「鑑定士と顔のない依頼人」考察。謎やオチ解説。

映画パンフレット 鑑定士と顔のない依頼人  LA MIGLIORE OFFERTA 監督 ジュゼッペ・トルナトーレ キャスト ジェフリー・ラッシュ、ジム・スタージェス、シルヴィア・ホークス、ドナルド・サザーランド

 今回紹介するのは、映画「鑑定士と顔のない依頼人」

 最近は、有料配信のHuluやamazonプライムでも視聴できますし人気上位。観た人が多いと思います。

 さて『鑑定士と顔のない依頼人』ですが、表現が曖昧で説明不足の部分が有る。
話がわからない、オチで悩む人も多いのではないのでしょうか? ~私も、各シーンの解釈やオチに一日ほど悩みました。

 今回は『鑑定士と顔のない依頼人』の不可解な部分。終盤付近の流れや補足、オチやラストシーンの解説をします。

 一度見て分からない方向け。ネタバレ、謎やオチ解説ですので知りたくない方は見ちゃダメ。


■ はじめに 『鑑定士と顔のない依頼人』 (2013)
~ LA MIGLIORE OFFERTA/THE BEST OFFER とは 




 理解を深めるために 簡単に映画の概略を紹介。

 2013年の映画。
「ニューシネマパラダイス」で有名なジュゼッペ・トルナトーレの監督・脚本


 邦題が「鑑定士と顔のない依頼人」になっていますが
原題「LA MIGLIORE/ THE BEST OFFER(最高の出品)」の方が、作品の内容をうまく示してます。


■ 映画のあらすじ




 映画のジャンルは、ミステリーとラブストーリー。

 主人公はジェフリー・ラッシュが演じる、ヴァージル・オールドマン。完璧主義の鑑定士でオークショニア。
彼には裏の顔が有り、友人ビリーと組んでオークションで絵画価格を操作し収集しています。

 その主人公の前に「屋敷と財産を売りたい」という依頼人が現れるのが序章。

 主人公は、屋敷にある自動人形の部品に興味を持ち、
そして正体をなかなか見せない依頼人の女に惹かれていきますが、主人公は謀略にはまっていく。




■ 謎解きと解説


ポスタ- A4 パターンB 鑑定士と顔のない依頼人 光沢プリント

 わかりにくい部分を、解説していきます。

 なるだけ整合の取れる解釈をしています。
~ 推測の部分は、注釈を入れて解説。

 

● 人名
 
 文中でわかりやすいように、人名を略しています。

・鑑定士 ヴァージル     =オールドマン

・鑑定依頼人         =クレア(偽) 

・屋敷主、カフェにいる女性  =クレア(カフェ)

・機械屋 = ロバート
 



■ 犯人の解説 


 作中から読み取れる部分からの犯罪者側の構成。

 ● 犯行はグループで行われた。参加者と役割は以下の通り。

ビリー = 詐欺の首謀者
クレア(偽)= 主人公を誘惑、詐欺のシナリオ作成
ロバート(修理屋)= 舞台準備、主人公を罠に掛けていく案内役
ロバートの彼女。カフェの客。その他 = 詐欺の補佐


■ 犯行の動機 

 ビリーが画家としての才能を、オールドマンにケチを付けられた復讐。

その他の人物は作中で詳細が出ないが、単純にお金で買収されたと思われます。




■ エピソードと解説 


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 エピソード毎に解説。謎については時間順に紹介。




■ クレアのセリフ「髪を染めているの嫌い」の意味

 クレア(偽)が、主人公オールドマンの髪染めを否定。

 無理難題をふっかける"ヤンデレ"の言動に見えますが
首謀者のビリーが白髪なので、オールドマンへの当てつけと嫌がらせ。




■ クレアが電話で話している相手と内容

1. オールドマンが帰ったフリをしていたときに クレア(偽)が電話していた内容

 このシーンの前で、オールドマンが「荷物を積んどいてくれ」とクレアの従者に車の鍵を渡すシーンが有る。この時にロバートが作ったGPSが付けられたのでしょう。オールドマンの動きは監視されており、クレアがチーフと電話しているのは、オールドマンが隠れているのが前提で演技の可能性も有る。

 会話は詐欺の途中経過の報告。会話の要旨は「家具を売ることになった」「オールドマンは素敵」「妬いてるの?」。画面に登場していない人物も考えられますが、親しい感じで恋愛観も話してる。相手はロバートと思う。なぜならロバートは女たらしで、かつ偽クレアの行動に詳しくクレアを手配したのがロバートだと推測します。


2, クレア(偽)がオールドマンと恋仲になってきた後。オールドマンの前で電話する内容

 クレア(偽)が”チーフ”と呼ぶ相手と電話。
「ハッピーエンドに書き換えるつもり」と言いますが、詐欺の仕上げについての会話。オールドマンの人生をハッピーエンドにする話ではない。この時点で、オールドマン襲撃も検討してたようにも思います。




■ ロバートの彼女はグルか?

