
今日は、スマートフォンやタブレットで音楽を楽しむのに便利な機器。
ハーマン・カードンの「 Onyx Studio」を紹介。
音質や使い勝手。購入用リンクや周辺機器も紹介。
■ Harman Kardon と Onyx Studioについて

Onyx Studioは、ハーマンカードン製で、持ち運び可能な無線式スピーカー。米国のオーディオメーカーが得意な、個性派の小型スピーカーです。

Harman/Kardon lights / Henry Söderlund
ハーマンカードンを知らない人も多いでしょうし、軽く案内しましょう。ハーマンカードンはオーディオマニアなら知ってる、お世話になることが多い会社。
米国出のオーディオ会社。今では巨大企業グループに成長して、ハーマン・インターナショナルはスピーカー大手のJBLや高級オーディオブランドで有名なマークレビンソンも傘下にする。 ハーマンは世界初のFMレシーバーを作った会社で、入門者向けに統合した機能を持つ製品が得意。 小型スピーカーでは、AURAやサウンドスティックなどデザインに凝った特長あるスピーカーが有名。
■ Onyx Studio Wireless Bluetooth Speakerとは
ONYXは、単体2CH無線式スピーカーに付けられるシリーズ名。
定価は5万円。
ONYX標準シリーズの取り扱いは、日本ハーマンでは行ってません。ソフトバンクのみの取り扱いです。
ONYXは、ソフトバンクのAquos Crystalのセット品にも採用された。また「Harman Kardon スピーカープレゼントキャンペーン」で、特定機種のNexus 6P、Xperia Z5、AQUOS Xx2、AQUOS Xx2 mini購入者になんと5万名へ大量にプレゼントされて持っている方も多い機種。 おかげでオークションでも販売されてるし、通販でも大きく値崩れしており興味ある方が多いでしょう。
■ 入手のいきさつ
ある日、宅配でとても大きな箱が届きました。
思い当たらないので開けてみると大きなスピーカー。ますます謎が深まります。
送付元がソフトバンクなので、問い合わせるとプレゼントに当たったそうです。
機種変をしてたけど、キャンペーン自体を知らなかったので驚いた。
■ 本体解説
![Harman Kardon Onyx Studio Wireless Bluetooth Speaker [並行輸入品]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41J9NX1rJXL.jpg)
外観や音質について解説。
実際に、XperiaZ5とつないで音を聴いてみた。
■ 外観
ONYX STUDIOは、シンプルでおしゃれな外観をもつスピーカー。
大きさは、直径が28センチあり結構大きい。フライパンのフタぐらいの大きさで、奥行きを増した感じ。
一見するとモノラルスピーカーだが、ステレオスピーカーです。前面を覆うサランネットを外すと、本体に6つもスピーカーがある。うち4つがツィーターx2、ウーハーx2。出力も大きくて15Wx4基となる。
加えて、内部圧で動く大径ラジエターが前後に2基。上のソフトバンクCM動画でお父さんが手を乗せて遊んでる、背面の銀色部分が低音発生部です。

操作部は外周にスイッチが有り、電源、音量、ペアリングボタンとシンプル。下面の足の間にマイクロUSBと電源端子。
無線形式は、Bluetooth 3.0 A2DP v1.3 AVRCP v1.5

■ 音質
スピーカーから出る音自体は、平坦で普通。
ハーマンらしい音で”特長のない、良く言えばクセのない音”。
ただ、この機種の個性はラジエター部。低音がかなり増量されてる。盛りすぎかな。
かなり大きな音が出せます。普通の部屋、マンションなら十分な音量。音は良く広がる。
ただし、じっくり音を聴く機種ではなく『ラジカセ感覚の使い勝手と音質』。 友達と音楽を聴いたり楽しむ。 普段大きな音で音楽が聴けない場所でも、音楽が楽しめるのが嬉しい機種。
■ 良いところ

・ デザインがカッコいい。
・ 床面積が小さいので、意外と場所を取らない。
・ ACアダプタも付属。
・ バッテリーを内蔵していて持ち運びも可能
・ Bluetooth対応
■ 弱点
・ 音量を上げすぎると、素材が共鳴したり音割れする。
・ 有線の外部入力は無し
・ マイクロUSB端子はファーム更新用。デジタル接続には非対応。
● 使い方のコツ:低音は増量されすぎなので、気になる場合は スマホ側にイコライザーがあるアプリを使うと良い。
● まとめ

