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2017年03月08日

ECHOESの作品解説。 全アルバム、映像の解説。+経歴や作品背景紹介。

NO Kidding

 こんにちは。

 私は、音楽ジャンルのなかでも一番聴くのはロック。
日本のアーティストでECHOESは特にかなり聴きました。CDを初め著作もほぼ全部持ってます。

 ECHOESは、文学性の高い歌詞。時代をかなり先取りした問題提起。シャープな音で独自性の高いバンド。
活動は東日本震災で再結成しその後解散宣言が出ておらず現在進行形のバンド。ただし活躍した時期が20〜30年以上前となり ネット普及の遙か前。作品解説がほぼありません。そこで自分で記事を書いてみました。

 今回は、ECHOESの経歴と作品についての情報。
アルバムの時代背景や解説。聴いた感想を紹介します。
 
■ ECHOESとは 


GOLDEN☆BEST エコーズ

 音楽を聴くには、時代背景を理解することが大事ですよね。
今回は、ECHOESの作品を親しめるように、経歴をざっと紹介してみましょう。



● 経歴

バンドスコア ECHOES BEST OF BEST (バンド・スコア)

 元は辻と今川の二人。残りはオーディションで結成。プロデビューします。
現在は各メンバーが他の道に進みながらも、エコーズとして音楽活動は続けています。


メンバー

辻仁成(ボーカル、ギター)
伊藤浩樹(ギター)
伊黒俊彦(ベース)
今川勉(ドラムス)




● 音楽活動開始。

 ECHOESはソニーからプロデビュー。1985年4月21日にアルバムとシングルが同時発売。

1989年に「ZOO」がヒット。そのころ辻がすばる文学賞を受賞。
アルバム「EGGS」を出した後、武道館ライブの後に解散。

 もともとメンバーの体調不良などがあり、何度も解散の危機があったのですが、
引き留め役の辻仁成が「小説活動に力を入れたい」といったことをきっかけに解散に至りました。

 その後、2000年12月28日に一夜のみの再結成。
翌年に辻と伊藤で、『ECHOES OF YOUTH』を結成 シングルは3枚発売。

2011年に福島を応援するため、オリジナルメンバーで再結成。
翌年にもライブを行っています。



 ● 音楽性について

 音楽性は、重く、シャープでエッジが効いている印象。
曲の雰囲気は、U2やアラームに似て、シンプルで尖っています。

 特徴があるのは歌詞。かって、反逆やロックと言えば不良のもの。音楽での流行サウンドは大げさすぎたり、暴力性がありました。ほぼ同期の尾崎豊でさえ、やや不良少年寄りの歌詞です。しかしECHOESの場合は社会になじめない少年少女たち。等身大のものでした。

 『どこかへ出かける母、仕事ばかりで家をかえりみない父。不登校となり孤独な時間。』
今の定義ならネグレクトやいじめ。コミュニケーションを取れない少年達。現在ではアニメ、例えば「エバンゲリオン」などである描写ですが、ECHOESは80年代には存在しない珍しい存在を扱い、孤独な少年少女に焦点を当てています。

路上 (河出文庫 505A)

 また、文学表現も魅力でしょう。初期はジャックケルアックの「路上」から名前を引用した「JACK」、コクトー^の小説から引用した「畏るべき子どもたち」など。外国の街角にいるような雰囲気もあります。「Goodby Gentle Land」まで異国の雰囲気は続きます。

 後に、ロックバンドの活動を題材に歌うストレートな曲もありましたが
アルバム「EGGS」では、東京や都会を舞台としており、その文学性の高さは続きました。

 基本はシンプルな音で、シンセサイザーも少なめ。それ故あまり時代に左右されません。今聞いても古さは感じませんね。

 時代を超えて、音と歌詞に魅力があるバンドです。



■ 特長と ネット通販各社 購入用リンク


 ECHOESの作品を紹介していきます。



■ 目次と、見出し - ジャンルについて

 発売順に紹介しています。
音楽、映像作品をほぼ集めています。古くて流通してないものは省きました。

 CDアルバム

 CDベスト盤

 CDシングル

 CDライブアルバム


 映像 DVD,ブルーレイ 

 書籍



(項目をクリックすると、項目へジャンプします)




