COAX / AUX 出力;SP端子
デジタル対応 USB IN:44.1KHz-96KHz/16Bit-24Bit OPT/COAX IN:44.1KHz-192KHz/16Bit-24Bit
・ TOPPING PA3 Hifi ヘッドホンアンプ
2017年7月3日発売
プリメインアンプの新系統。同社は新世代デスクトップアンプとして発表。
ジャンルでは同社新型機とサイズが揃えられ、DAC「DA30」などと組み合わせ可能。
PA3の特長は、小型で高出力。入力が2系統ありPCやスマホとの使用をアピール。
デザインもこだわってます。曲面を持つ新しい形状で綺麗。フロントパネルからネジを排除するなど細部まで美しい。筐体は総アルミ製。入力2系統は前面LEDで確認可能。
出力は80Wx2と大きめ。D形式アンプでTDA7498Eを採用。他にはNECやニチコンなど日本製部品も使用。
[New!]・ TOPPING A30 Hifi ヘッドホンアンプ
2016年12月3日発売
新モデル。据え置き型ヘッドフォンアンプ。ライン出力も装備。
単体機器として使える新機種です。
同社のパワーアンプVX3やDACのD30とセット使用をアピールし、デザインやサイズも揃っています。
筐体は総アルミ製。フロントパネルとノブもアルミ。文字はレーザー彫刻。
前面に電圧とゲイン切り替え(0dB, 9dB and 18dB)。3.5mm&6.35mmヘッドフォン出力あり。
ACアダプターは15Vで専用コネクター採用。
チップは、アンプ部が左右独立でTIのOPA1611(2基)とOPA2134(4基)使用。出力段がTPA6120A2が2基。
他にはNECやニチコンなど日本製部品も使用。
■ プリメイン、パワーアンプ、ヘッドフォンアンプ、DAC搭載機
アンプが主体の機種。
付加機能でヘッドフォンアンプ、DAC搭載機もあります。
掲載順は新型、上級機から紹介。
● VXシリーズ
上位シリーズ。VXはVertexの略で高級、頂点を意味します。
アナログプリメインアンプが主体だった同社で、DAC搭載型でハイレゾにも対応したのが特長。
方式はデジタルアンプ。最近は無線モデルが出始めました。
・[NEW!] TOPPING VX3 デジタル パワーステレオアンプ / ワイヤレスBluetooth4.02 35ワット
VX系で登場したばかりの新型アンプ。
たった2ヶ月で、かなり人気がある機種となりました。
今回、無線モデルで登場。
iPhone7がイヤフォン端子を廃止し、無線対応に舵を切ったため流行に合わせたと思われます。系統ではVX1を無線化した感じ。無線が搭載された分、USB接続用の端子は省略。
デザインが新しくなり、トグルスイッチを採用するなど実用性が向上。RCA入力は装備。無線チップにCSR8645を使用。Bluetooth 4.0 対応形式はAAC, MP3、APT-X。送受信距離は10mほど。
外観はアルミ製筐体で高級感があります。カラーはシルバーとブラックで2種用意。パネル部分の印字はレーザー刻印。
気になるチップにはTIのTPA3166D2。出力は35W。
内部は、ALPSのポテンショメーター。ニチコン EPCOS コンデンサーと部品も豪華。
出力 35Wx2(4~8Q)
電源は24V。
・TOPPING VX2 デジタルアンプ DAC搭載 STA326 24bit/96kHz USB
フルデジタルアンプです。DACも搭載。
デジタルオーディオを省スペースで楽しむ。手持ちのデジタル出力機器との組み合わせに便利なモデル。
VX2は、型番ではVX1の後継に見えますが別系統で棲み分けされているアンプ。VX1との違いはDA変換がさらにハイレゾ化。また入力にCoaxialとOpticalが追加。ヘッドフォンアンプと外部アナログ入力は省かれて、デジタル入出力用途に絞り込まれています。
外観はアルミ製の筐体で高級感がある。前面に画面表示部が追加。カラーはシルバーとブラックで2種用意されました。
