■ 氷室京介の作品集 - 歴代アルバムの解説。感想とおすすめ点

MEMENT KYOSUKE HIMURO 1998-2015 TAKASHI HIRANO ([バラエティ])

 こんにちは。

 日本で長く人気が高いバンドと言えばBOØWY。
そして元ボーカルでソロとなっても人気が高いのが氷室京介です。

 私は長く氷室京介やBOØWYのファン。アルバムをほぼ全部とグッズもそれなりに持っています。しかし氷室は活動期間が長くて作品数も多めで、ベストや編集アルバムだと「これどんなアルバムだったかな」と忘れることもある。 ~そこでアルバムを聴くのに便利なリスト・カタログ化してみました。

 今回は氷室京介の経歴と作品についての情報。
アルバムの時代背景や解説。聴いた感想を紹介します。

KISS ME


■ 氷室京介の解説 


MEMENT KYOSUKE HIMURO 1998-2015 TAKASHI HIRANO ([バラエティ])

 初めて氷室作品を知りたい方も居るでしょうし
まずは作品を親しめるよう、時代背景や経歴をざっと紹介。

 日本は群馬出身。格好いい風貌で黒髪を続けてます。
バンド「BOØWY」のボーカルとして活躍。黒づくめのファッションスタイルと逆立てて固めた髪型、新しいスタイルのロックサウンドはファンにも影響を与えました。バンドブームの火付け役となり後追いするバンドが多数生まれました。

 BOØWYは88年に解散。同年に氷室がソロ活動開始。90年代半ばから活動拠点をアメリカに移し、現在は渡米しています。






■ 引退と「LAST GIGS」について
 
 2014年ツアー中に「氷室京介」の卒業を発表。
理由は10年ほど前から耳に不調をきたし、近年ではベストなパフォーマンスが出来ないことから引退を決意。ツアータイトルはBOØWY解散時と同じ「LAST GIGS」。

ただし、ツアーライブ中のMCで「ゆっくりアルバムを作っていく」と約束しています。

KYOSUKE HIMURO LAST GIGS<通常盤>(1BD) [Blu-ray]



 ● 音楽性について

氷室京介 25th Anniversary BEST ALBUM GREATEST ANTHOLOGY(初回限定盤)
 
 ソロ活動開始の頃は、BOØWYの延長線上もしくは昇華してる感じがありましたが
徐々に独自のスタイルを作り出していく、一部の曲でアメリカンロックの雰囲気が強くなり、骨太な音が増えました。

 独自の音楽スタイルを持ち、時代にあまり左右されない。
参加アーティストのレベルが高いのもあるし、当時流行の音を安直に組み込んでないせいでしょう。10年くらい前のアルバムを聞いてもカッコいい。今回アルバムを一通り聞き直してみて購入当時はあまり気に入らなかった作品でも、新鮮さや発見があり「かなり時代の先取りをしていたんだな」と感じた。

 自分のやりたい音楽と人気を上手く調和させ、長く活躍している希有な方です。



■ 特長と ネット通販各社 購入用リンク


MEMENT KYOSUKE HIMURO 1998-2015 TAKASHI HIRANO ([バラエティ])


 作品を紹介していきます。


■ 目次と、見出し - ジャンルについて

 発売順に紹介しています。
関連の音楽、映像作品をほぼ集めています。古くて流通してないもの。
リミックス、インストアルバム、コンピレーションアルバム、会員限定作品は省きました。

(ジャンルをクリックすると、項目へジャンプします)

・ CDアルバム
・ CDシングル
・ CDライブアルバム

・ CDベスト盤

・ 映像 DVD,ブルーレイ 

・ 書籍



● 購入用リンクの使い方 

 製品の特長と購入用リンクを紹介。

商品写真と横の商品名リンクは、基本としてamazonへのリンクです。
なお他のネット通販販売品を見たい場合は、
○○で検索をクリックすると、通販サイト内からの検索結果を表示します。


■ アルバムCD 


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 スタジオアルバムCDを紹介。発売順に並べました。
再発で特殊な仕様、現在手に入りにくい仕様や限定の紙ジャケットは省略。