● 購入用リンクの使い方 

 製品の特長と購入用リンクを紹介します。

商品写真と、横の商品名リンクは、基本としてamazonへのリンクです。
なお、他のネット通販販売品を見たい場合は、
○○で検索をクリックすると、通販サイト内からの検索結果を表示します。


■ アルバムCD 


 アルバムCDを紹介していきます。発売順に並べました。
エコーズの曲調が変わる、前期、中期、後期にわけてます。

 商品のバージョンは基本として、初期版→再発→廉価版→紙ジャケット版が発売されています。


● 前期 1-4作目  


 初期4作品。
世界観が似ており、Goodbye gentle landで一旦終了しています。

自身を内省と無感動で制御する、クールな少年が歌う感じが強い。

 


・ WELCOME TO THE LOST CHILD CLUB(1985年4月21日発売)

WELCOME TO THE LOST CHILD CLUB

 デビューアルバム。

プロデューサーは、井上鑑。

 ジャケットアートはは手を差し伸べあう影絵。初期の帯に書かれたキャッチコピーは「諦めてしまう前に俺たちと組まないか?」

 収録曲は「レプリカの待ちから」シャープなギターで始まります。異国の街頭から声をあげる雰囲気。
「ヒューマニズムにがまんできない」では辻の朗読と街頭の音から始まります。
「BadMornig」は鮮烈。電話を掛ける音から始まり、両親に構われず孤独な少年の気持ちを歌います。団地で景色を眺めながら、学校にもなじめず嘘で繕う。今でも通用する歌詞ですし、あまり類をみない曲です。シングルカットもされました。

 全体は、「問題に対して声を上げ始める。愛を求めはじめる気持ち」を歌います。

「恐るべき子供たちへ」フランスの詩人ジャン・コクトーの小説を引用したタイトル。帯に書かれた「諦めてしまう前に俺たちと組まないか」と歌います。一曲目につながるような曲調。同じような境遇の仲間たちに、手を組もうと語り掛けアルバムを締めます。

 シャープな音。異国での孤独な少年少女を題材とする、初期エコーズの幕開けを飾る作品です。
音に、迫力があって、今聞いても結構いいアルバムです。





・HEART EDGE(1986年6月1日発売)

HEART EDGE(紙ジャケット仕様)

2作目。ハートエッジ。
 ほぼ。前作を引き継いだ内容。正常進化しています。
今回は 問題に対しての経過。戦い始めた少年少女の戸惑う、解決しようとする気持ちが主題。

「カッティング・エッジ」で 街の中で、仲間たちと新しく始めようと歌いかけます。
「メモリアルパークのチャーリーブラウン」ではありふれた少年たちが発するSOSに気づいてほしいと訴える。
「アフタースクールコミュニケーション」では、学校の外で家にこもりゲームやコンピューター。機械とネットワークでつながる少年を歌います。発表時はやっとアメリカで商用インターネットが始まった時代で、先見性に驚かされます。「ユースクエイカーズ」はおそらくアナログA面最後の曲。仲間を見つけた喜びを歌います。

「天秤にかけた地球儀」は、ラブソング。”もしも僕が君ならどうするだろう”と問いかけます。相手の気持ちになって考える。同化しようとする。愛と戸惑いを歌い始めます。
「ブルーマンデー」では一週間の憂鬱な気持ちを。「STELLA」はコンプレックスを抱える少女が題材。

「ハミングバードランド」は後の「ZOO」につながるような題材。街を鳥かごにたとえています。
「最終出口」ではスローで終わると思わせて少年が仲間と戦う歌。”ナイフだけでは戦えない。街を味方に付けて出口を求め走り続ける”と今までよりも強くなった感情を出して終わります。

 曲の構成や全体の雰囲気。バランスが良く2枚目にして完成度の高い作品。





・No Kidding(1986年11月21日発売)

