今はオーディオが人気で、レコードやハイレゾがブームです。
そしてパソコンで音楽を聴く方法が普及。
そうなると次に気になるのが再生ソフト。プレイヤーの音質と使い勝手。
今日は、パソコン用の音楽アプリを聞き比べてみます。
「どのプレイヤーの音質が良く、使いやすくて長く付き合えるのか」
Windows向け高音質プレイヤー対決。
CD音質やハイレゾ音源を試聴。音質と操作や機能を含めた統合面で比較採点しました。
■ Windowsの音楽プレイヤーについて

パソコンに最初から付いてる標準ソフトを使うのも簡単だけど、自分好みの音楽プレイヤーがあれば嬉しいですね。
Windowsの音楽プレイヤーはたくさんあります。
大手企業から個人製ソフトまで。かってはWindows標準プレイヤーを誰もが使い、標準アプリ以外では「WinAMP」の人気がありました。 音楽や動画の配布形態やデータ形式。視聴形態に合わせて多くのソフトが存在し、そして時代の変化と共に消えていきました。
今は、ソニーやアップルなど大手メーカーが音楽アプリを出してソフト数は大分収斂されていますが 音楽ファン向けの領域ではオーディオブームに合わせ、音楽アプリも新しい物が登場し活気が出ています。定番と新興ソフトが音質や機能を競ってます。
今日は音楽プレイヤー対決。音質比較をします。

● 今回試聴する音楽再生ソフトについて
今回は、わたしが使っている音楽アプリを選んで比較。
選択基準はおおまかに2通り。
ひとつは高音質。もうひとつは使いやすく曲管理に便利な物が主体。~ 音質の評価が高くても使用が困難だったり、熟達者やマニア向けの特殊なものは紹介してません。
多くの人が使いやすいアプリを選んでます。
■ Windows 音楽プレイヤー比較 - 各ソフトの音質

各ソフトの紹介。
ダウンロードリンク、音質とお勧め点。そして弱点。
採点を紹介します。なお採点は音質と総合面(操作、機能性など)で分けて評価。
■ Grooveミュージック - Microsoft
・Microsoft Store 日本 公式サイト
>Groove ミュージック
まずは標準ソフト『Grooveミュージック』から。
Windows10では、Windows Media Centerが廃止されMediaPlayerは一応インストールされているが、あまり表に出なくなってます。音楽プレイヤーは『Grooveミュージック』が主力として追加されました。
Grooveミュージックは、Microsoftの音楽プレイヤー+音楽購入向けです。
ストアアプリでタブレット向けの画面と操作系。
はっきり言って使いにくい。アルバムや曲リストをいちいち切り替え無ければならず、ドラッグ&ドロップも非対応。WindowsMediaPlayerのほうが便利。
音質は普通。そんなに良くない。
設定項目も、ほぼ無くて異様にシンプル。
ハイレゾ:対応
音質:60点
統合面結果:50点
おすすめ点: とりあえず最初からインストールされているので、ソフトを導入してない時に使える。
■ おすすめ
Media Monkey - Ventis Media
使用バージョン4.1.11.1783

Media MOnkey / denharsh
統合型ソフト。
音楽の再生はもちろん、エンコードから曲データの検索やタグ付け等に幅広く使える。2019年頃にはインストールメニューを選択するだけで日本語化に対応するようになった。
強みは、WinAMPプラグインが使えるので音楽形式の対応幅が広くて多機能。管理はフォルダツリー表示可能で、フォルダを操作すると自動で追加ファイルを再スキャンするなど気が利いてる。リッピングはネットからCDデータ(CDDB)を取得、Amazonからもアルバム情報を取得可能。→ [追記] 2019年4月 現在利用不可になっている。*1
音質はプラグインに左右されるが平凡。反面クセがなくて長時間聴きやすい。 弱点はやや音が潰れやすく、分離感が低めで音像が中央に固まる・高音域が整理されない印象。ギターやドラムの響きなどが歪みやすくて楽器が増えるとボーカルが埋もれる。 音を例えると「ドムドム、シャカシャカ」といった感じ。弱点はプラグインが多いが、古いのも多くてエラーが出やすくて管理が手間。
良い機能は、グラフィックイコライザーが有り音質調整が簡単。ハイレゾも対応しOGGやFLACに標準対応。
対応:MP3, AAC (M4A), OGG, WMA, FLAC, ALAC, MPC, WAV, CDA, AVI, MP4, OGV, MPEG, WMV, M3U, PLS, etc.