気になるチップにはSTMicroelectronics STA326使用。DAC搭載。USBは24bit/96kHz、Coaxialからは24bit/192kHzまで対応。VX1より解像度が向上。面白いのは、最新Toppingアンプに搭載されているメガバス機能を搭載。ボリュームの押し込みで切り替えて低音をブースト可能。
USBを除く端子に金メッキ。内部はALPS / Panasonicエンコーダー、 KOA抵抗、ニチコンFWコンデンサー、 EPCOS コンデンサーと部品も豪華。
低価格で音質の評判も良いのですが注意点として、ノイズや大きな音が出る不良品もあるようです。保護回路が無いと思われます。音質は良いのですが、品質は価格なりでしょう。
・TOPPING 2013 VX1 デジタルアンプ
2014年6月6日
Toppingの据え置き型アンプで一番人気だったこともある機種。
同社のDAC搭載新シリーズ。PCとの電源連動機能も搭載しました。
デジタルアンプ、USBケーブルDAC搭載。ヘッドフォンアンプとしても使えます。
定番部品と現在人気が出ている機能に対応し、性能と価格のバランスを上手く取ったモデル。
外観はアルミ製の筐体で高級感がある。USBを除く端子に金メッキ。
気になるUSB DACはEnvy VT1620A。24bit/96kHz対応。
デジタルアンプ部はTripath TA2021B採用、ヘッドホンアンプ部はバーブラウン OPA2134PA。
パソコンで使う場合に便利な電源連動機能も装備。
● TP6Xシリーズ
60番台は、同社アンプで最上位シリーズ。
TPXX系は数字一桁めの型番が増えるほど(記事上になるほど)機能や出力が大きくなり、高級部品が使われている上級機。
・Topping デジタルアンプ 【TP60】DAC、Tripath TA2022を採用
2013/7/4発売
長く評価が高いモデル。同社TP系の旗艦機。
レビュアーによっては、20万クラスのアンプを越えると絶賛されています。
外観は、正面のランプがブルー、グリーン、レッドと色が変わる。
Tripath TA2022をデジタルアンプICに採用。 4Ω80Wと大きい出力。
電源は内蔵。トロイダルトランス2基搭載で、内部を殆ど占有している大きさに驚きます。
機能は外部入力が2系統、1系統のヘッドホン出力。本体側電源の形状が3ピンで本格音響機器の雰囲気を持ちます。
● TP-3Xシリーズ
30番台は使い勝手が良いシリーズ。
サイズや出力が大きめ。
機能はDAコンバーター、電源スイッチ、ヘッドフォン端子搭載が特長。
・TOPPING デジタルアンプ TP32EX Tripath TK2050搭載 TI OPA2134オペアンプ シルバー
デジタルアンプ+DAC搭載機。
TP32の後継機。Toppingでは特長のある外観で、デジタル表示部を搭載。シーラスロジックのDACやデジタルボリュームも使われる高級機。
中身はなかなか豪華。
Cirrus LogicのDAC CS4392。レシーバーCS8416、デジタルボリュームはCS3310
アンプICはTripath TK2050 オペアンプはTI OPA2134
日本のニチコン、TDKエプコスのキャパシタ。オムロンのリレー他。 ~ 良い部品を積んでます。
アンプは50W。サンプリング周波数は24Bit、192kHzに対応。
入力;アナログ入力 RCA*1、デジタル入力USB
出力:アンプ出力 バナナジャック、BTL イヤホン出力6.35mm
リモコンも付属し、AV機器と組み合わせて使いやすい。
2015年8月から、日本のセンチュリーも取り扱いはじめ価格が安定。購入しやすくなってます。
・TOPPING デジタルアンプ TP30-MK2
2014年3月発売。7月31日からセンチュリーでも販売
Toppingアンプで人気が有るモデル。
TP30の後続機種。新型になって、ボリュームが丸くなり可愛い。
USB-DACとヘッドフォンアンプを搭載しておりパソコンと組んでも使いやすい。