音質は、5万円には不相応。輸入品なのでやや高めの価格表記ですね。
元々は3万5千円くらいの実売価格だが、ソフバのおかげで昨年末から1万円以下まで値崩れしている。~機能・性能から考えると、お買い得な機種です。
小さく携帯可能なスピーカーと割り切れば、音も大きく便利で十分な音質。
そしてやはりデザインの良さが魅力。家に置いてもお洒落だし、スマホと一緒に持ち歩けばCDラジオ感覚で使える。 アウトドアにも便利そう。 BGM用途、イベントや屋外の作業でラジオや音楽を聴くのに良さそうです(*^_^*)
大きめの携帯Bluetoohスピーカーは、価格が高い場合が多いので、ONYXはお買い得な商品です。
■ 購入用リンク
ONYX Studio本体と関連品の購入用リンク。
● 購入用リンクの使い方
商品写真と横の商品名リンクはamazonへのリンクです。
なお色違いや他の通販サイト、ショップ販売品を見たい場合は、
○○で検索をクリックすると、通販サイト内からの検索結果を表示します。
■ 後継機
ONYXは後継機が発売されて、シリーズとして確立した。~各世代を解説する。
・Harman Kardon Onyx Studio 6
後継機。日本ハーマンで取り扱いが開始された。現在は生産完了。
6からのマイナーチェンジ。変更点では、IPX7等級の防水機能設計になった。
公式での通販価格;¥ 30,668 (税込)
・Harman Kardon Onyx Studio 5
後継機。フルモデルチェンジとなった。5は、持ち運びの便利さが強化された携帯スピーカーとなっている。
変更点は、外観が手提げ型になった。ハンドルはアルミ。ユニット構成はツィーターとウーハーに変更。120mm ウーファー x 1、25mm 高音域ユニット x 1。機能では、2台のOnyx Studioをワイヤレスで接続できるWireless Dual Sound機能を搭載。またBluetooth 4.2を採用した。
3.5㎜外部入力端子を備える。マイクは廃止された。
カラー:黒、白、紺
海外公式では479.95$で販売される。
日本ハーマンの取り扱いは無し。日本で並行輸入もはあまり出回っていないが、Amazonで販売されている。
・Harman Kardon Onyx Studio 4
マイナーチェンジ。Onyx Studio1から続く初期デザイン型の最終版となる。
変更点は多め。外観では、配色が変更。そしてサイズが少し変わった。高さが少し低く・幅は広くなった。重さが「3」より10g軽くなった。*2
内面ではBluetoothが4.0から4.1に変更。バッテリーは容量増加して再生持続が8時間に伸びた。
無線機能が強化。ボタンを押してグーグル音声アシスタントやSiriに接続可能。
・Harman Kardon Onyx Studio 3
マイナーチェンジ版。カラーにブルーが追加された。
BluetoothがV4.1に変更。
色;黒、白、青
日本ではあまり出回っていない。
・Harman Kardon Onyx Studio 2
マイナーチェンジ。外観では、本体カラーに白が追加された。また金属部分の色が異なる。あとはAUX-IN(外部入力)が付くのが違いのようです。
国内正規販売は未だ。並行輸入品が販売中。
こちらも価格が半額以下で販売されてます。
■ 姉妹モデル
・harman/kardon ONYX MINI


2016年10月に登場した新型。姉妹機種で、小型版です。
日本ハーマンが取り扱いはじめました。
これは可愛い☆
気楽に持ち運べる機種になった。また小さいので卓上用のハンズフリー通話用としても便利。
小型ですが、OnYXシリーズでは新しいモデルなので機能が進化している。ノイズキャンセリングが付いて、通話がしやすくなった。Bluetooth4.1で外部音声入力も備える。小型なので再生時間も10時間と長め。
最大出力:16W(8W x 2)
スピーカーユニット;45mm径フルレンジドライバー x 2
色も増えて4色になりました。
色:ブラック、ホワイト、ブルー、レッド
■ 周辺機器
ONYX STUDIOを使うのに便利な用品。
・ハードケースfor Harman Kardon Onyx Studio 1、2 & 3 Bluetoothワイヤレススピーカーシステム。By Caseling


社外品のハードケース。
保管用や外出時の持ち運びに便利です。1~3に対応。
便利な取手やACアダプタ用のポケット付き。
・TaoTronics 改良版 Bluetoothワイヤレスオーディオトランスミッター Bluetooth送信機(受信機ではない)3.5mmオーディオデバイスに対応(iPod, MP3/MP4, TV, メディア・プレイヤー...)【1年間の安心保証】改良版TT-BA01
TaoTronics
Bluetooth送信機。
テレビやパソコンで、Bluetoothで無線送信をしたい時に便利。
接続はミニジャック。
リチウムイオン電池を採用し、連続待機時間は約140時間で連続動作時間は約6時間。省電力機能有り。充電しながらの使用も可能。
■ あとがき。
音楽を楽しむ、楽しめる場所を増やせるスピーカーです。
アイデアしだいで色々使えそうなのも面白い。
■ 関連記事
■ 注釈
*1 なおミニモデルだけは、昨年末から日本ハーマンで取り扱い開始された。
*2 AQUOS CRYSTALはソフトバンクとスプリントが開発。ONYX STUDIOが標準セットだった。
*3 寸法(H x W x D):ONYX STUDIO 3=278 mm x 162.8 mm x 258 mm |ONYX STUDIO 4=260 mm x 278 mm x 159.5 mm
■ 更新情報
2021年11月1日(月) AQUOS CRYSTALの解説を修正・追加。注釈を追加。ONYX STUDIO2、4~6の情報を追加した。初代と3の購入リンクが404となっているので修正した。
2019年7月2日 KRB amz lady-n用タグを修正
2018年04月08日 HRタグの高さ削除。
2017年02月06日 画像追加、ONYX3、ミニ追加。画像追加、オニキスカバー追加
2016年12月25日 文章整理。敬語表現を辞めた。
2016年08月23日 文章整理、ヤフオクリンク削除
■ 関連URL、参考サイト
・海外 ハーマン
http://www.harmankardon.com/bluetooth-speakers/ONYX+STUDIO+2.html
・ソフトバンク > フレームレススマートフォン「AQUOS CRYSTAL」、8月29日発売
https://www.softbank.jp/corp/group/sbm/news/press/2014/20140818_04/
参考: 購入用リンク