 氷室のスタジオアルバムは全12作。どのアルバムも完成度が高く成長しているのが分かる。



・[1st] FLOWERS for ALGERNON
1988年9月1日

フラワーズ・フォー・アルジャーノン

 ソロ一作目。レーベルはEASTWORLD/東芝EMIで現在のユニバーサルミュージック。BOØWY解散後、約半年でのリリース。

 タイトルはダニエル・キイスの名作小説「アルジャーノンに花束を」の原題から。
サウンドはBOØWY時代から進化し、キーボードが増えて明るく風通しが良い。ギターにはチャーリー・セクストンが参加したり新しい試みも。またメッセージが明快で曲の印象が強くなりました。

「ALISON」は優しいバラッド。「SHADOW BOXER」はハイスピードな音作りで氷室の新時代を感じさせる、そして代表曲の「ANGEL」。

 ドライブに合う曲ばかりで、たぶん私が一番車で聴いた作品。
解散からたったの半年で作られたのに完成度が高い。名作です。日本レコード大賞でアルバム大賞も獲得しました。






・[2nd] NEO FASCIO
1989年9月27日

NEO FASCIO

 今回はコンセプトアルバムで、カリスマの否定やファシズムの持つ危険性がテーマ。BOØWY一作目のMORALが世界観を持ってるように、ソロとなり進化する氷室が打ち出した問題提起です。

 プロデュースは、BOØWY時代にも組んだ佐久間正英で楽器も担当し、他にドラマーが一人でなんと今作は”たったの3人”で作られてる。 前作から1年で発売されました。オリコンは一位と好結果。

 高速なリズムで明るい歌詞の「SUMMER GAME」。ボブディランの歌詞を引用し、世界の問題を謳う「CALLING」。全体では、暗闇や荒野で歌っているような重い雰囲気。当時夭折した尾崎豊の「誕生」あたりに重い雰囲気や早いリズムが似てる。

 オリコンは一位と好結果。
私も結構好きなアルバムで、氷室のやりたいことが伝わりヒットもした。新境地を開いた作品。



 


・Higher Self
3rd 1991年4月6日

Higher Self(紙ジャケット仕様)(CCCD)

 前作からやや期間が空きました。

 透明のスリープにCDケースが入る綺麗な装丁。イラストはJEAN PAUL MOJIRIANI。アルバムは氷室曰く「コンセプトが無いのがコンセプト」。 ~ やりたいことを詰め込んだ一作目に戻った感じ。

 BOØWY時代を思わせるリズムやメロディーも垣間見える。
穏やかなバラッドの「MOON」は名曲。一人称がぼくらとなり、少年が過去を振り返るような気持ちが伝わる名曲。シングル曲「JEALOUSYを眠らせて」もボーナストラックに収録。

 今作でもオリコン一位を獲得しました。






・[4th] Memories Of Blue
1993年1月7日

Memories of Blue

 約2年ぶりのリリース。

 大ヒット曲となった「KISS ME」のアルバムバージョンで幕開け。「Memories Of Blue」「Good Luck MyLove」は音に厚みがあり、歌詞も切なく進化を感じる。ラストの「WILL」は女性コーラスが入り新しい雰囲気。

シングル曲が多めで、全体の完成度は高め。参加ミュージシャンに海外メンバーが増えて音に厚みがあり聞きやすい。満足感も高いアルバム。






・[5th] SHAKE THE FAKE
1994年9月26日

SHAKE THE FAKE(紙ジャケット仕様)(CCCD)

 ジャケットは当時流行していた白主体でコントラストが高い画面。

アルバムはCM曲にもなった「VIRGIN BEAT」で幕開け。 タイトル曲「SHAKE THE FAKE 」には松井常松さんも参加。

 全体に、静寂と重い音のコントラストが高く迫力が出た。当時流行の音楽にも飲み込まれず、独自の世界を貫くのはさすが。「DOWN TOWN ARMY」など、良い意味で音に余白があり聞きやすさも持つ。「BLOW」ではしゃがれた声で歌い新しいスタイルにも挑戦。「TRUE BILEVER」では切ない感じでアルバムを締める。

今聞くと全体に完成度が高く、これが「14年前の音?」かと呆れる。音楽性で先を行っていたのを思い知らされる。

 PVの「VIRGIN BEAT」では、港で高いクレーンの上に立つ氷室の映像。異次元の格好良さ。
ただし問題も起きる。氷室は今アルバムに力を入れすぎて自律神経失調症となり、拠点をロスに移しました。

 初期のバージョンと再発された紙ジャケット版がある。

 






