
こんにちは。
今回はパイオニアのオーディオ。据え置き型の単体コンポを紹介します。
パイオニアと言えば、スピーカーやカーオーディオ。音響機器で幅広く有名で私も初めて買った高級ヘッドフォンは、パイオニア製。AVアンプもパイオニア製でした。車のオーディオもパイオニアをずっと使っている。 パイオニア製品と、そのきらびやかな音質はなじみが深く、誰もにお勧めしやすい音質です。
”パイオニア”の単体オーディオ機器特集。
現在発売されている機種。解説や購入用リンクをご案内します。
■ パイオニアの単体オーディオについて

パイオニアと言えば、
日本音響メーカーでも老舗で、世界初のセパレート型ステレオを発売したメーカーです。
また、スピーカーやカーオーディオ。プロ用機器。多くのジャンルで名声を高めてきました。
パイオニアの音響機器は、綺麗な外観、そして繊細できらびやかな音質が魅力です。
現在は、選択と集中が進み、製品は絞り込まれていますが
そのぶん、用途がはっきりした製品が多く、好みや使用目的で選びやすくなってます。
■ 2015年モデルの特長
2015年モデルは、時流に合わせて
オーディオ対応形式の増加。規格への対応が進んでいます。
DAC搭載機が増えていますが、入門、普及機でも上位機と同じDACを積んでる場合が多く、
使い勝手や、カタログ上の性能の差が少なくてお買い得感があります。
注目製品としては、高級ヘッドフォン「SE-MASTER1」が登場しています。

■ 目次と、見出し - ジャンルについて
■ パイオニア単体音響機器
各機種の特長と、購入用リンクを紹介します。
● 購入用リンクの使い方
商品写真と、横の商品名リンクは、基本としてamazonへのリンクです。
なお、他のネット通販販売品を見たい場合は、
○○で検索をクリックすると、通販サイト内からの検索結果を表示します。
■ AVアンプ
・ SC-LX88


AVアンプですが、オーディオ用の高級部品が搭載された高品位AVアンプです。
SCシリーズは、9.1チャンネルアンプで、パワー部は、Direct Power FETを使用。
構造は、プリ部とパワー部が分離された設計。
デジタル部は、ESSテクノロジー社製「SABRE32 UltraDAC(ES9016S)」を2基搭載。
オペアンプはJRCと共同開発された新型「NJM4585」を使用。
DSPは、「MCACC Pro」を搭載。Dolby Atmos対応。DSD対応。
映像面では、4K対応。
・SC-LX78
上位機LX88の技術を受け継ぐアンプ。
デジタル部は、ESSテクノロジー社製「SABRE32 UltraDAC(ES9016S)」を2基搭載。
オペアンプはJRCと共同開発された新型「NJM4585」を使用。
LX88との違いは、出力が少し小さくなるくらい。
構成ではリアのUSB端子が省かれ、マルチチャンネル入力が非対応、
機能面では、LX88とほぼ違いはありません。
・ SC-LX58
LXシリーズの普及モデル。
DACとオペアンプの構成は上位機と同じ。
上位機と構成の差は少なく、
PHONOのMMが省かれます、
■ VSAシリーズ
・VSA-1130
2015年発売の新モデル。7.2チャンネルアンプ。
SCシリーズの違いとしては、LAN端子などがありません、
また、ビット拡張処理などのデジタル技術が少し省かれます。
パワーアンプは、ディスクリート方式。
DACは、ESSテクノロジー社製高性能「SABRE Premier Audio DAC(ES9006S)」搭載。
DSPは、「MCACC Pro」を搭載。Dolby Atmos対応
・VSA-830
2015年発売の新モデル。
5.2チャンネルアンプ。
パワーアンプは、ディスクリート方式。
上位機との違いは、バイアンプ非対応、Dolby Atmo、ドルビーサラウンド非対応
・VSX-S510
2015年発売の新モデル。
5.1ch でスリムなAVアンプです。
特長として、クラスDアンプで、消費電力は65Wと、かなり省電力なアンプです。
パイオニア独自の自動音場補正機能「MCACC」搭載。
前モデルS500との違いは、本体色がシルバーに変わり、
性能面では、5.1chから6.1chになりました。
機能では、エアプレイ、4K伝送対応、USB端子がフロントに付きました。音声の対応形式も増えています。
HDMI端子が、増えた代わりに、映像のコンボジット入出力は無くなっています。
■ 2chオーディオ
コンポーネントシリーズ プリメインアンプ
パイオニア2チャンネルアンプ。
DAC内蔵モデルも登場し、さまざまなデジタルAV機器と組み合わせやすくなりました。
● A70/A50
2012年10月発売

