Olasonic 「NANOCOMPO」特集 - 試聴の感想と解説 +購入リンク、おすすめ周辺機器


NANOCOMPO
東和電子 Olasonic NANO-COMPO プリメインアンプ NANO-UA1

 最近は机の上に載るような小さいオーディオ機器が人気です。
 そんな中登場したのがOlasonic「NANOCOMPO」。CDケースの大きさを持つ可愛い本体で、人気が高い製品です。

 今回はNANOCOMPO特集。現在登場しているナノコンポ各製品の特長と動画、実際に聴いた感想を紹介。購入リンク、そして便利な周辺機器も案内。

■ はじめに Olasonic(オラソニック)とは。


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20100515T142555_D700 / wajun


 オラソニックは東和電子のブランド。東和電子は日本の設計技術会社です。
電気回路のプリント基板設計、ソフトウェアの設計、電気回路設計、マイコンソフト設計が柱。現社長の山本 喜則さんは元ソニーの技術者。

 オーディオブランド「Olasonic(オラソニック)」は、既存製品で高音質機や高級機のないジャンルに挑み、はじめにPCオーディオの高音質製品が選ばれ市場へ投入されました。 2010年4月1日に卵型スピーカーのTW-S7を発売し、買いやすい価格で独特の設計と高音質で人気が出ました その他には、雑誌「Digi Fi 」の付録で、アンプの開発に協力したり、情熱のある活動が行われています。

2017年10月に東和電子が「Olasonic」ブランドをインターアクションに譲渡しました。





● NANOCOMPO(ナノコンポ)とは

Olasonic
Olasonic / Norio.NAKAYAMA


 NANOCOMPOは2013年から発売。

 メーカー指針は、 据置型オーディオ機器が持つべき条件として「可能な限り小さく」「美しいたたずまいで、バリュー感があり」「大型商品に負けない音質を備え」「パソコンとの親和性が高く」「買い足して行ける統一されたデザインと操作性を持ち」「縦置きでも使え」「手持ちのCDも生かせる」。

 実機は名前通り小さいコンポ。縦と横幅が15㎝で、CDジャケット(12㎝)より少し大きいサイズ。本体はアルミ筐体。カラーはプラチナホワイトとシルキーホワイト。光沢がある白でなかなか綺麗。

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 内面は今人気のハイレゾ対応。そしてデジタル部に有名なTI社バーブラウンのチップなどを採用し高音質。

 そして電源部に大きな特長が有ります。プリメインアンプとパワーアンプでSCDS(Super Charged Drive System)を採用。小信号時に余る電気を大きなキャパシターに蓄え、大信号時には大きな電流を供給。


■ ナノコンポの楽しみ方、オススメ



・ナノコンボを鳴らしているようす

 小さなナノコンポは、おしゃれに気楽に楽しむのに向いています。デザインは、小さくモダンで威圧感がない。

 そして可愛くても高音質。ナノコンポの前に座ってじっくり、ヘッドフォンでしっかりと聴きたい方に向いてます。小さな空間で音楽を心地よく聴ける、”和風の粋(いき)”を持つ。 「茶室でお茶を楽しむ」いった感じです。 

sound-64.png■ 試聴 


Olasonic オラソニック プリ/パワーセパレートアンプセット NANO-DA1 (プラチナホワイト)

 実際にナノコンポの音を聞いてみました。

試聴する前は、ナノコンポの小さな本体から、本当に「価格なみの音がでるのだろうか」と思っていましたが、ナノコンポの実力はとても高いものでした。 

● 試聴機 プリメインアンプ NANO-UA1 CDトランスポート NANO-CD1スピーカー
ソニー MDR-1RMK2 ゼンハイザー HD598。

・ スピーカーでの音。



 スピーカーは、KEFの卵型スピーカー「E301」を使用。
デジタルアンプの実力発揮で、ボリュームを変化させても音は崩れません。 一般家庭やマンションなどで聴く場合には十分な音量。やや大きいなと思う音がボリュームの11~2時くらいで出ます。E301も頑張って、クラシックを響かせてくれます。