NO Kidding

 ついに来たぞ。エコーズの魅力が出た傑作。

 今作も、続きとなる内容で
街角で仲間とのすれ違い、去っていった気持ち、励ます気持ちを歌います。

 CDアルバムは、アナログ盤とは違う構成です。元は6曲のアルバムにアナログ12インチシングルを足した内容。

「愛はゆずれない」では、女の子を守ろうと強く生きる男の子の歌。
「My protest song」は団地で生まれ、転校を繰り返す少年の歌。辻仁成自身の経験が重なる歌です。「SOMEONE LIKE YOU」は、もう会えなくなった友達(好きな人かな?)への気持ちを語る切ない歌。「ONEWAY RADAIO」はラジオを題材にした歌。バグルスの「VIDEO KILLED RADIO STAR」のような感じ。後に、この曲に対して答えるように 辻仁成のラジオのコーナーで「2WAY RAJIO」というコーナーができて留守番電話でメッセージにこたえています。

「JACK」はエコーズ初期の人気曲。一人称や他人を描写している曲が多かったエコーズですが、このJACKでは 街で疎外されている仲間たちに語り掛ける構成になっており、エコーズがライブで観客が一緒に歌える曲となりました。アンコールが終わらずライブで何度も立て続けに演奏されたそうです。

「ピーナッツバターの海に沈めて」では、戦い続けるものに語り掛ける歌で静かに終わります。

音圧が低めに設定されていて、音に迫力がありますね。
音作りもカッコいい。



>アナログ盤

【収録曲】
★SIDE 1★
1. One And Only
2. Dancing Tonight
3. Raindrops

★SIDE 2★
1. What can I do?
2. Crossroad again
3. My protest songv





・[ミニアルバム] JACK+STELLA(1998年5月21日発売、CD選書オリジナル企画)

 エコーズの12インチアナログレコードのCD化。再ブームの時に発売されました。
シングルとアルバムの間に位置する物で、当時は新しいジャンルだったのでしょう。

 ジャケットは、当時の物。アートデザインはたぶん、尾崎豊や浜田省吾の作品も担当した田島照久さんですね。格好いい。このジャケットだけでも”買い”だ。

 アルバムは6曲も入っています。エコーズの人気曲となった、JACKとSTELLAが収録。

収録曲:
1. JACK:Welcome to the Lost Child Club-JACK
2. SOMEONE LIKE YOU(Visitor Part2)
3. BAD BOY
4. STELLA
5. ONEWAY RADIO
6. ピーナッツ・バターの海に沈めて






・ Goodbye gentle land (1987年5月21日発売)

Goodbye gentle land

 「Goodbye gentle land」。
初期4作のテーマを完結、エピローグとなる作品。これも傑作アルバムだ。


 ”ジェントルランド”という題名は、辻が考えたときはジャングルランドでした。しかし制作の打ち合わせで聞き間違えた人が「ジェントルランド」と言い、”面白い”と採用されました。そしてアルバムのテーマに沿わせるために、”グッドバイ”が付与されています。

 アルバム全体のテーマに対し、解決策を歌う売れるための曲と、俯瞰の視点。アルバムのテーマに沿って人物や人生の細かい描写をした曲を挟んだ見事な構成。

 収録曲を解説しますね。 
一曲目は「Hello Again」は都会での息苦しさを歌います。描写も丁寧になりました。
「Bulldog」では夢を追っていても生きるため社会に飲み込まれる、青年や女子の現実をブルドックに例え歌います。

「GENTLE LAND」はジャックの進化版といった内容。舞台は日本に置き換えられて共感しやすくなりました。少年少女を描写し、「愛されたい」と声を挙げます。そして今までの問題に「からかわれたとき嫌がると、次はターゲットになるから胸を張って生きていこう」と戦い方を歌います。エコーズでも人気がある曲で、シングルカットされ、NHKで辻が出演していた番組の主題歌ともなりました。

「Tonight」はクリーニング店で働く青年の歌。辻の詩人としての能力を感じます。
「Air」は、流されて生きる大学生の歌。「Sandy」は派手になってしまった女の子を嘆く歌。