 ロバート(修理屋)の彼女である黒人女性

共犯者。詐欺が発覚した後出てこないし、無関係ならロバートを必死に探すシーンが入るはず。オールドマンのクレアに対する感情に火を付け嫉妬心を煽る、感情をゆざぶる役目。




■ 偽クレアとオールドマンの絵画を収蔵した、隠し部屋が示すもの。

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 終盤、オールドマンの屋敷にある隠し部屋から絵画は全て持ち出されている。もちろんこれはビリー達が奪いとった。
そしてクレア(偽)が恐怖症から開放され屋敷から出たように『密室から閉じ込められていた女性達の絵も開放された』という対の表現。




■ 残された人形とメッセージ

 主人公の隠し部屋に、唯一残された自働人形(オートマタ)。

絵画を盗んだのが、実行犯としてロバート(修理屋)が関わっていると示す念押し。このシーンが無いと、視聴者には犯人がクレア単独もしくはロバートに誘惑されての急な犯行に見える。

 人形はクレア(偽)を暗に示す。クレアの中身を操作しているのはビリー達との表現。自働人形が再生する会話はビリーとロバートの雑談を蓄音機に録音した物。「いかなる偽物の中にも本物が隠れている」とはビリーの才能を見いだせなかったオールドマンへの嫌みを、オールドマンの口癖に掛けて伝言している。直前のシーンで、ビリーがオールドマンへの別れ際に「お前がケチを付けなければ偉大な画家になっていた」と冗談に混ぜて、恨みを言っている。




■ なぜオールドマンは警察の前で引き返したのか?

 二つの要素が入ってるため分かりにくい。
観客は、主人公に感情移入するため『盗まれたら警察に行けばいいのに』と思うが、盗まれた絵画自体は不正に入手したもの。ビリーに落札させ横流しさせた美術品でオールドマンは訴えられない。 あと一つはクレアとのシーンが間に入るため、まだクレアを信じていた心情も大きい。




■ 屋敷に残された絵画

 屋敷に訪れたオールドマン(バージル)が絵画を拾い上げると裏にサイン。「バージルへ 親愛と感謝をこめて ビリー」と記述され、詐欺の首謀者はビリーだと分かる。

 そして絵画が偶然屋敷に存在していたのではなく”詐欺の小道具”である念押しも兼ねる。加えて友人ビリーの絵と見抜けないオールドマンに対する鑑識眼の無さ、うかつさへの皮肉も示す。




■ 修理屋ロバートはどの段階から詐欺に関わったか?

 詐欺後、カフェで本当の屋敷主であるクレアが解説する。「屋敷は、ここ2年間は修理屋のロバートに貸していた」

 ロバートの詐欺への関わり度合いですが、謎の歯車を短時間で綺麗にしたり手際が良すぎ。オールドマンの相談を受けてクレアに対するアドバイスが的確だし、詐欺には舞台設定や小道具だけでなく進行にも深く関わっている。




■ 病院シーン解説。 秘書はいい人か? ~ 郵便物はクレアからの手紙?

 病院のシーン。
クレア失踪後に舞台は突然、病院で車いすに乗るオールドマンのシーンとなる。

順序は[クレア失踪後と作中ラストシーン後の話]になる。オールドマンが廃人になっている姿を見せる構成にしたのは、ラストへの”引き。

 ・ 病院に現れる秘書は悪者?

 秘書は天然の好い人と思われます。
序盤にクレア(偽)の依頼を押し、連絡ミスをフォローしたり怪しい部分も有るし詐欺集団の偵察にも見えるが・・・秘書は詐欺には関係無いようです。 秘書の来訪理由は事務処理。 単に時間経過とオールドマンの状況解説に便利で、落ちぶれ具合を表す比較対象。 詐欺は全て終了し、詐欺側がオールドマンに危険を冒して接する理由が無い。

 ・ 郵便物はクレアの手紙?

