ハイレゾから始まるオーディオブームの中で、今人気なのがDAC搭載のヘッドフォンアンプ。
PCでハイレゾ音源を楽しんだり、携帯プレイヤーと組み合わせて楽しむのが流行です。
そして、パイオニアからUSB-DAC/ヘッドホンアンプ「U-05」が登場。
「U-05」との特長と購入用リンクを紹介します。
■ パイオニア USB-DAC/ヘッドホンアンプ「U-05」 とは
「U-05」は、パイオニアの単体USB-DAC/ヘッドホンアンプ。
コンセプトは「もっといい音を楽しめる」製品。手持ちヘッドフォンで音楽を楽しめ、机の上においても調和するデザイン。
内容は 外部からの入力が可能なUSB-DACを持ち、ヘッドフォンアンプを内蔵。
注目点はESS社のDACを搭載。バランス出力にも対応。DAC部は、ESS社と交渉し最大384Khzの公称値を保証され、初の対応発表となりました。アンプ部は、AB級でプリアンプとしても使用できる、ボリューム可変/固定選択式アナログ出力を2系統。端子も豪華で(XLR3/RCA)搭載。
ESS社のDACを搭載した海外メーカー品はけっこう高額ですが U-05は高級素材や部品を使用し、丁寧な作り込みをしており、内容からするとかなり安く思えるDACです。
● 動画
Pioneer U-05 interview フジヤエービック FUJIYAAVIC
パイオニア開発者のインタビュー。フジヤエービックさん主催。
かなり、突っ込んだ内容を解説してて面白い。パイオニアのスタッフも笑顔で楽しそう。
■ 外観
電池は非搭載で据え置き型。
外観はアルミパネルを使用。筐体や端子は、アルミ素材や削りだし部品を多用し内部の部品もカスタム品が多く、音響メーカーらしい豪華な作り。PCやAV機器と組み合わせの幅が広がるように、ネジを使用しない段差のない平面天板。インシュレーターは3点式。
前面は、ディスプレイで音源の詳細情報(フォーマット、サンプリング周波数、量子化ビット数)を表示。 音質対策にオフにすることも可能。バランスヘッドホン端子は2系統(XLR3/XLR4タイプ)、アンバランスヘッドホン端子1系統を搭載。バランスヘッドホン端子はNEUTRIK製端子を採用。
U-05の特長で目立つのが「FINE ADJUSTボリューム」前面右に大小のボリュームが用意され、大きなメインボリュームで音量を大まかに決めて、FINE ADJUSTボリュームで微調整可能。デジタルボリュームながらアナログなみの調整幅を可能にしています。
入力は6系統のデジタル入力端子を装備(USB-B、コアキシャル×2、オプティカル×2、AES/EBU)
■ 内部、性能
電源部はシールドケース入りで、デジタルとアナログ部が独立。
電源コンデンサーは、パイオニアのカスタム。
● U-05の特長: DACを調整する楽しみ。
要となる、DAC部は高級オーディオでの採用が多いESS社製の8chDAC、SABRE32 Ultra DACをチャンネル毎に搭載。
デジタル面は 最新形式のDSD5.6MHz/PCM384kHzに対応。アシンクロナス転送も可能。 伝送は、今人気の高まっているASIOにも対応。音楽ファイルのハイレゾ化も可能で、最大PCM384kHzまでの拡張に対応しています。
U-05で個性の有る部分は、DACでフィルターの設定が可能。加えて通常は隠されているDACの機能が解放されています。
デジタルフィルターは3種類から好みの音質を選べるESSの持つフィルターと、パイオニア製の追加フィルターが使用可能。 ジッターノイズを軽減させる「ロックレンジアジャスト」機能も搭載。ノイズを受ける幅を絞り込み、ロックレンジを調整可能。 アナログ機器のような音を調整する楽しさがあります。そして最大384 kHz/32 bitまでアップスケールする「オーディオスケーラー」搭載。こちらもHi,Low,OFF,ダイレクトが選択可能。
■ 機能、付属品
エコ機能が付いていて、使わない時に自動で待機状態になるモードも用意されました。リモコンも付属しています。
■ ネット通販各社 購入用リンク
発売は7月31日から。
■ オプション
「U-05」に使える、周辺機器です
■ ネットワークオーディオプレーヤー
・Pioneer ネットワークオーディオプレーヤー N-50
・ Pioneer ネットワークオーディオプレーヤー N-50-K
■ ヘッドフォン
・パイオニア 密閉型ダイナミックステレオヘッドホン SE-MX9
「Superior Club Sound」シリーズ
パイオニアの現行機で、最上位機種になります
クラブミュージック向けに作られており、DJ用ヘッドホン「HDJ-2000」がベースになっています。
今風のデザインと構成ですが、凝った素材や、きらびやかで豪華な音質はパイオニアらしいものです。
スマホや、着脱ケーブルに対応
外観はシンプルですが、シリコン製のヘッドクッション、アルミハウジング、革パッドなど高価な素材を使っています。
本体カラー:黒、白、赤
・パイオニア SE-MX7
MX9と同時に出たシリーズ。
MX9との違いは、高級な素材を減らしていることと、ドライバーが4cmになり価格が下がっています。
MX7だけが持つ特徴として、ハウジングに付けられたジョグダイヤルで、低音調整が可能です。
片出し脱着コードや、アップル製品用リモコン機能ケーブルも付いてます
黒だと、落ち着いた普通のヘッドフォンの雰囲気です。
カラー:白、オレンジ、青、黒
◆ USBケーブル
・オーディオクエスト USBケーブルカーボン【0.75m・1本】【A】タイプ⇔【B】タイプAudioQuest/Carbon USB/CAR/0.75M
オーディオクエスト
■ あとがき
インタビュー動画で、パイオニアスタッフの笑顔が印象に残ります。
私も欲しいなと思いました。
■ 更新情報
2019年7月4日 KRB amz lady-n用タグを修正
2017年10月20日 文章調整
2015年2月10日 見出し HRタグ追加。 ゼンハイザー削除
■ 関連ページ
・パイオニア 製品紹介
http://pioneer.jp/av_pc/components/usb_dac/u-05/
報道発表
http://pioneer.jp/corp/news/press/index/1771
■ 関連記事
・
人気のヘッドフォンを聴きくらべ - 試聴の感想、各機種の紹介と購入リンク、おすすめ周辺機器