エソテリックは、日本のハイエンドオーディオのブランド。
中でも、CDプレイヤーは有名で、高剛性・高精度の作り込みと高音質は世界中でファンを集めています。
今回は”エソテリック”の2015年版現行機 プレイヤー特集。
CDプレイヤーやトランスポート。DAC、クロックジェネレータなどの関連機器。解説や、購入用リンクをご案内します
■ エソテリック プレイヤーについて
エソテリックと言えば、光ディスクプレイヤー。
中心部となるCD再生メカニズム”VRDS”は、登場以来、多くの高評価を集め確固たる地位をもちファンを集めました。 VRDSや同社のCD関連パーツは世界のハイエンドオーディオの多くで使われています。
エソテリック製品の特長としては、高剛性化や電源の強化など、既存の技術を昇華する方法が得意。また旭化成エレクトロニクスや新日本無線など日本メーカーの部品で構成される場合が多く日本製品の強さを見せます。
無骨にも見えますが、日本文化の特長である、引き算美しさと部分を磨き上げていく。洗練する美しさをみせる、世界に誇れる日本のブランドです。
● 2015年モデルについて
1年に1機種程度と、ゆっくりとしたスパンで、新型が登場するエソテリックですが
昨年は、2モデル。今年も既に前半に2モデルが投入されています。
■ 目次と、見出し - ジャンルについて
● 購入用リンクの使い方
商品写真と、横の商品名リンクは、基本としてAmazonか楽天へのリンクです。
なお、他のネット通販販売品を見たい場合は、
○○で検索をクリックすると、通販サイト内からの検索結果を表示します。
■ 2015年版 ESOTERIC プレイヤー
各機種の特長と、購入用リンクを紹介します。
■ SACD/CD プレイヤー
エソテリックと言えば、光ディスクプレイヤー
中心部のVRDSは、世界のハイエンドオーディオの多くで使われています。
・スーパーオーディオCD/CDプレーヤー K-01X
2014年6月発売
エソテリックKシリーズの最新機。4年ぶりに新しくなりました。同社の旗艦モデルになります。
K-01Xは、Grandiosoシリーズの技術を、コンパクトにまとめています。
外観は、前面に表示パネルがあり、表示文字、ランプはブルーで統一されています。
製品としては、プレイヤーと、DACとしての使用も可能です。
構造は、エソテリック得意の5分割2層構造。
センターにターンテーブル、下部の左右にトランスが配置されます。
Grandiosoのパーツや技術を受け継ぎながら、新機能も投入されています。
機械部品の精度、デジタルパーツの向上、デジタル信号の対応幅拡張が行われました。
250万円したP1と同一のターンテーブル、VRDS-NEO[VMK-3.5-20S]を使用。ドライブにシャッターを搭載。機密性を高めています。
DACは、デュアルモノ構成で、旭化成のAK4495S、MUSE02オペアンプ。DAC左右チャンネル毎にトランスが用意されます。
デジタル部の特長として、35bit D/Aプロセッシング・アルゴリズムを採用。24bitの2048倍の解像度を持ちます、
伝送能力を上げるために、D1に採用されていたHCLDバッファーアンプを使用。
クロックはGrandioso P1/D1用にNDK(日本電波工業)と開発されたもの。
頂点モデルを、さらに、熟成進化させた機種です。
・スーパーオーディオCD/CDプレーヤー K-03X
2014年6月発売
K-01Xの思想や、技術を受け継ぎながら、高性能を目指したモデル。
K-01Xとの違いは、K-03XはVRDS-NEO[VMK-3.5-10]を使用。シャッター機構はありません。
またサーボ用の専用電源も省かれています。
デジタル段は、アップコンバート後の処理が34bitになってます、
DACは、チャンネル辺り差動4回路、8出力になってます。
その他の部分、クロック、部品配置などは共通になってます。
・スーパーオーディオCD/CDプレーヤー K-05X
2015年2月発売
今年登場した最新モデル。K-05の後継ですが、
上位機譲りのデジタル部品と処理、アナログ出力部が強化されました。
新たにDSD対応の旭化成のDAC「AK4990」を搭載し、デジタル信号の処理能力、対応幅を拡張。
ドライブ部は、VRDS-NEO「VMK-5」
電源は、大型トロイダルコアトランスを使用
アップコンバート後の処理は34bit。
アナログ出力部も強化され、 伝送能力を上げるために、HCLD Type2バッファーアンプを使用。
高音質化と、新しいデジタル規格に対応できるように進化しました。
・スーパーオーディオCD/CDプレーヤー K-07X
2015年2月発売
今年登場した最新モデル。K-05の後継ですが、