A70と50は、パイオニア久しぶりの単体アンプ。
おちついた古風な外観ですが、最新のパーツ、構成で登場しました。
古風なデザインは、調和と、長く使われる機器として素質を大事にしています、
特長として、デジタルアンプになっており、「ダイレクトパワーFET」を使用しています。
A70は、DACを搭載した、上級機。A50はステレオ再生に絞ったピュアオーディオ機です。
内部の構造は、分離構成が徹底され、「プリ/パワーセパレート構造」は、筐体内においてはっきりと区画が分かれ、電源部、パワー部、プリ部が分離されています。
パーツも、パイオニア独自のコンデンサー、金メッキ端子。厳選された部品が使用されています。
・A70
プリメインアンプで長く上位にいる機種。
現在も2位と、なかなかの人気。
2チャンネルのピュアオーディオと、現在のデジタル機器に対応できるDACを備え
オーディオを高音質で楽しみやすいモデルです。
A70と50の違いは、A70がやや音質面で強化された部品を使用していること。
3mm厚鋼板をボトムシャーシに配置、真鍮削りだしインシュレーター、アルミ削りだし音量ノブ。
そしてA70がDAC搭載機であるとことが大きな特長です。そして、PHONO(MC)、デジタル入力端子を搭載しています。
A70のDACは、ESS社製DAC「SABRE32」を搭載。192kHz/32bit精度でUSB、コアキシャル入力に対応します、
クロックを搭載し、アシンクロナス転送対応。ボリュームカーブを調整出来るアッテネーター装備。
そして、定格出力がA70の方が大きめの70WX2。A50が65WX2になっています。
機能としては、省電力機能を持ちます。
A70のみ、録音スタジオ「Air Studios」で音質チューニングがされています。
もともと18万円ほどするアンプですが現在は10万を切り、買いやすくなりました。
・A50
2012年10月発売
デジタル段を省いて、
ピュアオーディオに徹したモデル。
価格がずいぶんと抑えられ、現在は5万円を切っています。かなり魅力があるアンプです。
● A-30/A-10
2012年10月発売
A30と10は、パイオニアのお買い得アンプ。
買いやすい価格ながら、凝った分離構造や上位機の技術が盛り込まれています。
アンプとして、同時期に発売された、ネットワークプレイヤー「N50,N10」と
外観や価格でも組み合わせやすくする事が想定されています。
A30は、ダイレクト機能を搭載した、上級機。A10は機能を省き価格を抑えたモデルです。
内部の構造は、左右は独立対象構造。また、パワーとプリアンプの電源が分離されています。
機能としては、 レコードプレーヤーを接続できるPHONO端子(MM用)を装備。アナログも楽しめます。
省電力機能も持ちます。スピーカー出力は2系統装備。
低価格でも、パイオニアの高解像度の音質を楽しめるモデルです。
・A-30

プリメインアンプで長く上位にいる機種。
現在も2位と、なかなかの人気。
A-30は出力40WX2となります。
A-30のみに備わる部分は、ダイレクト機能をもち、トーン、バランス回路をバイパスし、パワー部に接続できます。、
アルミのパネルと、ノブを持ちます。
国産アンプながら、2万円台前半で、買いやすい価格です。
・A-10
2012年10月発売

A-10は出力30WX2となります。
出力を抑えダイレクトを省いて、価格を抑えたモデル。
価格は1万円台後半。パイオニアのアンプが手軽に手に入れられる嬉しいモデルです。
■ SACD/CD プレイヤー
・PD-70

