高倉健さんの作品紹介 - 観た感想やオススメ。 映画や本

高倉健 Blu-ray COLLECTION BOX

 いつでも人気の健さん。

 訃報には映画好きにかかわらず、日本人なら誰もが驚きました。 
そして今。高倉健さんのファン。そして余り作品に触れたことの無い世代が、健さんの作品に触れようと健さんの登場した、作品や著作が注目されています。

 今回は、「高倉健」さんの作品集。映像や本の案内。各製品の特長と購入用リンクを紹介します。

私が観てきた作品の感想やオススメも書いてみます。

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■ 「高倉健」さんとは 


単騎、千里を走る。 [DVD]

 日本の俳優。 誰もが知るトップスターです。

 アクション映画、歴史物。ドキュメント、感動作品。数々の映画で主演し、大ヒット作や、多くの名作を残しました。

 若い時は、年に何作も出演していましたが、晩年は作品の発表間隔が年単位で、長い時は5年くらい開く時もありましたので今の若い世代達では、健さんの映画に。触れたことのないかたも居られると思いますが、健さんの登場作は、名作ばかりですので観て下さいね。

 
● 健さんの魅力。

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私が感じる、健さんの魅力を3つ紹介しますね。

あの頃映画 幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター2010 [DVD]

 ひとつは、やはり演技力。
ちいさなシーン。演技一つ一つでも、観る私たちを感情移入させます。美味しそうに食事をしたり、言葉にはしなくても、亡くなった家族や不幸の悲しみに耐える姿は、私たちを映画の中に引き込みます。演技力の高さから、私たちが作品に没入できて、現実味が高まり作品の質を大きく高めていました。

野性の証明  ブルーレイ [Blu-ray]

 ふたつめは行動力。

作品中は、物静かで不平を言わず、逆境に耐えます。信念を貫き、もし巨悪からの理不尽な仕打ちや、圧力が仲間や家族にかかった場合は、どんな相手でも戦う 格好いい男。ヒーロー像があります。

ブラック・レイン デジタル・リマスター版 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

 3つめは、健さんのもつ、品格。

 健さんは寡黙、不言実行。家族や仲間を守る。日本人の好むヒーロー像、憧れる男性像を演じることが多くありました。
男性は、自分の憧れとして健さんを観ますし、日本人の理想、基準となっていました。


 

■ 目次

(ジャンルをクリックすると、該当項目部分へジャンプします)

1 映像作品 
 DVD、ブルーレイ、
 BOX 

2 書籍
絵本、インタビュー、追悼本  




■ 作品の感想、発売情報 - 購入用リンク


 私が観た感想も紹介しますね。
映画や作品の簡単なあらすじや、経歴。 
そして、ネット通販各社での購入用リンクも付けました。

■ 映画 

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 名作、おすすめ映画を紹介していきます。

■ DVD ブルーレイ

・鉄道員(ぽっぽや)
 1999年6月公開 

 北海道の鉄道で駅長をつとめる主人公。

 原作浅田二郎。北海道の雪景色の中で娘を亡くしてもホームに立ち続け、人生の晩年にさしかかった男のドラマ。そして、訪れる奇跡。

 ちょっと童話のようでもあり、ファンタジーっぽい展開は日本の映画にはめずらしい雰囲気をもっててだれもが、感動すると思います。 仲間の鉄道員も熱い!




・ブラックレイン
 1989年

 アクション映画の傑作です。

 ハリウッド映画で、日本を舞台にした作品。スタッフ、俳優陣も豪華です。
 日本からは、高倉健、そして、ガンを宣告されながらも、命をかけて撮影に挑んだ松田優作が登場。監督は、「エイリアン」や「ブレードランナー」のリドリースコット。音楽はハンスジマー。

 松田優作の鬼気迫る演技。しっかり支える健さん。日本の文化に戸惑いながらも、犯人を追うマイケルダグラス。 登場俳優が、みんな素晴らしくて、もうだれが主役か分からないほどテンションが高くなってます。

 2次大戦の空爆で、アメリカに恨みをもつヤクザ。アメリカの拝金主義、価値観がうみだした、日本の若者。犯罪者たち。 ~ 作品のテーマもしっかりしており、ドラマ、アクションもたっぷり。文句なしにオススメ。




