Lepai
![[lepai ta2020a+ NFJ 9lot]DSC_0734.tibi.jpg](https://analog-to-digital.up.seesaa.net/my_pic/5Blepai20ta2020a2B20NFJ209lot5DDSC_0734.tibi-thumbnail2.jpg)
今回は、Lepaiの小型オーディオアンプを紹介します。
Lepaiのアンプは 小さい本体で必要な機能だけに絞られ、
パソコン用からピュアオーディオまで使え、音質の高さと買いやすい価格で世界で人気が高い製品。
Lepaiアンプ特集。特長と製品の種類や購入リンク。 そして便利な周辺機器を紹介。

■ Lepaiアンプについて。 特長と人気

Lepai LP-168HA
Lepaiは、中国メーカーBukang Technology社の使うブランド。
Bukang Technology社の規模は日本での町工場くらいの会社。Lepaiブランドのアンプは本国や日本、アメリカ、イギリスでも販売され、家庭や車載用のオーディオアンプに試用可能。日本とアメリカamazonのコンポーネント機器部門で一位と人気がある。
日本ではアンプ「LP-2020A+」「LP V3」の2機種が特に人気が高い。
海外では色違いも含めて20種くらいの機種が売られています。多機能機種も存在しており、例えばUSB/MP3/SDに対応しFMチューナーを備えた面白い製品もあります。
■ Lepaiの特長と使い方
Lepaiを鳴らして楽しんでいるところ。
かってパソコンで音楽を聴いたりゲームや動画で音を出す時は、アンプ内蔵スピーカーの組み合わせが定番でした。最近は低価格なアンプが登場し、PCオーディオの人気と合わせ注目度が高くなってます。
アメリカのサイトを見ると、ガレージでLepaiアンプをスピーカーにつけて鳴らしたり、車載用に使う人も多い。日本のオーディオ好きには、低価格を利用し機器や部屋毎にアンプを用意したり、スピーカー毎にアンプを切り替え楽しむ方も多くいます。
人気の高さは、多くがD級動作方式のアンプ(リーパイは該当モデルでT級と呼ぶ。)でコンパクト。音質も良く低価格。外観はアルミ部品も使い見た目も良い。そして音の要部分に高額なオーディオ機器でも使われるTripathのICやJRCなど有名メーカーのチップを使用している機種・ロットがある。低価格ゆえの貧弱な部分が有るものの、簡単な構造が生み出す音質の良さが魅力。
中華アンプでは低価格帯の品揃えで、弱点は価格なりの部分があり品質が不安定。~また旧型では電源投入時のノイズも弱点でした。 ただこれもチップやコンデンサーを交換して音質変化を楽しむ方もいるし、最近ではショップ独自の対策品が発売されました。
人気製品の宿命として、コピー製品が多いのも難点。
例外は一時流通した”L-pay”そして現在の”Lepy”は、中国内の商標問題を解決するための名前で本物です。
● 世界での販売と、日本販売の経緯
![[lepai ta2020a+ NFJ 9lot]DSC_0728.tibi.jpg](https://analog-to-digital.up.seesaa.net/my_pic/5Blepai20ta2020a2B20NFJ209lot5DDSC_0728.tibi-thumbnail2.jpg)
2010年 日本のNFJ社がLP-2020A+の取り扱い開始
2011年 NFJが協力し改良。選別品を販売。その後、NFJとLEPAI間でフィードバックがなされ品質が向上。
2013年 アメリカで公式サイト 開設。テキサス州ヒューストンにある流通会社が取り扱い。アメリカで販売している製品が分かるようになった。
2014年 USでの取り扱い製品が縮小しLP-2020A+1機種のみとなる。2017年に閉鎖。
日本で公式サイトがオープンしたものの、取り扱いは1機種のみ。
2015年 1月にNFJが第9ロットを発売。LEPAI製品の販売が終了。
中国で公式サイトが開始。ただし商品紹介はそっけない。
通販で一番人気のわりには、情報が少なくて相変わらず謎が多いメーカー。
■ Lepai 各モデル紹介。
各モデルの特長と性能、購入用リンク
![[lepai ta2020a+ NFJ 9lot]DSC_0729.tibi.jpg](https://analog-to-digital.up.seesaa.net/my_pic/5Blepai20ta2020a2B20NFJ209lot5DDSC_0729.tibi-thumbnail2.jpg)
日本で販売されている機種を紹介。
以前US公式にカタログ掲載されたモデルと非掲載の物に分けています。
前半はアンプ本体。後半は周辺機器集。
項目内は 上位機種や発売順。
● 購入用リンクの使い方
商品写真と横の商品名リンクは、基本としてamazonへのリンク。
なお他のネット通販販売品を見たい場合は○○で検索をクリックすると、通販サイト内からの検索。
注意点:旧型Lepai製品は電源ACアダプターは別売。なるだけ同梱品を紹介しました。→アダプター単独は記事後半のコーナーで紹介
■ 人気モデル
リーパイで人気が有るモデル。
価格、シンプルさ故の音質が魅力です。
● 2020、2024系
LEPAIの主力。
■ 新型 TA-2024搭載機
• 新モデル Lepy LP-2024A+(ブラック) デジタルアンプ+ACアダプタ12V5A LP-2020A 後続機
LEPY