ストーリーには関係ない小物。
「手紙が来ている」と日本語訳している版がある。観客側は”クレア(偽)の手紙”と思い、ラストのカフェのシーンと繋がると勘違いしますが、別の訳版では「来ている郵便物です」とさらっと流してる。クローズアップなど演出も無いし、オールドマンが眺めるわけでもない。





■ 終盤の流れ解説 - 病院とプラハ移住


Prague / szeke


 本来なら絵が奪われた=詐欺を種明かしして終わればいいのですが・・・
ミステリーなら絵の略奪で終わるけど、恋愛までケリを着けようとして観客側が混乱する構成になってる。

 流れを整理してみましょう。


● 時間の流れ。

過去  :カフェでの種明かし→警察署の前でためらう、クレアとの夜は回想中の回想。(オールドマンが騙されたと信じられない心情を強調するため}→プラハへ移住→ナイト&ディ来訪

現在  : ヒゲ面のシーン。病院でたたずむ→回転器具でトレーニング→回想(過去へループ)


 ● 流れの詳細と判断理由

 時間に沿って理解しようとすると、”病院の回転器具でリハビリして、立ち直ったように見える”が違います。
リハビリ器具は単にオールドマンの混乱を表す演出道具。例えば、カフェを現実の時間でラストとするなら、終盤のフラッシュバックや話が前後する複雑な構成は不要。もし難解な構成にしても、単にオールドマンが旅行の予定を立てたり病院を出るカットを挟めばいいだけで、再会に向けて復帰したと分かりやすい。

・ 病院とプラハ移住シーンの意味は?

 前述の手紙シーンで秘書の声にエコーが掛かっており、既にオールドマンは『まわりの声が届かない、精神は停滞している』と分かる。 秘書との会話シーンから後は、オールドマンの空想で過去のシーンに戻る。なぜオールドマンが病院にいるか解説する段階。 = ストーリーのまとめと解説。

・ プラハ移住後シーンの意味。

 現在である病院シーンと回想が混じり進行するが、冷静に見ているとシーンの時間が整理できる。
ナイト&ディのシーンがラストに見えるが、病院にいるオールドマン&回転器具のシーンが挟まれるため、病院段階が流れの主軸であり現実(過去を空想し整理している) またプラハ滞在シーンではしっかり歩けてるし、ホテルマンにも対応できており過去の延長と取るのが簡単。




■ 作品の最終シーン ~ カフェ 「ナイト&デイ」について

ポスタ- A4 パターンA 鑑定士と顔のない依頼人 光沢プリント

 オールドマンは残された絵画を持ってプラハへ居住。
偽クレアの「どんなことがあっても、あなたを愛している」という言葉を信じて。まだビリーの偽絵画を持っているのは、騙されたと信じてないから。

 そして最終シーンのカフェ「ナイト&デイ」。
オールドマンはウェイターに「連れを待っている」と答えるが、返答に間が空くので虚勢と単なる希望観測。まだクレアと会えると信じてる。

 今シーンがラストなのは、オープニングのレストランに、カフェレストランで対にして終わらせる構成だから。そして主人公の恋物語と思考がここで完結してる。思考がループし抜け出せなくなったオールドマンは 過去を繰り返し「ナイト&ディ」のシーンからは永久に進めす待ち続ける。「ナイト&ディ」の意味は”昼も夜も。”オールドマンはクレアを思い、昼も夜も待ち続けるのでしょう。


café / adreson


 

● 「ナイト&デイ」の解釈

 カフェは機械仕掛けの時計が多数置かれ、修理屋ロバートが好きそうな内装。詐欺で使われた身の上話はクレアがロバートと付き合ってたのかも。また数字好きのカフェクレアに有った事実かもしれない。とにかくカフェは存在していましたが、クレアの語っていた恋人との話が真実かは繋がりが無く謎。

 劇中では「贋作師は作品に自分のサインを残す」とあり、ナイト&デイはクレア(偽)が本当に好きな人と訪れたかも。オールドマンが唯一見抜いた『真実』かもしれないが、過去であり失った物は戻りません。カフェにクレアは現れません。
 
 そして時計で埋め尽くされているカフェを映すラスト。異様な光景です。作中で自動人形や人間関係を例えてキーワードとなっている歯車を表しているのでしょう。そしてもう一つはオールドマンが時間の感覚を失い、クレアとの恋愛や戻ってくるという希望的観測。『妄想から永久に抜け出せない』のを示してる。 

つまり、ややこしい時間表現と異様な内装のカフェは[オールドマンの視点と映画の芸術性を高めるための表現]でしょう。




■ 作品全体のオチ解説 


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 作品のオチ。時間軸で見ると病院にいるオールドマンが最後の姿。

 理由はクレア(偽)と絵画を失ったことから精神が破たんしてる。
オールドマンは絵画を盗まれても他の財産は残る。なのに病院にいるのは、プラハで散在したもしくはショックで財産を維持出来なくなった。またプラハで大事にしてた「クレアの自画像」も病院では持ってない。