・[画像]歌詞表示機能を組み込んでカラオケ表示をしているところ
おすすめは歌詞表示プラグイン。サーバから歌詞データを取得して再生時にカラオケ風に表示し、歌詞を覚えたりカラオケ練習に使える。 連携機能も強めで、同アプリ使用の端末間で同期可能。DLNAサーバ機能で共有、DLNAコントローラー機能有り・無線LAN経由でAndroid端末と同期可・iOS機器用にiTunes互換機能搭載。
おとなしめの外観で損してるが、音楽機能が多くカスタマイズしやすい。総合音楽ソフトとして常用したいソフト。
音質:75点
総合面:85点
おすすめ: 音楽再生と管理全般で強みを発揮する。大量に持ってるアルバムを管理、曲データを処理したい人。
・公式 MediaMonkey
・ストアアプリ版 >MediaMonkey を入手する - Microsoft ストア 日本
・Android版 GooglePlay
・AmazonKindle用 >フリー >プロ
推し。 ■ TuneBrowser
使用バージョン 3.6.1~
最近私が、友達やサイトでお勧めしているのが「TuneBrowser」
日本のTikiさんが制作している音楽ソフト。
大量の音楽ソフトを再生、タグ管理する指向でつくられています。
私が感じる良い点はたくさんある。
特長はデザインが綺麗、管理機能が強力。
視覚面は曲リストや表示も見やすい。スペクトラム・アナライザー装備で周波数特性が簡単に見られる。操作性も良くて、ボタン操作が主体で階層も浅い。タブレットやノートPCで使いやすい。
音質は独自エンジンを採用してかなり良い。ハイレゾ音源もDSDやFLACなど高音質音源に標準対応してるのも強み。DSD再生ではアナログレコードに近づいた高音質。「SoX Resampler」が搭載し、MP3など低解像度音源を綺麗にして再生。弱点はイコライザーが無い。
お勧め機能が「RAMデコード」。曲データを一括してメモリーに保持し、曲アクセスが高速になりHDDへのアクセスを無くします。ノイズ対策と静音、SSDやHDDの負荷も減らせて素晴らしい

現時点では”最強の音楽ソフト”と思う。シェアソフトで更新頻度も高く、成長も楽しみ。無料版は取り扱い曲数制限が有るのみ。 再生には文句なしのソフト。最近は、ほとんどTuneBrowserでお気に入り曲を再生しています。
音質: 90点
総合面:89点
お勧め点: 音が良い。外観が格好いい。操作しやすい。
・ 公式 > TuneBrowser : Tiki 's Remarks
> 新サイト TuneBrowser
・ ベクター >
・ マイクロソフトストア >Windows アプリ
推し。 ■ Alsong - ESTSoft
・ [日本版配布終了 2016年6月] | > 海外版 ダウンロード
ESTSoft社製の音楽ソフト「ALSong」。
統合ソフトで音楽再生・ネットラジオ再生可能。
デザインや仕様はWindows MediaPlayerを改良してる感じ。
便利な機能は、歌詞表示と検索機能でカラオケ風歌詞表示が可能。そして圧縮ファイル再生可能であり、整理用にRARやZIPでまとめている音楽ファイルを解凍せずに再生できる。ハイレゾも対応。

音質はくっきりタイプ。メリハリのある綺麗な音 ~ ドンシャリではなく”ドスドス、キラキラ”といった感じ。ギターの音も歪まずに良く伸び,ドラムの音もしっかり出る、ボーカルやコーラスが多い場合でも音がしっかり整理される。 音色はFMラジオでコンプレッサーが掛かってるような雰囲気 ~ 原音再生から少し離れるけど『高音質に聞こえる味付け』なのでしょう。音のチューンが良くて、時々うっとりとする綺麗な音が出ます。
古いバージョンで音質傾向が顕著でしたが惜しくも最終版2.71でやや控えめに。新旧が混在不可で、音質重視の旧版か多機能な最終を選択することになります。 ただ私は最終版でも音質面がトップクラスと感じる。