人気モデル、2020Aの後継。2015年3月頃から国内で流通しています。
2024AでもAmazonのパワーアンプ部門で一番の人気です。
LP-2024A+も2020Aとほぼ同じ仕様。
低価格で小型。低発熱でありAV機器での使用はもちろん、マルチアンプやカーステレオ。オーディオ素材として楽しめる機器。他の中華アンプがあまり搭載していない音質調整とトーンダイレクトがあるのも特長。 この辺りが旧来のオーディオファンを巻き込んで人気がある理由のひとつでしょう。
2024で変更は、外観は天板と前面パネルのメーカー表記がLEPYに変更。
内面の違いはTA2020から2024に変更されました。TA2024もデジタルアンプで人気が有るチップで、MUSEやTopping社のアンプにも使われています。基本としてNFJ別注モデルの変更を継承。歴代の変更点を見ると、中身の構成や基板が新しくなるにつれ綺麗になり部品の質も向上。
初期の頃はオペアンプがソケット化されましたが、後に直づけタイプに変更。なお特定ショップによりソケット型も併売。登場時から千円ほど値下がりしているのと 最近はACアダプターが付属しているようでお買い得感が増してます
[追記] 2017年06月
内蔵チップが安定してない。初期はTA2024だが、現在は公式にも未掲載。
カラー;黒、銀
> 付属品が多いタイプ
ACアダプタ、RCAコード、ピンプラグアダプタ付。
● 新型 オペアンプ交換可能タイプ
• Aoki新モデル Lepy LP-2024A+(ブラック) デジタルアンプ+ACアダプタ12V5A(PSE認証取得済) LP-2020A 後続機(安心な6カ月保証付き)
LEPY


Aokiストアが販売。人気を上げてきているモデル。
このAoki販売品は、オペアンプがソケット式で交換可能なタイプ。
PSE認証取得12V5A電源アダプター及び中身確認のミニドライバー付属
注意点として、オペアンプがNE-5532と書いてますがよく変更されます。8月時点でJRCの4580Dを使用。
記事執筆時点(2016年12月)時点での仕様です。オペアンプ交換タイプがほしい方は、仕様を確認してくださいね。
■ 前モデル TA-2020搭載機
• Lepai デジタルアンプ LP-2020A+ TA2020-020


