
今回は、高級な携帯音楽プレイヤーで人気の高いアイリバー社。Astell&Kernの特集です。
日本で公式に販売されているレギュラーモデル、新型機の解説や購入用リンク。そして便利な周辺機器も紹介。
■ Astell&Kernについて

アステルアンドケルンは、アイリバー社の使うブランド名。高級な携帯プレイヤーを発売し、人気が高まりました。
2012年に初の製品AK100が発表され、品のある金属製の本体や機能をもっており、そして高音質再生を可能にする性能が話題となり、音楽ファンのなかで人気が上昇していきました。
その後は上位機種が増えていき外観も豪華に。そして性能と機能を向上して順調に人気を獲得しています。現時点ではアイリバー製品の多くをAstell&Kernブランド製品が占めるようになり、同社の柱となっています。
● Astell&Kernの特長。 良いところ

現時点では、他の音楽機器メーカーや大手家電メーカーより一歩先を行っている印象を受けます。人気のDACや音楽ファンが好みそうな外観や、機能。携帯音楽プレイヤーとしてはトップクラスの性能を持つ。
強みは大容量のカードと、非圧縮や可逆形式のファイルにいち早く対応し、高音質の音楽データをプレイヤーに詰め込んで 持ち歩いて聴けるのがが魅力です。好感が持てるのは、まめにファームウェアの更新が行われ、新形式への対応や、機能追加が行われています
限定バージョンの発売では、単なる表面上の変化ではなく機能も向上したり丁寧に進化しています。レコードレーベルやバンドとタイアップし音源付属のモデルが出るなど、新しい・面白い試みもされており人気が高いのも納得できます。
元気があって、旬のメーカーになっています。
■ 2014年 発売機種とニュース

今年は、旗艦機であるAK240が登場。
そして人気モデルであるAK100と120が更新されて、第2世代モデルになりました。

各機の限定モデルも登場し、ブルーノートレーベル限定機、ラブライブ!限定機が登場。
ジャズや、マンガ、アニメファンの注目を集めています。
同社初のヘッドフォンも登場。
そして、来年発売予定の据え置き型機も発表され、新ジャンルへの挑戦をしています。
オーディオ賞も、各機が受賞しており、評価も順調に上がっています、
■ 2015年版 iriver Astell&Kern 各商品紹介、購入用リンク

各機種の特長と購入用リンクを紹介します。
■ Astell&Kern
● ポータブルプレイヤー
AK240シリーズ

同社の旗艦機。
ポケットサイズの小さなプレイヤー。高音質で、DSD形式ハイレゾ、バランス出力に対応する。

本体は豪華で、デザインはライカカメラをデザインしたこともあるデザイナーが担当しているとのこと。
ボデイ筐体はジュラルミン削りだし。 背面はカーボンファイバー。3.31型のAMOLED(アクティブマトリクス式有機ELディスプレイ)採用
DACにはシーラス・ロジック製の「CS4398」をL/R独立してデュアル構成。記憶容量は同社最大の384GB。内蔵で256GB,外部で128GBまで、対応と大容量です。下位機種より上回る点は、DSD128(5.6MHz/1bit)のネイティブ再生に対応しています。 単体のDACとしての使用も可能。機能は、WiFiにも対応。ストリーム再生やダウンロードが可能になりました。そしてイタリア高級皮革ブランド「MINERVA(ミネルバ)」のケース付属。
音楽プレイヤーとしては、大手家電のスマホ等と比較して、素材や性能とも究極とも言える豪華な内容。かなり先を行っている内容のモデルです。
・Astell&Kern AK240 BLUE NOTE EDITION

ジャズで有名なブルーノート・レーベル創立75周年を記念した、限定エディション
世界1000台の限定発売。
ブルーノート・レーベルをイメージした美しいブルー。
「BLUE NOTE」と「75周年記念ロゴ」いり。背面には、シリアル入り。