「Good-by BlueSky」は、まとめの歌。
ダンサーや新聞記者。うまく街に溶け込めない、失敗した友人たちを描写します。”一度は別れてしまうが、今度会ったときはうまくやろう”と語り終わります。リズムが一曲目とつながる構成。

 初期4作は、小説をみてるような雰囲気。
今作で、問題すべては解決はしなかったものの 期待感を持たせながら終焉します。

 確か私が初めて買った邦楽CDだと思います。私が、悩んだ時に聞くことが多いアルバム。
人生の中で一番聞いたと思う。おすすめのアルバムです。




● 中期 4-5作目  


 やや 明るくなってきました。

 内容は、歌詞は言いたいことをはっきり言い始め、
当時のバンドブームにも会わせ「バンドらしさ」を打ち出したアルバム。




・HURTS (1988年4月21日発売)

HURTS(紙ジャケット仕様)

 アルバムジャケットは、4人がくっきり映るようになりました。
 
 再スタートした感じのアルバム。
前作までのようなアルバム間で続くようなテーマ性は無くなっています。歌の内容は、現実の世界で地に足がついた感じ。


 全体はロック色が強くなりました。
友との絆や別れの歌が多い。エコーズ自体やアーティストの気持ちを歌う。ストレートな友情を題材にする曲が増えました。 対としては、別れや失敗を悔やむ歌が有ります。やや小難しい部分が減って、言いたいことを言ってる感じで気持ちいい。

 一曲目「(This is) Radio “K・I・D・S”」は”こどもの心”をラジオに例え、夢を失った大人に問いかけます。「Freedom」は変わらない毎日を嘆き、「Money」はお金に狂う世の中も『俺の心を買ってみろ』と揶揄します。

「Alone」は名曲。感情を閉じて涙も流さなくなった孤独な男の気持ちを歌います。
「Foolish Game」は『競うのは愛にしたい、世界の人が譲れれば皆が座れる』と解決策をパワフルに歌う。「Tug of street」はロッカーの人生と仲間との絆を唄います。

最後の3曲は旅立ってから道の途中の歌。
今回も別に上手くまとめることなく、戸惑う感じ。問題の中でさまよう。現在進行形で終わります。思うにバンドの事をストレートに歌っており、この頃からエコーズ解散で悩んでたのかなと感じます。





・Dear Friend(1989年4月21日)

 アルバムジャケットは、4人がくっきり映りカラーになりました。

今回は、友情や愛情を強く歌う曲が増えました。
曲名も漢字が増えて、やや和風で幼くなってます。

 収録曲を解説していきますね。
「Dear Friend」は変わってしまった友達を嘆き、そして待つ歌。
「ZOO」は人気が出た曲。街を動物園に例え歌います。
「片想い」はエコーズにしてはめずらしく、女の子への片想いを題材とする可愛い唄。
「アンカーマン」は疲れた時代のバトンを渡された気持ちを前向きに歌います。

 全体としては、基本的に片想いや比喩。「ひとりごと」もしくは”文句”。この時期の辻仁成節が炸裂しています。冷静に考えると「だから、なんなんだ?」と突っ込みたくなりますが。

 思うに、もうこの頃から辻仁成に独立する想いや、バンド内が分裂していたんだろうなと思います。
良い曲もありますし、女の子に惚れた少年の独り言を聴いてるような・・憎めない、魅力があるアルバムです。





● 後期 7〜9作目  


 後期というか、もう最後になってしまいます。
7作目「EGGS」がオリジナルアルバムでの最終。残りはベストに近い内容。



・ EGGS (1990年4月8日)

EGGS

 新スタート。3部作の始まりとなる予定だったアルバム。
初回版のジャケットは紙で折り込んだ凝った装丁で、エコーズの人気が高まっていたのが分かります。。

 「EGGS」のタイトルとジャケットから、都会を舞台に新しく展開しようとしていたようです。
アルバム内容は辻仁成の文学性が高まり、初めて聴いた時は「何。このアルバム?」と思いましたが、分厚いステーキのようにかみ応えのあるアルバム。