上位機譲りのデジタル部品と処理、アナログ出力部が強化されました。
新たにDSD対応の旭化成のDAC「AK4990」を搭載し、デジタル信号の処理能力、対応幅を拡張。
ドライブ部は、VRDS-NEO「VMK-5」
電源は、大型トロイダルコアトランスを使用
アップコンバート後の処理は34bit。
アナログ出力部も強化され、 伝送能力を上げるために、HCLD Type2バッファーアンプを使用。
高音質化と、新しいデジタル規格に対応できるように進化しました。
・スーパーオーディオCD/CDプレーヤー SZ-1s
2009年10月発売
薄型の優雅なデザインで多くの環境への調和と、現代のデジタル環境に対応するために生まれたプレイヤー。
SZ-1の後継として登場しました。
ピックアップは、VOSPメカニズム搭載。
DACは、シーラスロジック社の製CS4398を搭載。DSD/PCMの両フォーマット入力に対応。
WORDクロック入力が可能で、『AZ-1s』などのWORDクロック出力を持つ機器と同機再生が可能です。
■ SACD/CD トランスポート
・スーパーオーディオCDトランスポート Grandioso P1
2013年1月発売
新しいフラッグシップとなるGrandiosoシリーズとして
P1は、投入されました。
トランスポート部のP1は、特長は、2つの筐体をつかう分離構造。
電源回路とドライブ部を分離しています。
デザインは、ふたつの筐体ともシンメトリーで、銀に曲線のエッジを持つ優雅なデザイン。
アルミの肉厚素材を使った豪華なボディ。
CDドライブを搭載するメインユニット部の構造は、エソテリック得意の2階建て構造。
センターにVRDSを配し、各回路が最短距離で接続されます。
ターンテーブルには、VRDS-NEO[VMK-3.5-20S]を使用。
軸受けは選別品。2㎝厚のターンテーブル。同社P-0の思想を発展させた、制御やビックアップを採用し進化しました。
電源ユニットも凄い内容です。
内部は綺麗なシンメトリーは一で、4つの独立したトロイダルトランスを備え、
VS-DD回路、ドライブメカ駆動回路、デジタル出力回路、クロック回路へ綺麗な電源を供給します。
接続方法も、5種類7系統のデジタル出力を持ち、
独自の規格に対応。HDMIケーブルを使いを使い、トランスポートとDACを接続可能。広帯域の伝送が出来ます。
超弩級という言葉がふさわしい、トランスポートです。
・スーパーオーディオCDトランスポート P-02
2011年8月発売
P-02は、DAC「D-02」と同時発表され
セパレート型プレイヤーとしてアピールされました。
トランスポート部のP-02は、
デザインは、シンメトリーで、銀にエッジの効いたデザイン。
アルミの肉厚素材を使った豪華なボディ。ライトや、表示部はブルーでまとめられ綺麗です。
外装はアルミ、内部は5分割の2階建て構造で、回路毎に区分けされています
センターにVRDSを配し、各回路が最短距離で接続されます。
ターンテーブルには、VRDS-NEO[VMK-3.5-20S]を使用。
スピンドルモーターは、別電源化されています。
接続方法も、3種類5系統のデジタル出力を持ち、
独自の規格に対応。HDMIケーブルを使いを使い、トランスポートとDACを接続可能。広帯域の伝送が出来ます。
・スーパーオーディオCDトランスポート P-05
2011年8月発売
エソテリックブランド生誕20周年記念モデルの第2弾として発売されました。
トランスポート部のP-02は、
デザインは、シンメトリーで、銀にエッジの効いたデザイン。
アルミの肉厚素材を使った豪華なボディ。ライトや、表示部はブルーでまとめられ綺麗です。
外装はアルミ。天面には、内部の動作が確認出来る天窓が尽きました。
特長として、ターンテーブルには、新開発のVRDS-NEO[VMK5]が使用されています。
接続方法も、3種類5系統のデジタル出力を持ち、
独自の規格に対応。HDMIケーブルを使いを使い、トランスポートとDACを接続可能。広帯域の伝送が出来ます。
また、ワードシンク機能により、外部からワードクロックに同期することができます。
■ D/Aコンバーター
・モノーラルD/Aコンバーター Grandioso D1
P1は、モノラルD/Aコンバーター
新しいフラッグシップとなるGrandiosoシリーズとして投入されました。
内部は、アナログとデジタル部は、電気的に分離されてます。
DACは、旭化成と共同開発されたAK4495、左右チャンネル毎に、なんと16回路も組み合わされます。
デジタル部の特長として、36bit D/Aプロセッシング・アルゴリズムを採用。
PCMのアップコンバート機能も有り。 規格もハイサンプリングのPCM、DSD,ASIO。幅広く対応。