DAC+アンプ搭載機で一番安く、お手頃で買いやすい機種。
入力はアナログとデジタル。スピーカー端子はバナナプラグ対応。
中身はアンプが Tripath TA2024。DACはBurrBrown PCM2704と評判の良い物。
サンプリングビット 16bit / サンプリング周波数 48kHz
基板が綺麗で日本のALPSやニチコン、TDKエプコス、富士通他。良い部品を積んでます。
・Topping デジタルアンプ+DAC+ヘッドフォンアンプ [TP31] Tripath TA2024を採用
2012/9/21発売
買いやすい価格で充実の内容。人気が有る定番チップを組み合わせ。
DACの入力が同軸なのが特長。アナログRCA入力もあります。
デジタルアンプICはTripath TA2024。
出力15W x 2 @4Ω、DAC ICには Burr-Brown(TI) PCM1793を使用。 サンプリング周波数 PCM 24Bit/192Khz対応
● TP2Xシリーズ
Toppingでは小型の部類。
1X系よりサイズが少し大きく出力も上がっており、スピーカーと組み合わせやすくなります。
機能はヘッドフォン端子搭載機有り。DAC搭載機有り。
・Topping TP23 USB-DAC PCM2704+自動電源デジタルアンプ Tripath(トライパス社)TA2021B使用 【1年保証】
センチュリー sirobako.com
2012/10/29日本発売。
デジタルに特化された機種。
いつの間にか公式カタログに復活。長く販売されている機種になってます。当サイトでは初紹介。
同社では唯一のボリュームの部がセンター配置のデザイン。
入力はUSBのみ。アンプICに tripathTA2021B使用。2X系統では唯一DAC搭載。DAC ICに Burr-Brown(TI) PCM2704。16bit,48khz対応。
PCとの電源連動対応。電源スイッチは無し。
・Tripath TK2050搭載 スピーカーアンプ Topping TP22 (DN-11249)
2011/6/12発売 ドスパラも上海問屋限定でDN-11249の型番で発売。
デジタルアンプICにTripath TK2050。
セレクターは2系統。 スピーカー出力はバナナプラグ対応。出力 30WX2
付属品;ACアダプター,ACケーブル,ステレオ変換アダプタ,マニュアル(英語/中国語)
・TOPPING TP21 ヘッドフォンアンプ内蔵 小型デジタルアンプ 25W+25W
2011/01/31発売
デジタルアンプでヘッドフォンアンプも装備。
アンプICはTripath TA2021。 解像度が向上するという評価が多いです。
出力:25W x 2 @4Ω、13W x2 @8Ω/インピーダンス :4-8Ω/ 能率:88% @12W 8Ω
* ACアダプターは付属しません
● TP1Xシリーズ
カタログ落ちしていたのですが、いつの間にか復活。
・ TOPPING TP10-Mark4 小型デジタルアンプ 15W+15W
2011年発売
Toppingの中では人気一位にもなったことがあるアンプ。
同社のTP型番では一番小型モデル。
トライバスを使用したアンプとして見ると、外観が良く価格も安くて買いやすいアンプ。
アンプICはTripathのTA2024。出力15W x 2 @4Ω、10W x @8Ω インピーダンス 4-8Ω
端子は金メッキ処理され、バナナプラグ対応。
■ DAC。DAコンバーター
同社の得意ジャンル。
[NEW!] ・Topping D30 ハイレゾ対応DAC usb+光軸+同軸
2016/8/6発売
TOPPINGの新型DAC。 ~とても人気が有りamazonのDAC部門で5位。据え置きタイプでは一位になりました。
低価格ながらDSDに対応。同社系統では「D20」に近い内容。回転ボリュームやヘッドフォンアンプがないシンプルなDAC。
外装はアルミ。文字はレーザー彫刻。
