パナソニックの綺麗な色とお手頃価格の高音質ヘッドフォン「 RP-HD5」試聴の感想。 +購入リンク,便利な周辺機器

パナソニック 密閉型ヘッドホン ハイレゾ音源対応 レッド RP-HD5-R


 綺麗な色や可愛いデザインのヘッドフォンで、人気が有るのがパナソニック。

そのパナソニックの新型ヘッドフォン「 RP-HD5」を紹介します。
実際に聴いた感想、そして購入リンクと便利な周辺機器を紹介。


■ パナソニックのヘッドフォンと、RP-HD5とは


 パナソニックと言えば大手家電メーカーで、本格音響ブランド"テクニクス"も持つ。そして幅広い品揃えがあり、オーディオ初心者や女性にも人気が有ります。

 可愛いデザインやカラフルな色のモデルで、女性に人気が有ります。価格もお手頃な機種が多くて買いやすいのも魅力。



■ RP-HD5について


公式動画 パナソニック ハイレゾ×駒井蓮 スペシャルムービー【パナソニック公式】

 2015年10月に黒モデルが発売。新色が2016年6月に登場。カラフルな色揃えとハイレゾ対応の実力を持ちます。

 ハイレゾ人気が高まり、普及を狙って作られたモデル。オーバーヘッド型で1~2位を争っていた人気のヘッドフォン「RP-HD10」からHD10をコストダウンし買いやすくしています。デザインや性能を継承する実力派。

 形状はオーバーヘッドタイプで密閉型。気になるドライバーは4㎝のHDドライバー。ドライバーの指示部は、回転機構を持ち片付けや持ち運びに便利になっている。


■ 試聴した感想。


パナソニック 密閉型ヘッドホン ハイレゾ音源対応 ホワイト RP-HD5-W

 パナソニックのヘッドフォンといえば、長く使える耐久性と聴きやすい音質。
そして装着間が良いのが好みで、わたしも何台か使ってきました。RP-HD5もその印象を裏付ける特長を持っています。
 
 RP-HD5を使ってみたので紹介しますね。




■ 外観  

パナソニック 密閉型ヘッドホン ハイレゾ音源対応 ホワイト RP-HD5-W

 外観は、音質重視の機種に多い一本バンド。革パッドやクッションを持つ、各社2万円台のヘッドフォンと同系デザイン。

● 装着感 

パナソニック 密閉型ヘッドホン ハイレゾ音源対応 レッド RP-HD5-R

 装着感は普通。重さも普通で約228g。

機構は、 RP-HD10で採用されていた世界初のアジャスト機構HS(Horizontal Slide)搭載。ハウジングを耳に固定したまま、ヘッドバンドを水平方向にスライドさせて最適位置に調整。頭の形状に応じた最適な装着位置を探せる。側圧も低めで良い感じ。 

 クッションは、パナソニックのヘッドフォンに良くある合皮製の柔らかいもの。ふわっとした付け心地。ケーブルは直付けで交換できないので長さが気になる人には、HD10が向いてるでしょう。


■ 音質 ~カラフルな外観と裏腹に実力派


 HD-10と同系統のパナらしい音。価格や外観から想像できない、まじめで芯のある音です。

忠実に再生するまじめな音質。良い意味でど真ん中。最近の主流である、高音を伸ばし重低音を盛る傾向に有る他社のヘッドフォンと違う。

 派手さはありません。音質の全体は、ほんの少し硬め。中域がしっかりしていて同クラス帯のヘッドフォンの中では良い音質。ピュアオーディオ向きの音作りです。 RP-HD10ゆずりの変な味付けが無いのが魅力。きまじめで実直。長時間聴ける音質でAV用途やゲーム、外出時と幅広く活躍できそう。

 HD-10は、ドライバーが大きくやや鈍い所があったが、HD5は感度が良くHD10を上まってると感じる。



■ 気になる所。

 昔からパナソニックのヘッドフォンで気になる所。クッション部が弱い。

表面が薄く付け心地や見た目が良い。しかし劣化が早く剥がれやすい。RP-HD5も一年くらいしか経ってないのに、けっこう表面部分が剥がれる。RP-HD5は、カラフルで明るい色があるので余計目立つ。

 わたしは昔パナのヘッドフォンを使っていて、ある機種でクッション部がボロボロになり捨ててしまいました。今考えると、2年くらいしか使ってないし、そこそこ高価で音も気に入っており勿体なかった。オーディオ初心者はクッション交換を知らない場合が多いはず。メーカー自体であらかじめ品質を改善して貰いたい。