限定モデルとして、注目されるのはブルーノートの音源が付いています
タワーケースに、ブルーノートの75タイトルが入ったマイクロSDカードが付属しています。
付属品:ディスプレイスタンド(シリアルナンバー入) メモリアルブック、 アルバムイントロダクションブック
現在、楽天に在庫があります。
AK120 シリーズ
同社の最上級機とほぼ同じ性能。DACが2基搭載されています。
・Astell&Kern AK120II

AK120の最新型。第2世代となりました。
機種としては、上位機とほぼ同じ性能ながら、部品などの変更でお買い得にしたモデルです。
外観は、AK120から変更され、筐体が、縦長になりました。
上位機AK240の技術が投入され、性能機能はほぼ同等となっています。
AK240との差が有る部分は、デザイン、内部容量、DSD128(5.6MHz/1bit)のネイティブ再生は非対応です。
OSは、アンドロイドベース。
3.31型の高精細なAMOLED(アクティブマトリクス式有機ELディスプレイ)搭載、
DACは、前モデルのWolfson WM8740から、AK240と同様にシーラス・ロジック製の「CS4398」をL/R独立してデュアル構成になりました。
最大384kHz/32bitのハイレゾ音源ファイル再生に加え、DSD対応。バランス出力も可能です
容量は、内蔵で128GB,外部でSDXCの128GBまで対応単体のDACとしての使用も可能。
イタリア高級皮革ブランド「BUTTERO」のケース付属。
・AK120
2013年6月15日発売

Astell&Kern120シリーズの初代モデル
コンパクトな本体と、精悍なカラー。アステルアンドケルン製品の中でもいまでも人気が高い機種です。(現在人気3位)
大きな部分として、D/Aコンバーターを2機搭載しています。
メモリー容量は、AK100の倍にあたる64GB
今回、SDXCに対応し、64GBカードを2枚使うことで、内部メモリーと合わせて192GBの大容量が可能です
カラー:ソリッドブラック
>限定モデル
外観は、アルミニウムボディ+アルマイト処理加工。内蔵メモリが倍の128GBになりました。
nano.RIPEによる最大『192kHz/32bit』スペシャルコンテンツ8曲がプリインストールされています。
BUTTERO製のイタリア牛本革ケースが、付属
現在は、新品の在庫はないようで中古が時折出ています。
AK100 シリーズ
DACを一機搭載したモデル。
現在は、ファームのアップデートで
DSD64 (1bit/2.8MHz) 再生をサポート(PCMに変換再生。DSDファイルのギャップレス再生、Bluetooth接続再生、イコライザー機能には非対応)。
・Astell&Kern AK100II

AK100の第2世代モデル。
外観も変更され、筐体が、縦長になりました。
上位機AK120Ⅱとの違いは、100Ⅱは、カラーがブルーを採用、外観が上方向が8ミリほど短い。
DACは、前モデルのWolfson WM8740から、AK240と同様にシーラス・ロジック製の「CS4398」搭載は同じですが、シングル搭載です。
内蔵メモリは、64GB。他は、バッテリーや、音声特性が微かに違うぐらいです、
・Astell&Kern Series AK100 MK2
2013年9月13日発売