ハイレゾ対応機で、今回USB接続の解像度が拡張されDSDにも対応。DSD64, DSD128 と 24bit/192kHz対応。DoP とASIOにネィティブで対応。
注目点は、英国のXMOSチップを採用。XMOSはPLD(プログラマブルロジックデバイス)。オーディオ界でも投入が始まっているFPGAと似たようなものですが、XMOSはCかXC言語でプログラムされソフトウェアとして実行されます。
他も豪華。DACにアメリカのシーラスロジック製チップ「CS4398」を採用 。オペアンプはOPA2134使用。細かい部分としては、DSDとPCMの切り換え用に遅延リレーが搭載されポップノイズ対策がされました。
サンプリング周波数 USB:44.1-192kHz,(16/24bit)、OPTICAL/BNC:32kHz-192kHz(16/24bit)
USBでPCと直接に接続できるほかBNC、OPTICALに対応。
入力端子(RCA/Optical/USB)をセレクターで切り替え可能。
付属品;電源アダプタ、USBケーブル。ドライバ用のUSBメモリー付属。
カラー:シルバー
・【正規代理店品】Topping DAC+ヘッドホンアンプ D3
2014/1/20発売
D3はハイレゾに対応しているのが特長。
非常に贅沢な内容で、DACにアメリカのシーラスロジック製チップを使用。「CS8416」+「CS4398」を採用 。サンプリングレートはUSB入力で24bit/96kHzまで対応。SPDIF,BNC,Optical入力の場合は24bit/192kHzに対応。USBチップはTENOR製の「TE7022L」、ヘッドフォンアンプ部にはBURR BROWN製「OPA2134」を採用してます。
USBでPCと直接に接続できる他、BNC、OPTICAL、RCA入力端子を装備。
5つの入力端子(RCA/SPDIF/BNC/Optical/USB)をセレクター切り替え可能。
カラー:シルバー、ブラック
・Topping DAC [D20] デジタルアンプ Texas Instruments DIR9001 + PCM1793採用 Topping
2012/6/23発売
高音質で評価の良いDAC。
デザインはハイエンドオーディオのような格好いい、気品のあるデザイン。今見ても美しいですね。
内部も評判の良いパーツが使われます。DAC部にTI製の「DIR9001」と「PCM1793」を採用。 アナログ・オペアンプにはBURR BROWN製「OPA2134PA」を採用 。
データ:最大サンプリング周波数はPCM 44.1kHz、48kHz、96kHz ビットレートは16bit, 20bit, 24bit
入力インターフェースには、USB、SPDIF(RCA)SPDIF(光)を装備、 出力インターフェイス:RCAを装備
■ ポータブルアンプ NXシリーズ
今人気の小型で携帯できるアンプ。”ポタアン”です。
NX系はスマホとつないだり、バッテリー駆動のアンプとして使えます。
主に、DAC搭載機とポタアンのみの系統がある。
今年、旧型の併売機を除き、すべての機種がハイレゾ化されました。
・Topping NX2s USB-DAC 超薄ポータブルヘッドホンアンプ
2017/5/31発売
NX2の進化版。
外観は少し変更され側面に溝が入ってます。上面にはハイレゾマークが付きました。大きさは同じ。
内部も進化。DACがハイレゾ化され44.1KHz-192KHz / 16Bit-32Bit対応。高出力、低歪、低ノイズ化されています。性能アップと引き換えに再生時間は40時間に減少。
NX2はまだ併売されているので、NX2の長時間再生を取るか、NX2sの音質を取るかになってます。
付属品も充実。オーディオケーブル, USB ケーブル(マイクロ、タイプC、ライトニング),音楽プレイヤーとの固定用にシリコンバンド。
・Topping NX1s ポータブル・ヘッドホンアンプ
2017年7月発売
ポータブルアンプで人気があるNX1の最新版。