音質面ではイコライザー装備。面白い機能はサウンド効果で、再生環境や好みにあわせ簡単に切り替え可能。イヤホンとスピーカーモード・立体音響・ワイド・ライブが切り替えられ詳細調整も可能。大胆なプリセットではっきり変化し、調整だけで音場や音質が大きく変わるのに感心。便利な機能は歌詞表示が有り、サーバから取得してカラオケ風表示が可能。
音質:79点
統合:73点
おすすめ: くっきり・はっきりした音が好きな方。そして色んな音質と音場を簡単に切り替え愉しめる。
■ x-アプリ - SONY
バージョン : 6.0.02.21010
・SONY >製品情報> ポータブルオーディオプレーヤー “ウォークマン” > 体験型・統合アプリケーション「x-アプリ」 [*2017年12月配布終了]
http://www.sony.jp/walkman/software/music/
ソニー製のアプリ。
統合ソフトで、曲管理やネットラジオ聴取が可能。古いiTunesに似た外観。
ソフトの構成は、「Xアプリ」と同社「Media Go」のコア部分は同じで、外観を切り替えてるのでは?と推測します。Media Goとの違いは再生対応形式で、X-アプリはASIO出力対応。機能ではフォルダ単位での表示が可能。またリストへの曲登録が指定フォルダにデータをコピーせず可能。
音質は『ソニーサウンド』。 低音が良く出て高音が伸びるタイプ。Media Goとほぼ同じですが、やや分離感が良い。楽器やコーラスがたくさん重なる状況でもボーカルはしっかりしてメロディーラインの楽器音が良く聞こえる。早くからハイレゾに力を入れているソニーだけありハイレゾ音源も対応。強みは高音質化機能「DSEE」搭載(Media GOには無い)で圧縮音源をCD相当に拡張。イコライザーも装備。
便利な機能は、曲データを12音解析でネットから該当曲を参照する。かなり強力に解析し再発盤などデータも豊富、昔CDからエンコードし曲情報が不明な場合などに活躍する。 他にはソニーのMOLAが組み込まれ、ハイレゾ音源の購入が簡単。
全体が良い意味で古めのGUI(操作系)で使いやすい。常用にもなんとか使える。ウォークマン管理用か少量の音楽データ管理向き。プレイリスト再生が主体で、単なる音楽プレイヤーとして大量の音楽を聞く&軽い試聴には不向き。
音質:80点
総合:66点
お勧め点: Media Goより多機能で中~上級者には使いやすい。ソニーの音が好きな方、曲管理を確実にしたい場合に活躍。
■ Media Go - SONY
・SONY >商品情報・ストア ポータブルオーディオプレーヤー ウォークマン
PCアプリケーション Media Go [2017年12月配布終了]
http://www.sony.jp/walkman/software/mediago/
ソニー製のアプリ。
統合ソフトで曲管理やネットラジオ聴取が可能。新しめのiTuneに似た外観。

音質は『ソニーサウンド』。 Xアプリとほぼ同じだが、Media Goは少し高音域が整理されてる。くっきりした音が好きな方にオススメ。AKBのハイレゾを聞いても同様。私はMediaGoが好み。~ ただ両者とも”ザ・ソニー”の音質で聴き疲れするので、短時間試聴や刺激が欲しい時向き。 イコライザーを装備しプリセットから選択も可能。
機能で便利なのは、Xアプリと同様にネットから曲データや歌詞検索も可能。ソニーMOLAでハイレゾ音源購入が簡単。 弱点はプレイリスト再生が主体なのと音楽ファイル追加時に専用フォルダにコピーしようとする。再生ボタン上にドロップして一時再生は可能ですが・・・気楽に聴くのに向いてない。
「x-アプリ」はウォークマン管理用か簡易再生向け。 音楽プレイヤー用には不向きで、全体の機能や設定が絞り込まれ過ぎて融通が利かない印象。
音質:81点
総合:62点
お勧め点: 初心者向けアプリ。 ソニーの音が好きな方、曲管理を確実にしたい場合。
