こんにちは。
今回は、エソテリック特集。
日本のハイエンドオーディオのブランドです。
今回は、”エソテリック”のアンプ。2015年版現行機種特集。
現行機の解説や、購入用リンクをご案内します
■ エソテリック 2015年 発売機種とニュース
エソテリックと言えば、CDプレイヤーが有名ですが
今では、アンプにも力を入れています。
アンプも、エソテリックの得意な、
高剛性化や電源の強化など、既存の技術を昇華する方法が特長
● 2015年モデルについて
今年は、エソテリックの新製品が多く登場しています。、
ステレオパワーアンプの旗艦機「Grandioso S1」と
準フラッグシップでプリアンプの「C-02X」とステレオパワーアンプ「S-02」が登場
■ 目次と、見出し - ジャンルについて
■ 2015年版 ESOTERIC
各機種の特長と、購入用リンクを紹介します。
■ パワーアンプ
● モノラル
・モノーラルパワーアンプ Grandioso M1
2013年11月発売
モノラルパワーアンプの旗艦機。
筐体は、2層構造。前面部は、アルミ削りだし。内部は2mm鋼板を使い、回路ブロックごとに区分けされています。
特長としては、やはり、追従性。8Ω負荷時300Wから2400W/1Ωを可能にしています。
パワーアンプ部は、バイポーラAPTトランジスターを使用。 電力増幅と電圧増幅段は独立した電源を持っています。
入力系統は(RCA×1、XLR×1)ごとに専用の入力バッファーアンプをバランス設計で用意し
S/N:122dBを達成しています。
トランスは、質量18㎏。コアサイズ3057VAの超大型トロイダルコアトランス。
電源部のコンデンサーは、3,300μF×12パラレル。電圧チャージを早くしています。
豪華な外観、徹底した大容量、分離設計の豪華なアンプです。
楽天で取り扱いが多く、ジョーシンでも販売されています。
● ステレオ
・ステレオパワーアンプ Grandioso S1
2015年3月発売
ステレオパワーアンプの旗艦機。
グランデッソシリーズで、設計思想や部品はM1から受け継いだステレオパワーアンプです。
筐体は、2層構造。前面部は、アルミ削りだし。内部は2mm鋼板を使い、回路ブロックごとに区分けされています。
左右にヒートシンク、鋳鋼にトランスが配置されたシンメトリー配置。
出力は8Ω負荷時150Wから600W/2Ωを可能にしています。
パワーアンプ部は、M1と同様に、バイポーラAPTトランジスターを使用。 電力増幅と電圧増幅段は独立した電源を持っています。
入力系統は入力バッファーアンプをバランス設計で用意。
トランスは、コアサイズ2180VAの大型トロイダルコアトランス。
電源部のコンデンサーは、4700μF×3パラレル。電圧チャージを早くしています。
M1の思想を受け継ぎながらも、上手に、単体の筐体に配置したステレオパワーアンプです。
・エソテリック ステレオパワーアンプ Grandioso S-02
今年登場した新作で、エソテリックでは準旗艦クラスになります。
製造は、エソテリックの東京ファクトリーで、ハンドメイドで一台ずつ作られています。
筐体は、2層構造。内部は2mm鋼板を使い、回路ブロックごとに区分けされ、さらに外壁で包囲しています。
左右にヒートシンク、鋳鋼にトランスが配置されたシンメトリー配置。
出力は8Ω負荷時145Wから580W/2Ωを可能にしており、ほぼS1に近い性能。
パワーアンプ部は、旗艦機M1やS1と同様に、バイポーラAPTトランジスターを使用。 電力増幅と電圧増幅段は独立した電源を持っています。
ドライブ段2段目から最終段への出力インピーダンスを下げ、電流供給能力を高める独自のLIDSC=Low Impedance Drive Stage Coupling回路を採用。
入力系統は入力バッファーアンプをバランス設計で用意。トランスは、940VAの大型コアトランス。
構成や性能は、S1と似ており、
上手に価格を下げて買いやすくしたステレオパワーアンプです。
・エソテリック ステレオパワーアンプ A-02
A03の設計思想を基本都市、同社のテーマ「Master Sound Works」を注ぎ込んだアンプ。
多くの賞を受賞し、プロのスタジオにも採用されています。
AB級アンプを、デュアルモノ構成で搭載。
筐体は、2層構造。内部は2mm鋼板を使い、回路ブロックごとに区分けされ、さらに外壁で包囲しています。
左右にヒートシンク、鋳鋼にトランスが配置されたシンメトリー配置。