AK100 MK2は、AK100の日本限定機種として登場しました。
現在でも、アステルアンドケルン製品のなかで、トップの人気を持つモデルです。(2014年12月現在)
やや、高くなって来た同社製品の中で、買いやすい価格が強み。
DAC には、Wolfson製ハイエンド WM8740を搭載、最大192kHz/24bitのハイレゾに対応。
従来機AK100との違いは、音質面では、AK120と同様に3Ωのインピーダンスに対応しました。AK100 MKIIの為だけに専用調整されたイコライザーも搭載。
付属品も豪華です。サンディスク製の32GB microSDHC カードを標準付属、
購入時から、最大96GBの大容量メモリを使えます。 BUTTERO製のAK100 MKII限定牛本革ケースを付属。予備用の保護シートは、画面用・背面用を各2セットが付属。
カラーはソリッドブラック。
・ Astell&Kern AK100-32GB [32GB]
2012年10月27日発売
Astell&Kernシリーズ初の製品
最大192kHz/24bitのハイレゾ対応高級チップで、雑音を少なく綺麗な音で再生出来ると話題になりました。非圧縮WAVや,FLAC,APEなどの再生が可能でCDを高音質のまま、AK100に詰め込んで出掛けられます。
アルミと、強化ガラスを使い高級感のある本体で、画面は、タッチパネル。そしてダイヤル式の音量つまみを持つ。
機能として、光デジタル入出力端子による[「DDC/DACモード」を搭載。DACとして使えます。
メモリー容量は32GB。 便利な部分として、2つのSDカードスロットを採用しており、SDHC規格に対応。32GBカードを2枚使うことで、内部メモリーと合わせて96GBの大容量が実現可能です。
日本語、歌詞表示対応。Bluetooth V3.0対応
カラー:ソリッドブルー、シルバー(限定生産)、ゴールド、ブラック
ヘッドフォンアンプ
・Astell&Kern AK10
2013年11月発売
DACを内蔵したヘッドフォンアンプ。
外観は、銀の円部分がアルミ製のボリュームになってて
アナログ風の再生が可能。
内面も豪華です。DACに、Wolfson社製「WM8740」という高音質なチップが使われています。
Lightning端子に対応しており
第5世代移行のiPhone、iPod TouchのLightningコネクターに接続可能。
最大96kHz/24bitのUSB-DAC機能があり、
>限定モデル
Astell&Kern AK10ラブライブ!エディション
発売当時の価格:30,980円(税込)

『ラブライブ!』のμ’sメンバー全員とのコラボレーションヘッドホンアンプ
各キャラごとに、機種が用意され、
パッケージと、ボリューム部分のカラーが異なります。

付属ケースには、「ラブライブ!」の刻印付き。
バンダイプレミアム限定販売で、現在は売り切れ。
ネット通販サイトに中古や新古品が、時折出ます。。
■ ヘッドフォン
・Astell&Kern AKR03
JH AudioとAstell&Kernのコラボモデル・
Roxanne(ロクサーヌ)をベースにAK240専用チューンがされています。
デスクトップオーディオ
据え置き型機種。2015年発売
・Astell&Kern AK500N
2015年1月発売予定 受注生産モデル。
初のネットオーディオプレイヤー。
同社が、初めて据え置き型に挑戦する機種でもあります。
オーディオ製品として、思想も独特。、余り見たことのない形をしており、かなり独創性のある機種。
ネットプレイヤーでもあり、CDからリッピングした音楽を、内部記憶部分にため込んだり
USBケーブルメモリーや同社の携帯音楽機など、多くの製品と接続して再生を可能にする機種です。
筐体はアルミ製。、
上面に7インチのタッチパネル液晶が付けられています。
ネット上の音楽再生や、本体内のSSDに保存も可能です。
特長としては、バッテリー搭載で、ノイズ対策がされています。
10,400mAhと大きいリチウムイオン電池。
ストレージには、SSDを採用。CDドライブを搭載しており、リッピングも可能。
DACは、シーラスロジック CS4398 x2 (Dual DAC)
プリアンプも入ってて、バランス、アンバランス出力に対応してます。XLR端子も用意。
ラー:シルバー、ブラック
・Astell&Kern AK500P
2015年 発売予定
同社初のパワーアンプ
・Astell&Kern AK500P
2015年 発売予定
電源供給機。500Nと500Aに接続します。
■ アイリバー製品
タブレット
・ITQ701 WOW
アイリバーの7型タブレット。使いやすい大きさです。
売れ筋のネクサス7と比べて価格が安く、カードスロットがあるのが強み。人気の有る機種です。
記憶部分をSDカードで拡張できます。画面は、IPS方式の WXGAの ディスプレイ (1280x800)。OSは、Android 4.1
プロセッサーは、NVIDIA Tegra3。
登場時は、新型機種ゆえ、専用用品の発売が危惧されましたが
最近は、ケース類などの用品も増えて、使いやすくなりました。
ウェアラブル端末
今年から流行してる身につける端末。
運動や健康管理に使えます。
・iriverOn
iPhoneなどのスマートフォンと連動して使用する、フィットネス専用Bluetoo…
今年、登場し始めたネックバンド型の端末で、ヘッドフォンや、運動用の機能もあります。
右側のイヤフォン内にセンサーがあり、心拍数を測定可能。音楽を聴いたり、ヘッドセットとして通話も可能です。アプリ対応は、iOS 5.1以上、Android OS2.2以上。
運動向けと銘打ちながら、防水でないなど やや、弱点もあるのでこれからの進化に期待。
■ 周辺機器
アイリバー社。Astell&Kern製品に便利に使える周辺機器