Lepaiを代表する製品であり、日本でも人気の高い機種。
品薄でランキングが時々下がるが、長く通販のアンプ部門などのランキングで首位になるモデル。
筐体はアルミ製。前面パネルはヘアライン仕上げで綺麗。
機能は前面に音量、低音と高音調整。トーン回路のバイパスボタンが付く。
特長はアンプIC ”TA2020-020”を採用。歴史の長いチップで、自作アンプでも人気が高い。トライパス社独自のデジタル電源処理技術を取り入れ、20W/ch連続平均2チャネル出力可能。 同社がクラスTと呼ぶアンプは、D級アンプの電力効率とAB級アンプのオーディオ忠実度を可能にします。
音は、価格から考えれば十分な内容。
独特の音で、レスポンスが良くまとまってる。解像度も高めで聴き疲れしにくい音。弱点は部品や電源部が小さくて、大音量で余裕が無い感じ。価格から考えれば、入門用やとりあえずオーディオ用アンプが欲しい方には十分なレベル。
LP-2020A+の販売価格は、ここ1年で2500~3200円位で変動。
新モデル2024Aへの移行で市場在庫のみと思われ、いずれは無くなる製品と思われます。
• 価格変動グラフ
データ
入出力: 2chステレオ(20W+20W) @4Ω RCAステレオ入力、ステレオミニジャック入力
12V5A ACアダプター付属
カラー:ブラック、シルバー
* 2017年6月 チップ構成は、記事執筆時のUS版の物。変わる可能性があります。
>ネット通販リンク
● バリエーション
• 第九ロット最終版『Lepai LP-2020A+@NFJストア別注モデル』 ※本体のみ/電源別売り※ Tripath TA2020搭載/トーンコントロールorダイレクト2WAY切替機能付き
![[lepai ta2020a+ NFJ 9lot]DSC_0734.tibi.jpg](https://analog-to-digital.up.seesaa.net/my_pic/5Blepai20ta2020a2B20NFJ209lot5DDSC_0734.tibi-thumbnail2.jpg)
![[lepai ta2020a+ NFJ 9lot]DSC_0736.tibi.jpg](https://analog-to-digital.up.seesaa.net/my_pic/5Blepai20ta2020a2B20NFJ209lot5DDSC_0736.tibi-thumbnail2.jpg)
NFJ別注モデルの最終版。
市場のTA2020部品在庫が無くなってきたため、今回ついに最後のカスタムモデル販売。ヤフーでは1時間で売り切れ。amazonに在庫があります。
私も購入しました。(*^_^*)
5年にわたって改良されてきた、別注モデルの集大成で、数々の変更がされています。
*追記 最近はプレミアが付いてます。
• 第八ロット!小型デジタルアンプ 『Lepai LP-2020A+@NFJストア別注モデル』 ※本体のみ/電源別売り※ Tripath TA2020搭載/トーンコントロールorダイレクト2WAY切替機能付き
Lepai
LP-2020Aを、販売しているNFJストアの別注品。
amazonのプリメインアンプ部門で、人気一位になってます。
天面にNFJ Editionのロゴいり。中身はコンデンサーやボリュームが変更されており、また弱点であったポップノイズを抑制する保護機能搭載(遅延リレー回路x2)。
[販売終了]
• Lepai TRIPATH TA2020 Class T Mini
Amp Hi-Fi Stereo Audio Amplifier
フロントパネルに光る7色のライトがあり、夜綺麗。
軽く強いアルミ合金製ケースに入っています。
2016年現在、TA2020チップ搭載のLepaiアンプが無くなったことからプレミア価格となってます。
[在庫無し]
■ Vシリーズ
LP-20XX系と並んで人気が有るシリーズ。一時期はV3Sシリーズの方が人気が有りました。
• 2013年 NEW VERSION【LEPY LP-V3S】POWER IC TA8254使用 小型ステレオアンプ ブラック 並行輸入品
LEPY


人気モデル V3の後継機。
デジタルの趣が強いTA2020,2024と異なるアナログよりの音質で、長く人気が高いモデル。2016年でもAmazonのアンプ部門で良く一位を取る。
いまだBOSE社パワーIC TDA8566使用の紹介文がありますが、これは前モデルV3の紹介を掲載しており誤記。
2013年に登場。ICに東芝のTA8254を使用。2016年にはTDA7377。ICの部品選定は固定されておらず安定してません。オペアンプは、JRC4558。
旧モデルとの違いは、ケースからBOSEの文字が無くなりメーカーはLEPY表記に。 内部基板も変わり、部品も変更され改良。
最近は、円高で2000円を切るくらいに下がりお買い得感があります。
カラー: 黒、銀
• Lepai LP-V3 25W*2 小型アンプ+【PSE規格】12V5Aアダプター付属
lepai-TDS


LP-2020A+と並んで人気の高い機種。
フィリップス社のICTDA8566)が使われています。
LP-2020A+ よりも、5W出力が大きくなりました。 また商品差があるものの、電源投入時のノイズが少ない場合が多いようです。
[在庫無し]
■ LP-168系
• Lepai LP-168HA
2013/12/18発売