• 追記: Media Goのインストーラに脆弱性が発見されました。Media Goは12月で配布を終了し、後継アプリもあるため対策されません。なおインストール済みのアプリには影響は無し。
参考: JVN#08517069 Media Go および Music Center for PC のインストーラにおける DLL 読み込みに関する脆弱性 https://jvn.jp/jp/JVN08517069/
■ iTunes
・iTunes Apple(日本)http://www.apple.com/jp/itunes/download/
・マイクロソフトストア >iTunes

iTunes 7 / Ian D
アップル製のソフト。音楽ソフトでのシェアはダントツ。
単一会社で音楽購入と再生・ハード管理の統合に成功したソフト。
統合型で、デザインはアルバムアートを大きくスタイリッシュに表示するアプリの先駆。アップルの得意とする直感・右脳型の操作系を持つ。
ただし現在では、操作性の悪さとGUI変更が多い。基本はプレイリストや登録アルバムの管理のみで、エクスプローラーからのツリー表示不可。曲を移動するとエラーとなり自動検索もしない。弱点はインストールするとバックグラウンドに多数プロセスが常駐。タスク起動を止めても更新すると復活しシステムに居座る、本体や関連アプリの巨大ファイルの更新頻度も高い。
音質面はメリハリが付いた音。ソニーの音を優しくした感じ。音の雰囲気で言うと「ドンドン、シャンシャン」。BGMでぎりぎり気に触らない音質。
前提が音楽再生でなく、統合管理ソフト。ずばり『アップルで音楽動画を購入する用途が大きい。アップルの貯金箱』。プレイヤー用途には曲数が増えると管理しにくい。 ジョブズ氏が居た頃は、デザインの良さと新鮮味がありました。私もiPhone用に使ってたが、最近は音楽アプリとしては全く使ってません。指導者を無くしても、独自性を求め格好良さや新機能など新しい面ばかり強調してたら、今は残念ながら音楽再生用には使いにくいソフトになってます。
音質:65点
総合:28点
お勧め: アップルのエコシステム内での使用。iOS機器を使ってる方向け、統合ソフトでバックアップやアプリ管理まで完結する。音楽用には少量のアルバム、曲を管理したい場合向き。
■ Windows Media Player 12
・ Microsoft >Windows Media Player の入手
長くWindowsの標準ソフトが「Windows Media Player(WMP)」。初心者の頃によくお世話になるソフト。WMP12はWin7以降(非RT)に付属。
基本は、プレイリストや登録フォルダから再生する方式。なお右下のボタンをクリックすると小型プレイヤーに切り替え可能。
変化の激しい音楽ソフトの中で、ほぼ完成形になっており安心出来る画面と操作系。動画を再生できるのも便利。機能はメディアサーバー機能が有り、指定フォルダの公開が可能。Win10搭載バージョンはハイレゾと外部USB DACへも対応。
音質:70点
総合結果:67点
お勧め: シンプルで使いやすい。少量のアルバムや曲を管理したい場合など。動画再生にも便利。
■ Amazon Music
・ Amazon > Musicアプリ |プライムについて
・ Windows ストア版 Amazon Music
レビューしようか迷ったけど、デザインが綺麗でシンプルな方向性が良い。進化して欲しいので掲載。
「Amazon Musicアプリ」は Amazonの音楽プレイヤー。
iTuneに似ていて『Amazon版 曲の管理や購入に便利なソフト』。プライム会員向け機能が利用可能で、PC内音源も再生可能。画面や操作系はAmazonのWeb版とほぼ同じ。違いはローカル曲管理やiTunesプレイリスト設定が可能。
デザインはシンプルで綺麗。画面の使用頻度の低い部分がフェードアウトし画面が見やすい。