■ SDカード

SDカードは、動画や写真の保存、アドレスやメールのバックアップに。
大事なデータを残せます。
メモリーは、消耗品ですし、耐久性に差が有ります。
有名、大手メーカー製で、耐久性のある商品がお勧め。
◆ SDXC
最近のスマホや携帯プレイヤーが対応している規格で、主流になりつつあります。
128GBの大容量カードが使えます。
・サンディスク ウルトラ プラス microSDXC UHS-I カード 128GB
人気のサンディスクから、出た、128GBの大容量カード。
128GBで一番人気が有るカードです。
UHSスピードクラス:Class1
>正規品 価格は上がりますが永久保証になります。
・ 東芝 microSDXC 64GB Class10 30MB/s UHS-I 防水 耐X線 日本製 TOSHIBA 海外向けパッケージ品
東芝から、SDXCカードが登場しました。
防水、耐X線、クラス10でUHSーI対応。 今では、希少な日本製です。
・Transcend microSDXCカード 64GB Class10 UHS-I対応 (無期限保証) TS64GUSDU1E (FFP)
トランセンド・ジャパン
人気が有るカード。永久保証が強み。
◆ SDHC
現在主流の、SDHC規格。容量は、32GBが上限になります
・TOSHIBA microSDHC UHS-Iカード EXCERIA TypeHD 32GB (MUH-A032G)
東芝(TOSHIBA)
東芝の新ブランド、「EXCERIA」。東芝製品の中でも、高速なクラスになります。
クラス10でUHSーI対応。防水。今では、希少な日本製も魅力です
・Transcend microSDHCカード 32GB Class10 永久保証 TS32GUSDHC10E
トランセンド・ジャパン
台湾大手メモリーメーカーであるトランセンド。現在人気が出ています。
永久保証が魅力です。
速度はクラス10。相性問題が少ないカードです。
■ ケーブル
・グリーンハウス Astell&kern AKシリーズ対応 iriver社推奨 光オーディオケーブル(光角型プラグ-光丸型プラグ) 10cm GH-CBALA0.1-BK
■ 充電器
・Anker 40W 5ポート USB急速充電器 ACアダプタ PowerIQ搭載 iPhone6/iPhone5C/5S/5/4S/4/iPod/iPad/Xperia/GALAXY/ウォークマン等対応 【PowerIQ搭載】
Anker
現在、携帯機器用に人気一位のAnker製ACアダプタ。
5口あり 容量も8Aと大きく、高速充電が可能
■ バッテリー
・SONY 薄型FLATタイプポータブル電源 7000mAh CP-F2LSAVP
ソニーが、スマートフォン用に出した、新型の大容量バッテリー。
アルミボディで、スマートフォンくらいの大きさです。
電池の残量目安を4段階通知。
【本体】入力:DC5V出力:DC5V、2ポート、2.1A(最大)
外形寸法:幅70.4×高さ130.6×奥行き12.9mm質量:198g
付属品:USBケーブル(50cm)・ACアダプター付属
■ ■ あとがき
初のアイリバー製品の特集をお届けしました。
据え置き機など、面白い製品も発表されていますので登場したら追加しますね。
■ 更新情報
2019年7月4日 KRB amz lady-n用タグを修正
2019年03月12日 IKG削除
2015年3月2日 AKR-03 KRB追加 文章整理、HR区切り追加
2014年12月15日
■ 参考 関連URL
・アイリバー 日本公式ページ
http://www.iriver.jp/