 秘書は元気で郵便物も届いており時間も極端には過ぎてない。なのにナースがオールドマンに「ぱりっとした紳士が来ている」と語るのは、現在オールドマンは”もう来訪者も減り紳士が来るような人物では無い”。歩けず、長年一緒にいた秘書にすら対応できず髪を整えるなどの身だしなみも保てない。

 恋愛物語はカフェでクレアを待つ時点で終了。そしてオールドマンの人生は精神が崩壊し、永久に過去の回想から抜け出せない姿がオチ。

 残酷なオチに見える。徐々に人間らしさを得ていくオールドマンが、宝物を全て奪われるのは。 ~しかしオールドマンは長年不正取引を行い、ビリーに協力を強要し搾取。そしてビリーは画家人生を奪われている。観ているとオールドマンに感情移入するが、客観視すればオールドマンは人生の殆どが横暴で人間性も欠けており、違法行為も行ってる。

結局、悪人が悪人により懲らしめられて終わっている

そして鑑定士はビリーの絵や偽クレアを見抜けずに終わる。原題のベストオファー(最高の出品)にうまく掛かっています。

 

 

■ おまけ。 ~ 作品流れと違和感への推測。
  
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 作品は前半サスペンスです。しかし後半は極端に恋愛色が強くなって流れが悪く感じる。制作側が作りたかったのは、恋愛かミステリーのどちらか。片側を無理に加えたか膨らみすぎてる。

 恋愛話とミステリーを両立させるため、製作者の取った構成を考えてみます。
詐欺の手法ですが、簡単なのは自動人形を使ってオールドマンを騙し隠された絵を奪う。本来は偽クレアが小道具ですね。なぜなら偽クレアを主人公が好くかどうかは、賭けの要素が大きい。

 ~ しかしこの手法では恋愛話にならない。そこで恋愛要素を膨らます為に、オールドマンが偽クレアに過度に興味を示すようにした。謎解きを残す為に、クレアが秘密部屋を探る方向に変更。こうすれば詐欺話と恋愛話が組み合わせられる。そして膨らんだ恋愛話にはオチが必要。ミステリーとバランスを取るのに被害が大きい結果にした。オールドマンが偽クレアにのめり込み過ぎ、地位も精神も崩壊してしまう”破滅オチ”。

 詐欺と恋愛話の両方に魅力が有って突出し過ぎ、観客は消化しきれず違和感を感じる。片側を抑えたら恋愛かミステリー映画として感動する話になったでしょう。 




■ あとがき


 私は、推理物と思って見始めました。。
導入部は「ダビンチコード」のような、大きなトリックや謎解きが有ると勘違いしてました。途中からは単なる人間性回復の話。~ 嫌な人がまともになる、老人と若い女性のファンタジー。 安心して恋愛映画だと思って見てたら、オチに唸りました😅

 見終わって直ぐに思ったのは、恋愛やサスペンスとするには説明不足のシーンが多数ある。同監督作品「ニューシネマパラダイス」のように、完全版や追加版が出るのでしょうね。


Café / asotomayor




・視聴データ

Huluとプライムビデオで視聴、確認。


■ 注意点

 単なる考察や推測。個人の感想です。





■  関連商品 


 気になる方、「また観たい!」 あなたのために紹介。


■ 映画


・鑑定士と顔のない依頼人 スペシャル・プライス2016
主演: ジェフリー・ラッシュ
Blu-ray





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DVD




■ 配信

・Amazonプライム
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 プライム会員は、鑑定士と顔のない依頼人が無料対象。

Amazonプライムビデオ


■ 書籍


・鑑定士と顔のない依頼人2013/11/15
ジュゼッペ トルナトーレ、 Tornatore,Giuseppe
単行本




■ 音楽


・La Migliore offerta (The Best Offer)2013
Ennio Morricone
CD






■ 監督作品

・ニュー・シネマ・パラダイス[インターナショナル版&完全オリジナル版] デジタル・レストア・バージョン Blu-ray BOX
フィリップ・ノワレ (出演), サルヴァトーレ・カシオ (出演), & 1 その他 形式







■ 関連作品

・ [映画] マッチスティック・メン 

 2003年の映画。 ニコラス・ケイジ主演。

「鑑定士と顔のない依頼人」の元ネタだと思います。
キャラの配置やストーリーの流れがそっくり。





> プライムビデオ [映画] マッチスティック・メン  


■ 更新情報

2017年09月12日 私事削除。関連作品項目、映画マッチスティック・メン、プラハ画像追加
2017年07月05日 記事題欠けを修正。暴行とクレア行動削除。詐欺手法の変化追記。
2017年05月10日 文章整理, 犯人解説を解説冒頭に移動。重複、曖昧な表現を削除
2016年12月27日 文章調整、整合性確認と追記、カフェを最終場面にする想定を追記
2016年12月27日 文章整理

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