DAC部とは別体で、伝送能力を上げるために、HCLDバッファーアンプを使用。
RCA出力用に1回路、XOR出力は、ホットとコールドに1回路ずつ用意する贅沢な内容。
接続方法も、7種類8系統のデジタル出力を持ち、
独自の規格に対応。HDMIケーブルを使いを使い、トランスポートとDACを接続可能。広帯域の伝送が出来ます。
超弩級のD/Aコンバーターです。
・ デュアルモノD/Aコンバーター D-02
D-02は、デュアルモノラルD/Aコンバーター
DAC「D-02」と同時発表され、分離型のプレイヤーとして使われることを想定されています。
筐体はアルミで、エソテリック得意の2階建て構造。
DACは、旭化成AK4339、左右チャンネル毎に、8回路も組み合わされます。
デジタル部の特長として、35bit D/Aプロセッシング・アルゴリズムを採用。
PCMのアップコンバート機能も有り。
DAC部とは別体で、伝送能力を上げるために、ディスクリートクラスAのバッファーアンプを使用。
RCA出力用に1回路、XOR出力は、ホットとコールドに1回路ずつ用意する贅沢な内容。
接続方法も、7種類8系統のデジタル出力を持ち、アシンクロナス伝送も対応。
独自の規格に対応。HDMIケーブルを使いを使い、トランスポートとDACを接続可能。広帯域の伝送が出来ます。
・ ステレオ D/Aコンバーター D-05
D-02は、ステレオD/Aコンバーター
エソテリックブランド生誕20周年記念モデルの第2弾として発売されました。
プレイヤー「P-05」と同時発表され、分離型のプレイヤーとして使われることを想定されています。
DACは、旭化成AK4397。特長として、入力から内部まで全て32bitで動作するプロセッサーです。
左右チャンネル毎搭載されます。 PCMのDSD変換機能機能も有り。
電源部は、左右チャンネルに用意されました。
■ マスタークロック・ジェネレーター
・マスタークロック・ジェネレーター D-01
2012年6月発売
エソテリックのデジタルプレイヤーの実力を引き出すために作られました、
米国製ルビジウム発振器が採用された、クロックジェネレーターです。
対応する、クロック入力端子を持った機器へクロックを供給します。
筐体は、肉厚アルミを使った他のエソテリック製品と、調和できるデザイン。
マスタークロック出力は10MHzクロック、22.5792MHzに対応。
エソテリック独自の『ダイレクト・マスタークロックLINK』用の22.5792MHz/24.576MHz出力も可能
クロック出力ドライバーは、ディスクリート回路で構成。
電源は、3つの電源基板と、15の電源レギュレータで回路毎に独立させています。
・マスタークロック・ジェネレーター D-01
2012年4月発売
エソテリックのデジタルプレイヤーの実力を引き出すために作られました、
高精度水晶発振器OCXOが採用された、クロックジェネレーターです。
筐体は、肉厚アルミを使った他のエソテリック製品と、調和できるデザイン。
クロックは、エソテリック専用のチューンがされた高精度の発振器。
マスタークロック出力は10MHzクロック、22.5792MHzに対応。
エソテリック独自の『ダイレクト・マスタークロックLINK』用の22.5792MHz/24.576MHz出力も可能
クロック出力ドライバーは、ディスクリート回路で構成。
■ 周辺機器
■ ヘッドフォン
・【国内正規品】beyerdynamic セミオープン型オーバーヘッドヘッドホン テスラテクノロジー採用 T 1
Beyerdynamicの旗艦モデル。OEMでハイエンドオーディオメーカーのヘッドフォンにも使われています。
VGPや、海外の賞を多く獲っています。
オーバーヘッド、セミオープン型ヘッドフォン。
本革製のヘッドバンド、ベロア生地のイヤーパッド。充実したモデルです。
・【国内正規品】beyerdynamic 密閉型ヘッドホン テスラテクノロジー採用 (32Ω) T 51 p
独Beyerdynamic社の製品。
TASCAMブランドで取り扱われています。
ユニット部が回転可能で持ち運びしやすくなっています。同社のテスラテクノロジーを搭載。
専用キャリングケース、6.3mmステレオ標準プラグおよび航空機用アダプター付属。
■ ■
初のエソテリックプレイヤー集。
プレイヤーでは、先端を行く同社製品を手に入れてみたいですね。
あなたが、楽しく豊かな音楽を聴けることを応援しています。
■ 更新情報
2019年03月12日 IKG削除
■ 参考 関連URL
・日本公式ページ
http://www.esoteric.jp/products/esoteric/index.html