
AKGがヘッドフォンの最上位機種「K812」を発売します。
新しく旗艦機となるモデルで、気になりますね。
今日は「K812」の特長と購入用リンクを紹介します。

■ AKG(エーケージー)社のオープンエアー型ヘッドホン“K812”とは

「K812」 SUPERIOR REFERENCE HEADPHONES
AKGの旗艦機となります。AKGが音楽製作のモニタリングに向けて作りました。
K812はオープンエアー型で自然な再生が可能。プロ用オーディオで、日本ではヒビノから発売。
● AKGについて。

akgs / solidariat
AKGは、オーストリア 音楽の都ウィーンで1947年に設立。
スタジオや放送局で使われる真空管式のコンデンサーマイクが有名。その後にヘッドフォンも発売。
1993年からハーマンの傘下に入りました。
日本では民生機をハーマンとヒビノがプロ用をヒビノが取り扱っていました。最近はハーマンもプロ用モデルを取り扱っています。
■ 特長
K812の開封から、初見
「K812」は豪華な箱に入っており、スタンドにセットされた状態で入っています。
筐体はアルミダイキャスト製。表面はアルマイト加工。高性能部品の投入で、ハイレゾシューションに対応しています。
音質の要となるドライバーは、53mmのドライバーを採用しました。新設計でありAKG製品中で最大。磁束密度が1.5テスラと高く、銅で覆われたアルミボイスコイルを使い、最大54Khzまでの広大な周波数域での再生が可能。インピーダンスは、36オームと感度が高くなっています。
● 装着感の向上
着け心地も力が入れられています。
クッションは耳を覆うアラウンドイヤータイプ。3Dの低反発技術採用。素材に「プロテインレザー」を使用しました。天然に含まれるコラーゲンセインを融合させた人工皮革で、天然皮革に近い触り心地をもちながら、耐久性や吸湿性能が高い製品です。
● 周辺部
ケーブルの着脱部分は、LEMO端子。
木製のヘッドフォンスタンドが付属。形は「Ω」のような形状。オーストリアの職人による手作りで固有番号が付けられる。
■ 音質について
海外では既に登場。レビューを紹介。
Head-Fi
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音質は、フラットなモニター型。
K812と比較しても、明快にクリアーな音質で勝っている。透明感が高く、定位は今まで聴いた中で最高レベルである。
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高品質の、包装が素晴らしい。K812は、私が家に持って帰ってテストしたヘッドフォン中で、ナンバー1である。
音質は、K1000と比べても、K812の低音が深い。音質は中立的で、容赦なく録音の失敗を暴き出す。モニターの目的に向いている。
■ K812 仕様
感度(1kHz) 96dB SPL/mW
再生周波数帯域 5Hz~54kHz 最大許容入力 300mW インピーダンス 36Ω
イヤーパッド : アラウンドイヤー、着脱式、合皮製
入力コネクター ; 3.5mmステレオ・ミニプラグ(金メッキ) ケーブル ; 着脱式、片出し
質量 : 398g(除ケーブル)
付属品 3mストレートケーブル(OFC)、木製ヘッドホンスタンド、 標準プラグアダプター(ねじ固定式、金メッキ)
アルミ合金ヨークとハウジングをふさぐカーボンファイバー製キャップ。交換用のケーブルや、イヤーパッドが付属し長期間使えるようになっています。Alcantara製のイヤパッドは日本ではエクセーヌ(Ecsaine)として、東レが開発・展開しているスエード調人造皮革。ヨーロッパ向けにははアルカンターラ(alcantara)として販売されています。
付属品:6.3mm標準プラグアダプター (Part No: HPAQA1)、交換用両出しケーブル (Part No: HPASCA3)、交換用アルカンタラ製イヤパッド (Part No: HPAEC1540)、ジッパー式保管用ハードケース (Part No: HPACC3)
■ 販売情報 購入用リンク
海外では$1500ほどで販売され日本の販売価格は¥ 150,000と差は無い。
• AKG Superior Reference Headphones K812
2月14日発売
AKGヘッドフォンの最高級機。
>ネット通販購入用リンク
■ 関連商品
AKGの発売してる、姉妹機・兄弟機を紹介します。
•【国内正規品】 AKG Reference Studio Headphones K712PRO
812が出るまでは、最上位機種で旗艦機でした。
4万円台とヘッドフォンとしても高級機ですが、amazonのモニターヘッドフォンの販売ランキングでも、10位以内に入っている人気機種です。
■ 更新情報
2018年8月2日 文章調整、ヤフオクリンク削除
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