・ ヘッドフォンの音 



 ヘッドフォンで聴いてまず感じたのは、音のきめの細かさ。 解像度が高く密度も高い。音の繋がりが良い。 他のヘッドフォンやCDトランスポートの組み合わせで聞こえなかった音域がナノコンポでは出て、ヘッドフォンが活き活きと鳴ります。解像度が上がり楽器の余韻まで良く聞こえる。

 CDトランスポート部のアップサンプリングが効いています。「大型のコンポに勝つ部分が多い」配線の短さや回路の合理化。小型が強みに感じます。 クラシックだとトライアングルが鳴った後に、音が震えるのがわかります。ヘッドフォンのオススメはMDR-1R。 デザインや快適性をとるならHD598です。


■ 感想

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 ヘッドフォンでも、小型スピーカーでも 整った音が聴くことができました。
音の印象はソニーに似ていますね。綺麗でかための音です。ただしナノコンポのほうが繊細できめが細かい。

 デザインや大きさが強みです。小ささを活かして、仕事しながら机上で「ナノコンポ」を使うのに向いていると思う。あと日常では、部屋の隅に置いたナノコンポの前で、ちょっとひと休みしてクラシックや好きな音楽を、楽しむのに向いてます。

Olasonic USB DAC内蔵プリメインアンプ NANOCOMPO NANO-UA1a プラチナホワイト NANO-UA1a


■ 各モデルの特長と、性能の説明、 購入用リンク 



NANOCOMPO-UA1 / Norio.NAKAYAMA


 NANOCOMPOは、主にDAC,アンプを中心に発売中。

 各機種の説明と購入用リンクを紹介。
前半はナノコンポ本体。後半は周辺機器集です。

● 購入用リンクの使い方 

商品写真と、横の商品名リンクは、基本としてamazonへのリンクです。
なお他のネット通販販売品を見たい場合は、
○○で検索をクリックすると、通販サイト内からの検索結果を表示。


■ セット品 


・プリ/パワーセパレートアンプNANO-DA1
2014年7月発売

Olasonic オラソニック プリ/パワーセパレートアンプセット NANO-DA1 (シルキーブラック)

 セパレート式のプリパワーアンプ。

既発のプリアンプ機能搭載D/Aコンバーター「NANO-D1」と、ステレオパワーアンプ「NANO-A1」を組み合わせたセットです。
セットで買うと価格が、2万円もお得になります。






■ プリメインアンプ 


・NANO-UA1a
2014年11月

Olasonic USB DAC内蔵プリメインアンプ NANOCOMPO NANO-UA1a プラチナホワイト NANO-UA1a
Olasonic USB DAC内蔵プリメインアンプ NANOCOMPO NANO-UA1a プラチナホワイト NANO-UA1a

 今年登場した新型。プリアンプ部門で、人気一位になっています。
UA1の上位モデルになります。音質の要となる部分に変更が行われています。

新たにDSD形式。 2.8/5.6MHzに対応しました。
そしてクロックを3個使用。USB入力の44.1kHz、48kHz系に対し各1個ずつ、COAX/OPT入力を含めた全ての信号が通過するレート・コンバーター用に1個。普通はクロック多くても2基搭載の場合が多く、NANO-UA1aは豪華。音質に大きな影響を与える、ボリュームには、『TI社製Burr-BrownブランドのPGA2310』を使用。ヘッドフォンアンプ部に、音量に応じて動作を変更するハイブリッド構成になりました。
プリント基板は、35μm厚銅箔4層基板を採用、アースと電源供給用を独立させています。

 変更内容が、多く充実しているのに、価格の上昇はわずか5千円に抑えられており、お買い得感がある機種。

カラー:プラチナホワイト、シルキーブラック







・Olasonic NANOCOMPO NANO-UA1

東和電子 Olasonic NANO-COMPO プリメインアンプ NANO-UA1
東和電子 Olasonic NANO-COMPO プリメインアンプ NANO-UA1