パイオニアCDプレイヤーの上位機。
プレイヤー部門で人気3位と人気が有る機種。
SACD/CD プレイヤーの上位機。DSDディスクにも対応
DACは、同社がAVアンプやネットワークプレイヤーで使う0
AKM社のAK4480を左右チャンネルに独立で使用しています。192kHz/32bit対応
音質面では、パイオニア独自のbit拡張処理「Hi-bit 32 Audio Processing」で波形をアナログに塚づけます。
クロック波形の揺らぎを抑える、ジッターリダクションIC装備。電源トランスは、デジタルアナログ部独立。
MP3やWMAなどの音楽ファイル再生時に波形を補完する、「アドバンスド・サウンドレトリバー」機能を搭載
構造は、独立した底板を使う、2重構造シャーシ「リジッドアンダーベース」採用
デジタルとアナログ基板は独立。CSサーボとUSB電源経路も分離させの位ぞ防止。
DACの単体動作も可能で、DAコンバーターとして使えます。
USBメモリーの再生や、iPod、iPhone、iPadのデジタル音声に対応
・PD-30/PD-10
2012年7月発売
パイオニアの買いやすい価格のプレイヤー
インテグレーテッドアンプ「A-30」「A-10」や、インテグレーテッドアンプ「A-30」「A-10」と
組み合わせて使えるデザイン、価格になっています。
デジタルとアナログの基板を分離し、信号経路も最短化した「ダイレクトコンストラクション」
出力は、アナログ、デジタル(光、同軸)
・PD-30

DACは、AKM社のAK4480。
PD-30のみの特長は、iPod、iPhone、iPadのデジタル入力再生に対応
USBメモリー再生時は、対応形式がやや多く、MP3、MPEG 4 AAC、WMAに対応
アルミフロントパネル採用。極太タイプ電源コード使用
・PD-10
30より少し機能を省いて、価格を抑えたモデル
フロントUSB入力端子を装備 MP3、WMAに対応。
■ ネットワークオーディオプレイヤー
・ N-70A

パイオニアネットワークオーディオプレイヤーの最上位モデル、
前面部には、3.5型の液晶パネルを表示。アルバムアート、情報を表示可能、
内部は、3分割構造となり、デジタル電源、デジタル回路、アナログ部と整然と分けられています。
アナログのアンバランスと、バランス出力も装備。
電源部は、アナログ、デジタル独立。
気になるデジタル部は、ツインDACのフルバランス構成。
L・RにESS テクノロジー社製高性能8ch DAC ES9016S「SABRE32 Ultra DAC」を独立搭載しました。
各チャンネルそれぞれを8chパラレル駆動、最大384kHz動作としています。
デジタル機能では、ビット拡張処理や音量のレベル調整などデジタルならではの高音質化技術と、便利な機能を搭載しています。

ネットワークプレイヤーとしては、DLNA1.5に対応。
USB TypeA/TypeB端子を装備。大容量外付けハードディスク(HDD)、iPod/iPhone、USBメモリー入力、
アシンクロナス転送USB DAC機能も装備。また、192kHz対応同軸/光デジタル入出力端子では、CDプレーヤーなどを接続し、N-70AのDACによる再生も楽しめます。
フォーマットは、FLAC、WAV、AIFF、Apple Lossless 、MP3、WMA、AAC、さらにはDSDファイル(2.8MHz/5.6MHz)再生可能。
外装、性能ともこだわり抜いたパイオニアらしい一品です。
・ N-50A
N-70の技術を受け継いだモデル。
デジタル技術や、設計思想を受け継ぎ、部品構成などで上手くコストダウンしています。
前面部には、3.5型の液晶パネルを表示。アルバムアート、情報を表示可能、
DACは、ESS テクノロジー社製 192kHz/32bit高性能2ch DAC「SABRE32 Ultra DAC」(ES9011S)を2基搭載。L・R独立のパラレル駆動
ネットワークプレイヤーとしては、DLNA1.5に対応。
USB TypeA/TypeB端子を装備。大容量外付けハードディスク(HDD)、iPod/iPhone、USBメモリー入力、
最大192kHz/32bitハイレゾリューション音源や、最大5.6MHz DSD※2ネイティブ再生が可能なアシンクロナス転送USB DAC機能。
また、192kHz対応同軸/光デジタル入出力端子では、CDプレーヤーなどを接続し、N-50AのDACによる再生も楽しめます
フォーマットも、FLAC、WAV、AIFF、Apple Lossless 、MP3、WMA、AAC、さらにはDSDファイル(2.8MHz/5.6MHz)のネットワーク経由での再生もできます。
・ N-30
N50と同時に発表されました。
パイオニアネットワークプレイヤーの普及モデル。
とはいえ、綺麗な外観や液晶画面の搭載。DLNA対応など基本部分は受け継がれています。
画面は、2.4インチ液晶パネル。
N50との違いは、回路の分離構成や、トランス部などが簡略化されコストダウンされています。
■ USB-DAC
・ U-05

