東芝の”Aurex(オーレックス)”ブランド復活! Aurexの歴史と新製品CDラジオ「TY-AH1000」解説

 東芝 ハイレゾ・Bluetooth機能搭載CD_SD_USB対応ラジオ(シルバー)TOSHIBA TY-AH1000

  東芝のオーディオブランドAurexが復活します。
Aurexと言えば、かってオーディオブーム時代に活躍し、想い出があるかたも多いでしょう。

 そんなAurexが新生となり、CDラジオの「TY-AH1000」が登場します。
今日はAurexの歴史と「TY-AH1000」の特長と購入用リンク、周辺機器を紹介します。

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■  Aurex とは

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 Aurexは東芝がオーディオ機器に使っているブランド。オーディオとラテン語の王(Rex)を合わせた造語で1970~80年代のオーディオブームの時代に使われました。

 かって大手家電メーカーが、高級製品や独自性を打ち出すため音響機器専用のブランドを用意することがありました。松下のテクニクス、日立Lo-D(ローディー)、三菱のダイアトーンなど。 大手家電が持つ豊富な資金や生産設備から作られるオーディオは人気製品を多く生み、いまだ評価が高いブランドもあります。

 Aurexも単品コンポから始まり、東芝製の高級部品や新技術を投入した製品を発売。同社のΛコンデンサーや新開発部品が使われました。 当時のセパレートアンプなどを見ると、ぎっしりと部品が詰まった筐体で情熱を感じます。価格も当時の発売価格でステレオパワーアンプのSC-Λ99など50万を超える製品もあり、かなりの高級ブランドです。

 後にAurexブランドは、時流に合わせコンポやラジカセに移行。やがて規模は縮小しオーディオ部門は、1990年にグループ企業であったオンキヨーに譲渡されAurexは消滅します。

  東芝は、現在CDラジオやラジカセの人気が有るのですが、今回26年ぶりの「Aurex」ブランド復活で高級モデルを投入します。発売は東芝エルイートレーディング、東芝の家電部門で小型オーディオ機器を担当している会社です。


■ CDラジオ TY-AH1000 とは


 東芝 ハイレゾ・Bluetooth機能搭載CD_SD_USB対応ラジオ(シルバー)TOSHIBA TY-AH1000

 「TY-AH1000」は、CDラジオ。
 現代のデジタル環境に対応しながらもユニットには自然素材を使ったり手堅い構成も採用されていて、多くの人に良い音が楽しめるようになってます。

 まず外観。写真では大きく見えるが、幅400㎜×高さ135㎜×奥行205㎜で往年のCDラジカセやバブカセなどと比べると小型の部類。特長は前面中央の表示板で大型のレベルメーターが目立ちます。時計表示も大きくて、普段使うのに便利。

 本体上面に、操作ボタンが並んでて操作しやすくなってます。端子類は前面下部にまとまる。
持ち運びに便利な折りたたみハンドル。アンテナ付き。リモコンも付属。

 東芝 ハイレゾ・Bluetooth機能搭載CD_SD_USB対応ラジオ(シルバー)TOSHIBA TY-AH1000




●  TY-AH1000 の特長

 東芝 ハイレゾ・Bluetooth機能搭載CD_SD_USB対応ラジオ(シルバー)TOSHIBA TY-AH1000

 CDラジオとなっていますが、ハイレゾや多くの規格媒体に対応し現代のデジタルオーディオ環境に使用できる機器。

 再生可能な媒体はCDとラジオ、今話題のワイドFMも再生が可能。

 媒体はUSBメモリー、SDHCカード、Bluetooth、NFCに対応。PC入力があり端子はUSBとマイクロUSBに対応。 対応形式はMP3/WMA、FLAC/WAV(96kHz/24ビット)音楽ファイルを再生可能。

 再生機能はCDのメモリーへの録音。語学勉強などに便利な、再生速度調整が可能。ラジオはタイマー録音も可能。

 NFCを搭載しスマホやタブレットの対応機とワンタッチ接続可能。ライン入力もあります。 



 ● 内部、構成について

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 ハイレゾ対応のため、ツィーターはシルクによるソフトドーム採用。8000ガウスのかなり強い磁石を使う。
ウーファーは直径6㎝でパルプコーンとウレタンエッジという手堅いユニットで8000ガウスの磁石採用。自然な音作りを目指してます。

 構成はデジタルアンプを使用しバイアンプ駆動。
スピーカー15W+15W。ツィーター10W+10W. 計50W出力。
 

■ まとめ

  TY-AH1000 はコンパクトな大きさで、機能としては必要なもの便利なものに絞られており、あまり多機能に振ってないのが良い。




■ ネット通販リンク


 購入用リンクの使い方は、
写真と商品名は、Amazonにリンクしています。
下のAmazon、楽天やヤフオクのリンクをクリックすると、同品名を検索します。






■ オプション


 周辺機器や便利な用品を紹介します。


■ 記憶媒体


東芝はメモリーの質が良いので安心です。

 並行輸入品もあり安いのですが、保証が無かったり偽物があるので保証のある国内正規品をお勧めします。

 SDカードやUSBメモリーの使い方は、
記録部の原理が乾電池と似ており、定期的にバックアップしながら使うか2~5年くらいで交換すると安心です。


■ SDカード SDHC規格


・東芝 SDHCメモリーカード 32GB Class10 UHS-I SD-JU032G


 東芝のマイクロSDHCでは、上位モデルのエクセリア。
速度は、読み出し95MB/s書き込み60MB/s






■ マイクロSDHCカード

・東芝 microSDHCメモリーカード 32GB Class10 UHS-IEXCERIA MUH-B032G

 東芝のマイクロSDHCでは、上位モデルのエクセリア。
速度は読み出し95MB/s書き込み60MB/s

SDカードアダプタ付属。




■ USBメモリー


TY-AH1000は32M~36GB対応。
FAT16と32に対応します。

 出荷はFAT32です。
64GBモデルで、windowsからFATにフォーマットしたい時は、東芝のメモリーでフォーマッタが配布。
http://www.toshiba-personalstorage.net/support/download/usb/security/tnu/format.htm



・TransMemory-MX™ USBフラッシュメモリ
(UKA-3Aシリーズ)

 東芝のUSBメモリー内で、最新モデルです。
東芝製NANDフラッシュメモリー使用。最大読み出し速度 120MB/sと高速。キャップレスの、ノック&スライド型で持ち運びに便利。

64GBが最大。








・東芝 USB3.0/2.0対応 フラッシュメモリ 64GBTrans Memory UNB-3A064GW
東芝(TOSHIBA)

 東芝の人気が有る形状のモデルで、USB3.0対応タイプ。
キャップが、後端に付けられるようになってて、無くしにくくなってます。

16GB、32GB、64GBが有ります。








■ あとがき

 以前オーレックスのCDラジカセを持っていた友達と今回の新型「TY-AH1000」について話題になりました。
私は結構手堅い構成で好感が持てるのですが、あなたはどうでしょうか?

 Aurexの復活で、華のあるモデルが増えていくのが楽しみです。


■ 更新情報

 2019年03月12日 IKG削除

■ 関連、参考ページ

・Aurex
http://aurex.jp/

>報道
http://tlet.co.jp/news/ty_ah1000.htm

・東芝パーソナルストレージ
http://www.toshiba-personalstorage.net/product/


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