・[6th] MISSING PIECE
1996年9月30日

MISSING PIECE

 2年ぶりのオリジナルアルバム。
レーベルはポリドールとなりました。

 初回盤は外箱の付く、紙ケース仕様で凝ったデザイン。ジャケットアートがカッコいい。CD&アートディレクターは守屋おさむさん。

 期間が空いた分、充実した内容。ほぼシングルで発売された曲ばかり。
「STAY」「魂を抱いてくれ 」など人気がある曲が収録。

 私も結構聞き込んだアルバムです。






・[7th] I・DE・A
1997年12月10日

IDEA

2年ぶりのオリジナルアルバム。今回もポリドールから発売。
ジャケットがカッコいい。 タイトルは心理学の用語から取られている。

 アルバム内容はカッコいい。氷室の憧れるギタリスト、スティーヴ・スティーヴンスが参加。
「RE-BORN」「NATIVE STRANGER」氷室のやりたいことが完成。締めの「DISTANCE」も新しさを感じる。今作まで”型にはまらないでいようとして、型にはまってると感じる”曲もあった。しかし今回は2段くらい音楽性のランクが上がってる。

 一作目「DEAR ALGERNON」が進化した雰囲気。アルバムの音質も良い。
やや骨太すぎる部分が気になるものの、氷室らしさが全体に出てる。






・[8th] MELLOW
2000年2月23日

 レーベルはポリドール。

 「MELLOW」の題名通り、バラードが主体。
前作が黒とするなら、今回は白。行きついて迷走しない、バランス感覚が氷室の上手さです。

 一曲目は「SLEEPLESS NIGHT~眠れない夜のために」。いつも通り氷室が押す曲からスタート。「Silent Blue」は私が好きな曲。盛り上がる曲でアルバムに抑揚をつけています。「bringing noise」ではややラップ調で新しい音を示唆して全体のバランスをとって終わる。

結構、ファンに評価が高いアルバム。






・[9th] beat haze odyssey
2000年10月18日

beat haze odyssey(初回限定盤)
 
 氷室のソロ活動後は大きく分けて、スタイルで綺麗な明るめの歌詞。新しい音と骨太で重い音の2種がある。今作は明るめの音を持つタイプで氷室の挑戦する新しい音が聞けます。
 
「Julia」と「One」が切なくて好み。「One」ではスローなテンポで終わるかと思いきや、派手に転調し歌詞も前向きに盛り上がり、アルバムを締める。

 曲は7つと少ないが、初回限定盤は3曲入り特典ディスクが付属しバランスをとってます。






・ Follow the wind
10th 2003年8月20日

 21世紀に突入し最初のアルバム。
レーベルは東芝EMI/Capitol Musicとなりました。

 全体はかなり重厚感のあるサウンド。
「Virus」「Rap On Trap」はラップも入り、氷室らしい新しいスタイルを提示。ヒットシングルとなった「Claudia」も収録。

 リズムや楽器の構成など今聞くとかなり時代を先行してる。オリコンは2位と結構売れたアルバム。
初期はCCCDでしたが、2008年に通常のCDで再発。






・[11th] IN THE MOOD
2006年12月20日

 3年ぶりの新作。
新しさと、安定が混在したある意味氷室らしいアルバム。

一発目の「EASY WORLD」は、良い歌詞なのですが後ろにラップが入る新しい試み。「WilD Romace」はアップテンポの氷室得意なメロディーだが、重い音のギターが入り新しい面を見せる。「Pain」は今聞いてもカッコいい。今より10年以上前にこんな曲を展開していた氷室の才能、先見力に感心。






・12th "B"ORDERLESS
2010年9月8日

”B”ORDERLESS

 3年ぶりのオリジナルアルバム。
レーベルは、東芝EMI/Capitol Music。

 今回も新しい挑戦とサウンドを抱えたアルバム。
今作以前は森雪之丞の作詞が増えていましたが、今回は作詞にGLAYのTAKUROさんや松井五郎、編曲にアラン・ヨハネスが入る。

新しい挑戦も開始し、「BANG THE BEAT」はCMにも使われ本人が出演。「Time for miracles」はQUEENのボーカルとしても活動したアダム・ランバートの曲。氷室が好んだアメリカンロック寄りの部分もあるが新しめの音も多く、日本のアーティストよりかなり先行してる。