現在、人気が上がっている機種。 アマゾンのパワーアンプ部門で2位。
黒い精悍な本体が魅力。
入力は2種類(3.5mmミニプラグ、RCA)があり便利。
特長としてバス用の出力付き。サブウーファー出力は、前面に独立したつまみでレベルやクロスオーバー調整が可能。背面にはUSBポートがありスマートフォンやMP3プレーヤーなどデバイスへの充電が可能。
ステレオ出力:2×40W MAX・サブウーファ出力1×68W MAX(電源に依存してパワー出力)
箱を見ると、3色。灰、銀、黒色が用意されています。
* ACアダプターは別売
■ オールインワン - 一体型多機能機種
Lepaiアンプは、車載用に作られていることから、
チューナーや、メモリープレイヤー搭載機があります。
車載用デザインのモデルを紹介。
• Lepai LP-S60
![Lepai LP-S60 4 x 25W Desktop Amplifier with Remote/USB/MP3/SD/FM by Dayton Audio [並行輸入品]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/416fa%2Bv5qrL.jpg)
リーパイ製品の中では、最上位機種となる一体型多機能機種。
アメリカでは70ドルで販売。
外観の特長としてディスプレイがあり、動作モードや曲時間の表示が可能、
4チャンネル、25W出力が可能、MP3デコーダーを搭載しSD,USBに対応。
FMチューナーがありスキャン機能で5局をプリセット可能。
販売データ
2016年1月23日 Amazonに在庫有り
2015年2月26日 販売店無し
2014年5月12日 現在 楽天に在庫有り
■ カタログモデル - その他
アメリカ公式のカタログでは、取り扱いされてない機種。
流通量の少ないモデル群です。
■ 無線搭載機
• Lepy LP7498E+ Class D デジタル アンプ Bluetooth機能付き 200W
2015年11月


現行機種。下のLP7498Eのアップデート版
Bluetooth : Class 2 A2DP,AVRCP
• Lepai LP7498E 200W Class D Digital Amplifier with Bluetooth (Black/Silver) by Lepai [並行輸入品]
2013年8月発売
Lepaiでは、新しめのアンプで出力も大きめ。
デザインも厚めのフロントパネルを持ち高級感が出ました。出力も大きくLEPAI製品では上位機種。100Wx2のデジタルアンプ(クラスD)。Lepai初のBluetooth搭載が特長。Aptxに対応。
前面パネルには、電源とBluetoothの切り換え用トグルスイッチ。
チップはST社のTDA7498E。新しめのアンプであり内部のレイアウトが綺麗です。
カラー;黒、銀
[販売終了]
■ パワーアンプ+その他の機能
日本では販売数の少ないモデル。
米国もしくは日本の発売順に並べています。
• Lepai LP-600
2016年9月追記 US2014年6月発売


車載用一体型デザインでは、新しいモデル。
特長は、液晶表示パネルを持ち情報量が多くなってます。
ステレオアンプと一緒にFMチューナー、SD / MMCカードやUSBスロットがありMP3再生が可能。赤外線リモコンを組み合わせて使用可能。
FMチューナーがあり、FM用のロッドアンテナ付き。周波数は日本と少し異なる。
フロントは音量ノブのまわりに操作スイッチを配置。
モード切替、曲操作、ラジオ操作が可能。5バンドイコライザー搭載。
出力はやや大きめの25Wx2
リモコンが付属します。
• Lepai LP-A2USB + 12VのUSB MP3カードハイファイステレオアンプデジタルパワーアンプ15W * 2オーディオアンプ付きスピーカー保護
2016年6月 アメリカ。8月から日本で販売。


Lepaiではリブ付の筐体が多いのですが、A2はシンプルで精悍なデザイン。
表記がLEPYで、新しめのモデルのようです。

ケースにはMOS-FETの表記。
フロントには、USB端子がありリモコンが付属。
チップには、パワーICにJRC4558。ローパスフィルターにTDA7056。デコーダーにはAU6860F使用
出力は12X2。4Ω。
20ドルほどの価格で、リーパイでも安めで買いやすいモデル。
カラー;銀
• Lepai LP-269FS 4 x 45 Watts Mini Amplifier with Remote USB/MP3/SD and FM by Lepai
![Lepai LP-269FS 4 x 45 Watts Mini Amplifier with Remote USB/MP3/SD and FM by Lepai [並行輸入品]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41PL37e2vvL.jpg)
現行機種。リーパイでは、新しめのデザインで多機能な機種です。
前面のボタンは高音、低音、ボリュームコントロール。そしてモード切り換えや局選択ボタン装備。ポップス、ジャズ、クラシック、ロック設定のEQを搭載しリモコンから設定可能。
背面はライン入出力、スピーカーアウト(4チャンネル)、アンテナ端子。45Wx4チャンネルアンプ。
ステレオアンプと一緒にFMチューナー、SD / MMCカードやUSBスロットがありMP3再生可能。 FMチューナーは30曲プリセット可能。赤外線リモコン付属。
• Lepy LP-A7