全体の完成度が低くて,未だ音楽プレイヤーには不向き。 弱点を挙げます。まず画面や操作が分かりづらい。使い勝手はタブレット用アプリに近い。フラットデザインでボタンが大きすぎたり,切り替えが多くて階層も深く見通しが悪い上に操作回数が増え使いにくい。 曲管理はツリー表示非対応で多数のファイル管理に不向き。クラウドとローカルの境界線も曖昧で、何を再生してるかすら把握しにくい。
動作も、問題以前に使用不能な場合が有る。 初回インストール時にiTunesリストを読み込むが、保存場所から曲移動していた場合はディスク挿入を促すエラーが発生し、キャンセル項目も無しで アプリ自体が起動不可能。 なんとか起動させても不安定,PCの休止をアプリがキャンセルする,アプリ未起動でもバックグラウンドでプロセスが常駐するなど気になる部分が多い。 ~ 現時点では不具合を解決出来る人向け。
音質: 普通。イコライザーは無し。
使用方法は『ラジオのようにプライムで無料アルバムを流す』のに向いてる。ただし同様の使用法はブラウザ版でも可能で、アプリ版は存在理由が未確立。amazonが持つ大量のコンテンツを処理・消化できない。
全体のデザインやセンスは良いので、基本の完成度と使いやすさが進化して欲しい。Amazonならきっとやるでしょう。
音質:65点
総合:18点
お勧め: Amazonの使用者やプライム会員向け。 ストリーミングで聴く方。
■ Clementine
開発者: David Sansome, John Maguireさん と Arnaud Biennerさん。
・ 公式 https://www.clementine-player.org/ja/
ネット連携再生が強力な新世代プレイヤー。
初版は2010年リリース、利用は無料。クロスプラットフォームの音楽プレイヤーでWindows, Mac OS X, Linux対応、日本語対応。
雰囲気や使い勝手は、ファイルブラウザーと小さな音楽プレイヤーが合体した感じ。操作感は軽快で動作も安定。
強みは統合再生。ネットやクラウド、PC内音楽を統括し再生可能。視覚で良いのが、ツリー表示に加えてアルバムのサムネイル表示可能。面白いのはスペクトラムやソノグラム、ファイル密度を表示するムードバーを装備する。 弱点はフォルダツリー表示がこなれてないのでプレイリスト使用が便利です。
音質は普通。周波数特性はかまぼこ型で中低域が良く出る、高音域が抑えられ長時間聞きやすい。イコライザーで音質調整も可能。
ハイレゾとCueファイル対応。家庭内の使用に便利なアンドロイド用遠隔アプリあり・Wiiリモコン対応・携帯プレーヤー転送対応 iPod, iPhone, MTP, USBマスストレージプレーヤー。
音質:70点
総合:80点
お勧め点: クラウドからストリーミング&保存再生可能。Clementineなら家中や外出先で音楽を楽しめる。
■「Curio Sound」 - DigiOn
![[atod][curiosound-1.2.32」WS2017000829tibi.jpg](https://analog-to-digital.up.seesaa.net/data/5Batod5D5Bcuriosound-1.2.32E3808DWS2017000829tibi.jpg)
「CurioSound」は2017年4月リリース。ソフト大手のDigiOn製で有料ソフトで2017年11月末頃から体験版も登場しました。32Bitアプリ。
ハイレゾ再生が得意なのが特長。入門者でも簡単に扱えます。
外観はシンプルで綺麗。フラットデザインで再生機能が主体。プレイヤーは基本は音楽フォルダを指定しツリーから選択し再生・もしくはお気に入りリストに登録し再生。
強みは高音質化機能「CQe」搭載。CDや各種音源をハイレゾ相当に予測補完&変換する。リアルタイム変換再生と変換保存が可能。音質はクラシック向けに感じる。音場が広く繊細な印象、ダイナミックレンジも広い。登場したばかりですが既に高音質な部類です。