なお今作以降は東北震災や、自身の不調による引退活動になるため、オリジナルアルバムで最後の作品となる。
 





■ シングルCD 


KISS ME

シングルCDはベスト盤でまとめられてるので
ここでは、シングルで買うのがおすすめの作品を紹介します。




・DEAR ALGERNON

 シングル第二弾。

 小説「アルジャーノンに花束を」を元に作られた名曲。小説をうまく独自の解釈で置き換え、都会での孤独と切なさを歌いました。

おすすめなのは、アルバム未収録のカップリング曲。デヴィッド・ボウイの曲のカバー「SUFFRAGETTE CITY 」と
ソロデビューツアーのライブ演奏で、氷室の好きな吉田拓郎の「たどりついたらいつも雨ふり」が入ってます。カッコいい。「DEAR ALGERNON 」は曲調が似ており敬意を払ったのかなとも思う。

 たぶん、私が人生の中で一番繰り返し聴いたシングルCD。おすすめです。






・KISS ME
1992 氷室京介

人気曲の「KISS ME」。
アルバム収録作品とバージョンが違い シングルのみで聴くことができます、

 ジャケットは文句なしのカッコよさ。PVでも同様の服装で、プロジェクターを使った美しい映像となってます。

 曲は大ヒットとなり自身初のミリオンセラーとなりました。





■ ベストアルバムCD 


氷室京介 25th Anniversary BEST ALBUM GREATEST ANTHOLOGY(初回限定盤)
氷室京介 25th Anniversary BEST ALBUM GREATEST ANTHOLOGY(初回限定盤)


入門者向け。もしくはシングルや人気曲をまとめて聴きたい方に。



・1st/ “SINGLES”
1988年12月24日

 初のベスト集。
第一期東芝時代のシングル曲が集められました。 アルバムでいうと5th「SHAKE THE FAKE」まで初期の人気作が集まってます。

 一枚で聴きやすくまとまってる。






・2.5nd/ MASTER PIECE #12

リミックスアルバムとして発売。
人気曲が海外エンジニアによってアレンジされています。
 
 リミックスだが、よくあるノルマ消化用の水増し作品とは異なる。楽器が増えて音に厚みが出て、正常進化してる。思うに氷室の趣味もあるでしょうが、違うアレンジを勉強したりエンジニアのテストも兼ねてたのでしょう。実際、後の氷室のアルバムにニール・ドーフスマンが起用されています。ボーナストラックとして「JELOUSYを眠らせて」未発表テイク収録。

 今聴くと、全体の音がポップで明るめになっており音質も良く聴きやすい。ベスト版として発売されず、現在は埋もれた感がありますが、聴きやすくて良いアルバム。






・2nd/ Collective SOULS 〜THE BEST OF BEST〜
1998年6月24日

 ソロ・デビュー10周年記念。ポリドールから発売。
中期の曲が入っています。デジタルリマスターされ「JEALOUSYを眠らせて」と「STRANGER」は再録。

 収録は17曲入りと多め。






・3th/ Ballad〜La Plui
2001年9月27日

 バラードベスト。
ポリドールから発売。

 バラードに力を入れる氷室の実力が分かる作品。






・ 4th / Case of HIMURO
2003年3月19日

東芝から発売。ユニバーサル在籍の作品もあります。

33曲とボリュームがあり、人気曲が詰まっている。
目玉は「ANGEL2003」と「CLOUDY HEART(初回盤のみ)」が収録。






・ 5th / 20th Anniversary ALL SINGLES COMPLETE BEST JUST MOVIN' ON 〜ALL THE-S-HIT〜
2008年6月11日

20th Anniversary ALL SINGLES COMPLETE BEST JUST MOVIN'ON~ALL THE-S-HIT~

 ソロ20周年記念。
レーベルは、EMIミュージック・ジャパン/Capitol Musicから発売。

 CD2枚組アルバム。
収録は発表順で全30曲。シングル曲が25作目まで並びます。また終盤にGLAYとのコラボ曲&提供曲も入っています。
オリコン一位を獲得しました。