パワーアンプ部は、旗艦機M1やS1と同様に、バイポーラAPTトランジスターを使用。
電力増幅と電圧増幅段は独立した電源を持っています。
BTL接続で、モノラルパワーアンプとして使用可能。8Ω300Wの出力が可能です。
・エソテリック ステレオパワーアンプ A-03
2008年10月発売
デュアルモノ構成のアンプ。
Aクラスアンプで50W+50W (8Ω)出力が可能す。
BTL接続で、モノラルパワーアンプとして使用可能。8Ω200Wの出力が可能です。
筐体は、2㎝厚のアルミ前面パネルと5㎜の天板。左右にブラックのヒートシンクを持つ、特長あるデザイン。
左右にヒートシンク、鋳鋼にトランスが配置されたシンメトリー配置。
大容量のトロイダルトランスを左右独立で搭載。また、電圧増幅段は独立した電源を持っています。
音楽再生に備えて、省電力で暖気を行う、ウォームアップモードを装備。
A級動作で、強力な電源を持ち、いまだ販売されるロングセラーモデルです。
■ フォノアンプ
・フォノアンプ E-03
2009年1月発売
エソテリック唯一のフォノアンプ。
同社のテーマ「Master Sound Works 」に基づき、作られました。
アルミ材による筐体、シャーシは2分割構造。
内部を除くと、オーディオ回路は、マイコンを排除し、ディスクリートで作られています。
ICのない、ちょっと懐かしい雰囲気。ICを省くことにより、ICの動作ノイズを排除しています。
回路は同社得意の デュアルモノ思想で作られ、チャンネルが独立しているのが特長。オーディオ基板を独立、電源トランスも独立しています。
カートリッジの性能を引き出すため、MCカートリッジの幅広い対応を可能とし、2系統入力、インピーダンスを0Ω~500Ωなで7つ選択可能。
MMカートリッジは、0pF、100pF、330pF。3つ選択可能。
■ プリアンプ
・エソテリック プリアンプ Grandioso C1
2014年9月発売
同社最上位シリーズ「グランデッソ」のプリアンプ。
特長は、2つの筐体をつかう分離構造。電源回路とオーディオ用の論理回路を分離しています。
デザインは、ふたつの筐体ともシンメトリーで、銀に曲線のエッジを持つ優雅なデザイン。
フロントパネルには、ディスプレイを持ち、入力名表示、入力毎の利得設定などが可能。
C1特長である電源部。内部構造も、二つのAC入力、DC出力を持つ、ミラーイメージ配置
もう一つの筐体であるオーディオ部分も、分離した内部構造。ミラーイメージ配置されてます。
プリアンプの重要な部分であるボリュームは、VRDSのベアリング機構を応用したスムーズな回転が可能。
動作も贅沢な内容です。前面ノブの操作で、左右、正負信号ごとに独立した4回路の独立ボリュームを操作。チャンネル分離、位相特性を向上させ、澄んだ音質を実現。
バッファー回路は出力ラインごろに独立、XLR出力は、ホット、コールドでシンメトリー配置。
徹底した分離構造と、澄んだ電源で、頂点に立つプリンアンプです。
・エソテリック ステレオプリアンプ C-02X
2015年4月発売
登場したばかりの、最新プリアンプです。
C1の技術を、受け継ぎ、ひとつのボディに凝縮したモデル。
外観は、前モデルC-02から受け継いだデザインですが、表示パネル付近がくぼんだ新しい形になっています。
画面は入力名表示、入力毎の利得設定などが可能。
論理操作系は、フロントパネルに内蔵し独立、動作時以外は停止させ低ノイズを可能にしています。
筐体は、5分割2層構造で 外部はアルミ。内部は回路ブロックごとに区分けされています。
左右チャンネルが独立された、デュアルモノ構造となっています。
電源も左右チャンネルで独立。
バッファー回路は出力ライン毎に独立、XLR出力は、ホット、コールドでシンメトリー配置。
出力応答速度が速い素子を使用しています。
ボリュームは、C1と同様VRDSのベアリング機構を応用したスムーズな回転が可能。
動作も前面ノブの操作で、左右、正負信号ごとに独立した4回路の独立ボリュームを操作。チャンネル分離、位相特性を向上させ、澄んだ音質を実現。
C1の部品や思想を受け継ぎながらも、コンパクトにまとめたモデルです。
・エソテリック ステレオプリアンプ C-03X
2015年4月発売
外観は、同クラスだったC-03に似てますが スペックはC-02に近い性能を持ちます。
コントロール部は、フロントパネルに内蔵し独立、動作時以外は停止させ低ノイズを可能にしています。