デザインが変更されて操作部に覆いが付き、カッコいい形になりました。
内部も進化。高出力、低ノイズ化されています。 機能はメガバス(低音増量)スイッチが追加。性能アップと引き換えに再生時間は40時間に減少。
価格は実売で5千円を切っており、魅力ある一品。
カラー;銀、黒
・Topping NX4 ヘッドホンアンプ 高性能ポータブル HIFI デジタル USB-DAC搭載 ハイレゾ音源対応 Iphone一部のAndroidに対応 高音質
2017年3月頃発売。
DACが搭載されるNX2の後継に相当するモデル。iOS機、一部のアンドロイドに対応。
外装はアルミを使用。ソニーの人気ポタアンにかなり似た外観となりました。印刷は高出力レーザー彫刻。
特長は、ポップアップノイズ対策にNECの遅延リレーが装備。仕様はNX5にも似てる。バッテリーの充電ランプが3色で残量表示か可能。ゲインの切り替えと低音増強のセレクターを装備。
USBチップはSA9926(公式サイトの中文に記載)で32khz~192khz、16~32bit(説明書記載)。オペアンプとバッファアンプにTIのOPA1642+LMH6643。DACチップは公式に出てないのですが、海外フォーラムを見てるとTI' PCM5102とコメントされてます。公式配布ファイル利用でFoober2KでASIO対応。バッテリーはアンプだけで36時間再生、DAC+アンプで12時間再生可能。
付属USBケーブルが増えてます。USBマイクロ端子、タイプC、ライトニング対応。
丁寧にパワーアップしてほぼ弱点のない、万能選手に進化しました。
カラー;銀、黒
・Topping NX5 HIFI 高性能ポータブルヘッドホンアンプ 長時間バッテリー2400mAh (Black)
2016/8/4発売
DAC非搭載ヘッドフォンアンプの最新系統。
外装はアルミを使用。
変化部分は、ボリューム部の上面が筐体と揃ってソニーの人気ポタアンと似た外観。
バッテリーの充電ランプが3色で残量表示か可能。
チップが変更され、AD8610とTIのBUF634。部品にアルプスの素子を使用。
ゲインの切り替えと低音増強セレクターは引きつづき装備。
カラー;銀、黒
・Topping NX3 HIFI 高性能ポータブルヘッドホンアンプ 長時間バッテリー2400mAh (Black)
2015/12/21発売
人気が有るモデル。
NX2より高性能&多機能化。今回、カラーは黒と新たにシルバーが追加。
外装はアルミ使用。大きいロータリーボリュームで豪華な雰囲気になりました。
ゲイン切り替えと低音増強のセレクターが追加。またバッテリーのランプが赤と青で残量表示か可能。
チップはTPA6120A2 Amplifier。オペアンプはOPA2134。部品にアルプスの素子を使用。
再生可能時間は30分の充電で5時間の使用が可能。
・Topping NX2 USB-DAC 超薄ポータブルヘッドホンアンプ
2015/2/4発売
NX2は、NX1の後継ではなくDACが搭載される新モデル。
大きさもNX1の厚さ13.5mmから9㎜と薄く。重さは93グラムから、71グラムに軽量化。
USB DACは16bit 48kHz対応。公式サイトには記載されていませんがPCM2704を使用。再生可能時間は100時間と据え置き。部品にアルプスの素子を使用。Android4.0以上に対応。
付属品も充実しています。オーディオケーブル, USB ケーブル,音楽プレイヤーとの固定用にシリコンバンドとベルクロ。
■ 周辺機器
TOPPINGを使う時に便利な用品
■ ラック
素敵な新製品。Toppng D30,A30用に発売されたラックですが
小型アンプに流用が効きます。
アクリルとアルミホルダーの組み合わせでかなり安い。
買いのアクセサリーでしょう。
■ ケーブル
ケーブルを変えて高音質に。
買いやすい価格で人気もあるケーブルを紹介します。