![[Curio_sound][変換後][pareo][trim]WS2017000730[atod].jpg](https://analog-to-digital.up.seesaa.net/data/5BCurio_sound5D5BE5A489E68F9BE5BE8C5D5Bpareo5D5Btrim5DWS20170007305Batod5D-thumbnail2.jpg)
[画像]ハイレゾデータ変換後の波形測定データ
弱点もあり、機能面は進化中の印象。音源用にドラッグ&ドロップ非対応。私の環境下では、内部音源ボード使用時にリアルタイムハイレゾ化でひっかかったり、CDの圧縮音源でノイズっぽいなど気になる部分が有る。また音楽フォルダの階層が深くなると、フォルダを認識しない場合が多い。
綺麗な外観も良いし高性能&高音質ですが、まだ熟成中で完成に期待♪。
音質:80点
総合:65点
おすすめ点: デザインが綺麗でおしゃれ♪ 高音質で、さらに手持ち音源のハイレゾ化と再生も簡単。ハイレゾ化保存も可能で独自の強みがある。
・ 公式 デジオン http://www.digion.com/
・ パッケージ版
・
・ Microsoftストア >CurioSound ハイレゾ変換プレーヤー
■ 総評 - 感想
わたしの推し音楽再生ソフト
音質面でお勧めは、高音質で多機能な「TuneBrowser」。操作もしやすくレベルが高い。
> ダウンロード ・公式TuneBrowser ・ストアアプリ版(UWP) TuneBrowser
・ ベクター >
次点は「Alsong」。好みの音で音質調整やカラオケ歌詞表示機能も楽しい。
総合面でのお勧め。管理や再生全般で使うのなら「MediaMonkey」。多機能で対応機器も多く、カスタマイズ幅も広い。
私自身は、曲を整理したり大量に聴く時は「MediaMonkey」。再生だけの時は「TuneBrowser」。他は時々「Alsong」と「X-アプリ」を気分転換に使ってます。
あなたも試してみてね。
また、高音質なソフトや便利なソフトを見つけたら紹介します。
■ 謝辞
デジオン様から「Curiosound」試聴の機会を提供頂きました。ありがとうございます。
・ 注意点
試聴時のバージョンと環境での感想です。仕様は変更される場合が有ります。
一部にリンク先データを参考もしくは引用しています。なお引用先の誤記の場合でもそのまま転載し、記事中で修正されない場合が有ります。また仕様変更や取り扱い店で本体や付属品が変更される場合が有ります。 リンク先記載や購入時の疑問や不明点は、リンク先や購入会社窓口にお問い合わせ下さい。
■ マルチメディアプレイヤーについて
今回は音楽再生が主なプレイヤーが候補。動画再生兼用プレイヤーも含めると数が多すぎるので、動画再生主体のソフトは省略。音楽&動画再生兼用プレイヤーは別のページで紹介しています。
➤ ・Windows用の有名動画プレイヤー対決。使いやすく高画質なソフトを探せ! 特徴と感想。[2018年1月更新]
■ 今回試聴に使った機器
・ TAP21
ソニーブランド最後のVAIO。使用機はWindows10PROに更新。
・Acer Corei7搭載機。
SSD化し、メモリー、HDD増設。電源を強化。
・ FOSTEX ヘッドホン T20RPmk2n
世界で愛されるロングセラー。スタジオ・モニターヘッドフォン。
■ 試聴アルバム 参考;今回特に聴いた作品。
■ 関連、参考URL
■ 関連記事
>個別紹介記事
・ハイレゾ再生が得意な音楽プレイヤー「Curio Sound」使用感想。 リアルタイムハイレゾ変換再生、変換保存も可能。
・おすすめ音楽プレイヤー「Clementine」~ クラウド連携が可能な新世代ソフト。特長と解説、感想と使い方。
・おすすめ音楽プレイヤー「Media Monkey」 統合ソフトで、音楽管理や再生が簡単。特長解説