 「LOVIN' YOU」はストレートなラブソング。「いつまでも君を愛し続けたい」と歌います。エコーズでは珍しい直接語りかけるようなラブソングで、最初で最後となりました。

 音質ですが、音圧が上がったのと辻仁成のボーカルが太くなりすぎ。あと歌い方がくどく感じます。編曲も大げさ。エコーズと言うより”辻仁成バンド”になった感じが強い。結局残りのアルバムを出す前に、エコーズは空中分解。見事に絶頂時に終演を迎えました。ちょうど翌年にはバブル景気が崩壊するわけで、エコーズはうまく時代を先読みしてるのも流石です。

 さて、改めて聞くと、エコーズはマンネリを打破し変化しようと色んなチャレンジをしており詰め込みまくり。しかし、新たな問題提起をして 食いついたファンは結局 放置状態になったわけです。(^_^;)
実に勿体無いアルバム。 ぜひ残りの2作を出して欲しかった。






・GOLD WATER (1990年12月1日発売)

 EGGSと同年に発売されました。
オリジナルアルバムとして扱われているのですが、どちらかというとベストです。おそらく、契約消化のために出たアルバム。一応、オリジナルアルバムの方に分類しました。

 アルバム内容ですが 手が込んだアルバムでEGGSの延長線上にある音作り。エコーズの代表曲が入って派手目の曲が多い。でも人気曲だけでなく、なかなか通好みの曲もあります。

 新しい部分としては「JACK」「BETWEEN」「SOMEONE LIKE YOU」がニューバージョン。
「STERRA」「メモリアルパークのチャーリーブラウン」「Good by BlueSky」がリミックス。
新曲は「ONE NIGHT DREAM」。最後のシングルとなりました。NHK教育の番組で主題歌に使われています。

「JACK」は長かったイントロ部がカットされ歌い方もかなり変わりました。

 ファンには新しい部分が多く、買っても良いアルバムです。
全体に音圧が上がって、辻の歌い方が濃くなり楽器も増えて音が厚め。後期エコーズの雰囲気になってます。

ソニーのカタログからは消えており、現在は廃番のようです。





・Silver Bullet(1991年5月2日発売)

SILVER BULLET

 「GOLD WATER」と対をなすようなアルバム。タイトルは”銀の弾丸”
良く分からん存在で、帯には「メモリアルベスト」と記載されていますが、ソニーのカタログではオリジナルアルバムに分類されています。こちらも実質はベスト版といえる内容。収録曲は「GOLD WATER」を補完する内容。エコーズ後期のアルバムを中心に選曲しバラード、スローな曲が中心となりました。

 新曲は「シルビア」、「ロックンロールは歩く鏡である。」
初収録は、「BAD BOY(ライブ・バージョン)」

 おそらく「シルビア」「ロックンロールは歩く鏡である。」がEGGSに続くアルバムのために作られていた曲と思われ、ともにエコーズ終盤のパワフルな歌詞と音で良い曲。アルバムが出なかったのが残念。

ソニーのカタログからは消えており、現在は廃番のようです。





■ ベストアルバムCD 





・BEST OF BEST(2000年9月20日発売)

BEST OF BEST

 2000年の再ブーム、再結成時に合わせて発売。

 一応、この作品がエコーズの初ベストと案内されています。
辻仁成が選曲&プロデュースをし、マイケルツィマリングのサウンドプロデュース。

 アルバム全体の感想は、音質の変化が特長。
古い曲は音圧が上がり 高音域も持ち上げられてます。悪く言うとドンシャリかな。良いところは後期のアルバムで強くなった辻のボーカルが抑えられているところ。中央よりの狭い音場が広くなってます。

 全曲で音の雰囲気と音場、レベルが揃えられて聴きやすい。辻本人の監修ということもあってしっかりしたベストです。





・GOLDEN☆BEST ECHOES(2010年3月10日発売)

GOLDEN☆BEST エコーズ

 2011年のエコーズの復興支援で再々結成した前年に、たまたま発売されていたアルバム。
このころ、辻と伊藤は元JUDY AND MARYの恩田快人・五十嵐公太と共にZAMZA N'BANSHEE出活動していました。
当アルバムは、復興と重なったけど再始動の伏線だったように思います。