 自分で出来る防御策は、合皮は水に弱いので夏場や長時間使ったら汗を拭くのがコツです。


■ まとめ。 総評


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 多くの人に勧めやすい「大人のヘッドフォン」

 綺麗な外観ですが実力は高い。音質や構造は実売で1万を切る製品のものではなく『1万5千円くらいするレベル』。構造や部品が上位機のHD10と余り変わらないし、音質面でも実力が高い。

 粗探しをするモニター系の音でもなく、味付けが多いデザイン重視ヘッドフォンでもない。RP-HD5は聴きやすいしっかりした音を求める方。 そして長時間ヘッドフォンを付ける用途にも良い。

 パナソニックは宣伝を余りしておらず、RP-HD5の音を聴いて勿体ないと思う。~HD10と比べて、リケーブルができないなどの弱点は有るが、HD5には反応が良いなどの長所があり、何より価格がかなり下。高い価格のヘッドフォンを気を遣うよりも、使い倒してつぶす気で、HD5が安くて良いのではないでしょうか。

採点: 80点!



■ ■ 各製品の特長と購入用リンク 


パナソニック 密閉型ヘッドホン ハイレゾ音源対応 ブルー RP-HD5-A

 本体の販売リンクを紹介します。
後半は周辺機器集。

● 購入用リンクの使い方 

商品写真と横の商品名リンクは、基本としてamazonへのリンクです。
なお他のネット通販販売品を見たい場合は、○○で検索をクリックすると、通販サイト内からの検索結果を表示。
















● 兄弟機種

・パナソニック 密閉型ヘッドホン ハイレゾ音源対応 ブラック RP-HD10-K

 パナソニックの旗艦機。上位モデル。
発売時は、2万5千円ほどしていましたが、
現在は、1万5千円くらいになって、かなり買いやすくなりました。





・パナソニック 密閉型ヘッドホン ハイレゾ音源対応 ホワイト RP-HD7-W

 2016年6月に登場した新モデル。
モルデックス社のイヤーマフに似てますね。さすが後発が得意な松下。




■■ 周辺機器 


 便利な用品を紹介していきます



■ ヘッドフォンアクセサリー

・audio-technica ヘッドホンハンガー AT-HPH300
オーディオテクニカ(audio-technica)

 ヘッドフォンを使っていて困るのが置き場所。
AT-HPH300は、机やタナに取り付けられるハンガー。フックが回転して収納可能。邪魔になりません

弱点として、価格は安めなぶん強度は高くない。






■ AV機器


 おすすめのAV機器。



・ミニコンポ/スピーカーシステム SC-PMX9

 パナソニックのハイレゾ音源対応コンポ。同社では高級機になります。

パナソニック開発のデジタル-アナログ変換回路搭載の「LincsD-Amp」。竹炭材を使用したコーン。
BluetoothやAirplayにも対応。

高性能と同社の技術が詰まったコンポです。







・JVC SU-AX7 ポータブルヘッドホンアンプ ハイレゾ音源対応

 現在では、JVCケンウッドとなり関係は薄くなりましたが、長年松下と関係が深いのがビクター。

 JVC唯一のポータブルアンプがSU-AX7。
DACを搭載したポータブルヘッドフォンアンプです。

 外観はアルミ筐体、fホール。ビクター得意の技術、新「K2テクノロジー」を搭載。非ハイレゾ音源を高音質化します。DACはAKM製のAK4390、ヘッドホンアンプにはTI製のTPA6120を搭載。
高性能と、独自技術が魅力のアンプです。







■ 試聴機器、試聴アルバム



 試聴したのは、白モデル。
再生機はXperiaZ5。音源は宇多田ヒカルのハイレゾ音源を使用。

SONY Sony Xperia Z5 E6653 LTE [Graphite Black 32GB 海外版 SIMフリー]



■ 更新情報

2018年8月1日 文章調整、高さタグ削除。
2017年7月15日 文章調整、ヤフオクリンク削除


■ 参考 関連サイト

・製品ページ
http://panasonic.jp/headphone/hd10/

>特設ページ
個人向けトップ > デジタル・AVC > ミニコンポ/スピーカーシステム > ハイレゾリューション音楽の感動をもっと身近に、もっと手軽に。 > ハイレゾ × 駒井 蓮
http://panasonic.jp/compo/highresolution/special/

>プレスリリース
http://news.panasonic.com/jp/press/data/2015/10/jn151014-4/jn151014-4.html

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