・幸福の黄色いハンカチ
1977年

 わたしが、初めて健さんを見たのはこの映画でした。たしかTVで観たのですが、子どものわたしでも ”出所した男、勇作役の健さんが美味しそうに、ご飯を食べるシーン”がとても印象に残りました。またはがきの値段が分からない演技も凄いな、と思った。台分経ってから、この方が健さんだと知りました。

 出所した男が、任侠映画から転校してきた健さん本人のイメージと重なります。そしてこの映画が、健さんが現代映画で活躍し始める転向点にもなりました。

 北海道を旅する若者と、出所した男のロードムービー。
 かんたんなあらすじは、失恋し、やけになって新車を購入した若者が北海道にやってきます。同じく失恋し北海道に来た女の子。そして、出所した男が出会い、旅が始まります。 前科者と、若者の夕張に向かう旅。ちょっとコミカルな展開。しんみりした場面もありと面白い。 

 健さんが、浮つく若者(武田鉄矢)を正座させて「九州もんならしっかりせぇ」と、ラケットを持って叱るシーンや渥美清役の署長が勇作を助けるシーンなど、楽しいです。

 やがて勇作が前科者でも、人柄を信じて、まっすぐに感情をぶつける若者。 前科者の勇作は、元奥さんへ会いに行くが、『会って良いものか、待ってくれているのか』悩み続ける。約束の場所へ向かうべく勇作を引っ張り、背中を押す鉄矢たち。

 勇作の奥さん役、倍賞 千恵子さんも、綺麗で美しい。
そして迎える感動のラスト。日本映画の傑作です。




・君よ憤怒の河を渉れ
 1976年

 西村寿行原作。中国で、文化革命後で初めて公開された外国映画。

 国交や国民感情が悪化している中国ですが、健さんが亡くなった際に声明が発表されました。
中国の方々に与えた、健さんの影響と、偉大さが分かります。




・野性の証明 ブルーレイ [Blu-ray]
 1979年

 原作は森村誠一。

 閉鎖された街を牛耳るヤクザ。自衛隊の追跡。そしてかっておこなわれた、大量殺人。 ~ 理不尽な暴力と、巨大組織と戦う主人公。それは、たった一人の少女をまもるため。

 けっこう古い映画なので、閉鎖都市に近い街の設定や、自衛隊と戦うなど表現が大きすぎるところがあり、暴力表現が荒っぽいとが、ちょっとトラウマになりそうな部分もあります。

ただ自衛隊が隠匿する事件というストーリーの流れは面白く、なにより健さんが演じる主人公が、自分の罪をあがなうため親代わりに少女を守る行動や生き様は、何時の時代でも通用するテーマです。

 そして、たったひとりで”娘”を守るために戦うという設定が 健さんに合ってて、魅力のある作品です。子役を演じた、薬師丸ひろ子さんも、可愛い。

 健さんと薬師丸ひろこさんがあまり喋らないので、よけいに父と子の愛情を見せるシーンや別れで、悲しみや感動が大きくなる作品です。

 

・南極物語
 1983年

 南極を舞台に、3年も掛けて作られた大作。
興行成績一位でもものけ姫(1991年)の公開まで記録を保持しました。
 
 南極観測に連れて行かれた犬と観測員の物語。

 話の展開は、大きく分けて南極基地におきざられた犬たちの生き残るためのドラマ。そして観測隊に参加して 犬を残してきた男たちの後悔と、犬の飼い主に会いに行く謝罪旅行と平行していきまず。

 初めて見た時は、淡々としていて長いと感じ、良い映画とは思いませんでしたが久しぶりに 現在の液晶TVで、「南極物語」のDVDを見たり、ブルーレイを見ると、「こんなに綺麗な映像だったのか」と驚きました。 今見ると、氷の白と青の濃淡。透ける感じ。空撮で映し出される、巨大な表現や南極の山嶺。南極の映像に、感動します。

 映像が綺麗になったことで、登場人物の表情もよく見えるようになり、楽しんで見られます。 




・新幹線大爆破
 1975年

 映画「スピード」の元になったと言われる作品で、東京発博多行き新幹線ひかり号に爆弾が仕掛けられた。という設定。
設定をみるだけでも面白そうですね。絶賛する映画ファンや、監督が多いので私も見てみました。