 「UA-1」は、USB DACを内蔵したプリメインアンプ。
携帯音楽機器やPC、ネットオーディオを楽しめます。ヘッドフォンアンプもあるので、単体で音楽を楽しむことも可能、

 気になるデジタル部は、USB対応サンプリング周波数は96kHz/24bit、デジタル同軸/光入力は192kHz/24bitに対応し、PCオーディオのハイレゾ音源対応。 また、UA1側のクロックで動作させる、アシンクロナス(非同期)で、ジッターを防いでいます。 音質の重要な部分である、DAC部は Texas Instruments社製のPCM1792。IV変換回路にはOPA2132を使用。パワーアンプは、デジタルでTI社製TPA3118使用。ヘッドフォンアンプもOPA2132を使用。



ボリュームはリモコン操作可能。
カラー: プラチナホワイト、シルキーブラック






■ ヘッドホンアンプ内蔵 USB D/Aコンバーター 


・NANO-D1

東和電子 Olasonic NANO-COMPO DAコンバーター NANO-D1Olasonic NANO-COMPO DAコンバーター NANO-D1

 ナノコンポ第3弾。DAC+プリアンプ。
「ヘッドホンアンプ」「D/Aコンバーター」に加えて、「プリアンプ」としても使用できます。 

 パソコンと繋いで、デスクトップオーディオを楽しむのに便利です。他には、CD再生機やネットワークオーディオ機と繋いで使えます。

 USB、光デジタル、同軸デジタルの3入力に対応。USB入力は「96kHz / 24bit、192kHz / 24bit」の選択が可能。 動作は、すべての入力を192kHz/24bitにアップサンプリングし高音質化可能。アップサンプリングはTI社製Asynchronous Rate Converter SRC-4392を使用。

 音質の重要な部分となる、DAC部には「UA-1」と同様のTexas Instruments社製のPCM1792、IV変換回路には「OPA2132」。パワーアンプは、デジタルでTI社製TPA311。ヘッドホンアンプ部も「OPA2132」使用。

 価格が、5月9日に2万円値下げされて買いやすくなりました。






■ パワーアンプ


・Olasonic NANOCOMPO NANO-A1

Olasonic NANO-COMPO パワーアンプ NANO-A1
Olasonic NANO-COMPO パワーアンプ NANO-A1

 シンプルな外観が綺麗なパワーアンプ。

 SCDS方式により56W+56Wの高出力。
パワーアンプは、デジタルアンプで、評判の良いTI社製TPA3118使用。(NANO-D1と同様)
またステレオ/バイアンプ/モノラルのモード切替えがあり多様な楽しみ方、将来性を持つ。





■ CDトランスポート


・ CDトランスポート NANO-CD1

東和電子 Olasonic NANO-COMPO CDトランスポート NANO-CD1

 世界最小サイズの据え置き型CD再生機。
ナノコンポ中で、唯一単独で音楽再生が出来る、ヘッドユニットになっています。

東和電子 Olasonic NANO-COMPO CDトランスポート NANO-CD1

 液晶画面搭載で曲情報、再生状態の表示が可能。CD挿入口はスロット式で縦置きも可能。

 特長は、アップサンプリングが可能。背面のスイッチを切替えしてCDの44.1kHzに対し、88.2/96kHzへのアップサンプリングし音質の向上と、音の変化を楽しめる。

再生可能メディアはCD、CD-R、CD-RW、ハイブリッド SACDのCD層に対応。
デジタル出力端子は、COAXIAL(RCA)、OPTICAL(角型)。アナログ出力は省かれました。






■ ネットワークプレーヤー 


・OLASONIC NANO-COMPO ネットワークプレーヤー NANO-NP1

東和電子 Olasonic NANO-COMPO DAコンバーター NANO-D1
東和電子 Olasonic NANO-COMPO DAコンバーター NANO-D1

 現在、AV機器で音の入り口として人気の高いジャンル”ネットワークプレイヤー”のナノコンポ版です。
世界最小の大きさが特長。 LAN上にあるデータファイルの音楽再生に使えます。

