
オーディオブームの中で、今、ハイレゾに対応したAV機器が特に人気があります。
各社が新型製品、対応モデルを次々に投入。活気があります。
そんな中、 JVCケンウッドが新型のハイレゾ対応ヘッドフォン「WOOD」を発売しました。
同社のハイレゾヘッドフォン第2弾で、ウッドコーンや筐体。新回路を用いた高級モデルです。
登場するのは、プレミアムモデル「WOOD 01(HA-SW01)」、スタンダードモデル「wIKI 02(HA-SW02)」の2モデル。
「WOOD」ヘッドフォンの特長と、購入用リンクを紹介します。
■ ハイレゾ対応バンドポータブルヘッドホン「WOOD 01」「WOOD 02」 とは

オーバーヘット型では、昨年9月発売の「SIGNA」シリーズに続く第2弾。
SIGNA同様の”プレミアムモデル”で同社の高級モデルに付く「クラスS」となります。
KENWOODと経営統合され、独自製品がでるか心配でしたが、同社得意のウッド素材を使用し、ビクターらしい製品が登場しました。
ハイレゾ対応の新型ヘッドフォンSIGNAから、立て続けに豪華な新モデル「WOOD」が登場したのには驚きます。
シグナとウッドの違いですが、棲み分けがされています。
両シリーズでは、単に素材が違うだけでなく、回路も異なります。また、ケーブルが両出しになってます。
タフに使えるシグナ、ウッドは素材と回路をパワーアップし、じっくり楽しむヘッドフォンを目指したといった感じでしょうか。

Forest / Moyan_Brenn
WOODは、ウッド素材や新回路が投入され、さらに高級感と性能が向上しています。
● 外観

ハウジング部分は、積層のウッド素材。強度が高く、高級感が増しました。
ユニット部分は、ハンガー根元で回転可能。持ち運びや片づけに便利になっています。
ケーブルは、両出しで、着脱可能。L/R独立のグランドプラグ&ケーブルが採用されています。
接続部には、SIGNA同様に“アンチバイブレーションジャック”を配置。着脱式ケーブルのプラグとジャックの接触を安定させ、振動による音質劣化を抑制しています。
また、布巻きケーブルを採用し、絡みにくさと強度を向上させました。
● 内部、機能
音質の要となる、ドライバーですが、4㎝径。 そして注目点は、同社得意のウッド振動板が使われています。
また、ユニット内にも木製素材製パーツが使われ、音質を制御しています。
更に凄いのは、“ハイエナジー磁気回路”を新開発。なんと1T(テスラ)を超える高い磁束密度を実現しえいます。
テスラというと、ハイエンドオーディオで有名であり、OEMも多数供給しているbeyerdynamicのヘッドフォンを連想しますが、
スペックとしても、WOODは、ベイヤーの「テスラテクノロジー」採用機と同じく1Tを超えるスペックとなってます。
● 01と02の違い
01と02の違いは、01が上位モデルとなり、
厳選したウッドパーツの使用。音響ハンダの採用が違いと鳴ります。
02で採用が見送られた技術は、ウッドバッフル、響棒、整振ウッドプラグ。
● 音質
音質ですが、ストレートな音質。
01の方が高音が出るようです。
注意点として、エージングでかなり変わるヘッドフォン。
● 動画
関連動画も紹介
プロモーションビデオ。 木製素材の使用部分が分かりやすい。
入家レオさんの解説。
こちらは、製品紹介ではないのですが、バイノーラル録音の効果、テストに使えるPVになってます。
■ 特長と ネット通販各社 購入用リンク
各モデルの特長と購入用リンクを紹介します。
前半は、本体。後半は周辺機器や用品を紹介
● 購入用リンクの使い方
商品写真と、横の商品名リンクは、基本としてamazonへのリンクです。
なお、他のネット通販販売品を見たい場合は、
○○で検索をクリックすると、通販サイト内からの検索結果を表示します。
■ WOOD HA-SW01
素材が厳選された上位モデル。また、ドライバー内のウッド使用部分も多くなってます。
■ HA-SS02
■ オプション
周辺機器です
■ AV機器
おすすめのAV機器。
■ ハイレゾ対応コンポ
・JVC ネットワーク対応コンパクトコンポーネントシステムWOOD CONE EX-N70
ネットワークに対応しているのが特長のコンポ。
アンプとスピーカーに絞っており、CD/DVDプレーヤーはありません。
同社唯一のハイレゾ対応コンポで、
同社得意技術も満載。
ウッドコーンスピーカー。チェリー材を使用し、内部もかなり凝っています。
アンプ部は、デジタルアンプ”DEUS”使用。
NewK2テクノロジー搭載。圧縮音源や、ハイレゾに対しても、K2処理が可能。
・JVC ネットワーク対応コンパクトコンポーネントシステムWOOD CONE EX-N50
N70との違いは、N50ではフルレンジスピーカーを使用。
アンプ部は共通です。
■ ポータブルヘッドフォンアンプ
・JVC ポータブルヘッドホンアンプ ハイレゾ音源対応 SU-AX01
JVCの新型DAC。
バランス化され、内部回路も独立構成部が多くなりました。
ヘッドフォンアンプは、ディスクリート構成を使用。
DSDや、32Bitにも対応し高性能です。
・JVC SU-AX7 ポータブルヘッドホンアンプ ハイレゾ音源対応
JVC唯一のポータブルアンプが、SU-AX7。
DACを搭載したポータブルヘッドフォンアンプです。
外観はアルミ筐体、fホール。
ビクター得意の技術、新「K2テクノロジー」を搭載。非ハイレゾ音源を高音質化します。
DACはAKM製のAK4390、ヘッドホンアンプにはTI製のTPA6120を搭載。
高性能と、独自技術が魅力のアンプです。
■ ■
■ 更新情報
2016年10月3日 AX07を追加
■ 関連ページ
・製品紹介
http://www3.jvckenwood.com/accessory/wood2015/
・特設サイト
https://www3.jvckenwood.com/accessory/class-s
・クラスS 特設サイト
https://www3.jvckenwood.com/accessory/class-s
報道発表
http://www3.jvckenwood.com/press/2015/ha-sw01_sw02.html
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