 なるほど、展開はスピーディで、話に引き込まれます。そして、健さんはめずらしく犯人役なのですが、犯行にいたる動機がしっかり描かれ、感情移入し同情します。

 古い映画とおもって私も見たのですが、爆破を阻止するために、登場するアイデアやめまぐるしく変わる展開。そして犯行に及んだ人間達のドラマは見物です。 映画ファンや、映画やマンガ。話作りに携わりたい方も話作りやアイデアが勉強になり、「見ておいた方が良い」映画です。




・八甲田山
 1977年公開

 当時の配給収入第一位。

 1902年に、雪の八甲田山で日本軍が行軍中に多くの犠牲者を出した、日本の歴史でも大きな遭難。悲劇を描いています。

 黒沢映画で5本、助監督をつとめ、、日本沈没の大ヒットを生んだ森谷 司郎監督。
そして黒沢映画の撮影にも関わった、カメラマン、木村大作さん撮影。 木村さんは、冷たい水につかりながら撮影したこともあったそうです。
 
 日本映画が、本物の迫力をもっていた時代の作品。3年に及ぶ雪山での撮影。 カメラマンや俳優が激寒と戦いながら撮影した映像。人間ドラマが見物です。




・ 単騎、千里を走る。

 主人公が、余命短い息子の夢、約束を叶えるために 中国を旅する話です。

 健さんが普段から、オフの期間は、旅行を多くされていることと
中国側登場人物の多くは、素人の方が採用れており、
そのぶん、真にせまる場面もあり、ドキュメント風の雰囲気があります。





■ BOXセット

● 発売予定

・網走番外地 Blu-rayBOX

2015年5月に、発売予定。2回に渡って発売されます。

1965年公開。刑務所を舞台とする新しいスタイルの映画で。
大ヒット作品になりました。



・昭和残侠伝 Blu-rayBOX

 2015年5月に、発売予定。全9作を2回に分けて発売されます。
高倉さんの人気を高めたシリーズ。




● 発売中

・高倉健 Blu-ray COLLECTION BOX
2012年発売

 主演作が5本。『駅 STATION』『海峡』『居酒屋兆治』『夜叉』『あ・うん』
サントラCDの付録付き。




・日本侠客伝 BOX [DVD] 初回生産限定

 日本侠客伝の全11作がBOXで登場。
「日本侠客伝」「日本侠客伝 浪花篇」「日本侠客伝 関東篇」「日本侠客伝 血斗神田祭り」「日本侠客伝 雷門の決斗」「日本侠客伝 白刃の盃」「日本侠客伝 斬り込み」「日本侠客伝 絶縁状」「日本侠客伝 花と龍」「日本侠客伝 昇り龍」「日本侠客伝 刃

 初回生産限定なので、在庫は、流通分のみになります。



・高倉健 DVD-BOX
 2005年発売

 主演作が8本収録。
収録タイトル: 無宿/駅 STATION/海峡/居酒屋兆治/夜叉/海へ See You /あ・うん/四十七人の刺客



■ 書籍


● 本人著作

・あなたに褒められたくて (集英社文庫) 高倉 健 (1993/8/20)

 第13回日本文芸大賞エッセイ賞受賞。
現在、amazonの日本映画部門で、人気一位の売り上げ。

映画の俳優や、スタッフ。生活で出会った人々とのお話、家族や妻の話。
飾らない実直な語りが心をうちます。




・南極のペンギン 高倉 健、 唐仁原 教久 (2001/2/16)

絵本部門で人気一位。
健さんの、世界で体験した経験を元にお話が書かれています。




・旅の途中で (新潮文庫) 高倉 健 (2005/12)

 健さんが、旅先で出会った人や感動をつづる、エッセイ集です。




● 取材本

・高倉健インタヴューズ

 演劇部門の本で人気一位



● 追悼本




■ ■ 感想

 記事を書くために作品を再度視聴しました。改めて見ても良い作品が多い、

 健さんの映画は、時代を代表する名作ばかりです。
始めて見る方は、時代を感じて、かって、リアルタイムに観られた方でも、
今は、古い映画もブルーレイで画像も美しくなってる作品があり、新しい発見もあります。

あなたも、きっと感動するはず。 楽しんで下さいね(^^*)

■ 更新情報

 2019年03月12日 IKG削除 文章調整

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