・6th / KYOSUKE HIMURO 25th Anniversary BEST ALBUM GREATEST ANTHOLOGY
2013年8月21日

 ソロ25周年記念。レーベルはEMIミュージック・ジャパン/Capitol Musicから発売。
初回限定はライブビデオ付き。

 新作の発売が無く間が空いた時期です。
私も、新作を待つ間にリピートし聴き込みました。というかほとんど毎日聞いてた。

 CD2枚組アルバムで全30曲。アルバムの人気曲とシングル曲が収録、新曲も入っています。
今回は収録が時間順でなく編集されており聴き流すのに良いアルバム。

オリコン一位を獲得。






・7th L'EPILOGUE
2016年4月13日

L'EPILOGUE <初回生産限定盤>

 ラストツアーに合わせて発売されたオールキャリア・ベスト。私はライブ会場で購入しました。
2枚組でBOØWYの曲は新録。初回生産版にはライブCDが付属しこちらもBOØWYの曲があります。

 氷室の引退で、BOØWYの再結成の可能性も無くなります。
BOØWYの曲を入れたのは、再結成をしなかった氷室がBOØWYを待ち続けたファンへ送るプレゼントでしょう。

 音圧は高め。中域が強く骨太な感じで音質は揃えられていて聞きやすい。






■ ライブアルバムCD 


 BOØWY時代はライブで名をあげた氷室。
しかしライブCDはなぜか少なめです。



・The One Night Stands TOUR "COLLECTIVE SOULS" 1998
1998年12月9日

 初のライブアルバム。
1998年に行ったライブ・ツアー「TOUR "COLLECTIVE SOULS"1998 One Night Stand」から、9月19~20日に横浜スタジアムでの公演を収録。

 2枚組で22曲入り。ソロ時代の人気曲がたくさん入ってます。

 ギターは氷室と組むことが多いPERSONZの本田毅とスティーヴ・スティーヴンスで完璧な布陣。全力で歌う氷室はカッコいいの一言。
会場の熱気と盛り上がりもすごい。素晴らしいライブです。






・ 21st Century BOØWYs vs HIMURO ~An Attempt to Discover New Truths~
2004年12月24日

2004年8月22日に東京ドームで行われた一夜限りのライヴを収録。

 タイトルは氷室対BOØWYでその名の通りソロ時代とBOØWY時代の曲が対決。半々くらいの分量で、しかも有名な曲が多く氷室とBOØWYファンにはうれしい内容。

 ギターでPERSONZの本田毅が参加。私は日本で本田さんのギターが特に好きなのでこれもうれしい。
ドラムはこちらも氷室さんとよく組む西山 史晃さん。ベースも永井利光さん。







■ 映像作品 


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Flowers for Algernon―King of Rock Show (Kyosuke Himuro Tour Document Book)

 映像作品は30作近くあるので 今回はおすすめ作品を紹介。
現在も手に入るDVDとブルーレイで販売されているもの。




・KYOSUKE HIMURO CAPTURED CLIPS 1988-2006 [DVD]
2006年

 初のベストミュージッククリップ集
98年から2006年まで、レーベルを超えて収録。






・21st Century BOØWYs VS HIMURO ~An Attempt to Discover New Truths~2012
2012年

 2004年8月の東京ドーム「21st Century BOØWYs VS HIMURO」ライブ収録。
ソロになって初のBOØWYの曲を披露。
 
 BDとDVD版あり。






・東日本大震災復興支援チャリティライブ KYOSUKE HIMURO GIG at TOKYO DOME "We Are Down But Never Give Up!!"2011
2011年

東日本大震災復興支援チャリティライブ KYOSUKE HIMURO GIG at TOKYO DOME "We Are Down But Never Give Up!!" [DVD]

 2011年6月11日~12日の東京ドーム公演を収録。

全25曲収録。セットリストはなんと全曲BOØWYの曲で行われました。
私の家族も参戦したのですが、ライブはすごく盛り上がったそうです。

 なお、本作で発生する氷室京介分の著作料は、JSASRACの”こころ基金”に寄付される。







・KYOSUKE HIMURO LAST GIGS<初回BOX限定盤>2017

KYOSUKE HIMURO LAST GIGS<初回BOX限定盤>(2BD) [Blu-ray]

 引退の最終ツアー、最終ステージの東京ドーム公演を収録。
全35曲で200分。初回限定盤には各地のライブを収めたディスクが付属。

 本編は、冒頭の会場を埋め尽くす5万5千人の観客が圧巻。
映像はかなり凝ってますね。アップやカット割りも多く高い緊張感が続きます。

 内容は、BOØWY時代と氷室ソロの曲でオールキャリアのセットリスト。氷室のテンションも高く、オープニングの「 DREAMIN'」から飛ばします。序盤はBOØWYの曲が中心で途中から氷室ソロの曲を交える。MCもしっかり収録。氷室がファンへの挨拶や想い。曲への思い出も丁寧に話してくれます。氷室の気迫と歌唱力、そして演奏のレベルも高くて完璧な内容です。 特典の全国ツアーも一本の作品としてみれるレベルの高さ。