Lepai A7は、多機能モデル。
写真だと大きく見えますが、リーパイらしい小ぶりなアンプ。
リーパイの人気モデルTA2024AやV3Sと比べると、幅が2センチ大きく奥行きが2センチくらい小さい。
筐体はアルミ。特長は表示パネルがあります。周波数の表示や入力の表示か可能。出力は15WX2
前面のボタンは高音、低音、ボリュームコントロール。電源スイッチは無く、音量つまみを上げるとオン。そしてモード切り換えや曲選択ボタンがあります。ラジオのプログラム選択や周波数切り替え兼用。
SDカードスロットと、USB端子有り。
背面はライン入出力、ミニジャック入力。(4チャンネル)、アンテナ端子。
リモコン付属。
• Lepy LP-V9S Hi-Fi ステレオパワーデジタルアンプ USB SD DVD CD FM MP3+リモート
LEPY
2014年6月24日発売


2014年発売の新しい機種。リーパイ機では多機能機で、安くても機能を詰め込んだ雰囲気が魅力。
従来機種A68の進化版で、メモリー再生やラジオ機能が付いた機種に、リモコンや表示部を付けて強化。
新しい部分は、前面パネルが白&ボリュームが黒になりました。なかなか格好いい。 あと前面右上に、一列に並んだ音量メーターがあり曲に合わせてランプ数が増減する。 メモリースロットの下に表示パネルが追加。音量やグライコのゲイン。AUXのソース表示可能。メモリー使用時には曲番号、再生時間表示。イコライザー使用時の設定が見れる。
電源は左下のボタンを長押し。調整機能は高音,低音および音量ボリューム。EQ(イコライザー)も搭載しボタンから設定可能。

注意点としてFMの周波数は日本と少し異なります。
あと機能が多めになった反面、ハムやホワイトノイズが多め。チューナーからノイズが入るようで、ユーザーによっては内部をカットして対策するようです。 Lepaiらしい割り切った作りの製品で価格と機能に魅力を感じる方向け。
• Lepai デジタルアンプ LP-A6 USB/FM 2 x 15W USB/MP3/SD/FM リモコン付属 ブラック
2014年3月14日
A-68にそっくりで価格も安い。
• ACアダプター付属 ミニアンプ 【2.1ch】 Lepai LP-838 ステレオ & SUPER BASS
海外 2012年発売


車載アンプで人気一位。外周が丸くて可愛い。 カバー色が異なる製品も存在する。
特長は低音用のスーパーバス端子を装備。製品案内によると「スーパーウーハー用にメインアンプより独立したICチップを採用した 本格的な2.1CHアンプ。 テレビなどで映画を楽しむAVアンプとして最適」。
使用部品が明記されておらず固定していないモデル。最近流通している製品は、部品点数が大きく減っているようです。
国内ではPC部品で有名なGREEN HOUSEも販売しており、買いやすい機種。
• Lepai LP-A68
2016年9月追記 US2012年7月発売

リーパイ製品の中では多機能で面白い機種。日本でもやっと販売されるようになりました。
Lepai LP-A68はステレオアンプと一緒にFMチューナー、SD / MMCカードやUSBスロットがあり、MP3再生が可能。赤外線リモコンを組み合わせて使用可能。FMチューナーがあり、FM用のロッドアンテナ付き。周波数は日本と少し異なる。
フロントは高音、低音、およびボリュームコントロールがありポップス、ジャズ、クラシック、ロック設定のEQを搭載しリモコンから設定可能。
• Lepai LP-268
2013年4月発売
かなり安い価格で販売されている。アメリカのアマゾンで人気6位。
特長は、低音増強用(バスブースト)のボタンつき。
三洋チップ搭載。コストダウンでの使用部品の変動が多く、商品の個体差が激しい。現在はアンプICに、AN7190を使用。
• Lepai デジタルアンプ LP-A6 FM 2 x 15W FM
記事追加 2016年9月 US発売 2011年10月



長く日本では見かけなかったモデル。
下で紹介しているLP-A6にラジオを追加している。
チューナー搭載機ですが、切り替えがボタン式。Lepyらしいデザインを保っています。チップは三洋のLA4636を使用。出力は15x2(W)
筐体はアルミ。前面パネルの左端が周波数。入力切り替え。音量つまみと両脇に高低音調整。音量ボタンに青色LED内蔵。FMチューナーを内蔵し、88~108Mhz対応。アンテナコードが本体から直接出ている大胆仕様。
• LEPY 高品質HIFI デジタルアンプ オーディオアンプ LP-808
アメリカでの発売日 2011年10月23日


Lepaiでは初期のモデルで、現在はかなり低価格な機種。アメリカでは10ドルで販売。出力は20WX2。チップは三洋 LA4636を使用。
筐体はアルミ。前面には高音、低音、およびボリュームコントロール搭載。
808独自の機能として、電源ランプと音量ランプがあります。音量を上げるとランプの光る個数が増えてインジケーターとなる。 あと低音増強(バスプースト)ボタンがあります、
カラー:シルバー、黒
• Lepai デジタルアンプ LP-A6
US取り扱い2011年10月12日