・おすすめ音楽プレイヤー 「ALSong」~ 最終バージョンVer2.71解説。操作性、安定度の高さ。機能性。完成度の高い音楽プレイヤー
・おすすめ音楽プレイヤー 「ALSong」 ~ Ver1.9 コンパクトで、使いやすい。常駐に便利。
・おすすめ音楽プレイヤー「TuneBrowser」~ デザインが良く高音質。操作性も良い - 特長解説
■ 注釈
*1 [追記] 2019年4月 既定での[Webからからの情報取得]で、Amazonの利用は出来なくなった。これはAmazon側の変更によるもので別のアプリも同様。Media Monkeyに、他のタグ取得スクリプトを追加可能だが、洋楽主体だったりで代替えとはいいがたい状況。
■ 更新情報
2019年7月3日 Curiosound KRB lady-n用タグを修正
2019年4月28日 Media Monkeyの日本語化とウェブから自動タグ付けについて追記
2018年10月10日 おすすめアプリ部分に内部リンク追加、iTunesにMSストア版を追加。
2018年08月16日 タイトルから[2017年12月更新☆] を削除、目次追加
2018年04月19日 CuriosoundにUWP版リンク追加
2018年02月15日 Amazon musicにUWP版リンク追加
2018年01月27日 おすすめソフト名と画像にリンクを入れた。
2017年12月19日 Curiosound1.2.32更新点追加。Media Goの脆弱性とMedia Go&Xアプリ配布終了追記。Alsong海外版、TuneBrowser新サイトURL追加
2017年07月08日 目次削除。Curiosound追加、Clementine再掲載
2017年06月17日 目次リンク追加、Xアプリ誤記修正、Clementine追加
2017年05月16日 AMP用HRタグ修正。モデル画像、WMPリンク追記。Grooveミュージックリンク切れ修正→LS
2017年05月09日 31日~05日週間アクセス2651人。AZL画像300に統一。TuneBrowserリモート機能追記。
2017年04月25日 17~24日週間アクセス1853人。MediaMonkeyDLNA・リモート機能・amzアプリ追加、MediaGO名誤記修正、WMP機能解説追加
2017年04月19日 10~16日週間アクセス938達成。前週の3~4倍。
2017年04月15日 文章調整,リンク位置変更,VAIO KRB追加。Tuneblowser Resampler追記・DSD再生個別ページに移動、Mediamonkeyファイル形式 同期説明、GooglePlayリンク追加
2017年03月15日 文章、画像位置サイズ調整 S-A4リンク追加
2017年03月09日 自写真削除。
2017年02月12日 ハイレゾ対応、再生音質追記,AKBアルバムデータ追記、Media Go,Xアプリ画像、おすすめ表示を追加
2017年02月05日 MediaMonkey画像追加。TuneBrowser機能解説追加。Groove追加、WMP画像追加
2017年01月12日 Windows Media Player追加
2016年12月26日 Amazon Musicアプリ追加,文章整理 アルバム画像サイズが大きい→400に統一
この記事へのコメント
hien
Kitamura
MusicBeeというソフトも結構良いですよ。
基本的にはこのソフトを使いますね。(たまにMediaMonkeyなども使いますが。)
A to D
お使いの機器の個性が強い、もしくは接続で『違いが出にくいか、分かりづらいのかな』と想像しました。ただ違いの捉え方は人それぞれですし、気にしないで下さいね🍀
A to D
お使いのソフトやお勧めを紹介して下さりありがとうございます。「MusicBee」使いやすそうな画面で良さそうですね。参考にさせて頂きます。