筐体は、外部は肉厚のアルミ。内部は4分割2層構造で 回路ブロックごとに区分けされています。
左右チャンネルが独立された、デュアルモノ構造となっています。
電源も左右チャンネルで独立。操作用に独立した電源も持ちます。
バッファー回路は出力ライン毎に独立、XLR出力は、ホット、コールドでシンメトリー配置。
出力応答速度が速い素子を使用しています。
ボリュームは、C1と同様VRDSのベアリング機構を応用したスムーズな回転が可能。
動作も前面ノブの操作で、左右、正負信号ごとに独立した4回路の独立ボリュームを操作。チャンネル分離、位相特性を向上させ、澄んだ音質を実現。
コンパクトな筐体に、上位機C-02の部品や思想を詰め込み、高性能なモデルです。
■ ■ インテグレーテッドアンプ
エソテリックの世界を親しみやすくする、インテグレーテッドアンプ。
・インテグレーテッドアンプ I-03
2011年発売
モノブロックで、クラスD形式を採用したアンプです。
雑誌主催の賞を多く受賞しました。
筐体は、外部は肉厚のアルミ。内部は5分割構造で 回路ブロックごとに区分けされています。
コントロール部は、プリアンプ部から独立、別電源化され、また動作時以外は停止させ低ノイズを可能にしています。
パワーアンプ部は、MOS-FETを使用。
プリアンプ部は、C-03の思想を継承。左右チャンネルが独立した、デュアルモノ構造です。
電源は、10㎏の大型トランスをセンター配置。
ヘッドフォン端子も備えています。
・インテグレーテッドアンプ I-05
2012年発売
モノブロック構造を採用したアンプです。
雑誌主催の賞を多く受賞しました。
筐体は、外部はアルミ。内部は3分割構造で 回路ブロックごとに区分けされています。
ボリュームは、前面ノブの操作で、左右、正負信号ごとに独立した4回路の独立ボリュームを操作。チャンネル分離、位相特性を向上させ、澄んだ音質を実現。
素子には、日本無線のMUSEを使用。ボリュームの操作カーブは5種類から変更可能。
コントロール部は、プリアンプ部から独立、また動作時以外は停止させ低ノイズを可能にしています。
パワーアンプ部は、MOS-FETを使用。
プリアンプ部は、C-03の思想を敬称。左右チャンネルが独立した、デュアルモノ構造です。
プリ出力も備えバイアンプ接続や、AV環境にも対応しやすくしています。
入力端子はRCA×3系統、PHONO×1系統、XLR×1系統。PHONO端子をもち、MM/MC対応。
ヘッドフォン端子も備えています。
豊富な入出力と、機能をもちながら、価格を抑え、エソテリックの高品質を身近にしたアンプです。
・インテグレーテッドアンプ AZ-1s
2012年発売
優雅なデザインと、現代のデジタル環境に対応するために生まれたアンプ。
Dクラスアンプで、DACを持っているのが特長です。
RCA×3系統のオーディオ入力端子を装備、1系統は切り替えで、フォノ入力にも対応。
デジタル入力端子は同軸×1系統、光×2系統(24bit/192kHz対応)のほか、USB×1系統(24bit/96kHz)を装備。
同社の機器と連動出来る、WORDクロックの出力端子装備。
エソテリックの豪華な筐体と、デジタル環境に対応できる柔軟性を持つアンプです。
■ 周辺機器
■ ヘッドフォン
・【国内正規品】beyerdynamic セミオープン型オーバーヘッドヘッドホン テスラテクノロジー採用 T 1
Beyerdynamicの旗艦モデル。OEMでハイエンドオーディオメーカーのヘッドフォンにも使われています。
VGPや、海外の賞を多く獲っています。
オーバーヘッド、セミオープン型ヘッドフォン。
本革製のヘッドバンド、ベロア生地のイヤーパッド。充実したモデルです。
・【国内正規品】beyerdynamic 密閉型ヘッドホン テスラテクノロジー採用 (32Ω) T 51 p
独Beyerdynamic社の製品。
TASCAMブランドで取り扱われています。
ユニット部が回転可能で持ち運びしやすくなっています。同社のテスラテクノロジーを搭載。
専用キャリングケース、6.3mmステレオ標準プラグおよび航空機用アダプター付属。
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■ 更新情報
■ 参考 関連URL
・日本公式ページ
http://www.esoteric.jp/products/esoteric/index.html