・【K&W】FiiO L17 L字型 銀メッキ オーディオ用 ステレオ ケーブル 3.5mm-3.5mmプラグ 高品質HPC-23TN(PCOCC-A)利用 ステレオミニプラグ Stereo Interconnect Audio Cable L-shaped 3.5mm line out【並行輸入品】
Fiio
最近人気がある製品。
スマホとポタアン用の接続に使います。
銀色主体の綺麗な外観で、中心導体はPCOCC-A+銀メッキOFCシールド。
評判も良くて、銀メッキの効果か高音域が伸びるようです。TOPPINGポタアンと一緒に買う方も多い。
・小柳出電気商会 ヘッドホンケーブル(3.5mmステレオミニ-3.5mmステレオミニ) HPC-35/
ちょっと音質を向上させるのに、向いているケーブル。
価格に対して性能が高いと、評判が良い製品
・Belden ベルデン(BELDEN) 8460 スピーカーケーブル
定番ケーブル。フラットな音が持ち味。
■ バナナプラグ
スピーカーコードの接続を、簡単にするためのアクセサリー。
小型アンプで、端子間が狭い場合にも差し込みやすくなります
・audio-technica ソルダーレスバナナプラグ AT6302
バナナプラグで人気一位。コネクタ部分の後ろから、スピーカーコードを差し込み、外周リングを締め込むだけ。
4本セット
・audio-technica ソルダーレス バナナプラグ AT6301
こちらは、軸部にプラのカバーがありショートしにくい。
初心者でも扱い易くなってます。
■ 価格について
正規代理店のセンチュリー取り扱いが終了しました。
加えて円安に伴う、値上げでやや高めになってきました。
■ 記載について
一部に、リンク先もしくは同製品海外販売サイトデータを引用しています。
なお、引用時に誤記の場合でもそのまま転載し、記事中で修正されてない場合が有ります。また仕様変更や取り扱い店で部品や付属品が変更される場合が有ります。
● ● 後書き
2017年版カタログ。TOPPINGは相変わらず情報が少なくて、追加やチェックがなかなか大変です。💦
実は毎年最新カタログ記事を作る利点って本当はあまり無いのです。旧記事と重複するので検索ランキングが下がる場合が多い。でも、私が欲しいのも有るのですが、楽しみに来る方も多くて敢えて作ってます。
さて。最近は国産大手会社も小型アンプを発売。小型アンプ人気が更に強くなってます。しかしTOPPINGの製品は相変わらずの人気。デザインも最近はかなり洗練されました。評判も良く安定しており、しっかりとした地位を築いてます。
もう充分人気者となりました。あなたの元で活躍することを応援してます。♪
■ 更新情報
2019年03月12日 IKG削除
2017年10月17日 MX3追加、NX2s画像追加、ハイレゾアイコン追加。旧版カタログと重複する機種で画像を整理。TP23画像差し替え。NX4仕様追記。
2017年08月25日 TP23,NX2s追加、ケーブルをATからベルデンに変更
2017年07月25日 文章整理、動画削除。PA3、Nx1s追加、NX1Aカタログ落ちのため削除。デザイン統一品&VX,TP型番の解説を整理、特長を追記。NX系の違いを整理。旧記事移管分機種で人気情報の確認と修正。記載注意を追加。
2017年07月16日 DX7追加、重複部削除。
2017年06月23日 型番解説追記、画像位置調整、ポータブルアンプ後半へ移動。A30画像差し替え
2017年03月09日 2017年版作成 NX4追加 カタログ落ちモデルを削除。 白箱コムリンク削除
■ 関連URL、参考サイト
・TAOBAO, TOPPING店 (中国)
■ 関連記事
・ 2016年版(12月更新) TOPPING 全モデル紹介。特長と購入用リンク
・AV機器紹介 第4回 2014~2016年版 TOPPING製品の紹介 アンプ編 [購入リンク+便利なアクセサリ]
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