Lepaiでは、初期の頃からあるアンプ。かなり価格が安い。
大きさは、トーンダイレクトスイッチがない分、LP-2020Aよりも更にコンパクト。
筐体はアルミ。LEPAIでは珍しいセンターボリューム配置、左右にトーン調節つまみ。ボリューム外周リングが赤と青に、左右の赤色LEDが激しく点灯するという謎仕様。車載用に派手にしていると思われます。
米国ではパワーICがLA4636の表記。ユーザーコメントによると、最近ではTDA7266SAになってるようです。
米国ではブルーの筐体モデルが2014年に発売されており、未だ流通している。
余談ですが派生モデルとして、A6FMというボタンが一つ多いチューナー搭載モデルが存在していたようです。
■ Lvpin
caiyun というメーカーが使っているLepaiのコピーブランドが”Lvpin”
機種は、2020Aの他にも、A68などで見かけます。
• Lvpin モデル LP-2020A+ (黒(ブラック))
Lvpin by Caiyun SGY-NET Package
Lepaiのコピー品 第6世代(2~3世代前)くらいのコピー
カラー:白、栗
[在庫無し]
■ 周辺機器
Lepaiaアンプを使う時に便利な用品
■ 電源
Lepai製品は、電源のACアダプターは別売です。
2016年頃から付属する場合も出てきました。
アダプターはLepaiの取り扱いに慣れているNFJ社によると動作は12V~13.5V。最低でも2Aで4V前後が推奨。
出力の小さいアダプターだと、アダプターか本体のICを破壊する可能性があるので注意。 高額なノートパソコンの電源を購入して使う強者もいます。ACアダプターは中国製品が多くて品質にムラがある。使用を開始する時は近くにいてようすを見ましょう。
• 新製品 NFJ推奨ACアダプター [適合機種:LP-2020A+@NFJストア別注モデル/FX202J等用]
ANTHIN
NFJ推奨のACアダプターが発売開始。
NFJ独自検査で、表記通りの仕様であることを確認済み。
特長として、ACコンセントに挿してから約2秒後にLEDランプが点灯し、出力する凝った仕様。価格も普通。
製品仕様:定格DC12V/3A、センタープラス、外径5.5mm×内径2.1mm
対応機種(NFJ取り扱い製品):Lepai(Lepy)LP-2020A+@NFJストア別注モデル、FX-AUDIO- FX202J/DAC-X3J/DAC-X5J、S.M.S.L SA-36A PRO、他DC12V入力対応機器
• 【PSE規格品】12V5A 汎用 ACアダプター ノイズフィルターつき
TDS-Original
Lepai用のACアダプターで人気の有る製品。出力が5Aと大きめ。PSE規格準拠。ただし、トラブルもあるので覚悟が必要。(^_^;)
• BrilliantPlans PSEマーク取得品 ACアダプター 12V 5A ノイズフィルター付き フェライトコア付き Lepai LP-2020Aに
BRILLIANT PLANS
[販売終了]
■ ケーブル
Lepaiは音声ケーブルが付いてないので、手持ちの物を使うか、購入が必要です。買い換えにも使えるように、オススメのものを紹介します。
• 小柳出電気商会 ヘッドホンケーブル(3.5mmステレオミニ-3.5mmステレオミニ) HPC-35/
オヤイデ
ちょっと音質を向上させるのに、向いているケーブル。
価格に対して性能が高いと評判が良い製品。
• audio-technica GOLDLINK Fine ステレオミニ(オス-オス) AT544A
オーディオテクニカ
ステレオケーブルで評価の良い製品。ケーブル部門で人気一位。
携帯用音楽機器との接続用や、ヘッドフォン用ケーブルにも人気です。
チタン配合シースOFC(無酸素銅)線。金メッキ接点。
私も買ってみました。音質はちょっと高音寄りですね。
長さ:1m、1.5m、3m
● ステレオ Y字ケーブル
• オヤイデ オーディオケーブル(3.5mmステレオミニ-RCA×2) HPC-35R
長さ:1.5m、2.5m
• audio-technica GOLDLINK Basic ピン×2-ステレオミニ
オーディオテクニカ
GOLDLINKのY字ケーブル版
チタン配合シースOFC(無酸素銅)線。金メッキ接点。
長さ 1.0m、1.5m
● 分配
• Victor ステレオミニジャックX2 - ステレオミニプラグ(0.25m) [TWC-12A]
JVCケンウッド
分配ケーブルで、長く販売されている製品。
安価な製品より、低ノイズで精度が良いです。
■ スピーカーケーブル
• audio-technica GOLD LINK Fine スピーカーケーブル 3.0m AT567S/3.0
オーディオテクニカ
AVメーカー製のケーブルで一番人気。
素材はチタン配合被服、ケーブルはOFC
長さは3mと100mリールが販売中。5m、10mは生産中止
■ バナナプラグ
スピーカーコードの接続を、簡単にするためのアクセサリー。
(Lepai製品は非対応。改造するか、スピーカー側で使えます)
• audio-technica ソルダーレスバナナプラグ AT6302
バナナプラグで人気一位。コネクタ部分の後ろから、スピーカーコードを差し込み、外周リングを締め込むだけ。
4本セット
• audio-technica ソルダーレス バナナプラグ AT6301
こちらは、軸部にプラのカバーがあり、ショートしにくい。
初心者でも扱い易くなってます。
■ オペアンプ