BDとDVD版あり。




・ KYOSUKE HIMURO THE COMPLETE FILM OF LAST GIGS
2018年2月14日発売。

既発「LAST GIGS」の完全版です。 今回の注目は2点で新規編集とドキュメンタリー映像の追加。

種類;BDとDVD版









■ 書籍 


 人気作だけ紹介。



・大きなビートの木の下で ― BOØWYストーリー / 紺 待人 単行本
1986年発売。1993年文庫、2008年に新書で発売

 作者は紺 待人=土屋浩さん。

 BOØWY時代のメンバー生い立ちから、初ライブまで。
BOØWYのマネージャーで”5人目のBOØWY”と呼ばれた、メンバーに近い立場の土屋さんが制作。

 紹介するのに久しぶりに読み返しました。3人称の小説風で読みやすい。
ロックをやるために集まっていくメンバー。レーベルと対立し自分たちの”ロック”を貫くための苦悩と決意。「全国ツアーで、おんぼろワゴンでファンを振り切りながら走る。理由は安宿に泊まっていることを知られたくないから。」青春の切ない感じが出てる。

 なお、土屋さんは2012年に亡くなられています。






・ バンド・スコア 氷室京介 / ベスト・コレクション
2016/4/30

 引退ライブ時期に発売されました。
ベスト曲を収録。






・MEMENT KYOSUKE HIMURO 1998-2015 TAKASHI HIRANO ([バラエティ]) 単行本 – 2016/12/22
平野 タカシ (著)

MEMENT KYOSUKE HIMURO 1998-2015 TAKASHI HIRANO ([バラエティ])
MEMENT KYOSUKE HIMURO 1998-2015 TAKASHI HIRANO ([バラエティ])

 豪華写真集。ライブ写真が主体です。





■ ■ あとがき


 ついに氷室京介も卒業し、私の中で季節がひとつ終わった感じ。
氷室の今までと自分を振り返る 確認する意味もあり今回全アルバムを聞き直してみました。

 たぶん、つらい時や悲しい時「その時聞きたい曲が一番自分の感情を確かめ、強くする」のでしょう。
「CLOUDY-HEART」「DEAR ALGERNON」。一体、何度聞いたか分かりません。「CALLING」「SHADOW BOXER」いつも励まされてきました。

 氷室の歌で良い所は歌詞が明るく前向き。絶望の中でも声を上げ前進します。恋人との別れを歌っても、相手の幸せを祈る歌が多いし、バラッドでも元気が出る。

 いつもずっと聴いてきて、憧れていました。格好良く強く生きるのは難しい。でもファンにカッコいい姿を見せ続けた。そして氷室は最後まで自分を貫き通し、氷室京介を卒業しました。カッコいい。

今回の記事が氷室ファン、新たに聴き始める方の助けになれば幸いです。






 ・ 文章について

 敬称を略している場合が有ります。


■ 更新情報

2018年3月6日 LAST GIGS感想、COMPLETE盤リンク追加。作品発売日抜け修正、Amazonプライムリンク削除
2017年9月12日 私事削除。

■ 関連、参考サイト

・公式 HIMURO.COM
http://www.himuro.com/

・氷室京介|ワーナーミュージック・ジャパン
http://wmg.jp/artist/himurokyosuke/

・ ウィキペディア https://ja.wikipedia.org/wiki/氷室京介#
一部の作品で発売時期や参加アーティスト、オリコン記録を参考にさせて頂きました。


■ 関連記事


氷室京介「THE COMPLETE FILM OF LAST GIGS」の解説。

氷室京介「LAST GIGS」の用品集。感想や購入用リンク

おすすめ音楽 第一回:「氷室京介のソロ・デビュー25周年記念ベストアルバム」限定版、プレイボタン版 [紹介と購入用リンク]

BOØWYの作品紹介。アルバムや映像作品解説。

音楽サービス「プライムミュージック」解説。使った感想 + アプリ操作方法や登録方法。便利な周辺機器

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