U-05は、パイオニア唯一の単体DACとして発売中、
外部からの入力が可能なUSB-DACを持ち、ヘッドフォンアンプを内蔵。
気になるデジタルメンでは、ESS社のDACを搭載。バランス出力にも対応しています。DAC部は、ESS社と交渉し、最大384Khzの公称値を保証され、初の対応発表となったそうです。
アンプ部は、AB級で、プリアンプとしても使用できる、ボリューム可変/固定選択式アナログ出力を2系統
端子も豪華で(XLR3/RCA)搭載。
ESS社のDACを搭載した海外メーカー品などは、けっこう高額ですが
U-05は、高級素材や、部品を使用し、丁寧な作り込みをしており、内容からすると、かなり安く思えるDACです。
■ ヘッドフォンアンプ
・XPA-700
「XPA-700」は、パイオニア初のポータブル・ヘッドホンアンプです。
パイオニアは、据え置きの小型DAC「U-05」が高い人気となっていますが、
今回、「XPA-700」は、持ち運び型で登場しました。
特長として、初のポタアンながら、妥協無しの作り込みで登場。
頑丈な本体。カスタマイズ可能な外観。そして高音質な
ESS社の最上位DAC搭載,プルバランス設計の回路。 DAC部は、ESS社製の「ES9018K2M」搭載、
DSD Native 5.6 MHz・PCM 384 kHz/32 bitに対応します。
豪華なのは、クロックを2基搭載。44.1k/48k系に対応。アシンクロナス転送が可能です。
内部は、フルバランス回路、4連のアナログボリュームに独立した専用アンプを搭載。
伝送は、今人気の高まっているASIOにも対応。音楽ファイルの、ハイレゾ化も可能で最大PCM384kHzまでの拡張に対応しています。
モバイルオーディオに対するパイオニアの本気と元気さを感じるアンプです。
■ ヘッドフォン
・ SE-MASTER1

パイオニアヘッドフォンの旗艦モデル。
オンキヨー&パイオニアイノベーションズ製。
製造は国内。シリアルナンバー入り。チューニングは、英国スタジオで行われました。
ハウジングはアルミ合金。ハンガーとヘッドバンドは超ジュラルミン。
フォームは三次元形状の低反発ウレタン。カバーは人工スエード。
2種類のテンションロッドが付属し、側圧を調整可能にしています。
ユニットはオープンエアー型で、
PCC処理を施した厚さ25μmのアルミニウム振動板と、PEEK複合フィルムエッジを採用した50mm径のドライバーを使用。
再生周波数帯域は5Hz~85kHz
ケーブルは,着脱式のMMCXタイプで、別売りのXLケーブルバランス接続にも対応。
■ 周辺機器
Pioneer製品に使いやすい用品を紹介します。
■ ケーブル
パイオニア 純正のケーブル。
● HDMIケーブル
・Pioneer HDMIケーブル HDC-FL
4K/24(30)p対応・ARC・3D再生機器の接続・
イーサネット伝送などに対応
フラットタイプのケーブルです。接続しやすい小型プラグ(長さ25mm)を採用
機器背面の配線をすっきりさせるL型アタッチメント付属(1個)経年劣化しにくい24K金メッキプラグを採用
細かい所まで、配慮された純正ケーブルです。
・Pioneer 変換アダプター付きHDMIケーブル 1.5m HDC-FL15MM-K
1本のHDMIケーブルで3種類のHDMI端子(標準/ミニ/マイクロ)に対応した、変換アダプター付きHDMIケーブル。
標準-マイクロ(AtoD)、標準-ミニ(AtoC)の2つの変換アダプターを同梱し、3種類のHDMI端子接続に対応
スマホやデジカメにもつなげます。
■
今回初のパイオニアオーディオ特集をお届けしました。
あなたが、パイオニアのオーディオで音楽や映像を楽しめる様に応援してます(*^_^*)
■ 更新情報
2019年03月12日 IKG削除
■ 参考 関連URL
パイオニア http://pioneer.jp