 アルバム内容はシングル集。
 エコーズ解散(1991年)までに発売されたシングル商品(CDシングル、400円シングル、12inchシングル)の音源(A面・B面・カップリング曲)から16曲を収録。

 現在ではもうエコーズのシングルを全部集めるのは難しいので、ファンにはシングルが一気に揃えられて嬉しい内容。 初収録は「Surprise」。1989年版シングルZOOのカップリングでなかなかレア。♪(^_^*)




■ シングル 


 シングルは現在ほとんどが廃盤。
ただしベスト版「GOLDEN☆BEST」にほぼ入っています。

 今回は、現在手に入る物を紹介。





現在は廃盤。ただし「GOLDEN☆BEST」にほぼ入っています。

Bad-Morning(1985年4月21日発売)
Jack(1985年10月21日発売)
STELLA(1986年4月21日発売)
GENTLE LAND(1987年3月21日発売)
Foolish Game(1988年2月26日発売)
ZOO(1989年3月21日発売)
LOVIN' YOU(1990年3月21日発売)
TWO HEARTS(1990年7月1日発売)
ONE NITE DREAM(1990年11月1日発売)




・ ZOO(2000年7月19日発売)

再発版。カップリング曲が「GENTLE LAND」に変更。







・ALONE(2000年10月29日発売)

ALONE
 
 再結成時に発売。

 店頭で売ってるのかな?私はレンタル落ちを見かけて購入しました。
「ALONE」が入ってます。ライヴ・ヴァージョンがカップリング








・そのうち愛がないなら、今すぐ僕らは手をつなげ〜Solidarity(2012年10月4日ZIZZ STUDIOより「ECHOES LIVE CD in 渋公ワンマン2012」とセットで発売)

[限定発売]:



● 新ユニット『ECHOES OF YOUTH』


 2010年の再結成ライブ後に作られた、辻と伊藤でのユニット。
名前の由来は、初期エコーズのファンクラブ名から。

シングルを3枚発売。アルバムは未発売。 なかなか良い曲ばかりで、アルバムを出して欲しい。



・恋するために生まれた

 ストレートなラブソング。後半に盛り上がっていく感じが良い。






・REAL

 成長したエコーズと言ったところ。
辻仁成ソロ作品とエコーズの中間の雰囲気。





・SLOW





■ ライブアルバムCD 


 ライブも定評あるECHOES。



・ECHOES LIVE CD in 渋公ワンマン2012(2012年10月4日ZIZZ STUDIOより発売)

 復興支援で行われた2012年5月8日のライブ。 1990年10月以来、22年ぶり11回目の渋谷公会堂。
渋谷公会堂でのライブ来場お客様へ配布用非売品CDを、LIVE盤CDとセットで400セット限定で販売されたもの。


[ショップ限定版 ]


参考ページ:ライブ告知 http://echoes.zizz-studio.com/

・再販売版
EUPHORIA ECHO > ECHOES > ECHOES LIVE CD in 渋公ワンマン2012
http://amnicola.shop-pro.jp/?pid=49131731



■ 映像作品 



 ECHOESの映像作品自体は多いのですが、現在はほぼ廃盤。
ただし、限定でまとめられたBOX集が出ています。

 ライブ自体はパワフルで、「Border Line」などアルバム未収録の曲も演奏してファンには嬉しい内容


VHS,LD時代の作品で 現在は廃番、入手難。

・ FOOLISH GAME(1988年2月26日発売)
・THE BORDER Vol.1 ECHOES LIVE AT SHIBUYA KOKAIDO(1988年9月21日発売)
 THE BORDER Vol.2 ECHOES LIVE AT SHIBUYA KOKAIDO(1988年9月21日発売)
 ※Vol.1とVol.2が一本になったのも発売

・SELECTION(1989年10月8日発売)

・LIVE at 武道館 Columbus' Egg '90(1990年発売)

・the echo of echoes -LIVE RUST TOKYO 1981-1991(1991年発売)