 本体は、セレクターのみ。スマートフォンやタブレットからアプリで操作します
性能面の特長としては、ハイレゾに対応。そしてアップサンプリングが可能です。DAコンバーターは非搭載。

カラー;ホワイト、ブラック。







■ ヘッドホンアダプター 


・バランス型ヘッドホンアダプターNA-BH1

5種類のコネクターに対応するヘッドフォンアダプター。流行のバランス駆動に対応しています。

外観は、アルミ無垢削りだしの筐体

 機能はヘッドフォンとスピーカーを使い分けるために「パススルー端子」及び「スピーカーON/OFF スイッチ」を装備。

対応コネクター: LR独立型3 極XLR コネクター、LR一体型4 極XLR コネクター
LR独立型3,5φ コネクター、LR一体型4 極2.5φ コネクター、LR一体型角型コネクター





■ 周辺機器 


 ナノコンポにおすすめ、似合う周辺機器を紹介。

■ スピーカー

・KEF LS50(50th Anniversary Model・ペア)2

 オラソニックのナノコンポ展示会や、紹介で繋がれていたスピーカー。LS50

KEF創立50周年モデル、BBCモニターの銘機「LS3/5a」の後継機種として開発。





・ハヤミ工産【TIMEZ】NXシリーズ 小型スピーカースタンド [2台1組] NX-B300

スピーカースタンド部門で人気一位、。





・KEF E301(ペア)
KEF

 今回試聴に使いました。ナノコンポと合わせやすい大きさ。
スタンド付きで、デザインの良さと、設置に融通が利きます。
丸いスピーカーで、定在波や、箱鳴りがなく
音場が自然に広がります。






・Olasonic カナル型ヘッドホン TH-F4N


Olasonic 音茶楽 TH-F4N / Norio.NAKAYAMA


オラソニックと音茶楽株式会社が作った製品
音茶楽は、元ソニーの山岸さんが代表取締役 音響技術開発担当。

 TH-F4Nの特長はツイン・イコライズド・エレメント方式。ドライバーを二つ使い、音質向上を図っています。ソニーっぽい。

付属品;コンプライフォームイヤホンチップ T-200 M/Lサイズ、マイクロファイバークロス、収納缶、取扱説明書兼保証書







■ あとがき

Olasonic USB DAC内蔵プリメインアンプ NANOCOMPO NANO-UA1a プラチナホワイト NANO-UA1a

 可愛いナノコンポ。 わたしが、ナノコンポを聴いた感想は、小さくおしゃれな本体で、小さいスペースでも充実した音を聞いて楽しめる事に感動しました。

 高価なオーディオ機器は、買うのに勇気が要りますが、ナノコンポなら頑張れば手の届く価格。 綺麗な外観を持ちそして高音質。小回りのきくメーカーだからこそできる大胆な発想の外観や回路。かつきめの細かい仕上げの製品。「日本に、生まれて良かった」と思う製品です。

 さて。ナノコンポが欲しい方にカラーは、2色用意されてい、黒が後発で販売されています。黒も高級オーディオの雰囲気が出ていて格好いい。 正規販売店も多くあります。試聴もできるし是非試して見て下さいね。



■ 更新情報

2019年03月12日 IKG削除
2017年10月17日 文章調整、ヤフオクリンク削除、ブラックモデル追加
2015年06月22日ヘッドフォンアダプター追加。 ソニーヘッドフォンKRB削除
2015年03月01日 画像追加
2014年12月11日 見出し追加、文章整理 NANO-DA、NANO-UA1a追加
2014年05月14日 試聴の感想追加。 オススメ周辺機器追加,NANO-NP1 追加 AZL大画像追加、差し替え,動画整理


■ 関連URL

・公式サイト
http://www.olasonic.jp/

 >公式ニュース Olasonic ブランド事業譲渡に関するお知らせ
https://www.olasonic.jp/press/20171013_olasonic_press.pdf