オペアンプがソケット化されている初期モデルは、オペアンプが交換可能。
基本は、前段増幅に使用します。トーンコントロール部分をも交換したい場合は、2セット必要です。
■ バーブラウン OPA627
オペアンプで、有名な存在。
バーブラウン社製で、誘電体分離プロセスで作られました。価格が高いのが難点。
OPA627の有名な逸話として、マークレビンソンにも使われたそうです
OPA627は、流通している種類が多く、有名な品を紹介します。
• OPA627AU
OPA627のSOIC(ちいさいサイズ)
OPA627AUは、一回路なのでDUAL DIP変換基板を使って2回路とし、既存チップと交換可能になります。TA2024の場合はダイレクトと、トーンコントロール部にオペアンプが使われているので ダイレクト部の交換だけでも構いませんが、トーンコントロール部も変えたい場合は2セット必要。
私も使用しています。音の解像度とスピード感が増します。
改造としては簡単で価格も安く。効果も高くてお勧め。
しろくま工房さん販売品が、LEPAIの第9ロット/リミテッド・カスタムに使われているオペアンプと同一品と思います。
*注意:差し替えが可能なのは、LP-2024Aの初期型や特定ショップ販売機のみ。オペアンプが基板直づけの場合は、基板の改造が必要です。
● 工具
最近のリーパイは、ケースにトルクスネジが一部使われているので
ケースを開ける場合は、特殊工具が必要です。
• AC6088A 38in1特殊ドライバーセット トルクス ヘクスローブ 六角棒 Y型 三角ネジ 五角 ペンタローブ プラス マイナス iphone5 アイフォン ハッピーセット コンパクト
アカウント株式会社
特殊ドライバーのセットで人気の品。
■ 販売と価格
日本で買う方法は、主に輸入販売店からになります。
● 価格: 人気製品で競争も激しく、海外で販売されている価格とほとんど差がない。
人気製品LP-2020A+だと、記事を書いてる時点で、アメリカでは27ドルで販売。現在の為替だと日本と価格差がほぼありません。
中国製で安いとはいえ、価格も輸入の手間や販売,出品手数料,送料。返品,交換費用を考えると販売業者さんも大変そう。
■ 中国製アンプについて - 私の考え方とおすすめ