・ONE NIGHT STAND IN THE ZOO(2001年7月18日発売)」 DVD

10年ぶりの再結成。
2000年12月28日、一夜限りの復活を果たしたエコーズの武道館ライブを収録

 メインは辻と伊藤。
アンコールで伊黒、今川が「ZOO」「ONE WAY RADIO」「SOME ONE LIKE YOU」で参加。

新曲「恋するために生まれた」が収録♪






・DVD-BOX「ECHOES on the MOVE」(2011年ソニーミュージックショップ:オーダーメイドファクトリーで商品化)

 2011年、再始動時に発売。\(^O^)/
1991年に解散したエコーズの映像作品の集大成です。

4枚組DVD BOX! 「完全生産限定盤」。!

『Foolish Game』『Selection』『THE BORDER LIVE AT SHIBUYA KOKAIDO』『LIVE at 武道館〜Columbus’Egg‘90』『THE ECHOE OF ECHOES』の映像商品5作品を初DVD化。




■ 書籍 





・エコーズ タッグ・オブ・ストリート (宝島コレクション)

 小説風。エコーズ結成を描く。
BOOWYの本「大きなビートの木の下で」みたいな感じ。





・バンドスコア ECHOES BEST OF BEST (バンド・スコア) 楽譜 – 2000/11/25

2000年発売のCDベストと同内容。
人気の12曲入り





・ECHOES―Scrap and Build 大型本 – 1989/5
中村 ねこ

 写真集。ややプレミア気味。





■ ■ あとがき


 最近、不幸や恋人との別れがあり 改めて、エコーズの全作品をじっくり聞いてみました。

 今回、ECHOESのアルバムを記事を書くため客観視しながら聞き直して感じたのは、
 ほとんどが現在進行形。提起した問題に結論がつかないまま終わります。どんな現状でも、不満の中でも迷っていても、戦う、歩いて行かなくてはならない。と歌います。

 確かに現実も同様で、問題や逆境に悲しもうが答えが出まいが、死別や恋人との別れはあります。エコーズ作品での歌詞は、シニカルに、クールに状況を見つめています。


ECHOESの唄には、現実味があります。

 そのせいか、エコーズ自体の活動も同様に不器用な経歴を持ち、最初の解散は、良く分からないまま空中分解しています。アルバムもどれがラストか分からない。解散ライブに行けないファンは、一体エコーズがどんな状況なのかすら分からない。 けじめをしっかり着けて解散したBOOWYとは違い、曖昧な終わり方でした。
ただ、BOOWY同様に人気絶頂時に解散しています。この辺りがエコーズの強さでしょうか。

 実力の高さは業界で評価されていましたが、なかなかヒット曲や人気が出ませんでした。
しかし、解散後 メンバーの着実な活動はエコーズの再評価に繋がり、現在に繋がっていきます。

「ちょっと追いかけて、ちょっと逃げよう」。エコーズのメンバーは集散を繰り返します。

 辻仁成は結婚を繰り返し、挑発の怪しい雰囲気。どこへ行くんだ。私は辻仁成に「変わってしまったんだね。」と歌いたくなる。  しかし、エコーズユース名義で曲を出せば内容は良いし、再結成の機会を逃さず行動するし。一応辻仁成にはずっと注目していました。

 エコーズは 2000年に「ZOO」のドラマ主題歌採用でリバイバルブームに載っかり、一夜限りの再結成。その後はなんとなく辻と伊藤でエコーズユースを結成。そして4人で再々結成して解散宣言をせずに今に至ります。

 そして、辻仁成、メンバーも大人になり距離感を取るのが上手になったみたい。
無理して別れずに、はじめられる余地を作れるように成長。大人になりました。

 なかなか20年以上間を空けてオリジナルメンバーの結成って無いでしょう。すばらしい友情です。

これからも、ECHOESの活動に期待します。 「Tug Of Street!」


■ 更新情報
■ 関連、参考サイト

・ソニー > エコーズ
http://www.sonymusic.co.jp/artist/Echoes/discography/MHCL-1706

・Wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/ECHOES
https://ja.wikipedia.org/wiki/辻仁成のオールナイトニッポン

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