![[lepai ta2020a+ NFJ 9lot]DSC_0736.tibi.jpg](https://analog-to-digital.up.seesaa.net/my_pic/5Blepai20ta2020a2B20NFJ209lot5DDSC_0736.tibi-thumbnail2.jpg)
TA2020を使用したアンプが、ネットの比較テストで高評価を受ける件も見受けられます。
「10倍の価格差のアンプより良い」とか「某ハイエンドアンプに勝った」とか・・・。私たちからすると『3000円くらいで高級機の音が出る』と期待します。しかし、これはただし書きがあるのに注意。感覚としては「コンビニに行くのに、自転車とフェラーリが競争して自転車が勝った!」という感じでしょう。
私の感想は「Lepaiのアンプは、小音量の再生と特定の音楽ジャンルで、時に価格が上のアンプに勝る部分がある。」というのが正しい。 ~「全ての面で、高額なアンプに勝つか?」と聴かれれば、私は「絶対に無い。」と断言します。高級アンプにある音の響きや深み。余韻。音の美しさ。そして大音量時の余裕ではかないません。
日本の家電や音響メーカーの品質管理はレベルが非常に高い。安価なAV機器には素材や部品の質。耐久性や精度など品質のムラ、安全性や保証で劣る部分が必ずあります。簡単にいえば、日本メーカーが関わるアンプなら多くの機種は10~20年は使えるでしょうが、中華アンプはどれだけ持つか疑問です。
考え方として、TA2020を使った高級アンプを購入するのは勇気がいりますし、基盤と部品だけの自作キットでも1500~5000円位する。ケースに入れるともっと高くなる。 Lepaiなら「自作キットを中国で組み立ててくれている」「アンプの素材として使う」という気持ちで購入すれば、過剰な期待をして落胆したり腹が立つたりしないはず。
AV機器を安く手に入れられて、スピーカーもつなげられて。オーディオを楽しめるという立ち位置で考えると面白く魅力があります。
実際、私も机の上に置いて使っており一番活躍しているアンプ。
良い点と悪い点。その部分さえうまく抑えて使い分ければLepaiは、数千円で音楽に触れる楽しみを提供してくれる。
かってのオーディオファンが、腕試しに使ったり旧来機種のアンプ置き換えに暫定で使うのにも充分でしょうし、初めてAV機器に触れる、オーディオ入門機として楽しむのに良い機種です。
■ あとがき
この記事はLEPAIの人気が出始めた2014年から、3年間にわたり調整、追記しています。
過去のカタログとして役立つように、あまり完全にはしていません。
購入や維持の参考になれば幸いです。
• 記載について
一部に、リンク先もしくは同製品海外販売サイトデータを引用しています。
なお引用時に引用先の表記が誤記の場合でもそのまま転載し、記事中で修正されてない場合が有ります。
また仕様変更や取り扱い店で部品や付属品が変更される場合が有ります。
リンク先商品記載について、購入時の疑問や不明点は、販売にお問い合わせ下さい。
■ 更新情報
2019年03月12日 IKG削除
2017年06月11日 2017年版のリンク追記,トライパスチップ記載について確認。チップ解説表記を追記。文章調整。タイトルに年度追加
2017年05月04日 文章調整,整理。AMP対応でHRタグからフォントサイズ削除。BrilliantPlans アダプタのリンク削除、2024Aリンク切れ差し替え。2017版へ移行
2016年10月26日 Aoki製LP-2024Aオペアンプ交換可能型追加。オペアンプと工具追加
2016年10月13日 区切り線SKE追加、ヤフオクリンク削除、文章調整さやさん画像追加
2016年02月01日 日本・世界発売の経緯を追加。小区分追加=無線搭載機 発売時間順に製品を並べ替え。LP-600,LP-A7.LP-A2追加.LP-A6FM,7498E,購入用リンク追加.V3S情報追記
2016年02月01日 LP7498EA,LP7498E+,LP-269FS,LP-A6追加 168HAリンク変更.
文章修正
2016年1月23日 在庫切れ商品のリンク削除、商品変更 新モデル追加 V3S 2024A 入荷モデルリンク追加
2015年02月26日 文章整理、7net削除、LP-808,V9S追加、クラスTミニ販売無しリンク削除、
2015年02月23日 NFJ推奨ACアダプターと用品SPケーブル追加
2015年01月31日 音の感想、解説を追加。
2015年01月26日 NFJ別注モデル 第九ロット情報追加 在庫切れ製品のリンク差し替え
2014年11月10日 NFJ別注モデル販売終了 2014年版追加 ノイズ対策追記
2014年06月14日 発売順に製品をソート。NFJ別注モデル追加。旧モデル在庫切れ製品リンク削除。
2014年05月12日 電源についての注釈、メーカー解説「Lepy」追加。 LP-2020A+、AZL大画像追加、在庫情報追加
2014年04月03日 ライバル機種を削除
2014年04月03日 SA-36A購入リンク追加,新型追加。 LP-A6追加,周辺機器ケーブル追加
2014年02月20日 KRB追加 商品切れ製品に新規リンク追加 LP168-HA、LP-A68,LP-S60、Lvpin追加 公式リンク追加
■ 関連URL、参考サイト
• NFJ| 中国滞在中Kのブログ。 Lepai LP-2020A+のコピー品caiyun Lvpin CY-20Aについて
• NFJとLEPAIの歩み(2014年3月最新版)
• プロセッサー データシート TA2020-20
■ 関連記事
LEPY記事には、現行機を扱った新しい版が有ります。
→•2017年 LEPY 現行モデル紹介。特長と購入用リンク +歴史やおすすめ点